勇者と魔王、選ぶならどっち?

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第二章 勇者のスローライフ??

晩餐会

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「ミカゲぇー、メルシィさんから招待状ぉ~。」
 グダグダになっているミュウが気だるげに手紙を渡してくる。
 街から戻ったマリアちゃんが貰ってきたらしい。
「え~、招待状ぉ?う~ん、クーちゃん開けて~、読んでぇ~。」
 魔族との邂逅から数日、私とミュウは目一杯だらけていた。
 なんか気が抜けてしまって何もやろうという気にならないのである。

「もぉ、お姉ちゃん達、だらしないよ。」
 そう言いながら私に手から招待状を受け取る。
「えーと、……ミカ姉、晩餐会へご招待だって。」
「いつ?」
「え~と、明日?」
「また急な話だね。」
 ソファーに寝そべっていたミュウが身を起こし、招待状を受け取って内容を改める。

「あぁ、三日前に渡そうとしたのね、でも私達が街に行かなかったから。」
「それは悪いことしたねぇ~。」
「もぅ、ミカ姉!そろそろシャキッとしてよぉ。」
「でどうするの?」
 クーちゃんに襲われてジタバタしている私にミュウが聞いてくる。
「ん~、明日ねぇ……めんどくさいからパスぅ~。」
「ま、そうよね。」
 ミュウはそう言って招待状をテーブルの上に置く。
 クーちゃんはそれを手に取ってもう一度中身を開く。

「晩餐会かぁ……行ってみたかったなぁ。」
 クーちゃんの呟きに、私とミュウが、ガバッと身を起こす。
「ミュウ、衣装は?」
「大丈夫、向こうで用意してくれるって。」
「じゃぁ、取りあえずは湯浴みして身体を磨かないと。」
「そうね……クー何ぼさっとしてるの!あなたも磨くのよっ!」
「えっ、あっ、ちょ、ちょっと……なに?」
 私とミュウはクーちゃんを連れて浴室に直行、徹底的に磨き上げたのよ。



「ねぇ、本当に大丈夫?」
「うん、大丈夫だよぉ……。」
 私は心配そうにのぞき込んでくるミュウに笑顔で答える。
「そんな、マリアちゃんに支えられている状態で言われてもねぇ。」
「ミカ姉、無理しなくても……。」
「大丈夫、クーちゃんの為に頑張るよ。」
「でも……。」
「自業自得よ、楽しようとして普段から身体強化してたなんてね、使わなきゃ筋肉が衰えるのは当たり前でしょ。」
 
 ミュウの言う通り、自業自得ではあるんだけどねぇ。
 でも、身体強化、便利なのよね。
 ただ、今回魔力の暴走を起こさない様にって、魔力抑制ブレスレットを付けたのはいいけど、身体強化に使っていた魔力迄抑制されちゃったのよね。
 で、久々に素の状態でいるんだけど、体力が目一杯落ちていて歩くのも辛い状態で、マリアちゃんに肩を貸してもらっているのが今の状況。
 ウン、コレからはもう少し素の状態で運動しよう。

「皆様、お待ちしていました。どうぞこちらへ。」
 何とか領主の館に辿り着いた私達をメルシィさんが出迎えてくれる。
 そして、通された部屋にはカラフルなドレスが一杯。
「わぁ、素敵ぃ。」
 今まで見た事もない様なドレスにう、クーちゃんは目を輝かせている。
「お好きなものを選んでくださいね。」
 メルシィさんはそう言うと、後を側使え達に任せて部屋を出ていく。
 多分、自分の準備に行ったんだと思う、領主のお嬢さんだから準備もきっと大変なんだろうなぁ。
「さぁさぁ、時間がありませんよ。」
 側使えの人に促され、私達は思い思いのドレスを選び着付けてもらう。
 数時間後には4人の立派な淑女がそこに立っていた。

 ◇

「では、今宵のゲストを紹介しよう。我が町を魔族の手下から救ってくれた勇気ある冒険者達だ!」
 領主の言葉に促されて、私達は中央前部の一段高く作られた舞台に上がる。
 こう言うのは苦手なんだけど、貴族及び領主の館を破壊した事を誤魔化すには仕方がないんだって。

