19 / 55
第一章 ヒューマニア王国
第19話 ノアのすごい発明品
しおりを挟む
9日目の朝を迎えた頃、ノアは家に帰ってきた。
「ただいま! お腹減ったよ~」
「ノア! おかえり!」
「お兄ちゃん!」
ティアが抱きついてくる。
「うぇっ!!! お兄ちゃん、すごく……クサイ」
ティアが後ろへよろめいて倒れるほどにむさ苦しい鍛治師のオヤジ臭と数日お風呂に入っていなかった異臭がミックスされ、とんでもない悪臭を放っていた。
「ノア! ご飯の前にお風呂よ!」
「あ……はい」
そして、ゆっくりと朝食を摂り、休憩したあと、ノアは家族を呼んでアイテム袋から発明品を取り出した。
「明日からしばらく王宮で調査や護衛をみんなでするでしょ? だから僕なりにその助けとなるようなアイテムを作ったんだ」
「おう! どんなものだ?」
ノアは小さなイヤリングを5つ取り出す。
「これは……イヤリング?」
リリカの問いに頷くノア。
「マナフォンっていうんだ。これを身に付けておけば王都リトルガイアくらいの範囲だったら僕たちとミラ王女は連絡を取れると思う」
「「何だって!」」
「あ、いや、名前はまだ仮だから後でまた考え直すよ」
「「いや! そこじゃないって!」」
早速ティアとロイが家を出て300mほど離れたところに立つ。そしてイヤリングをつけたティアがマナを流して念じる。
《お母さん、お兄ちゃん! 聞こえる? ティアだよ》
家の中で待機していたリリカは驚いて暫く言葉が出ない。ティアの声が聞こえたのだ。
「すごい……すご過ぎるわ……」
《ティア! ロイ! 聞こえる? リリカよ》
《おぉ! 聞こえるぞ! これはすごいな》
《このマナフォンでみんなと意識を共有できれば、いきなり首謀者に襲われても何とかできると思う》
《ティアこれすごく気に入った!》
《父さん、ティア。戻って来て。まだ見せたいものがあるんだ》
ロイたちは再び集まって、ノアの次の発明品発表に胸躍らせて待っている。しかし、ティアはともかく、ロイとリリカはノアの生み出すアイテムのクオリティーがあまりに凄すぎてひいていた。
(こんなものがもし王国内に普及したら人々の生活は一気に変わるだろう)
「準備できた! 父さん、ちょっと来て」
「ん? どうした?」
「ちょっと上着を脱いでもらっていい?」
わけがわからず、上着を脱ぐロイ。そして薄いシャツからでもわかる鍛え抜かれた肉体と生々しい切断された左腕の傷跡が露見する。
「左腕にこのリングを装着してみて」
「左に? あ、あぁ。わかった」
ロイが左腕にスポッとリングを嵌め込む。少し大きいようだ。
「ちょっとブカブカだぞ? どうしたらいい?」
「父さんのマナをそのリングに流してみて」
「……あぁ、わかった」
ロイは目を閉じで全身のマナをリングに流れるように意識する。するとリングが輝き出し、サイズが徐々にロイの腕にピッタリと合うように伸縮し始めた。
「よし、うまくいった。それじゃ……父さん。昔、左腕があったときの感覚を思い出してマナを左腕に流してみて!」
目を閉じながらロイはノアのいう通りにイメージする。過去の自分の左腕の感覚を呼び起こしながら、そこにあるかのように。自分の腕が……
「……嘘でしょ」
リリカが口に手を当てて涙を流しながら見つめているその先には、リングの光によって形成された左腕を操るロイの姿があった。
「お、おい……これって……」
「新しい、父さんの左手だよ! 上手くいってよかった!」
ニコッと笑うノアと大喜びするティア。泣きながらロイに抱きつくリリカ。そしてまだ現実を受け止められないでいるロイ。
淡い光を放ちながらも、しかし自分の意思で動かせる左腕と左手。
「なんてことだ……全く違和感もない。いやむしろ、より優れているようにも感じる」
「父さんのマナを流しているんだ。意識した通りに動くよ。 勿論マナを止めると腕は消える。そこは父さん次第で」
ノアの顔を見つめるロイ。
(この子は、本当に神の子だ……)
そしてロイはこの時本気で思った。ノアをいつかグランサンクチュアに連れていく必要があると。
「ダンジョンで父さんの動きを見ていたときに思ったんだ。やはり片腕では右手の攻撃も力が分散されて威力が落ちているって。だから、今回の大事な王宮の任務では父さんの力が絶対必要だからなんとかならないかなって思ったんだ!
