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第11章 新たな冒険
第5話 カンデのがんばり
セクメト・クランは35階層に到達する。35階層には30匹近いベヒモスが存在する。アロイスはアライダたちの魔法で数を減らそうと考えるが、アルマが言う。
「アロイス、魔法でベヒモスを減らすつもりだろ。」「それが安全策だ。」
「あの魔法を使うと魔石が残らない。魔石は大切な収入源だ。他の方法はないか。」「済まない。メンバーの命には代えられない。アライダ、魔法の準備をしてくれ。」
アルマは引き下がるしかない。カミルも思うことがあるだろうがアロイスの指示を黙って聞いている。
アライダ、エゴン、クヌートが魔法の詠唱を始める。するとベヒモスが襲って来る。カンデとヨルが防御に回るが、ベヒモスは明らかにアライダ、エゴン、クヌートを狙っている。
アロイスは、アルフレート、クルト、ディータ、カールを護衛に回す。ベヒモスが次々とアライダ、エゴン、クヌートを襲い始める。
エアハルトがハンドサインでアロイスに陣形の変更を促す。アロイスは、エアハルト、エルメンヒルト、アルノー、デニスを下がらせる。そして、陣形を守りの体勢にする。
この時、アライダたちの魔法が発動する。遠くにいたベヒモスが3匹巻き込まれて灰になる。残りのベヒモスはセクメト・クランに向かってきている。
エアハルトたちは、魔法使い、ポーター、ヒーラーを守りながらベヒモスを倒していく。エアハルト、エルメンヒルト、アルノーたちの戦いは攻める時に威力を発揮する。
今のままではベヒモスに押されて戦いづらい。アルフレートがエアハルト、エルメンヒルト、アルノーに声をかける。
「守りを私たちに任せて、戦ってください。」「ありがとうございます。」
エアハルトは礼を言うとベヒモスたちの中に飛び込む。ベヒモスは突然の動きに対応できない。そこへ雷光をまとった剣でエルメンヒルトが切り込む。エルメンヒルトはベヒモスの足を切り落としていく。
さらにアルノーが剣に風をまとわせてベヒモスの首に斬撃を打ち込む。風をまとった剣は肉や皮を削り取りベヒモスの首を落とす。
エアハルトは何か力が湧いて来る。そして、体が軽い。この感覚には覚えがるレベルアップだ。エアハルトは跳躍しながら空中で剣を振るってベヒモスの首をはねる。
1人飛び出したエアハルトに3匹のベヒモスが襲い掛かる。エアハルトは着地すると左に飛び上がり、左から来たベヒモスの頭を2つに割る。着地すると2匹のベヒモスがブレスを吐こうとする。
エアハルトは、反転して俊足を使ってベヒモスの首をはねとばす。頭を失ったベヒモスの首からは炎が噴き出す。
残った1匹がエアハルトにブレスを吐き、ほのおが迫るがエアハルトはすでにそこにはいない。高く跳躍してベヒモスに迫り、首をはねとばす。
ベヒモスの数が減って余裕が出来たエルメンヒルトとアルノーは、エアハルトの動きを見て驚く。俊足が速すぎて目で動きを何とか追えるくらいで見失いそうなのだ。
こうしている間にもエアハルトは4匹のベヒモスを倒す。エルメンヒルトとアルノーは、負けまいとするがベヒモスはカンデとヨルが相手をしている2匹だけになっていた。
カンデはすでに右前足と左後足を切り落としてベヒモスの動きを封じている。ベヒモスは空中に魔法陣を描いて氷の槍を降らせるがカンデは剣で全て防ぎきる。
ベヒモスの顎の下に潜り込むとのどを剣で貫き、切り裂く。のどからは血の雨が降る。カンデは血まみれの姿でベヒモスと戦い続ける。ベヒモスは左前足でカンデを狙う。
カンデはぎりぎりでかわしてベヒモスが隙を作る時を待つ。ベヒモスは焦れて左前足を大振りする。カンデはこの時を待っていた。跳躍するとベヒモスの首に乗る。
そして、剣を突き立て全身を使って首を切り裂く。首の骨を切られたベヒモスは倒れて地面に吸い込まれるように消えていく。
カンデは、普通を装いながらも1人でベヒモスを倒した手ごたえを感じて、心の中でガッツポーズをする。見ていたアルマがカンデに言う。
「1人でベヒモスを倒したのだから、喜べばいいぞ。」「俺は自分の役目を果たしただけだ。」
カンデは大手を振って喜びたかったがここはダンジョンの中である。これまでソロで冒険者をやってきた癖で喜べなかった。
ヨルもベヒモスと対峙している。ヨルはセクメト・クランの剣士の中で一番劣っていることを自覚している。だが、一応セクメト・クランのメンバーである。
「ベヒモス1匹倒せなくてどうする」と心の中で言い聞かせる。ヨルは宣言する。
「このベヒモスは、俺が倒す。」
