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10章 新しい仲間
7話 菊の命
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翌朝、目が覚めると清音が俺に話しかけてくる
「調子はどお。」
「調子って?」
「昨日、お酒飲んで帰ってきたでしょ。」
「ああ、達郎と盛り上がってしまって。」
「飲みすぎよ。」
「はい。」
「いつ、戦いになるかわからないから、お酒は気を付けて。」
「反省しています。」
「抱き着くなら、お酒を飲まないでね。」
俺は、しらふなら、清音に抱き着いてもいいのかと思うが、恥ずかしくてなかなかできそうにない。
達郎は朝になり目を覚ます。
横には美代が寝ている。
うん、寝顔もかわいい。
いや、そうじゃないと達郎は飛び起きる。
よく見ると美代の部屋にいる。
達郎は昨夜のことを必死に思い出す。
美代に正座させられて説教されて・・・
そこから記憶がない。
美代が目を覚ます。
達郎は、美代に言う
「夜、俺は何をして・・その~、責任取ります。」
「達郎様、何の責任を取るのですか。」
「それは、夜、一緒に寝たから、その、あれだよ・・・」
美代は赤くなる。
「俺は、美代のこと好きだからしてしまったんだ。」
「私が寝ているうちに何かしたのですか。」
「その、美代を抱いたんじゃ・・・」
達郎は歯切れが悪い、記憶がないのだ。
美代は、達郎が考えていることに気づき笑う。
「達郎様は何もしていませんよ。」
「説教していたら寝込んでしまわれたので、寝かして添い寝をしていたのです。」
「えっ、それじゃあ何もしていないの。」
「はい。」
達郎はチャンスを無駄にしたと残念に思う。
それでも美代が添い寝してくれたのだ。
達郎は良しとする。
菊は、弥次郎と千代音に使いを頼む。
弥次郎と千代音は、よろず仕事斡旋所に通うことになる。
菊は、達郎と美代の官位を上げるため、村を救うような依頼を2人に探してもらっているのである。
盗賊団などが出れば都合よいが、今は情報にない。
数日後、弥次郎と千代音は、ある依頼に目を付ける。
2人は、依頼を受付に持っていき、この依頼を菊姫の預かりにする。
菊は、達郎と美代を部屋に呼ぶ。
彼女は2人に言う
「四宮から歩いて3日かかる村で、村人が青鬼に攫われました。」
「これから、青鬼を退治してきてください。」
達郎が言う
「青鬼は大喰らいですから、急いだほうがいいですね。」
「2人で行くのですか。」
美代が聞く。
「青鬼は5匹だそうです。大丈夫でしょ。」
達郎と美代は剣の腕を上げてきている。
弥次郎が大丈夫と判断しているのだ。
「姫様の命果たしてまいります。」
達郎が言う。
「必ず成功して見せます。」
美代が言う。
達郎と美代は、旅の準備をするとすぐに村を目指す。
「調子はどお。」
「調子って?」
「昨日、お酒飲んで帰ってきたでしょ。」
「ああ、達郎と盛り上がってしまって。」
「飲みすぎよ。」
「はい。」
「いつ、戦いになるかわからないから、お酒は気を付けて。」
「反省しています。」
「抱き着くなら、お酒を飲まないでね。」
俺は、しらふなら、清音に抱き着いてもいいのかと思うが、恥ずかしくてなかなかできそうにない。
達郎は朝になり目を覚ます。
横には美代が寝ている。
うん、寝顔もかわいい。
いや、そうじゃないと達郎は飛び起きる。
よく見ると美代の部屋にいる。
達郎は昨夜のことを必死に思い出す。
美代に正座させられて説教されて・・・
そこから記憶がない。
美代が目を覚ます。
達郎は、美代に言う
「夜、俺は何をして・・その~、責任取ります。」
「達郎様、何の責任を取るのですか。」
「それは、夜、一緒に寝たから、その、あれだよ・・・」
美代は赤くなる。
「俺は、美代のこと好きだからしてしまったんだ。」
「私が寝ているうちに何かしたのですか。」
「その、美代を抱いたんじゃ・・・」
達郎は歯切れが悪い、記憶がないのだ。
美代は、達郎が考えていることに気づき笑う。
「達郎様は何もしていませんよ。」
「説教していたら寝込んでしまわれたので、寝かして添い寝をしていたのです。」
「えっ、それじゃあ何もしていないの。」
「はい。」
達郎はチャンスを無駄にしたと残念に思う。
それでも美代が添い寝してくれたのだ。
達郎は良しとする。
菊は、弥次郎と千代音に使いを頼む。
弥次郎と千代音は、よろず仕事斡旋所に通うことになる。
菊は、達郎と美代の官位を上げるため、村を救うような依頼を2人に探してもらっているのである。
盗賊団などが出れば都合よいが、今は情報にない。
数日後、弥次郎と千代音は、ある依頼に目を付ける。
2人は、依頼を受付に持っていき、この依頼を菊姫の預かりにする。
菊は、達郎と美代を部屋に呼ぶ。
彼女は2人に言う
「四宮から歩いて3日かかる村で、村人が青鬼に攫われました。」
「これから、青鬼を退治してきてください。」
達郎が言う
「青鬼は大喰らいですから、急いだほうがいいですね。」
「2人で行くのですか。」
美代が聞く。
「青鬼は5匹だそうです。大丈夫でしょ。」
達郎と美代は剣の腕を上げてきている。
弥次郎が大丈夫と判断しているのだ。
「姫様の命果たしてまいります。」
達郎が言う。
「必ず成功して見せます。」
美代が言う。
達郎と美代は、旅の準備をするとすぐに村を目指す。
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