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プロローグ
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ドーン!
遠くで響く破壊の音。
もはや外がどうなっているのか、見る気も起きない。
男は外の喧騒を頭から追いやり、目の前の者を睨みつける。
「許さんぞっ!お前だけは、なんとして……ぐぶっ!」
男は、自らの言葉が終わらないうちに、胸を刺され絶命する。
「許さない?それは私のセリフよ。」
少女は、男の胸に刺さった剣を抜くと、軽く一振りして血糊を払い、鞘へと納める。
「……ミルア、レイス、ノルト……みんなゴメンね。」
少女は窓の外を一瞥し、そう呟くと部屋から出ていく。
◇
「だれかっ!戦況の報告をっ!」
そう叫ぶのは、ノルキア帝国の第三王女シルヴィア・ノルエ・ランスリットである。
しかし、身辺を護るべき近衛兵も、身の回りの世話をする侍女も誰一人として傍にはいない。
「最後……、という事ね。ユウ、どうして……。」
シルヴィアは、きつく唇をかみしめると、何かを決意した表情で顔を上げる。
そして、壁にかかっている壁画を外し、そこに現れた文様に魔力を流し込む。
すると、壁全体に魔法陣が浮かび上がり、その後に扉へと変化する。
シルヴィアは、その扉に手をかけゆっくりと開く。
「ユースティア、私は最後まで抗うわよ。たとえあなたの方が正しいとしても、それが私の役目だから……。」
シルヴィアはそう呟きながら扉をくぐる。
王女が扉の向こう側へと姿を消すと同時に、扉はかき消え、何事もないただの壁へと姿を戻す。
部屋の外では、相変わらず轟音が鳴り響いていた。
◇
ドッゴォーンッ!
轟音とともに部屋を護っていた最後の砦である扉が破壊される。
「見つけたわよ、シルヴィア。」
「とうとうここまで来たのね……ユースティア。」
「……王女様とあろうお方が、情けない恰好ね。」
「いけない?これでも、一応王族の務めを果たそうとしてるんだけど?」
そう言うシルヴィアの身体はカプセルの中に埋もれ、顔だけが外に出ている。
カプセルにつながったチューブは、背後にある大きな機械に繋がっており、シルヴィアが喋るたびに明滅を繰り返しているところから、シルヴィアとその機械が繋がっていることが伺い知れる。
「王族の務め?ふぅん、じゃぁ、私も冒険者としての務めを果たそうかしら?」
ユースティアと呼ばれた少女はそう言うと芝居がかった態度と声でシルビアに向かう。
「王女様、エルメキア王国を始めとした各国は滅びました。王宮は跡形もなく破壊、王都を始めとした主要都市は全壊もしくは半壊状態で、そこに住まう貴族はほぼ殲滅。平民などの住民は生き残っていますが、魔物などから身を護る術はなく、近いうちに全滅するでしょう。」
その報告を聞いたシルヴィアの表情がビクッと微かに震える。
「な、何でそんなこと……。」
「あら?それが帝国の望みなんでしょ?近隣諸国を亡ぼす、ただそれだけの為に私を騙していたんじゃない。その望みをかなえてあげたんだから、笑いなさいよ。」
「そんなこと、誰も望んでいないわっ。」
「ま、そんなことどうでもいいけどね。帝国も他の国と同じだし。あとはあなたの命さえ奪えば、この世界から王族は消え去るわ。」