超級魔土<レアラ>のおかげでうまく行ったんだ! ソイラやハイソイラではダメだったんだ。だからずっと、手に入ったら作りたくて」
「ノア……お前まさか俺のためにずっと……」
溢れる涙を我慢することなくロイはノアを強く抱きしめた。
そう。初めて我が子を二本の腕で。
* * *
十日目を迎えて、城下町コンクーリの冒険者ギルドでリックと合流したロイ一家は馬車に乗って出発した。そして王都リトルガイアの正門に到着し、検閲を受けていざ王都へ入る。前回と同じように今度はティアがその街並みを見て興奮している。
「すごい! 綺麗なドレス! お母さん、あっちの人の帽子!」
「はいはい。 綺麗ね」
完全に流しているリリカ。そういえばロイもリリカも、そしてノアも服装にはさほど興味がない。ロイはガイアと冒険に興味が、リリカは魔土術に興味が、ノアはガイアとモグラーと発明に興味があるようだ。ティアは一番まともで、普通の人間らしい一面を兼ね備えているのかもしれない。
「ティアは大きくなったら何になりたいの?」
リリカが母親らしい質問をする。
「ティアはね、お兄ちゃんのパーティーに入って一緒に冒険したい!」
「「やっぱりティアもこっち側の人間だったか!」」
大笑いするロイとリリカに不満そうな顔で文句をいうティア。
「私だって魔土術使えるもん! 活躍できるもん!」
「いや、違うんだティア。お父さんたちはそれが嬉しいんだよ」
「そうそう、ティアもきっといい冒険者になれるわ。お母さんが保証する!」
なだめるようにロイとリリカがフォローする。
「そろそろ王宮に着くぞ。みんな準備はいいかな?」
リックの声に全員が笑顔で応える。
そしていよいよ家族全員で王宮の中へ。
「みなさん、ようこそ王宮へ」
ミラ第一王女が直々に迎えに来てくれた。そして、その後ろにちょこっと顔を出すリリアナ第二王女。
ロイ、リリカ、ノアが片膝をついて挨拶をする。それを真似るようにティアも挨拶をする。
「第一王女のミラ・ヴァン・クライトンです。皆様、どうか普段通りでお願いします。今日からしばらくの間、ここ王宮でのお力添え、どうかよろしくお願いします」
思いの外、ミラ王女が低姿勢なことに戸惑うリリカ。
「ロイ・グリードの妻で黄金の大地のメンバー、魔土術士のリリカです」
「わ、私はティア・グリードです……9歳です」
「あなたがノアの妹のティアね……ほら、リリアナ。挨拶して」
リリアナ王女が恐る恐る前に出て小さな声で挨拶をする。
「第二王女……リリアナ・ヴァン・クライトン……です」
リリアナ王女がチラッとティアを見る。そして目が合ってティアがニコッと笑顔を見せる。その笑顔を見てリリアナが少し笑顔になる。
(どうやら二人は仲良く慣れそうだわ。頑張ってねリリアナ。お友達は必要よ)
ミラ王女はホッと一安心する。
「さあ、みなさん。中へどうぞ。王宮をご案内いたします!」
「ただいま! お腹減ったよ~」
「ノア! おかえり!」
「お兄ちゃん!」
ティアが抱きついてくる。
「うぇっ!!! お兄ちゃん、すごく……クサイ」
ティアが後ろへよろめいて倒れるほどにむさ苦しい鍛治師のオヤジ臭と数日お風呂に入っていなかった異臭がミックスされ、とんでもない悪臭を放っていた。
「ノア! ご飯の前にお風呂よ!」
「あ……はい」
そして、ゆっくりと朝食を摂り、休憩したあと、ノアは家族を呼んでアイテム袋から発明品を取り出した。
「明日からしばらく王宮で調査や護衛をみんなでするでしょ? だから僕なりにその助けとなるようなアイテムを作ったんだ」
