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第3章 ぼくに降り注ぐのはドキドキとモヤモヤと。
これで、いいんだよね
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ぼくは考えたのだ。
もし点を決められたら、聖先輩に本当のことを言おうって。
もし歩太先輩とぼくが気持ちが通じあってしまった時には、聖先輩に二人で謝りにいこう。
すぐに歩太先輩とお付き合いを始められそうにはないが、ずっとこのまま嘘をつき続けていいはずはない。
『いいけど、お願い事って何?』
聖先輩は怒ってるのか機嫌がいいのか、本心が掴めないような声色で発した。
「それは……内緒です」
『気になるから、今教えろよ』
「いやっ、それはほんと、あの……当日成功したら、教えます……」
『どうせ成功しないくせに』
はなから決めつけられてムッとして、スマホを握りしめた。
「どうせってなんですか! ぜーーったいシュート決めてみせますからねっ! それで聖先輩にお願い事聞いてもらいますからねっ!」
『ふぅん。まぁ何でもいいけど。そんなに言うんだったら、俺の言うことももちろん聞いてくれるよな? もしお前が一点も取れなかった場合』
「え、先輩は何を聞いてほしいんですか?」
『当日までに考えておく』
ぶつっと電話が切られて、ぼくはますますスマホを強く握った。
最後は笑みを含んだような声色だったから、ぼくが点を取れるだなんて夢にも思っていないようだ。
聖先輩は何をお願いするんだろう。
もし点が取れなかったら聞くしかないようだが。
いやそれより、無理だという風に言われたら余計に燃えてきた。絶対絶対、何としてでもシュートをして点を取って、聖先輩にお願い事を聞いてもらって……
聞いてもらって……ぼくたちは、別れて……
(これで、いいんだよね?)
元々は、勘違いから始まったお付き合いだ。
聖先輩といけない事をしているといつも全身が溶けちゃいそうになるくらい気持ちいいけど、終わったあとはいつも喉の奥に小骨が刺さっちゃったみたいになって、ちょっと後ろめたい気持ちにもなる。
だからこそこんな関係、やめなくちゃいけない。
例えそれが、聖先輩を傷付けてしまうことになったとしても。
なんだか胸がモヤモヤしてザワザワして、ギュッと痛くなったのだが、この痛みの原因はなんなのかハッキリとは分からないまま帰路についた。
もし点を決められたら、聖先輩に本当のことを言おうって。
もし歩太先輩とぼくが気持ちが通じあってしまった時には、聖先輩に二人で謝りにいこう。
すぐに歩太先輩とお付き合いを始められそうにはないが、ずっとこのまま嘘をつき続けていいはずはない。
『いいけど、お願い事って何?』
聖先輩は怒ってるのか機嫌がいいのか、本心が掴めないような声色で発した。
「それは……内緒です」
『気になるから、今教えろよ』
「いやっ、それはほんと、あの……当日成功したら、教えます……」
『どうせ成功しないくせに』
はなから決めつけられてムッとして、スマホを握りしめた。
「どうせってなんですか! ぜーーったいシュート決めてみせますからねっ! それで聖先輩にお願い事聞いてもらいますからねっ!」
『ふぅん。まぁ何でもいいけど。そんなに言うんだったら、俺の言うことももちろん聞いてくれるよな? もしお前が一点も取れなかった場合』
「え、先輩は何を聞いてほしいんですか?」
『当日までに考えておく』
ぶつっと電話が切られて、ぼくはますますスマホを強く握った。
最後は笑みを含んだような声色だったから、ぼくが点を取れるだなんて夢にも思っていないようだ。
聖先輩は何をお願いするんだろう。
もし点が取れなかったら聞くしかないようだが。
いやそれより、無理だという風に言われたら余計に燃えてきた。絶対絶対、何としてでもシュートをして点を取って、聖先輩にお願い事を聞いてもらって……
聞いてもらって……ぼくたちは、別れて……
(これで、いいんだよね?)
元々は、勘違いから始まったお付き合いだ。
聖先輩といけない事をしているといつも全身が溶けちゃいそうになるくらい気持ちいいけど、終わったあとはいつも喉の奥に小骨が刺さっちゃったみたいになって、ちょっと後ろめたい気持ちにもなる。
だからこそこんな関係、やめなくちゃいけない。
例えそれが、聖先輩を傷付けてしまうことになったとしても。
なんだか胸がモヤモヤしてザワザワして、ギュッと痛くなったのだが、この痛みの原因はなんなのかハッキリとは分からないまま帰路についた。
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