「……やはり、お父様方も?」
「当たり前でしょ?他国を襲っておいて、なぜ自分たちが襲われないって思うの?他国を襲うなら、自分たちが襲われる覚悟もしてるのが普通でしょ?」
「……。」
黙り込んでしまったシルヴィアを見て、ユースティアは小さくため息を吐き、腰の剣を抜く。
「そろそろ終わりにしよっか。」
そう言って剣を振り被り、シルヴィアのカプセルへ向かって振り下ろす。
「………どうして?」
すぐ目の前で止まっている剣先を見ながら呟くシルヴィア。
「……シルヴィは優しかったから……こんな私に声をかけてくれたのはシルヴィだけだったから……。」
「ユウ……。ごめんね。お父様を止められなかった……。」
いつものように『シルヴィ』と愛称で呼んでくれたことに対し、シルビアもいつものように呼び掛ける。
シルヴィアに剣を突き付けながら泣いているユウを、今すぐ抱きしめ、いつものように落ち着くまで頭を撫でてやりたい欲求にかられる。
しかし、カプセルに身を呑まれている状態ではそれも叶わず、ただ、想いを込めてユウに語りかける。
「本当は私もわかってたの、こんなこといけない、って。でもお父様に逆らえず、私に出来ることはユウの希望を出来る限り伝える事だけ……それも無駄に終わったけど、今から思えば、もっと何かできたよね?だからゴメンね。今更だけど……。」
「そうね、今更だわ。……なんでこうなっちゃったのかな?」
ユウは剣を鞘に納めると踵を返し部屋を出ていこうとする。
「ユウっ!」
「……この世界はもう終わりよ。支配階級が居なくなり、知識も技術も失われていく。世界中に魔物が蔓延り人々は生きていくのさえ困難な状態。ここから立て直せると言うならやってみなさいよ。」
そう言って部屋を出ていくユウ。
「ユウ……。」
シルヴィアの呼びかけがユウに届くことはなかった。
しばらく、ユウの出ていった扉を眺めていたシルヴィアだったが、頭を振ると、今やるべきことへと意識を切り替える。
シルヴィアが繋がっている機械は、この世界の叡智ともいえる魔道科学の粋を極めて作られた。
通称『マザー』と呼ばれるその機械は、世界中に張り巡らされた魔導ネットワークを使って瞬時に情報を集積・解析が出来、逆に、こちらの情報を一斉に伝えたり、ネットワークを介して、各地に配置された魔道ゴーレムを遠隔操作することも出来る……筈だった。
実際には、まだそこまで網羅はされておらず、帝国が各国を支配したのちに配備される予定だった。
しかし設置途中とはいえ、各地への魔導ネットワークはそれなりに広がっている。
今回の事でそのネットワークもかなりズタズタになったものの、まだ今ならば間に合うはず、シルヴィアはそう考えマザーへ魔力を流し意識を一つにする。
『皆様、私はシルヴィア・ノルエ・ランスリット。ノルキア帝国の王女です。いま世界は滅亡の危機に瀕しています。この危機を乗り越えるためには皆の心と力を一つにしなければなりません。まだ動ける人たちはノルキアの帝都へ!ここから……一からもう一度始めましょう!』
シルヴィアの呼びかけにより、一部の人々が旧ノルキア帝都に集まり、マザーシルヴィアの元、文明の灯を絶やすことなく細々ながらも次代へと繋いでいくことになる。
◇ ◇ ◇
「うぅ……ぬけないですぅ!」
…………。
「なんで抜けないんですかぁっ!せっかく見つけたのにぃ!」
…………誰?
