水の巫女の助手になる

ぽとりひょん

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第55話 平尾坂の館2

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 沙也加とたすくは館の1階部分の調査と言う名の除霊を終える。
 2人は再び手をつないで歩きだす、今は彼女の右手に水の刀が握られている。
 階段には3人の霊がいる、彼女が刀を振り霧散させる。
 2階には5つの部屋がある。
 1つ目の部屋には首を吊った霊がいる。
 沙也加は刀を振るい霧散させる。
 2つ目の部屋には何もいない。
 3つ目の中央の部屋には女の子の霊がいる。
 沙也加が刀を振るおうとすると
 「沙也加、ちょっと待って。」
たすくは言い、左手をかざす、弱い光だが女の子の霊は消えていく。
 「かわいそうと思った。」
 「沙也加が女の子を切るところを見たくなかったんです。」
 「そう、死んだときの姿しているからたすくより年上かもしてないわ。」
 「まあ、見た目ですけど。」
沙也加は水の刀で切るのは仕方ないのにと思う。
 4つ目の部屋には血だらけの女性に霊がいる。
 彼女は刀を振るい消し去る。
 たすくはこの部屋で何があったのだろうと思う。
 5つ目の部屋では中央に麻雀卓があり4人の霊が麻雀をしている。
 彼女は4人とも刀で切り霧散させる。
 「これで仕事終わったわね。」
 「そうですね、夕食はどこか食べに行きますか。」
 「私が作るわ。」
 「大丈夫ですか。」
 「いつも作っているわよ。」
たすくは意外に思う。

 台所にエプロン姿の沙也加がいる。
 たすくにとって新鮮である。
 夕食を食べると美味しい。
 沙也加の言うことは本当である。
 食事が終わると沙也加はたすくに聞く
 「どの部屋で寝たい。」
2番目の部屋がいいです。
 「たすくは何もいなかった部屋を選ぶ。」
 「じゃ、そこで寝ましょ。」
 「え~と、一緒に寝るんですか。」
 「当たり前でしょ。」
沙也加は当然のように言う。
 たすくは期待で緊張する。

 就寝することになり、たすくはベットに入る、すると沙也加が一緒のベットに入って来る。
 「どうして、こっちに来るんですか、エッチなことしますよ。」
 「いいわよ。」
たすくはフリーズする、沙也加はたすくに抱き着く。
 たすくは夢見心地で初体験をする。
 そして、館中が陽の光で満たされる。
 翌朝、たすくが目を覚ますすと全裸の沙也加が隣にいる、たすくは初めて夢でなかったことを実感する。
 そして、沙也加が目を覚ます、部屋が陽の光で輝いている。
 彼女は、これではオカルト番組は無理ねと思う。

 テレビは、無事取材をすることができた。
 しかしアイドルのコメントは
 「館に泊まったら、体の調子がすごくよくなりました。」
であった。
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