 私は悪くないって言ったけど、端から見れば子爵に逆らい暴行を加えた上に館を半壊。
 事情聴取の為に領主のもとへ呼び出したたら、そこで大暴れして、多くの貴族達を傷つける……普通なら即死刑になってもおかしくないらしい、と言うか死刑以外の結末は有り得ないんだって。

 なのでメルシィさんと領主があらゆる手段を使って、領主の忠実な部下であるゲーマルク子爵に魔族がなりすまして、この街を侵略しようとしていた、その陰謀を知った私達が調査していたら子爵に化けた魔族が本性を現したので退治。
 そして領主の側近に入り込んでいた、残りの魔族もあぶり出すことに成功しこの街を魔族の陰謀から救った、と言うように改ざんしたらしい。

 つまり、全ては魔族の所為、街の人が理不尽な目にあったのも魔族の所為。
 そこに助力したのが私達で、決して領主に刃を向ける犯罪者ではなく、街を救った英雄とする事で、私達を処分しないで済むようにしてくれたらしいのね。

 まぁ、それはいいんだけどね、魔族の陰謀に気付く事が遅れて街の人々には迷惑をかけた、と領主が謝罪の布告を出すと、街の人々は「魔族の仕業なら仕様がない。寧ろ、陰謀を暴いて救ってくれた上に謝罪までするなんて、やっぱり大したお人だ」と、領主の人気は鰻登りなのよ。
 間違っている訳じゃないけど何となく釈然としないのは私の心が狭いのかな?

「……では、堅苦しい話はここまでにして、今宵は大いに楽しんでほしい。」
 あ、やっと長い話が終わった。
 私達を壇上にあげてから長々と話していて、その間ずっとニコニコしていたら、頬の筋肉が引きつちゃったのよ。
 まぁ、これでおいしい料理が食べれる、と思ったら貴族達が群がって来て……料理にありつくまで、もう少し我慢が必要みたい。


「ミカ姉、大丈夫?」
「うん、大丈夫。でもちょっとここで休憩しているから、クーちゃんは楽しんでおいで。」
「でも……。」
「大丈夫だよ、ここから動かないから……ね?」
「うん、わかった。じゃぁちょっとだけ行ってくるけど、ちゃんとここで大人しくしててね。」
了解ラジャーです。行ってらっしゃい。」
 
 私を心配して、側に着いていたクーちゃんを笑顔で見送る。
 クーちゃんの為に来たのに、本人が楽しめなかったら意味ないもんね。
 正直、群がる貴族の相手は想像以上に疲れたのよ。
 寧ろ商人さん達相手の方がよっぽど気が楽だったわ。
 だから暫くは休憩しようと、人混みから離れてこの壁際に来たんだけど、こういうの壁の花っていうんだっけ?

 私は壁にもたれてパーティ会場に目を向ける。 このパーティには貴族だけでなく、領主やその取り巻きが懇意にしている商人や街の有力者なども招待されていた。
 少数ではあったけど冒険者達も招待されている。
 私はよく知らないんだけど、きっと高ランクの冒険者なんだろうね。
 
 この国は亜人に対して友好的な国って聞いていた。
 その事を裏付けるかのように、会場の中でチラホラと獣人の姿を見かける。
 多くは冒険者や商人さん達の中にいるけど、貴族の側にいる人もいて、この国では受け入れてくれているんだというのがわかる。

 その中で一際目立つのがミュウだ。
 彼女の周りには沢山の人集りが出来ている。
 ミュウは可愛いからね、その上街を救った英雄なんだから、当たり前かぁ。 
 って、なんか貴族の男達が群がってるけど、ミュウは私の嫁なんだから手を出したら容赦しないからね。

 私のそんな思いが伝わったのか、ミュウが振り向いてちらりとこっちを見る。
 その顔は「バカなこと言ってんじゃないわよ。」と言っている気がした。

 私はミュウの視線を裂けるかのように、マリアちゃんに目を向ける。
 マリアちゃんは教会を通じて街の人々と付き合っている所為か、回りには貴族より街の有力者とか冒険者など平民の方が多く集まっていた。

 そんな人々に分け隔てなく笑顔を向けているマリアちゃんは、まさしく聖女そのもの。
 ただ、回りにいるのは男性が多いのが気になるのよね。
 しかも奴らの視線はマリアちゃんのある一点に集中しているし……。
 チッ、ヤッパ胸かっ!胸なのかっ!
 あんなのただの飾りだって事わからんのかぁっ!

