3 / 87
第3話 たけるの過去
しおりを挟む
逢神の血族は、呪われた鬼切りの刀に憑りつかれている。
たけるが力に目覚めたのは高校生の時である。
ある晩、就寝中ふと眼ざめ窓の外を見ると白い着物の妙齢の女が宙に立ち姿で浮かび見下ろしている。
たけるは美しさに見とれるが、この世のものでないことに気づき寝たふりをする。
それからである、これまで見えなかった、この世ならざるものを見るようになる。
つまり、霊や妖と言ったものが見えるのである。
彼は見えるだけの物には知らない顔をしてやり過ごしていたが、近づいて来るものや近づいてくる気配には困る。
しかし、彼の血が対処法を教える、丹田に力を集め、その力をぶつけることで消し去ることができるようになる。
彼は大学を卒業後、警察官になる。
そこで最初のオカルト事件に遭う、心霊スポットの病院跡に若者が侵入したと通報が入る。
たけるは数名の同僚と共に病院跡に入る、若者たちは直ぐに捕まえたが、黒い影が現れる。
そこにいた者は皆、狂乱に陥る、たける以外にも見えているようだ。
彼はいつものように丹田に力を集め、その力を右こぶしに乗せて、黒い影を殴り、消し去ってしまう。
後日、その光景の動画がネットに流れる、たけるにはゴーストポリスのあだ名まで付けられ、マスコミの取材に追われるようになってしまう。
たけるは仕事に支障が出るため沈黙を通す。
警察内でもこのことに触れることは、当時タブーになっている。
しかし、第2のオカルト事件が発生してしまう。
ある県の山を切り開いた新興住宅地で巨大なオオカミが現れたのだ。
たけるは、直ぐそれが山の神だと気づく。
オオカミは神出鬼没で猟銃が効かなった。
何より人の見ている前で消えて見せたのだ。
生き物ではないと人々は気づく。
そこで、たけるに白羽の矢が立つ。
たけるは署長に呼ばれる。
「オオカミの件は知っていると思う、そちらの県警から応援要請が来た、管轄外だが引き受けてくれないか。」
「あれは山の神です、手を出してはいけません。」
「これは命令だ、退治してくれ。」
「分かりました、最後の仕事にします。」
「辞めるつもりか。」
「はい、神殺しまでさせられていてはたまりません。」
たけるはオオカミと戦うことになる。
たけるは住宅地のある山の頂上で待つ、巨大なオオカミが現れ言う
「お前には関係ないことだ去ね。」
「あなたを退治するように命令されています。」
「不自由な奴だ、死ね。」
たけるはオオカミの念力で宙に高く放り上げられると、そのまま落ち地面に叩きつけられる。
そして、オオカミは念力で岩を持ち上げるとたけるの上に落とす。
戦いを見ていた人々はたけるが潰されたと思い悲鳴を上げる。
しかし、彼はオオカミの前に立っている、人間業ではない。
彼の血が命の危機に際して、羽左衛門ノ贄ノ夜叉を呼ぶようにささやく。
「ここから立ち去ることはできませんか。」
「我はこの山の神だぞ、できるか。」
「戦いたくないのです。」
「分かった、我が死ぬことにしよう。」
オオカミは人の形をとる、手には二振りの刀を持っている。
オオカミは刀を差しだし
「これは我の牙である、1本はお前に、もう1本は我の血を吸わせ大地に突き立てこの山の守りとしてくれ。」
たけるは刀を受けとるが
「できません。」
と言い切る、すると観客から声が上がる
「殺してしまえー」
「邪魔なんだよー」
人から元の姿に戻るとオオカミは観客に襲い掛かる、たけるは割り込み刀で思わずオオカミを刺してしまう
「これでいい。」
オオカミの姿は徐々に薄くなり消えていく。
観客から歓声が上がる。
もう1本の刀は手から虚空へと消える。
たけるは振り返り、観客を睨みつけると刀を地面に突き立てそのまま怒りをこらえ立ち去ってしまう。
観客からは、たけるの態度にブーイングが上がり、署長が立ち止まるように言うが従わない。
たけるの態度はマスコミからも叩かれ、無職で過ごすことになる。
そんな中、声をかけてきたのがフロアディレクターの清水えりなである。
世間の評判の悪いたけるを起用することにチーフディレクターは難色を示したが、えりなは本物の祓い屋だと説き伏せたのである。
たけるが力に目覚めたのは高校生の時である。
ある晩、就寝中ふと眼ざめ窓の外を見ると白い着物の妙齢の女が宙に立ち姿で浮かび見下ろしている。
たけるは美しさに見とれるが、この世のものでないことに気づき寝たふりをする。
それからである、これまで見えなかった、この世ならざるものを見るようになる。