「おう! どんなものだ?」
ノアは小さなイヤリングを5つ取り出す。
「これは……イヤリング?」
リリカの問いに頷くノア。
「マナフォンっていうんだ。これを身に付けておけば王都リトルガイアくらいの範囲だったら僕たちとミラ王女は連絡を取れると思う」
「「何だって!」」
「あ、いや、名前はまだ仮だから後でまた考え直すよ」
「「いや! そこじゃないって!」」
早速ティアとロイが家を出て300mほど離れたところに立つ。そしてイヤリングをつけたティアがマナを流して念じる。
《お母さん、お兄ちゃん! 聞こえる? ティアだよ》
家の中で待機していたリリカは驚いて暫く言葉が出ない。ティアの声が聞こえたのだ。
「すごい……すご過ぎるわ……」
《ティア! ロイ! 聞こえる? リリカよ》
《おぉ! 聞こえるぞ! これはすごいな》
《このマナフォンでみんなと意識を共有できれば、いきなり首謀者に襲われても何とかできると思う》
《ティアこれすごく気に入った!》
《父さん、ティア。戻って来て。まだ見せたいものがあるんだ》
ロイたちは再び集まって、ノアの次の発明品発表に胸躍らせて待っている。しかし、ティアはともかく、ロイとリリカはノアの生み出すアイテムのクオリティーがあまりに凄すぎてひいていた。
(こんなものがもし王国内に普及したら人々の生活は一気に変わるだろう)
「準備できた! 父さん、ちょっと来て」
「ん? どうした?」
「ちょっと上着を脱いでもらっていい?」
わけがわからず、上着を脱ぐロイ。そして薄いシャツからでもわかる鍛え抜かれた肉体と生々しい切断された左腕の傷跡が露見する。
「左腕にこのリングを装着してみて」
「左に? あ、あぁ。わかった」
ロイが左腕にスポッとリングを嵌め込む。少し大きいようだ。
「ちょっとブカブカだぞ? どうしたらいい?」
「父さんのマナをそのリングに流してみて」
「……あぁ、わかった」
ロイは目を閉じで全身のマナをリングに流れるように意識する。するとリングが輝き出し、サイズが徐々にロイの腕にピッタリと合うように伸縮し始めた。
「よし、うまくいった。それじゃ……父さん。昔、左腕があったときの感覚を思い出してマナを左腕に流してみて!」
目を閉じながらロイはノアのいう通りにイメージする。過去の自分の左腕の感覚を呼び起こしながら、そこにあるかのように。自分の腕が……
「……嘘でしょ」
リリカが口に手を当てて涙を流しながら見つめているその先には、リングの光によって形成された左腕を操るロイの姿があった。
「お、おい……これって……」
「新しい、父さんの左手だよ! 上手くいってよかった!」
ニコッと笑うノアと大喜びするティア。泣きながらロイに抱きつくリリカ。そしてまだ現実を受け止められないでいるロイ。
淡い光を放ちながらも、しかし自分の意思で動かせる左腕と左手。
「なんてことだ……全く違和感もない。いやむしろ、より優れているようにも感じる」
「父さんのマナを流しているんだ。意識した通りに動くよ。 勿論マナを止めると腕は消える。そこは父さん次第で」
ノアの顔を見つめるロイ。
(この子は、本当に神の子だ……)
そしてロイはこの時本気で思った。ノアをいつかグランサンクチュアに連れていく必要があると。
「ダンジョンで父さんの動きを見ていたときに思ったんだ。やはり片腕では右手の攻撃も力が分散されて威力が落ちているって。だから、今回の大事な王宮の任務では父さんの力が絶対必要だからなんとかならないかなって思ったんだ!