アルフレートはヨルを助けるつもりだったが、ヨルは冒険者としてベヒモスを狩ると宣言した。こうなっては、ヨルの獲物に手を出すことはできない。アルフレートは見届けるしかない。
「アロイス、魔法でベヒモスを減らすつもりだろ。」「それが安全策だ。」
「あの魔法を使うと魔石が残らない。魔石は大切な収入源だ。他の方法はないか。」「済まない。メンバーの命には代えられない。アライダ、魔法の準備をしてくれ。」
アルマは引き下がるしかない。カミルも思うことがあるだろうがアロイスの指示を黙って聞いている。
アライダ、エゴン、クヌートが魔法の詠唱を始める。するとベヒモスが襲って来る。カンデとヨルが防御に回るが、ベヒモスは明らかにアライダ、エゴン、クヌートを狙っている。
アロイスは、アルフレート、クルト、ディータ、カールを護衛に回す。ベヒモスが次々とアライダ、エゴン、クヌートを襲い始める。
エアハルトがハンドサインでアロイスに陣形の変更を促す。アロイスは、エアハルト、エルメンヒルト、アルノー、デニスを下がらせる。そして、陣形を守りの体勢にする。
この時、アライダたちの魔法が発動する。遠くにいたベヒモスが3匹巻き込まれて灰になる。残りのベヒモスはセクメト・クランに向かってきている。
エアハルトたちは、魔法使い、ポーター、ヒーラーを守りながらベヒモスを倒していく。エアハルト、エルメンヒルト、アルノーたちの戦いは攻める時に威力を発揮する。
今のままではベヒモスに押されて戦いづらい。アルフレートがエアハルト、エルメンヒルト、アルノーに声をかける。
「守りを私たちに任せて、戦ってください。」「ありがとうございます。」
エアハルトは礼を言うとベヒモスたちの中に飛び込む。ベヒモスは突然の動きに対応できない。そこへ雷光をまとった剣でエルメンヒルトが切り込む。エルメンヒルトはベヒモスの足を切り落としていく。
さらにアルノーが剣に風をまとわせてベヒモスの首に斬撃を打ち込む。風をまとった剣は肉や皮を削り取りベヒモスの首を落とす。
エアハルトは何か力が湧いて来る。そして、体が軽い。この感覚には覚えがるレベルアップだ。エアハルトは跳躍しながら空中で剣を振るってベヒモスの首をはねる。
1人飛び出したエアハルトに3匹のベヒモスが襲い掛かる。エアハルトは着地すると左に飛び上がり、左から来たベヒモスの頭を2つに割る。着地すると2匹のベヒモスがブレスを吐こうとする。
エアハルトは、反転して俊足を使ってベヒモスの首をはねとばす。頭を失ったベヒモスの首からは炎が噴き出す。
残った1匹がエアハルトにブレスを吐き、ほのおが迫るがエアハルトはすでにそこにはいない。高く跳躍してベヒモスに迫り、首をはねとばす。
ベヒモスの数が減って余裕が出来たエルメンヒルトとアルノーは、エアハルトの動きを見て驚く。俊足が速すぎて目で動きを何とか追えるくらいで見失いそうなのだ。
こうしている間にもエアハルトは4匹のベヒモスを倒す。エルメンヒルトとアルノーは、負けまいとするがベヒモスはカンデとヨルが相手をしている2匹だけになっていた。
カンデはすでに右前足と左後足を切り落としてベヒモスの動きを封じている。ベヒモスは空中に魔法陣を描いて氷の槍を降らせるがカンデは剣で全て防ぎきる。
ベヒモスの顎の下に潜り込むとのどを剣で貫き、切り裂く。のどからは血の雨が降る。カンデは血まみれの姿でベヒモスと戦い続ける。ベヒモスは左前足でカンデを狙う。
カンデはぎりぎりでかわしてベヒモスが隙を作る時を待つ。ベヒモスは焦れて左前足を大振りする。カンデはこの時を待っていた。跳躍するとベヒモスの首に乗る。
そして、剣を突き立て全身を使って首を切り裂く。首の骨を切られたベヒモスは倒れて地面に吸い込まれるように消えていく。
カンデは、普通を装いながらも1人でベヒモスを倒した手ごたえを感じて、心の中でガッツポーズをする。見ていたアルマがカンデに言う。
「1人でベヒモスを倒したのだから、喜べばいいぞ。」「俺は自分の役目を果たしただけだ。」
カンデは大手を振って喜びたかったがここはダンジョンの中である。これまでソロで冒険者をやってきた癖で喜べなかった。
ヨルもベヒモスと対峙している。ヨルはセクメト・クランの剣士の中で一番劣っていることを自覚している。だが、一応セクメト・クランのメンバーである。
「ベヒモス1匹倒せなくてどうする」と心の中で言い聞かせる。ヨルは宣言する。
「このベヒモスは、俺が倒す。」
アルフレートはヨルを助けるつもりだったが、ヨルは冒険者としてベヒモスを狩ると宣言した。こうなっては、ヨルの獲物に手を出すことはできない。アルフレートは見届けるしかない。
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