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オルトロス退治
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「…よくもまぁ顔を見せに来たもんだ」
オルトロス退治のクエストをするべくまずはサーシャさん、もといガンツさんの所に来ていた。
ギルドに入った途端に受付嬢にまるで生贄を投げ出すかの様にサーシャさんの所に案内され、現在私達三人は正座し、サーシャさんの、ゴゴゴと効果音が出るくらいの怒りを受けている。
「私はクエストを受けろと言ったはずだ。……それなのにひと月も放置とはいい度胸だねぇ」
サーシャさんの背後に大太刀を背負う般若が見える………恐ろしいです。
それでもなんとか声を出した。
「サ、サーシャさん。クエストの内容は教えてもらったけど期限とか聞いてなかったし、エカトルの修業もあったし、これから行こうと……」
私の言い訳を聞いてサーシャさんの怒気はますます上がった。
「思ってました!サー!」
思わず軍隊返答をしてしまうくらいサーシャさんの怒気は怖い。
エカトルなんて目を開けたまま気絶してるし、海はプルプル震えて顔真っ青…。
「確かに…期限なしのクエストだが半月前に修業を見せてもらった時に言ったはずだよ?少しおかしな事になってる様だから早く行って片付けなって」
え?そんなこと言われたっけ?
………………あ!
そういえば、そんな事言われてた。サーシャさんがクエストに出る前の見送りの時に!
……でもその後、あのナルスがエカトルと海の修業の邪魔をしてきてうざくてすっかり記憶から無くなってた。
「サーシャさん…あのですね、サーシャさんがクエストに出た後、ナルスが2人に言い寄ってきまして…その対応ですっかり忘れてました。…ごめんなさい!」
「……へぇ~洗いざらい話してもらおうか」
頭を下げて謝ると先程の怒気が可愛いくらいのドスの効いた声でサーシャさんが聞いてきた。
……えぇ、話しましたよ。洗いざらいざらい全部!
ナルスとガンツさんが鬼の居ぬ間にしてた事全部…ね
オルトロス退治のクエストをするべくまずはサーシャさん、もといガンツさんの所に来ていた。
ギルドに入った途端に受付嬢にまるで生贄を投げ出すかの様にサーシャさんの所に案内され、現在私達三人は正座し、サーシャさんの、ゴゴゴと効果音が出るくらいの怒りを受けている。
「私はクエストを受けろと言ったはずだ。……それなのにひと月も放置とはいい度胸だねぇ」
サーシャさんの背後に大太刀を背負う般若が見える………恐ろしいです。
それでもなんとか声を出した。
「サ、サーシャさん。クエストの内容は教えてもらったけど期限とか聞いてなかったし、エカトルの修業もあったし、これから行こうと……」
私の言い訳を聞いてサーシャさんの怒気はますます上がった。
「思ってました!サー!」
思わず軍隊返答をしてしまうくらいサーシャさんの怒気は怖い。
エカトルなんて目を開けたまま気絶してるし、海はプルプル震えて顔真っ青…。
「確かに…期限なしのクエストだが半月前に修業を見せてもらった時に言ったはずだよ?少しおかしな事になってる様だから早く行って片付けなって」
え?そんなこと言われたっけ?
………………あ!
そういえば、そんな事言われてた。サーシャさんがクエストに出る前の見送りの時に!
……でもその後、あのナルスがエカトルと海の修業の邪魔をしてきてうざくてすっかり記憶から無くなってた。
「サーシャさん…あのですね、サーシャさんがクエストに出た後、ナルスが2人に言い寄ってきまして…その対応ですっかり忘れてました。…ごめんなさい!」
「……へぇ~洗いざらい話してもらおうか」
頭を下げて謝ると先程の怒気が可愛いくらいのドスの効いた声でサーシャさんが聞いてきた。
……えぇ、話しましたよ。洗いざらいざらい全部!
ナルスとガンツさんが鬼の居ぬ間にしてた事全部…ね
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