ある女の異世界での活躍

オウガ

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卒業試験へ

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私と海は卒業試験であるスカーレットドラゴンの情報収集と……デ・デート…を兼ねて温泉街を回っています。



    「「………」」
い、一応、こ・こい・恋人ですから!手を握って歩いてるのですが…顔が熱くて海の方見れないし、未だに情報集め出来てないし…………実は温泉街二週目だし…どうしよう。



と、私の心の中は忙しなく動揺していた。


   「…あ~、えっと。ミチルさん!」
   「な、なに!」
海はあるお店を見ながら私に声をかけてきた。

   「あそこにあるお店で一休みしませんか?」
海が指差す方を見ると、御食事と看板が立っていて思い返すと朝からただ歩いていただけで何もしてないし、もうお昼近くなのを思い出した。









すると、私のお腹は催促するように鳴った。


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