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ディンバン

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放課後

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ー放課後ー
キーンコーンカーンコーン

やっと放課後だ。委員長という職から解放され、今日の仕事任されっぷりを振り返って居ると知らない人に声をかけられた。

「君、太田啓介君だよね?」

「?はい、そうです」

「良かった!帰ってなくて。走ってきた甲斐があったよ笑」

「間に合ったのなら良かったです。それで僕に何か御用ですか?」

「あっごめんごめん、先に自己紹介するね。僕の名前は3年の植田涼介。気軽に涼介って呼んでくれたら嬉しいな^^今日は君に用事があって来ました。よかったら帰りながら話さない?」

「えっと…は。はい?」

急な展開に頭が追いつかずとりあえず植田先輩と一緒に帰ることにした。
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