 ……などと一人心の内で叫んでいても虚しくなるだけなので、私は視線をクーちゃんに向ける。
 クーちゃんは同じ年頃の男の子達に囲まれていた。
 恭しく料理を取り分ける男の子、少し気障ったらしく飲み物を掲げる男の子、脚を舐めているんじゃないかと思うほど這い蹲っている男の子。
 まるでお姫様のように扱われているクーちゃんは、どうしていいかわからずオロオロしていた。

 うーん、クーちゃんはモテモテだね、お姉ちゃんは鼻が高いですよ。
 それはいいんだけど、みんなあんなにモテモテなのに私の所に誰も来ないってどゆこと?
 まぁ、来てもらっても困るんだけど、誰も来ないというのも……乙女心は複雑なのですよ。

 そんな事を考えていたら、一人の男性が近づいてきて声をかけてくる。
「お嬢さん、宜しければ私と一曲踊って頂けませんか?」
「ごめんなさい、疲れているので。」
 踊りに誘われちゃった♪
 しかも中々のイケメン……まぁ断るんだけどね。

「ではあちらでお話でも……。」
 そう言って人気のないテラスを指す。
「ここから動かないって連れの者と約束していますので。」
「少しぐらいなら大丈夫ですよ、さぁ。」
 そう言って男性は私の手を握り引っ張る。
 その途端、背筋にゾワッと怖気が走る。
「イヤッ!」
 私は捕まれた手を思い切り振り払う。
 勢いがあったため、振り払われた男性は床に尻をつく。
「な、な、な……。」
 ふぅ、危なかった。
 もう少しで魔力が暴走するところだったよ。
 抑制しておいて正解だったね。

 危ない危ない、と思っていたら目の前の男性が尻餅をついたまま叫ぶ。
「何だ貴様はっ!この僕に恥をかかせて無事に済むと思うなよ!」
 真っ赤になって指を差しながら喚く男性。
 その声の大きさに、何事かとざわめく周りの人々。
 あー、メンドクサい、魔法で吹き飛ばして、ドサクサに紛れて逃げようかな。
 そう思って抑制の魔術具を取りはずしたところで背後から声がかかる。

「マーロック、あなたは何やってるんですかっ!」
 声の主はメルシィさんだった。
 メルシィさんは私を庇うようにマーロックと呼ばれた男性との間に立つ。
「姉上、退いてください。その女は私に恥をかかせたのです。然るべき処罰を与えねばならないのです。」
 あー、この人メルシィさんの弟なんだね、そう言われればどことなく似ているかも。

 そんなことを考えていると、パシッっと言うかん高い音が響く。
 メルシィさんの平手打ちの音だった。
「黙りなさいっ!断られたのに無理矢理連れ出そうとしていたのはわかっています。大体ミカゲさんに対しては強引に近付かないように、特に男性は絶対に身体に触れないようにと、事前にお父様からお達しがあったのを忘れたのですかっ!」

 あぁ、そんなお達しがあったのなら誰も近づいて来ないよね。
 触るな、危険!ってやつだね。
「しかし姉上……。」
「言い訳無用です。」

 メルシィさん姉弟のやりとりをぼんやりと眺めていると、ミュウ達が駆け寄って来る。
「ミカ姉、大丈夫。」
「うん大丈夫だよ。」
 心配そうに聞いてくるクーちゃんを安心させるように答える。
「だったらその物騒な魔力抑えなさいよ。周りに威圧振りまいているわよ。」
「えっ?」
 私はミュウに言われて周りを見回すと、確かに周りの人々は重苦しい雰囲気に耐えるようにしていた。
 慌てて魔力を押さえ込むと、みんなは楽になったようでホッと大く息をついていた。

「あはは……ゴメンね。」
「何となく理由は予測できるから別にいいわよ。」
 ミュウはメルシィさん達の方へ視線を向ける。
 そこでは、メルシィさんのお説教が続いていた。

「よろしければ私と一曲如何ですかな?」
 不意に背後から声がかけられる。
 断ろうと思って振り返る。
「喜んで。」
 相手の顔を見た途端、そんな言葉が自然と口をついて出た。
 
