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わたくしは姫様を応援します
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花祭り前日。
私は攻略対象サマたちに渡す花を見繕うため、姫様とディラスと共に街へ買い物へ行った。
ちなみにディラスの乱入は完全に想定外だ。
遡ること一昨日――花祭りを3日前に控えた日のことであった。
私は朝、姫様とたわいもない会話をしながら朝食を取った。その日のメニューは美味しい肉と美味しいパンと……失礼、話が逸れた。
とにかく朝食時、姫様がボソリと零した言葉を、私は聞き逃さなかった。
「……花祭り、どうしましょう」
その『どうしよう』は、誰かに花を渡そうか迷っているのか、あるいは特定の誰かにどんな花を渡そうか迷っているのか、一介のメイドである私には到底見当もつかなかった。しかしただひとつ言えることは。
「憂いた顔の姫様も素敵ですのね……」
いつもなら、すっとした鼻筋に、御髪に、瞳に、至るところにキラキラ眩しい光が当たって、まばゆくオーラを放っているのに。
今日の姫様は、何というか……いつもなら光で気にならないはずの影が、姫様の麗しいお顔を覆ってしまっているような。
「姫様をこのような憂い顔にさせる不届き者は誰かしら……わたくしが直々にぶん殴ってやる……」
ゆらりと立ち上がると、姫様に「どうどう」と宥められた。
「コホン……お見苦しいところを失礼しました。それで姫様、つかぬ事をお伺いしますが」
「えぇ、どうぞ」
「姫様が迷っているのは、『誰かに渡す渡さない』というものなのか、『どこの馬の骨とも知れない輩に花を贈るか贈らないか』というものか、どちらでございますか?」
そう尋ねれば、姫様はしばし迷い――
「後者、かしらね」
と、影を落としていた顔を、わずかに赤くしながら言った。恥じらいながら。
「……どこの馬の骨とも知れない輩に、ですか?誰ですか姫様?」
そう笑顔で(決して黒くはない、真っ白だ)聞けば、姫様は私の勢いに気圧されたのか、わずかに顔を青くしながら「…………よ」と、蚊の鳴くような声で言った。
「……え?」
「だから……っ、ディラスにと、言っているでしょう……!」
先までうっすら青かった顔は一気に茹で上がり、さながらリンゴかイチゴか、それくらいにまで真っ赤になった。
「…………そうでしたか。姫様が選んだ相手なら仕方がありません、わたくしは全力で応援したします」
「……ほ、本当に……?」
「えぇ、だってわたくしは姫様と一心同体のようなものです。姫様が思ったことはわたくしの思い。姫様が誰かを殺めろとご命令なされば、あるいは誰かが姫様を泣かせたら、わたくしはその人間を何の躊躇もなく殺せる人間なのですよ」
そう言えば姫様は若干引いたような笑いを見せた。
「そ、そう……ありがとう、わたしをそこまで真っ直ぐに思ってくれて…………敵になったら厄介な人ね」
「えぇ、わたくしは姫様のメイドですもの」
最後に聞こえた一言は聞こえないフリをした。
姫様が朝食を食べ終えたのを確認し、私は勢いよく立ち上がる。
「……では姫様、行きましょう」
「一応聞いておくわ、どこにかしら」
「それはもちろん、花屋さんです!」
そう言って私と姫様ふたりで意気揚々と部屋を出て、城を出るために門を通り……そしてそこで、ディラスに話しかけられた。
「あれ、何なにふたりとも何処行くの?オレついてくよ?」
「お断りします。護衛でしたらわたくしで十分です」
そう、実は私は護身術程度ならできる――というのは謙遜だ。姫様の護衛をしているディラスにも引けを取らない、下手したらそれ以上の実力を持っている。どころか、私は王立騎士団の団長に一太刀くらいなら入れれる自信がある。
とまぁ話が少し逸れたが、とにかく……姫様はディラスに想いを寄せている。ディラスの誘いを無下に断るのもどうだろうか。
「……でもまぁ、人が多いに越したことはないでしょう。特別に許可して差し上げます、わたくしは。どうですか、姫様。コイツがついてくるとほざいてやがりますが」
「そ、そこで話を振りますか……!?」
姫様はしばし迷って、口を開いた。姫様の顔はうっすらと赤い。
「……ディラスさんがいいなら、いいのではないでしょうか」
「……とのことですので。姫様の寛大さに感謝なさい」
「……っ、あ、うん。ありがとねアイリスちゃん。……ありがとうごさいます、姫様」
明らかに私に対するものとは違う笑顔を見せたディラス。
(……あれ、好感触じゃない?もしやこれはディラスが姫様に対して恋心を抱き始めた、的な……!?)
