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第34話 S24強襲
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俺は司令部のエドガー・イーガン中将から呼び出される
「君は何か勘違いしていないかね。」「どういうことでしょう。」
「第218歩兵部隊のレポートは読ませてもらった、彼らは愚連隊だよゴミ掃除が相応しい。」「彼らの態度に問題があることは承知しています、しかし作戦遂行能力は非常に高いです。」
「君ならどのように運用するのかね。」
レポートに書いてある、こいつ全然読んでいないなと思ったが、俺は黙って説明する。
「例えば、敵基地の制圧の際、事前の指揮系統の無力化です。」「そういうなら、試してみよう、本当にできるのかをね。」
俺はエドガー中将の言葉に嫌な予感がした。
第218歩兵部隊に指令が来た、シャドウズの基地S24の指揮所とレダーサイトの無力化である。無力化成功後、航空機により爆撃するというものである。
S24はまだ哨戒機の空港を攻撃したばかりである。警戒が強化されているだろう。それにS24は規模が違うウォーカーも配備されている。おれは、アーサーに聞く。
「どうするつもりだ。」「遂行するだけだ。」
「規模が違うぞ。」「やることは同じだ。」
「ウォーカーもいる、どうする。」「・・・」
アーサーは答えない、ウォーカーに狙われたら助からないだろう。
アーサーは前回と同じ方法で島に潜入する、時間は前回より早い夕方である。島に着くと装備を整える、そして基地までジャングルを突っ切る、センサー類が設置されていないのは幸いである。
基地に着くと門兵を始末する、そして、6人はばらばらになる、俺はアーサーについて行く。途中哨戒中の兵を2人始末し指令室のある建物に着く、建物は鉄筋3階建てである。
建物の前にいる6人の兵を襲う、アーサーが1人を始末するうちに俺は5人の首をかききる。ドニィーシャに鍛えられただけあって腕が上がっている、5人は気づくこともできなかった。
1階は無人だった。2階には大勢の人の気配がある。俺とアーサーは悟られないように3階に上がる。指令室の前には2人の兵が立っている。
俺たちは兵を始末すると指令室に入り込む中には10人いた、俺は4人まで気づかれずに始末した。5、6人目は気づいたが動けない。7、8人目は拳銃を抜こうとしたが俺の方が早い。
残る2人はアーサーが始末する。爆弾をセットしながら、アーサーは俺に言う。
「ルーは凄いね。」「場数を踏んでいるんだ。」
そのとき銃声がした誰か見つかったらしい。
兵が3階に上がって来る、俺は空間から剣を取り出すと兵に突っ込む。俺には兵の動きはゆっくりに見えた。そして、全員を切り伏せた。
アーサーが無線で状況を確認する。ミックが見つかった。
ミックは格納庫を担当していた。ウォーカーが動き出すとまずい。
俺たちは格納庫に向かう途中、軍用車を襲って奪う。格納庫に着くとアーサーは軍用車に搭載されている機関砲で格納庫内を掃射する。
俺はミックを探す、ミックはウォーカーの陰にいる
「爆弾は仕掛けたか。」「まだ2機のウォーカーに仕掛けていない。」
仕方なかった。爆弾を仕掛ける時間はない。俺はミックと軍用車に戻り、集合場所の門へ行く。まだ、ビーが戻ってきていない。各所で爆発が起きる。レーダサイトも潰れた。アーサーは成功の無線を送る。
ビーが合流する、俺たちはジャングルに逃げ込む。ウォーカーが1機、俺たちを追い始める
「君は何か勘違いしていないかね。」「どういうことでしょう。」
「第218歩兵部隊のレポートは読ませてもらった、彼らは愚連隊だよゴミ掃除が相応しい。」「彼らの態度に問題があることは承知しています、しかし作戦遂行能力は非常に高いです。」
「君ならどのように運用するのかね。」
レポートに書いてある、こいつ全然読んでいないなと思ったが、俺は黙って説明する。
「例えば、敵基地の制圧の際、事前の指揮系統の無力化です。」「そういうなら、試してみよう、本当にできるのかをね。」
俺はエドガー中将の言葉に嫌な予感がした。
第218歩兵部隊に指令が来た、シャドウズの基地S24の指揮所とレダーサイトの無力化である。無力化成功後、航空機により爆撃するというものである。
S24はまだ哨戒機の空港を攻撃したばかりである。警戒が強化されているだろう。それにS24は規模が違うウォーカーも配備されている。おれは、アーサーに聞く。
「どうするつもりだ。」「遂行するだけだ。」
「規模が違うぞ。」「やることは同じだ。」
「ウォーカーもいる、どうする。」「・・・」
アーサーは答えない、ウォーカーに狙われたら助からないだろう。
アーサーは前回と同じ方法で島に潜入する、時間は前回より早い夕方である。島に着くと装備を整える、そして基地までジャングルを突っ切る、センサー類が設置されていないのは幸いである。
基地に着くと門兵を始末する、そして、6人はばらばらになる、俺はアーサーについて行く。途中哨戒中の兵を2人始末し指令室のある建物に着く、建物は鉄筋3階建てである。
建物の前にいる6人の兵を襲う、アーサーが1人を始末するうちに俺は5人の首をかききる。ドニィーシャに鍛えられただけあって腕が上がっている、5人は気づくこともできなかった。
1階は無人だった。2階には大勢の人の気配がある。俺とアーサーは悟られないように3階に上がる。指令室の前には2人の兵が立っている。
俺たちは兵を始末すると指令室に入り込む中には10人いた、俺は4人まで気づかれずに始末した。5、6人目は気づいたが動けない。7、8人目は拳銃を抜こうとしたが俺の方が早い。
残る2人はアーサーが始末する。爆弾をセットしながら、アーサーは俺に言う。
「ルーは凄いね。」「場数を踏んでいるんだ。」
そのとき銃声がした誰か見つかったらしい。
兵が3階に上がって来る、俺は空間から剣を取り出すと兵に突っ込む。俺には兵の動きはゆっくりに見えた。そして、全員を切り伏せた。
アーサーが無線で状況を確認する。ミックが見つかった。
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仕方なかった。爆弾を仕掛ける時間はない。俺はミックと軍用車に戻り、集合場所の門へ行く。まだ、ビーが戻ってきていない。各所で爆発が起きる。レーダサイトも潰れた。アーサーは成功の無線を送る。
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