世界を破滅させる聖女は絶賛引き籠り中です

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引きこもり聖女の大激怒

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「いい?絶対にやり過ぎないでね。あそこにはつかまってる人たちもいるんだからね。」
前方に見える洞窟を前に、エルザはユウにやり過ぎないように言い含める。
昨日、休憩中にエルザを襲った男たちが居た。
ユウがその男たちを捕らえ、聞き出したところによると、この辺り一帯を仕切る盗賊団の一味という事だった。
この近辺を旅する商隊を襲っては、金品や女たちを奪い好き勝手しているとの事で、一味の中には傭兵崩れや冒険者崩れの者もいるとの事で、近くの街でもなかなか討伐依頼を果たせないという事らしく、それがまた、彼らを増長させ、のさばらせている要因にもなっていた。
そんな盗賊団のアジトを聞き出し潰すと決めたユウだが、アジトをつぶす原因がエルザを泣かせたためというのだから、エルザとしては止めるに止めれず、せめてやり過ぎないようにと、言うのが精いっぱいだったのだ。

「大丈夫。先日のゴブリンの一件で、私は反省したの。」
「そ、そう?反省するのはいい事よね、うん。」
「ウン、反省した。私が躊躇っていたばかりにエルが傷ついた。その反省を活かしてエルが関わることには自重しないと決めた。だから今回は最初から全力で行く。」
そう言ってユウは虚空から昨日も使っていた剣を取り出す。
そしてその剣を握ると、剣は形を崩し、杖へと変貌を遂げていた。

杖を代表とする、魔道の補助具は魔法使いスペルキャスターにとっては、必須のアイテムだ。
補助具は、魔力の増幅や制御、魔法発動の補助、コントロールなど、様々な場面で活躍をする。魔術師が自分の力を最大限に引き出すためにはなくてはならないアイテムなのだ。
逆に言えば、補助具を使わずに魔法を行使するというのは、かなりの無駄をしているという事になる。
今まで、何の補助具もなしに魔法を使っていたユウが杖を手にした。その事実が、ユウの本気度を物語っていた。
「あ、あのね、私の為を思うなら自重してくれると嬉しいなぁ……なんて。」
「うん、わかってる。エルは笑ってみてればいいからね。」
絶対に分かってない!とエルザは思うが、口に出しては「あ、うん、無理しないでね。」と曖昧に頷くのみだった。

「じゃぁ、まずは……。」
ユウが杖を一振りすると、洞窟の前に煙が出現し、洞窟内へと向かって流れ込む。

「なんだっ?」
「火事かっ!」
「火元はどこだっ!」
洞窟からわらわらと男たちが出てくる。
誰もが突然の煙に慌てふためいている。
「ひぃふぅみぃ……数は少ないけど、全員悪い人たちで間違いないね。」
ユウの呟きにエルが頷く。
「彼の者らに天罰を!光の流星雨ミーティアライン!』
天から光が降り注ぎ、洞窟の外にいる男たちを貫いていく。
腕に、脚に、肩にと、無差別に降り注いでいる筈なのに、不思議と致命傷を負ったものがいない。
「ユウ、ちゃんと手加減してる……。」
思わず呟くエルザ。
それを聞き咎めたユウが、笑いながら答える。
「自分達が何をしたか、魂の奥に刻み込むまでは殺さないよ?」
……ユウの笑顔が怖い。

洞窟の前でバタバタと倒れていく男たち。
何事かと、様子を見に外に出てきた者たちも、程なくして光に撃たれ倒れる。
「私は行くけど、エルはどうする?」
「行くって、どこへ?」
「あの洞窟の中。捕まってる人たち助けるんでしょ?」
「あ、うん。私も行く。」
「……気にしなくていいなら洞窟を崩せば終わったんだけどね。」
ユウが小声でつぶやいた内容は聞こえない振りをした。

「『土偶創造《クリエイト・ゴーレム》!』……殺さなければ好きにしていいわ。」
ユウはゴーレムたちを呼び出し、簡単な指示を出す。
例の馬頭の筋肉たちだ。
どこからともなく流れてくる軽快な音楽に乗り、ダンスを披露しながら、動く者を倒し縛り上げていく。
中には筋肉に挟まれて青ざめる男たちもいて、そんな場合ではないのだが、彼らに深く同情するエルザ。
「エル、外は任せていいから急ぐよ。中にあと10人いる。」
「うん、わかった。」
エルザは小剣を左右の手に構え、ユウと共に洞窟の中へ駆けていく。