喜びに打ち震えながら私は歩き始めた。
姫様と、ディラスと、3人並んで。
「あ、そういえばふたりとも何処行く予定だったの?」
「花屋です」
「あぁ、花屋…………って、花屋ぁ!?もしかして花祭りの!?」
「それ以外に花屋に行く用事がありますか。馬鹿ですね、貴方は」
「……アイリスちゃんと話してると一々イライラするなぁ……まぁいいや。そういえば姫様――」
よし、こっちも好感触だ。
私の攻略対象サマから嫌われるという計画はひそかに続いていたのだ。
攻略対象サマから嫌われれば私がハッピーエンドを迎えることはなく、私の存在価値は『姫様に会うと隣にくっついている虫』程度のものになる。最高じゃないか!私はその程度の認識で構わない、姫様の幸せを見届けられるなら存在価値なんて必要ないのだ。
私はディラスに対して、今まで以上に冷たくあしらうようになった。そうすれば彼から私に話しかけてくることはないだろうと思ってのことだ。
「……って、そうこうしてるうちに花屋に着きましたけど。オレは外で待ってた方がいいですか?」
「えっと……一緒でも、構いませんよ」
「やった、じゃあオレも一緒に行きますね」
……おっと、これは私は邪魔してはいけないやつか?
「姫様、わたくしは別の店にも用事があるのでここでお別れでもよろしいでしょうか?」
姫様にそう問えば、「えっ……」と明らかに寂しそうな表情をした。
「…………用事があるのなら仕方ないですね。昼食は……」
「わたくしは久々に庶民的な料理を楽しみたいので街で食べる予定です。もし城で昼食を取るのでしたら、一旦帰って準備しますよ」
「……なら、わたしも街で食べるわ」
「一緒に行きますか?」
「…………」
私には分かる、一緒に食べたいけどディラスとも食べたいというその気持ちが!
「分かりました、では城で合流にしましょう。わたくしは街を適当にぶらついてから、頃合いを見計らって帰りますね。ディラスがついていれば大丈夫ですから、安心してお買い物を楽しんでくださいね」
「えぇ……ありがとう、アイリス」
「礼には及びませんよ、姫様」
私たちはそこで別れた。
私は久々の街にかなりテンションが上がっていた。
「いぇーい!下町やっほい!」
などとメイド服を着たまま言っていれば、さすがに街の人から浴びせられる視線は冷たかった。
帰宅後、姫様に今日の話を聞いてみた。しかし「あの……」「その、何といいますか……」と言葉を濁されまくったので何となく察した。
これはきっと、いやほぼ確実に……ディラスルートに入った。
ということはつまり、私の『国外追放エンド』が目の前に迫ってきているということだ。
私は攻略対象サマたちに渡す花を見繕うため、姫様とディラスと共に街へ買い物へ行った。
ちなみにディラスの乱入は完全に想定外だ。
遡ること一昨日――花祭りを3日前に控えた日のことであった。
私は朝、姫様とたわいもない会話をしながら朝食を取った。その日のメニューは美味しい肉と美味しいパンと……失礼、話が逸れた。
とにかく朝食時、姫様がボソリと零した言葉を、私は聞き逃さなかった。
「……花祭り、どうしましょう」
その『どうしよう』は、誰かに花を渡そうか迷っているのか、あるいは特定の誰かにどんな花を渡そうか迷っているのか、一介のメイドである私には到底見当もつかなかった。しかしただひとつ言えることは。
「憂いた顔の姫様も素敵ですのね……」
いつもなら、すっとした鼻筋に、御髪に、瞳に、至るところにキラキラ眩しい光が当たって、まばゆくオーラを放っているのに。
今日の姫様は、何というか……いつもなら光で気にならないはずの影が、姫様の麗しいお顔を覆ってしまっているような。
「姫様をこのような憂い顔にさせる不届き者は誰かしら……わたくしが直々にぶん殴ってやる……」
ゆらりと立ち上がると、姫様に「どうどう」と宥められた。
「コホン……お見苦しいところを失礼しました。それで姫様、つかぬ事をお伺いしますが」
「えぇ、どうぞ」
「姫様が迷っているのは、『誰かに渡す渡さない』というものなのか、『どこの馬の骨とも知れない輩に花を贈るか贈らないか』というものか、どちらでございますか?」
そう尋ねれば、姫様はしばし迷い――
「後者、かしらね」
と、影を落としていた顔を、わずかに赤くしながら言った。恥じらいながら。
「……どこの馬の骨とも知れない輩に、ですか?誰ですか姫様?」
そう笑顔で(決して黒くはない、真っ白だ)聞けば、姫様は私の勢いに気圧されたのか、わずかに顔を青くしながら「…………よ」と、蚊の鳴くような声で言った。
「……え?」
「だから……っ、ディラスにと、言っているでしょう……!」
先までうっすら青かった顔は一気に茹で上がり、さながらリンゴかイチゴか、それくらいにまで真っ赤になった。