「うぅ~、えいっ!って、わわっ!」
……なんだろ?煩い。
「あわわ~、なんか押しちゃったよぉって、棺っ!?」
……騒がしいなぁ。
少女はゆっくりと目を開けると、心配そうな顔で覗き込む女の子の姿が見える。
「誰?」
「わっ、しゃべった!?生きてるっ?」
「……まいっか。お休み。」
「わわわっ、ちょっと、寝ないでよぉっ!」
慌てふためく少女は、棺に横たわる彼女の肩をつかみ、ゆさゆさと揺さぶる。
「何よぉ?」
「何って、あなた誰なのっ?何でこんな所に寝てるの?棺に入ってるっていひょっとしてアンデットなのっ?」
「あなたこそ誰?」
矢継ぎ早に疑問をぶつけてくる少女をめんどくさそうに見た後、仕方がないなぁというように問い掛ける。
「あ、ごめん。私はエルザ。冒険者なの。」
「そう?私はユウ。じゃぁお休み。」
「わわっ、だから寝ないでよぉっ!」
そのまま寝ようとするユウを、慌てて引き止めて会話を続けようとするエルザ。
「えっとね、私は依頼を受けてこの遺跡の調査にきたんだけど……。」
そしてエルザは、今、ここにいる状況を語り出すのだった。
遠くで響く破壊の音。
もはや外がどうなっているのか、見る気も起きない。
男は外の喧騒を頭から追いやり、目の前の者を睨みつける。
「許さんぞっ!お前だけは、なんとして……ぐぶっ!」
男は、自らの言葉が終わらないうちに、胸を刺され絶命する。
「許さない?それは私のセリフよ。」
少女は、男の胸に刺さった剣を抜くと、軽く一振りして血糊を払い、鞘へと納める。
「……ミルア、レイス、ノルト……みんなゴメンね。」
少女は窓の外を一瞥し、そう呟くと部屋から出ていく。
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そう叫ぶのは、ノルキア帝国の第三王女シルヴィア・ノルエ・ランスリットである。
しかし、身辺を護るべき近衛兵も、身の回りの世話をする侍女も誰一人として傍にはいない。
「最後……、という事ね。ユウ、どうして……。」
シルヴィアは、きつく唇をかみしめると、何かを決意した表情で顔を上げる。
そして、壁にかかっている壁画を外し、そこに現れた文様に魔力を流し込む。
すると、壁全体に魔法陣が浮かび上がり、その後に扉へと変化する。
シルヴィアは、その扉に手をかけゆっくりと開く。
「ユースティア、私は最後まで抗うわよ。たとえあなたの方が正しいとしても、それが私の役目だから……。」
シルヴィアはそう呟きながら扉をくぐる。
王女が扉の向こう側へと姿を消すと同時に、扉はかき消え、何事もないただの壁へと姿を戻す。
部屋の外では、相変わらず轟音が鳴り響いていた。
◇
ドッゴォーンッ!
轟音とともに部屋を護っていた最後の砦である扉が破壊される。
「見つけたわよ、シルヴィア。」
「とうとうここまで来たのね……ユースティア。」
「……王女様とあろうお方が、情けない恰好ね。」
「いけない?これでも、一応王族の務めを果たそうとしてるんだけど?」
そう言うシルヴィアの身体はカプセルの中に埋もれ、顔だけが外に出ている。
カプセルにつながったチューブは、背後にある大きな機械に繋がっており、シルヴィアが喋るたびに明滅を繰り返しているところから、シルヴィアとその機械が繋がっていることが伺い知れる。
「王族の務め?ふぅん、じゃぁ、私も冒険者としての務めを果たそうかしら?」
ユースティアと呼ばれた少女はそう言うと芝居がかった態度と声でシルビアに向かう。
「王女様、エルメキア王国を始めとした各国は滅びました。王宮は跡形もなく破壊、王都を始めとした主要都市は全壊もしくは半壊状態で、そこに住まう貴族はほぼ殲滅。平民などの住民は生き残っていますが、魔物などから身を護る術はなく、近いうちに全滅するでしょう。」
その報告を聞いたシルヴィアの表情がビクッと微かに震える。
「な、何でそんなこと……。」
「あら?それが帝国の望みなんでしょ?近隣諸国を亡ぼす、ただそれだけの為に私を騙していたんじゃない。その望みをかなえてあげたんだから、笑いなさいよ。」
「そんなこと、誰も望んでいないわっ。」
「ま、そんなことどうでもいいけどね。帝国も他の国と同じだし。あとはあなたの命さえ奪えば、この世界から王族は消え去るわ。」
「……やはり、お父様方も?」
