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4章 弥次郎と千代音、仲間になる
1話 弥次郎と千代音に会う
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俺と清音は、町に出て旅の準備をする。
行く村は、四宮から3日の距離がある。
俺たちは準備を終えると出発する。
すでに昼近い、夕方まで休まず歩く。
夕方になり、寝る場所を決めて陣を張る。
俺と清音は木の上で夜を過ごす。
俺は旅を急いだためか朝まで起きない。
朝、清音が俺に話しかける
「昨夜は、熟睡してしまったわ。大丈夫だった。」
「俺も熟睡してしまったんだ。」
「そう、気を引き締めないといけないわね。」
「陣を張っているから、よほどのことがない限り大丈夫だよ。」
「万が一のことがあるわ。」
確かに、俺は外で寝るとき熟睡することはなかった。
疲れが出ただけだと思うが、失態には違いない。
俺たちは朝早くから出発する。
2日目は昨夜の失敗から休憩を取りながら旅をする。
夕方に近くなったころ、俺たちは、仮面を付けた2人組にであう。
清音は嬉しそうに声をかける
「弥次郎、千代音。」
「おう、清音、久しぶりだな。」
弥次郎が答える
「黒い牛鬼を倒した話、聞いているわよ。」
千代音が言う。
弥次郎は俺を見て清音に聞く
「そちらは。」
「熊野つなよ。一緒に旅をしているの。」
「つなと言います。よろしく。」
俺は挨拶する。
弥次郎は挨拶を無視して清音に聞く
「どういう関係だ。」
「ずうっと一緒にいると誓い合った仲よ。」
清音が答えると弥次郎は刀を抜く。
俺は下腹に冷たいものを感じる。
彼は一瞬で俺との間合いを詰め上段から切り下す。
俺は、後ろに下がり避ける。
彼は振り下ろした刀をしたから突き上げる。
俺は後ろに飛び、間一髪でかわし、間合いを取り刀を抜く。
すごい腕前である、清音より強いだろう。
俺が剣で勝てる可能性はない、後は魔力頼みである。
弥次郎は刀を納めると
「つなさん、済まなかった。試しただけだ。」
俺は殺されかけて納得がいかない。
清音は俺に言う。
「弥次郎は、つなの腕前を試しただけよ。」
俺は仕方なく刀を納める。
千代音が俺に言う
「弥次郎は挨拶が乱暴だからごめんね。」
俺はそう思うことにする。
清音は俺に弥次郎と千代音を紹介する。
千代音は清音の剣の師匠であり、子供のころの清音を拾ったらしい。
清音には両親の記憶はなく、弥次郎と千代音に育てられたのである。
俺は弥次郎と千代音に質問する
「どこへ行くのですか。」
「この先の村へ行く。青鬼に襲われているそうだ。」
「俺たちもその村へ行く途中です。」
「依頼が重複しているのか。」
「俺たちは菊姫の命で行くところです。」
「そうか、依頼人が違うわけだ。」
「一緒に仕事をしますか。」
「獲物を狩るのは早いもの順でいいな。」
「構いません。」
俺たちは、弥次郎たちと一緒に仕事をすることにする。
夕方になり、俺たちは寝る場所を決める。
俺が陣を張ると弥次郎が興味深そうに見る。
陣について弥次郎に説明すると、俺は弥次郎たちの寝るところにも陣を張る。
深夜、一つ目が4匹、陣の周りを嗅ぎまわる。
俺と清音は木から飛び降りると一つ目を2匹づつ狩る。
それを見ていた弥次郎と千代音は、手際が良いと褒める。
行く村は、四宮から3日の距離がある。
俺たちは準備を終えると出発する。
すでに昼近い、夕方まで休まず歩く。
夕方になり、寝る場所を決めて陣を張る。
俺と清音は木の上で夜を過ごす。
俺は旅を急いだためか朝まで起きない。
朝、清音が俺に話しかける
「昨夜は、熟睡してしまったわ。大丈夫だった。」
「俺も熟睡してしまったんだ。」
「そう、気を引き締めないといけないわね。」
「陣を張っているから、よほどのことがない限り大丈夫だよ。」
「万が一のことがあるわ。」
確かに、俺は外で寝るとき熟睡することはなかった。
疲れが出ただけだと思うが、失態には違いない。
俺たちは朝早くから出発する。
2日目は昨夜の失敗から休憩を取りながら旅をする。
夕方に近くなったころ、俺たちは、仮面を付けた2人組にであう。
清音は嬉しそうに声をかける
「弥次郎、千代音。」
「おう、清音、久しぶりだな。」
弥次郎が答える
「黒い牛鬼を倒した話、聞いているわよ。」
千代音が言う。
弥次郎は俺を見て清音に聞く
「そちらは。」
「熊野つなよ。一緒に旅をしているの。」
「つなと言います。よろしく。」
俺は挨拶する。
弥次郎は挨拶を無視して清音に聞く
「どういう関係だ。」
「ずうっと一緒にいると誓い合った仲よ。」
清音が答えると弥次郎は刀を抜く。
俺は下腹に冷たいものを感じる。
彼は一瞬で俺との間合いを詰め上段から切り下す。
俺は、後ろに下がり避ける。
彼は振り下ろした刀をしたから突き上げる。
俺は後ろに飛び、間一髪でかわし、間合いを取り刀を抜く。
すごい腕前である、清音より強いだろう。
俺が剣で勝てる可能性はない、後は魔力頼みである。
弥次郎は刀を納めると
「つなさん、済まなかった。試しただけだ。」
俺は殺されかけて納得がいかない。
清音は俺に言う。
「弥次郎は、つなの腕前を試しただけよ。」
俺は仕方なく刀を納める。
千代音が俺に言う
「弥次郎は挨拶が乱暴だからごめんね。」
俺はそう思うことにする。
清音は俺に弥次郎と千代音を紹介する。
千代音は清音の剣の師匠であり、子供のころの清音を拾ったらしい。
清音には両親の記憶はなく、弥次郎と千代音に育てられたのである。
俺は弥次郎と千代音に質問する
「どこへ行くのですか。」
「この先の村へ行く。青鬼に襲われているそうだ。」
「俺たちもその村へ行く途中です。」
「依頼が重複しているのか。」
「俺たちは菊姫の命で行くところです。」
「そうか、依頼人が違うわけだ。」
「一緒に仕事をしますか。」
「獲物を狩るのは早いもの順でいいな。」
「構いません。」
俺たちは、弥次郎たちと一緒に仕事をすることにする。
夕方になり、俺たちは寝る場所を決める。
俺が陣を張ると弥次郎が興味深そうに見る。
陣について弥次郎に説明すると、俺は弥次郎たちの寝るところにも陣を張る。
深夜、一つ目が4匹、陣の周りを嗅ぎまわる。
俺と清音は木から飛び降りると一つ目を2匹づつ狩る。
それを見ていた弥次郎と千代音は、手際が良いと褒める。
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