「…………そうでしたか。姫様が選んだ相手なら仕方がありません、わたくしは全力で応援したします」
「……ほ、本当に……?」
「えぇ、だってわたくしは姫様と一心同体のようなものです。姫様が思ったことはわたくしの思い。姫様が誰かを殺めろとご命令なされば、あるいは誰かが姫様を泣かせたら、わたくしはその人間を何の躊躇もなく殺せる人間なのですよ」
そう言えば姫様は若干引いたような笑いを見せた。
「そ、そう……ありがとう、わたしをそこまで真っ直ぐに思ってくれて…………敵になったら厄介な人ね」
「えぇ、わたくしは姫様のメイドですもの」
最後に聞こえた一言は聞こえないフリをした。
姫様が朝食を食べ終えたのを確認し、私は勢いよく立ち上がる。
「……では姫様、行きましょう」
「一応聞いておくわ、どこにかしら」
「それはもちろん、花屋さんです!」
そう言って私と姫様ふたりで意気揚々と部屋を出て、城を出るために門を通り……そしてそこで、ディラスに話しかけられた。
「あれ、何なにふたりとも何処行くの?オレついてくよ?」
「お断りします。護衛でしたらわたくしで十分です」
そう、実は私は護身術程度ならできる――というのは謙遜だ。姫様の護衛をしているディラスにも引けを取らない、下手したらそれ以上の実力を持っている。どころか、私は王立騎士団の団長に一太刀くらいなら入れれる自信がある。
とまぁ話が少し逸れたが、とにかく……姫様はディラスに想いを寄せている。ディラスの誘いを無下に断るのもどうだろうか。
「……でもまぁ、人が多いに越したことはないでしょう。特別に許可して差し上げます、わたくしは。どうですか、姫様。コイツがついてくるとほざいてやがりますが」
「そ、そこで話を振りますか……!?」
姫様はしばし迷って、口を開いた。姫様の顔はうっすらと赤い。
「……ディラスさんがいいなら、いいのではないでしょうか」
「……とのことですので。姫様の寛大さに感謝なさい」
「……っ、あ、うん。ありがとねアイリスちゃん。……ありがとうごさいます、姫様」
明らかに私に対するものとは違う笑顔を見せたディラス。
(……あれ、好感触じゃない?もしやこれはディラスが姫様に対して恋心を抱き始めた、的な……!?)
喜びに打ち震えながら私は歩き始めた。
姫様と、ディラスと、3人並んで。
「あ、そういえばふたりとも何処行く予定だったの?」
「花屋です」
「あぁ、花屋…………って、花屋ぁ!?もしかして花祭りの!?」
「それ以外に花屋に行く用事がありますか。馬鹿ですね、貴方は」
「……アイリスちゃんと話してると一々イライラするなぁ……まぁいいや。そういえば姫様――」
よし、こっちも好感触だ。
私の攻略対象サマから嫌われるという計画はひそかに続いていたのだ。
攻略対象サマから嫌われれば私がハッピーエンドを迎えることはなく、私の存在価値は『姫様に会うと隣にくっついている虫』程度のものになる。最高じゃないか!私はその程度の認識で構わない、姫様の幸せを見届けられるなら存在価値なんて必要ないのだ。
私はディラスに対して、今まで以上に冷たくあしらうようになった。そうすれば彼から私に話しかけてくることはないだろうと思ってのことだ。
「……って、そうこうしてるうちに花屋に着きましたけど。オレは外で待ってた方がいいですか?」
「えっと……一緒でも、構いませんよ」
「やった、じゃあオレも一緒に行きますね」
……おっと、これは私は邪魔してはいけないやつか?
「姫様、わたくしは別の店にも用事があるのでここでお別れでもよろしいでしょうか?」
姫様にそう問えば、「えっ……」と明らかに寂しそうな表情をした。
「…………用事があるのなら仕方ないですね。昼食は……」
「わたくしは久々に庶民的な料理を楽しみたいので街で食べる予定です。もし城で昼食を取るのでしたら、一旦帰って準備しますよ」
「……なら、わたしも街で食べるわ」
「一緒に行きますか?」
「…………」
私には分かる、一緒に食べたいけどディラスとも食べたいというその気持ちが!
「分かりました、では城で合流にしましょう。わたくしは街を適当にぶらついてから、頃合いを見計らって帰りますね。ディラスがついていれば大丈夫ですから、安心してお買い物を楽しんでくださいね」
「えぇ……ありがとう、アイリス」
「礼には及びませんよ、姫様」
私たちはそこで別れた。
私は久々の街にかなりテンションが上がっていた。
「いぇーい!下町やっほい!」
などとメイド服を着たまま言っていれば、さすがに街の人から浴びせられる視線は冷たかった。
帰宅後、姫様に今日の話を聞いてみた。しかし「あの……」「その、何といいますか……」と言葉を濁されまくったので何となく察した。
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