「当たり前でしょ?他国を襲っておいて、なぜ自分たちが襲われないって思うの?他国を襲うなら、自分たちが襲われる覚悟もしてるのが普通でしょ?」
「……。」
黙り込んでしまったシルヴィアを見て、ユースティアは小さくため息を吐き、腰の剣を抜く。
「そろそろ終わりにしよっか。」
そう言って剣を振り被り、シルヴィアのカプセルへ向かって振り下ろす。
「………どうして?」
すぐ目の前で止まっている剣先を見ながら呟くシルヴィア。
「……シルヴィは優しかったから……こんな私に声をかけてくれたのはシルヴィだけだったから……。」
「ユウ……。ごめんね。お父様を止められなかった……。」
いつものように『シルヴィ』と愛称で呼んでくれたことに対し、シルビアもいつものように呼び掛ける。
シルヴィアに剣を突き付けながら泣いているユウを、今すぐ抱きしめ、いつものように落ち着くまで頭を撫でてやりたい欲求にかられる。
しかし、カプセルに身を呑まれている状態ではそれも叶わず、ただ、想いを込めてユウに語りかける。
「本当は私もわかってたの、こんなこといけない、って。でもお父様に逆らえず、私に出来ることはユウの希望を出来る限り伝える事だけ……それも無駄に終わったけど、今から思えば、もっと何かできたよね?だからゴメンね。今更だけど……。」
「そうね、今更だわ。……なんでこうなっちゃったのかな?」
ユウは剣を鞘に納めると踵を返し部屋を出ていこうとする。
「ユウっ!」
「……この世界はもう終わりよ。支配階級が居なくなり、知識も技術も失われていく。世界中に魔物が蔓延り人々は生きていくのさえ困難な状態。ここから立て直せると言うならやってみなさいよ。」
そう言って部屋を出ていくユウ。
「ユウ……。」
シルヴィアの呼びかけがユウに届くことはなかった。
しばらく、ユウの出ていった扉を眺めていたシルヴィアだったが、頭を振ると、今やるべきことへと意識を切り替える。
シルヴィアが繋がっている機械は、この世界の叡智ともいえる魔道科学の粋を極めて作られた。
通称『マザー』と呼ばれるその機械は、世界中に張り巡らされた魔導ネットワークを使って瞬時に情報を集積・解析が出来、逆に、こちらの情報を一斉に伝えたり、ネットワークを介して、各地に配置された魔道ゴーレムを遠隔操作することも出来る……筈だった。
実際には、まだそこまで網羅はされておらず、帝国が各国を支配したのちに配備される予定だった。
しかし設置途中とはいえ、各地への魔導ネットワークはそれなりに広がっている。
今回の事でそのネットワークもかなりズタズタになったものの、まだ今ならば間に合うはず、シルヴィアはそう考えマザーへ魔力を流し意識を一つにする。
『皆様、私はシルヴィア・ノルエ・ランスリット。ノルキア帝国の王女です。いま世界は滅亡の危機に瀕しています。この危機を乗り越えるためには皆の心と力を一つにしなければなりません。まだ動ける人たちはノルキアの帝都へ!ここから……一からもう一度始めましょう!』
シルヴィアの呼びかけにより、一部の人々が旧ノルキア帝都に集まり、マザーシルヴィアの元、文明の灯を絶やすことなく細々ながらも次代へと繋いでいくことになる。
◇ ◇ ◇
「うぅ……ぬけないですぅ!」
…………。
「なんで抜けないんですかぁっ!せっかく見つけたのにぃ!」
…………誰?
「うぅ~、えいっ!って、わわっ!」
……なんだろ?煩い。
「あわわ~、なんか押しちゃったよぉって、棺っ!?」
……騒がしいなぁ。
少女はゆっくりと目を開けると、心配そうな顔で覗き込む女の子の姿が見える。
「誰?」
「わっ、しゃべった!?生きてるっ?」
「……まいっか。お休み。」
「わわわっ、ちょっと、寝ないでよぉっ!」
慌てふためく少女は、棺に横たわる彼女の肩をつかみ、ゆさゆさと揺さぶる。
「何よぉ?」
「何って、あなた誰なのっ?何でこんな所に寝てるの?棺に入ってるっていひょっとしてアンデットなのっ?」
「あなたこそ誰?」
矢継ぎ早に疑問をぶつけてくる少女をめんどくさそうに見た後、仕方がないなぁというように問い掛ける。
「あ、ごめん。私はエルザ。冒険者なの。」
「そう?私はユウ。じゃぁお休み。」
「わわっ、だから寝ないでよぉっ!」
そのまま寝ようとするユウを、慌てて引き止めて会話を続けようとするエルザ。
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