つまり、霊や妖と言ったものが見えるのである。
彼は見えるだけの物には知らない顔をしてやり過ごしていたが、近づいて来るものや近づいてくる気配には困る。
しかし、彼の血が対処法を教える、丹田に力を集め、その力をぶつけることで消し去ることができるようになる。
彼は大学を卒業後、警察官になる。
そこで最初のオカルト事件に遭う、心霊スポットの病院跡に若者が侵入したと通報が入る。
たけるは数名の同僚と共に病院跡に入る、若者たちは直ぐに捕まえたが、黒い影が現れる。
そこにいた者は皆、狂乱に陥る、たける以外にも見えているようだ。
彼はいつものように丹田に力を集め、その力を右こぶしに乗せて、黒い影を殴り、消し去ってしまう。
後日、その光景の動画がネットに流れる、たけるにはゴーストポリスのあだ名まで付けられ、マスコミの取材に追われるようになってしまう。
たけるは仕事に支障が出るため沈黙を通す。
警察内でもこのことに触れることは、当時タブーになっている。
しかし、第2のオカルト事件が発生してしまう。
ある県の山を切り開いた新興住宅地で巨大なオオカミが現れたのだ。
たけるは、直ぐそれが山の神だと気づく。
オオカミは神出鬼没で猟銃が効かなった。
何より人の見ている前で消えて見せたのだ。
生き物ではないと人々は気づく。
そこで、たけるに白羽の矢が立つ。
たけるは署長に呼ばれる。
「オオカミの件は知っていると思う、そちらの県警から応援要請が来た、管轄外だが引き受けてくれないか。」
「あれは山の神です、手を出してはいけません。」
「これは命令だ、退治してくれ。」
「分かりました、最後の仕事にします。」
「辞めるつもりか。」
「はい、神殺しまでさせられていてはたまりません。」
たけるはオオカミと戦うことになる。
たけるは住宅地のある山の頂上で待つ、巨大なオオカミが現れ言う
「お前には関係ないことだ去ね。」
「あなたを退治するように命令されています。」
「不自由な奴だ、死ね。」
たけるはオオカミの念力で宙に高く放り上げられると、そのまま落ち地面に叩きつけられる。
そして、オオカミは念力で岩を持ち上げるとたけるの上に落とす。
戦いを見ていた人々はたけるが潰されたと思い悲鳴を上げる。
しかし、彼はオオカミの前に立っている、人間業ではない。
彼の血が命の危機に際して、羽左衛門ノ贄ノ夜叉を呼ぶようにささやく。
「ここから立ち去ることはできませんか。」
「我はこの山の神だぞ、できるか。」
「戦いたくないのです。」
「分かった、我が死ぬことにしよう。」
オオカミは人の形をとる、手には二振りの刀を持っている。
オオカミは刀を差しだし
「これは我の牙である、1本はお前に、もう1本は我の血を吸わせ大地に突き立てこの山の守りとしてくれ。」
たけるは刀を受けとるが
「できません。」
と言い切る、すると観客から声が上がる
「殺してしまえー」
「邪魔なんだよー」
人から元の姿に戻るとオオカミは観客に襲い掛かる、たけるは割り込み刀で思わずオオカミを刺してしまう
「これでいい。」
オオカミの姿は徐々に薄くなり消えていく。
観客から歓声が上がる。
もう1本の刀は手から虚空へと消える。
たけるは振り返り、観客を睨みつけると刀を地面に突き立てそのまま怒りをこらえ立ち去ってしまう。
観客からは、たけるの態度にブーイングが上がり、署長が立ち止まるように言うが従わない。
たけるの態度はマスコミからも叩かれ、無職で過ごすことになる。
そんな中、声をかけてきたのがフロアディレクターの清水えりなである。
世間の評判の悪いたけるを起用することにチーフディレクターは難色を示したが、えりなは本物の祓い屋だと説き伏せたのである。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
妻に不倫され間男にクビ宣告された俺、宝くじ10億円当たって防音タワマンでバ美肉VTuberデビューしたら人生爆逆転
小林一咲
ライト文芸
不倫妻に捨てられ、会社もクビ。
人生の底に落ちたアラフォー社畜・恩塚聖士は、偶然買った宝くじで“非課税10億円”を当ててしまう。
防音タワマン、最強機材、そしてバ美肉VTuber「姫宮みこと」として新たな人生が始まる。
どん底からの逆転劇は、やがて裏切った者たちの運命も巻き込んでいく――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる