タイムスリップしてしまいました。

ki-kun

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第1話

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 1.この世界に満足してるか
 2.こんな世界で何をしているのか

こんな質問をされたら貴方ならなんて返すだろうか。大概の人が答えることができないと思う。それか、考えたこともない、考えたくもない、という答えもあるかもしれない。
そう、自分がやりたいことも明確にできていないのに、好きなことで生きていきたいとうたう世界。
そんな世界の何が楽しい?何が幸せ? 

 ここまで話を進めてから言うのもなんだが。質問の返しなんてどうでもいいのかもしれない。
                       …なぜなら…

"そんな質問に答えたって何の意味もないのだから"


◆ ◆ ◆ ◆ ◆

「異世界に行って、チートスキルで世界とか征服してみたいなぁ」
ーと独り言をぼやく少年が一人。
狭い部屋にアニメのポスターを張り巡らされている。最新のゲーム機は大体揃えられていて、真っ暗な部屋で一人ゲームをする少年は言う。
「学校で猫被る生活なんてもううんざりだ!」

少年ーアキ。14歳。学校では友達が多数。いわゆる陽キャ。趣味はスポーツ全般と勉強。と言うのは表向きだけで本当はゲームと寝ることだけが趣味。
いたって普通な中学二年生
               ・・・ だった・・・

◆ ◆ ◆ ◆

さて、私が先ほどした2つの質問だが、実は答えは簡単だ。簡単すぎる。幼稚園児でもわかる…とまではいかないかもしれないが、とにかく誰でもわかる。というか、もう答えを言っているようなものだ。
"そんな質問に答えたって何の意味もないのだから"私がそう考えてるのに変わりはない。しかしそれには少し誤りがあった。
                           そうだ


  ・・・世界が変わればいいんだ・・・


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 

ーここは一体何処なんだ?


 少年はそんな言葉を言わざるおえない状況にあった。状況を説明すると

朝起きたら見知らぬ街の端にいた。
                     ↓
                そして今

ということだ。そうつまり。
*何もわかっていない*

「どういうこと?どうなってんの?」

この反応が当然だ。まだ中学生の少年がいきなり見知らぬ街に放り出されたら頭が「?」で埋まるのも無理はない。

「異世界召喚されたのか!?」
「んなわけないかー」

などとブツブツ喋っていると、ある事に気がついた。

「言語が同じだ」

そう、街ゆく人が喋っていると言語は日本語だった。あたりを見渡すと平仮名やカタカナ、漢字も使われていた。しかし、所々に見たことがない単語が書かれていた。

「つまりこれは異世界じゃない!」

異世界ものといえば言葉は通じるが文字が違うというのが普通である。しかしこの世界は言葉も文字もほとんど変わりがなかった。

「じゃあ本当にここってどこぉぉぉぉ!?」

自分の見知らぬ街ではあるが言語や文字はなんら変わりのない世界。
                  ーだと思っていたー 

「ん?なんだこれ」

道に落ちていた新聞を見てアキは言った。

「2100年!?」

2100年 12月1日 と新聞に書かれていたのだ。

「今年からエイプリルフールって12月1日になったんだっけ?」

すでにアキは"現実逃避"を始めていた。

「嘘…だよな……?」

   "未来にきてしまったということへの"




  
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