 ◇

「とにかく、あなたは今すぐミカゲさんに謝罪をしなさい。」
「わかりましたよ。」
 メルシィさんの勢いに押され渋々頷くマーロック。
「ミカゲ殿、此度は不快な思いをさせて申し訳なかった。」
 深々と頭を下げるマーロック、だけど誰もなにも答えない。
 恐る恐る顔を上げたマーロックの前には、困り果てた表情のミュウ達が居るだけだった。

「あの、ミカゲさんは?」
 少し取り乱した感じのメルシィさんが訊ねると、ミュウは頭を抱えながらある方向を指差す。
 そこには見知らぬ男性とにこやかに踊る私の姿があったんだって。

 ◇

「ダンスお上手ね。」 
「これくらいは嗜みですよ。」
 ゆったりとした曲に合わせて優雅にリードする、アッシュブロンドのイケメン……アレックスはそう答えてくる。
 優雅に余裕の表情で答える仕草が憎たらしい。

「ところで、一つ聞きたいんだけど。」
 ターンをしながらそう声をかける。
「何でしょうか?」
 私を優しく受け止めながらそう聞いてくる。
「あなた、本当は女性でしょう?」
 私がそう言った途端、アレックスはステップを踏み外し体勢を崩しかける。
「いきなり何をっ!」
 それでもすかさず体勢を立て直し、何事もなかったかのようにリードしてくるのはさすがだと思った。

「私は正真正銘男ですよ。ちなみに性癖もあなたと違ってノーマルですので。」
「失礼ね。私だってノーマル……だよね?」
「誰に聞いてるんですか? それより何でまたそのような変な事を言い出したのでしょう?」
「うん、隠していたんだけど、私男の人がダメなの。触られただけで拒絶反応が出るんだけど、あなたとはこうして踊れているから。」
 私、魔族に何でこんなことまで話してるんだろ?
「あぁ、その事なら知ってますよ。と言うか、この街の住人の7割は知っていますね。」
「嘘っ!」
「本当ですよ、と言うかあなたアレで隠しているつもりだったんですか?」
 初めて知る驚愕の事実……私の苦労は……。

「ちなみに何故拒絶反応が無いのは、あなたが現在、私の魅了に掛かっているからですよ。」
「えっ、私魅了に掛かってるのっ?」
「えぇそうですよ。しかしあなたはいったい何なんですか?高々魅了程度に、私の全力を持ってしてもかからず、全魔力を使ってようやく掛かったかと思えばこの程度の効果だなんて、自信をなくしますよ。」
 私はクルリとターンを決めてアレックスに受け止めてもらう。
 そっかぁ、この安心感は魅了の所為なのね。

「ふぅ、まぁいいでしょう。どうせこの曲が終わるぐらいまでしか効果は持続しませんしね。」
 そう言いながら私を軽く引き寄せる。
 しばらくの間、私はアレックスとのダンスの時間を楽しんでいた。

「ところで、何しに来たの?暫く顔出さないって言ってたよね?」
 曲がそろそろ終わるかという頃に私はそう聞いてみる。
「……今それを聞きますか。普通は最初に聞くものじゃないですかね?」
 アレックスの身体から力が抜ける。
 呆れられているけど仕方がないじゃない。
「別にどうでもいいことだし?」
「はぁ、……あなたと付き合っているとどんどん自信を失っていきますね。……忘れ物を届けに来たんですよ。」
 アレックスがそう言った途端繋いでいた手の中に何かが現れ握らされる。

「これは?」
 まだ手を繋いでいるため、ソレが何かわからないが聞いてみる。
「通行証です。あなたが将来我々の元へ来たいと願ったとき使ってください。」
「別に魔界なんか興味ないけど?」
「そんなこと言わずに……きっといつか必要になりますよ。」
 アレックスがそう言うと同時に曲が終わる。
 少し距離を置いてアレックスが礼をした後、繋いだ手が離される。
「それではまたいずれ……。」
 アレックスはそう言って私から離れると人混みの中に紛れて見えなくなる。

 私は手の中に残された物を眺める。
 素材のわからない宝石……ただなんらかの力が込められているのはわかる。
 私はそれをそっと勇者の袋の中にしまい込んだ。
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