キィンッ!
闇から振り下ろされる刃を左手のショートソードで受け止め、右手のショートソードを突き刺す。そのまま左手を振り払い、相手の身体が流れたところで、肩の付け根を切り裂く。
カウンターで、剣が突き出てくるが、それを紙一重で躱しながら飛び退いて間合いを空ける。
中々の手練れだ。こちらは出来る限り殺さないようにしているのが分かるのか、その隙を突いた攻撃をしてくる。
……手加減とか考えていたら、逆に殺られる。
エルザは、素早く頭を切り替えて、相手の急所を狙う。
急に動きの変わったエルザに不意を突かれたのか、相手の男の動きにためらいが生じる。
その隙を突いて左のショートソードを突き出す。男はそれを辛うじて剣で受け止めるが、その時にはエルザの右手がすでに動いていて、男の腕を切り裂く。
更に左手のショートソードで男の腹を突き刺すと、男はそのまま崩れおちる。
エルザは相手の生死も確かめずに、そのまま奥へと進む。
……これで3人倒した。ユウは大丈夫かな?
洞窟に入ったところで襲われた二人。エルザはその場を任せてもらい、ユウに先に進んでもらっていた。エルザはすでに3人倒し、ユウも倒しながら進んでいる筈なので、洞窟内にはほとんど敵はいないはずだ。
だけど、もし、敵の親玉が捉えている人を人質にとっていたら、いくらユウでも苦戦するに違いない。
エルザはそう考えると急がなくては、と思い、気配のある洞窟の奥へと進むのだった。

……これで4人。エルたんは大丈夫かな?
ユウは足元に転がった男を踏みつけると奥へと進む。
「くっ!」
目の前に飛び出してくる男。
本来であれば剣で切り伏せるのがセオリーなのだが、ユウはその場に伏せ、なおかつ自分の周りに魔法障壁を張る。
ドォォォンッ!!
その直後、自分の頭の上を衝撃が走り抜け、飛び出してきた男と共に吹き飛んでいく。
「チッ、勘のいい奴め。」
奥で男がぼやいていた。その男は腕に大きな筒を構えている。
「魔導砲……。」
「嬢ちゃん、知ってるなら話が早い。これはロストテクノロジーが生み出した兵器だ。お嬢ちゃんたちに勝ち目はないぜ。バラバラにされたくなかったら大人しく降伏しな。」
ゲラゲラと笑う男。
どうやらこいつがこの盗賊団のボスらしい。
この男は、どうやらその手にした魔導砲を使って組織を大きくしたらしいのだが……。
「一つ教えて。捕まってる女性たちはここにいないの?」
「ハンッ、いたら今頃は肉壁にしてるに決まってるだろうが。最後の一人を昨日捨ててきたところだよ。おかげで女っ気がなくていけねえやって思ってたところに嬢ちゃんが来たってわけだ。たっぷり可愛がってやるから精々いい声で鳴きな。」
男はそう言って舌なめずりをする。
「いつの時代も男は下衆ね。」
ユウがそう言うと男が魔導砲を構える。
「ほら、5つ数えるまで待ってやる。大人しく降参しな。」
「ホントバカね。」
1、2、と数えだす男に軽蔑の眼差しを向けるユウ。
「……5!残念だが死になっ!」
男が魔導砲の引き金を引く。
筒の先から衝撃が飛び出し、ユウの身体を貫きバラバラにする……筈だった。
しかし、男がいくら引き金を引いても筒の先からは何も飛び出さず、逆に筒自体が熱を帯びる。
「な、なんだ。何が起こってやがる……ぐばぁっっ……。」
男が狼狽え、筒を覗き込もうとした時、魔導砲が暴発を起こす。
その爆風に巻き込まれ、吹き飛ぶ盗賊団の頭。
「魔導砲の弱点はその大きな銃口なの。そこに障壁を張れば魔力を打ち出すことが出来ずに暴発するってわけ。そんな失敗作だから、試作されただけで生産されて無いはずだけど、よく残ってたわね。」
そう呟きながら、頭の身体に無数の光の矢を打ち込むユウ。
そこへ背後からエルザが飛び込んでくる。
「ユウ、大丈夫っ!……って何があったの?」
「ん、バカな男が自滅したの。それより早くでよ。」
「でも、捕まってる人たちが……。」
「もういないって。あのバカな男がそう言った。」
ユウは倒れている男を、侮蔑の眼差しで見る。
「そう……なんだ。」
エルザはその意味を正確に悟り、その身体を震わす。
「ん、エルのせいじゃない。とりあえず帰ろ。」
「うん……。」
ユウはエルザの肩を抱いて、洞窟の外へと誘導していく。

外に出ると、馬頭のゴーレムたちがキレッキレのダンスを披露していた。
盗賊たちは地面に転がされ、数人はゴーレムと密着しながら無理やり踊らされている。
迸る汗、盛り上がる筋肉、そして青ざめる盗賊たち。
ユウはそんなゴーレムたちに、洞窟の中にいる者たちも捉えて縛り上げておくように指示すると、エルザと共にログハウスへと戻っていった。

翌日……。
エルザとユウは盗賊団のアジトに再び来ていた。
「はぁ、なんかすごいシュール。」
洞窟の前の広場に盗賊たちが縛られ転がされている。
その周りを囲むように、馬頭のゴーレムたちが踊り続けている。
「何の集会よ?」
「ん?サバト?」
「……サバトの方がマシに思えてくるわ。それよりこれからどうするの?」
「あそこにいる馬鹿どもに、世の中を教えてくる。」
「……引きこもりがどうやって世の中を教えるのよ。」
エルザの呟きはすでにゴーレムたちのもとに向かったユウには届いてなかった。

それからの事は、エルザはあまり口外したくない。
一言で言えば地獄絵図だった。
ユウは盗賊たちの中心で、ゴーレム達に抱えられて立っている盗賊の頭の前に立つと、有無をいわさずメイスで殴りつける。
「このアマァ、グバァッ…。」
再びメイスが振るわれる。
「何しやが……グブッ。」
ガスッ!
「こんなことし……グブァッ。」
ガスッ!ガスッ!
「テメェ、覚………ガッ。」
ガスッ!ガスッ!ガスッ!
「勘弁し……グフッ。」
ガスッ!ガスッ!
「もう、許し……ゴブッ。」
ガスッ!ガスッ!ガスッ!ガスッ!ガスッ!
「助けて…………。」
ガスッ!ガスッ!
「あなたはそう言って助けを求めた人たちに何をした?」
ユウの言葉に、周りの盗賊たちが視線を逸らす。
「ヒール!」
気絶しかけた盗賊の頭に、癒しの魔法をかけるユウ。
傷が治り、意識がハッキリしたところで、ユウは再びメイスで殴りつける。
「商隊にいたのは年端も行かない子もいるって聞いたわ。あなた達はその子に何をした?」
あまりにも哀れに思えて、止めようとするエルザだったが、ユウの言葉を聞き、その顔を見て大人しく下がる。
……ユウだって好きでやってるわけじゃないんんだよね。
ユウの瞳に宿る悲しい光を見るとは何もいえなくなる。
確かに、途中で立ち寄った街で、盗賊に襲われた商隊の話を耳にしたことがある。
その中に7~8歳の少女がいたことも聞いていた。
戻ってきたという話も聞いてなく、今ここには捕らえられている人が一人も居ないと言うことは、きっとそう言うことなのだろう。
そう考えると、盗賊たちは生きているだけ、ユウの処遇は優しいのでは?と思えてくるだけに何もいえない。

何も喋らなくなった頭をゴーレム達に引き渡すと、ゴーレム達は嬉しそうに森の奥へと頭を引きずっていく。
湧き上がるゴーレム達の嬌声と頭の悲鳴。
それだけで一部の盗賊たちには、何がおきているか、理解したようだ。
そんな盗賊たちに、ユウが声をかける。
「エルたんにしようとした事がどれぐらい非道いことなのか、身を持って思い知りなさいよ。」
盗賊たちを見て、舌なめずりをするゴーレム達。それを見て怯える盗賊たち。
ユウは後をゴーレム達に任せると、エルザと共にログハウスへと戻っていった。

「ユウ……。」
元気なくベッドに倒れ込むユウに声をかける。
「エルたん、こんな私、嫌いになったでしょ?」
「嫌いになんかならないよ。ユウは悪くない。それより嫌なことやらせてゴメンね。」
「エルたんは謝らないで。ただエルたんを泣かせたアイツ等を許せなかっただけ。」
「でも、私のため、だよね?ゴメンね。そしてありがとう。」
エルザは感謝の思いと、ユウの罪悪感が和らぐようにとの想いを込めて、ユウに口づけをする。
「元気だして。ユウの好きなチーズ入りハンバーグ作るからね。出来上がるまで、ゆっくり休んでいなよ。」
そう言って、エルザはユウを寝室に残して部屋を出て行く。
1人取り残されたユウは、まだ熱さの残る唇に指をあて、エルザが出て行った扉を見つめる。

「エルたんのばか……。」
しばらくしてからそう呟くユウの顔は、おやつとして用意されたリンゴより赤く染まっていた。
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