58 / 62
卒業試験へ
しおりを挟む私と海は卒業試験であるスカーレットドラゴンの情報収集と……デ・デート…を兼ねて温泉街を回っています。
「「………」」
い、一応、こ・こい・恋人ですから!手を握って歩いてるのですが…顔が熱くて海の方見れないし、未だに情報集め出来てないし…………実は温泉街二週目だし…どうしよう。
と、私の心の中は忙しなく動揺していた。
「…あ~、えっと。ミチルさん!」
「な、なに!」
海はあるお店を見ながら私に声をかけてきた。
「あそこにあるお店で一休みしませんか?」
海が指差す方を見ると、御食事と看板が立っていて思い返すと朝からただ歩いていただけで何もしてないし、もうお昼近くなのを思い出した。
すると、私のお腹は催促するように鳴った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
131
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる