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8章 見えない脅威

2話 見えない敵

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 剣士の3人組は、昼間休んで夜を待つ。
 深夜になると、大牙がやってくる。
 大牙は、3人を取り囲む。
 3人は背中合わせになる。
 大牙が3人に向かってくる。
 しかし、大牙は足を取られて倒れ込む。
 3人組は、自分たちの周りにわなを仕掛けている。
 6匹の大牙が罠に捕まる。
 残りの大牙は仲間を助けようとする。
 3人はその隙を逃さない。
 大牙を刀で切り殺していく。
 そして、大牙を全滅させる。
 3人は一息ついてから、罠にかかった大牙に止めを刺そうとする。
 ところが大牙は3匹しかいない。
 「大牙がいなくなっているぞ。」
 「嘘だろ。」
 「3匹しかいない。」
目の前で罠にかかった大牙が何者かに引きずられていく。
 大牙は林の中に消えていく。
 「おい、何かいるぞ。」
 「見えないぞ。」
3人は見えない相手に構える。
 また、目の前で罠にかかった大牙が何者かに引きずられていく。
 しかし、何も見えない。
 最後の罠にかかった大牙が何者かに引きずられていく。
 3人は気配を消して、大牙の後をつける。
 途中で大牙が止まる。
 3人は伏せるが、1人に何かが絡みつく
 「何だ、動けないぞ。」
 「どうした。」
 「何があった。」
 「気を付けろ、何か飛ばしてきているぞ。」
近づこうとした1人に何かが絡みつく。
 「動けない。」
もがいて倒れ込む。
 残った1人が伏せたまま匍匐前進で2人に近づく。
 刀で絡まったものを切ろうとするが切れない。
 1人が引きずられ始める。
 何かひものようなもので引っ張られているのだ。
 残った1人は、ひものようなものを刀で切ろうとするが切れない。
 このままだは仲間を助けられないと考え、林の中に突進しようとする。
 すると何かが絡みつく。
 外そうともがくが倒れてしまう。
 最初に引きずられていった仲間の断末魔の悲鳴が林の中に響く。
 次に2人目が引きずられていく。
 2人目も断末魔の悲鳴をあげる。
 残った1人は自分の末路を知る。
 よろず仕事斡旋所では、期限までに3人組が戻ってこないため、依頼を失敗したとして、再び依頼を掲示する。
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