超級魔土<レアラ>のおかげでうまく行ったんだ! ソイラやハイソイラではダメだったんだ。だからずっと、手に入ったら作りたくて」
「ノア……お前まさか俺のためにずっと……」
溢れる涙を我慢することなくロイはノアを強く抱きしめた。
そう。初めて我が子を二本の腕で。
* * *
十日目を迎えて、城下町コンクーリの冒険者ギルドでリックと合流したロイ一家は馬車に乗って出発した。そして王都リトルガイアの正門に到着し、検閲を受けていざ王都へ入る。前回と同じように今度はティアがその街並みを見て興奮している。
「すごい! 綺麗なドレス! お母さん、あっちの人の帽子!」
「はいはい。 綺麗ね」
完全に流しているリリカ。そういえばロイもリリカも、そしてノアも服装にはさほど興味がない。ロイはガイアと冒険に興味が、リリカは魔土術に興味が、ノアはガイアとモグラーと発明に興味があるようだ。ティアは一番まともで、普通の人間らしい一面を兼ね備えているのかもしれない。
「ティアは大きくなったら何になりたいの?」
リリカが母親らしい質問をする。
「ティアはね、お兄ちゃんのパーティーに入って一緒に冒険したい!」
「「やっぱりティアもこっち側の人間だったか!」」
大笑いするロイとリリカに不満そうな顔で文句をいうティア。
「私だって魔土術使えるもん! 活躍できるもん!」
「いや、違うんだティア。お父さんたちはそれが嬉しいんだよ」
「そうそう、ティアもきっといい冒険者になれるわ。お母さんが保証する!」
なだめるようにロイとリリカがフォローする。
「そろそろ王宮に着くぞ。みんな準備はいいかな?」
リックの声に全員が笑顔で応える。
そしていよいよ家族全員で王宮の中へ。
「みなさん、ようこそ王宮へ」
ミラ第一王女が直々に迎えに来てくれた。そして、その後ろにちょこっと顔を出すリリアナ第二王女。
ロイ、リリカ、ノアが片膝をついて挨拶をする。それを真似るようにティアも挨拶をする。
「第一王女のミラ・ヴァン・クライトンです。皆様、どうか普段通りでお願いします。今日からしばらくの間、ここ王宮でのお力添え、どうかよろしくお願いします」
思いの外、ミラ王女が低姿勢なことに戸惑うリリカ。
「ロイ・グリードの妻で黄金の大地のメンバー、魔土術士のリリカです」
「わ、私はティア・グリードです……9歳です」
「あなたがノアの妹のティアね……ほら、リリアナ。挨拶して」
リリアナ王女が恐る恐る前に出て小さな声で挨拶をする。
「第二王女……リリアナ・ヴァン・クライトン……です」
リリアナ王女がチラッとティアを見る。そして目が合ってティアがニコッと笑顔を見せる。その笑顔を見てリリアナが少し笑顔になる。
(どうやら二人は仲良く慣れそうだわ。頑張ってねリリアナ。お友達は必要よ)
ミラ王女はホッと一安心する。
「さあ、みなさん。中へどうぞ。王宮をご案内いたします!」
0
あなたにおすすめの小説
【完結保証】科学で興す異世界国家 ~理不尽に死んだ技術者が、「石炭」と「ジャガイモ」で最強を証明する。優秀な兄たちが膝を折るまでの建国譚~
Lihito
ファンタジー
正しいデータを揃えた。論理も完璧だった。
それでも、組織の理不尽には勝てなかった。
——そして、使い潰されて死んだ。
目を覚ますとそこは、十年後に魔王軍による滅亡が確定している異世界。
強国の第三王子として転生した彼に与えられたのは、
因果をねじ曲げる有限の力——「運命点」だけ。
武力と経済を握る兄たちの陰で、継承権最下位。後ろ盾も発言力もない。
だが、邪魔する上司も腐った組織もない。
今度こそ証明する。科学と運命点を武器に、俺のやり方が正しいことを。
石炭と化学による国力強化。
情報と大義名分を積み重ねた対外戦略。
準備を重ね、機が熟した瞬間に運命点で押し切る。
これは、理不尽に敗れた科学者が、選択と代償を重ねる中で、
「正しさ」だけでは国は守れないと知りながら、
滅びの未来を書き換えようとする建国譚。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
勘当された少年と不思議な少女
レイシール
ファンタジー
15歳を迎えた日、ランティスは父親から勘当を言い渡された。
理由は外れスキルを持ってるから…
眼の色が違うだけで気味が悪いと周りから避けられてる少女。
そんな2人が出会って…
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる