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第64話 美月再び
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古馬沙也加の探偵事務所に妙齢の女性が訪れる、女性は全身を黒い衣装で包んでいる。
沙也加にとっては恩師を殺され、自分も殺されかけた因縁の相手である。
それを知らないたすくはお茶を出そうとする
「お茶はいらないわ、塩をまいて。」
「塩ですか。」
「五條美月よ。」
たすくもそれを聞いて緊張する
「お客に対して随分なおもてなしね。」
「あれだけのことやっておいて、よく顔を出せるわね。」
「そんな昔のこと、今回は依頼に来たのよ、探偵さん。」
「何の要件かしら。」
「ある大学の助教授を呪ってんだけど解呪されてしまったの、誰がやったか探してくれる。」
「そんな必要はないわ、私が解呪しました。」
美月の顔色が変わる
「あんたのような子猫ちゃんにできるわけないでしょ、どうせ舟戸姉妹に泣きついたんだわ。」
「だから、私が解呪したと言っているのよ。」
「試してあげる。」
沙也加はペットボトルから水を出し刀を作る。
しかし、美月はたすくを狙う、右手を振り呪いをたすくへ飛ばす。
たすくの胸に呪いが張り付く
「さあ、助手を助けて見なさい。」
沙也加は刀を盾に変えて、美月にぶつけて張り倒す。
起き上がった美月が見たのは驚きの光景である。
たすくの胸に張り付いた呪いは広がらず焼けて消えかかっている。
美月は驚き混乱する
「バカな、そんなはずはない。」
たすくに向かって再び呪いを投げつけようとするが沙也加が水の盾で呪いを受け止め、美月に投げ返す。
美月は顔に呪いを受ける。
呪いは急速に広がる、美月は全身が冷たく重く感じ苦しむ。
彼女は意識を集中し解呪しようとするが体が動かない。
意識は冷たく深い水底へ沈んでいく。
しかし、温かい光が差し込んでくる、意識は浮上し、体の感覚が戻る
美月はたすくに抱きしめられている。
この人は危険を顧みず助けてくれたと確信する。
美月は自分の呪いを受けて倒れる、呪いは急速に広がり全身に広がる。
たすくは沙也加に聞く
「この人は大丈夫ですか。」
「自業自得よ、このまま死ねばいいんだわ。」
「ダメですよ、人を殺したら。」
「あなた今殺されかけたのよ。」
「分かっています、でも、この人と同じになる必要はありません。」
「私は助けないわよ、勝手にしなさい。」
たすくは美月を抱きしめる。
するとたすくの体は光だし美月の体に張り付いた呪いを焼き消していく。
そして、美月は意識を取り戻す。
沙也加が白い眼をして言う
「五條美月に抱き着いて興奮したのね、浮気者。」
「違います、こうしないと力が働かないんです。」
「いつまで抱き着いているの、離れなさい。」
「あの、離れないんですけど。」
「よく見ると美月が顔を赤らめ、たすくに抱き着いている。
沙也加は強引に引き離すと、美月はたすくに
「私は五條美月、あなたの名前は。」
「中野たすくです。」
「いい名前ね、私の所に来ない、全てをあげるわ。」
「あの、僕には沙也加がいますのでお断りします。」
「私はたすくを愛してます、結婚しください。」
「沙也加と結婚の約束をしています。」
「こんな女と結婚すると後悔するわよ、私はこんな仕事しているけど尽くす女ですよ。」
「さっさと帰って。」
沙也加が割り込み美月を事務所の外へ放り出す。
美月はまた会いましょうと言いながら引きずられていく。
沙也加にとって五條美月が敵から泥棒猫に変わった瞬間である。
沙也加にとっては恩師を殺され、自分も殺されかけた因縁の相手である。
それを知らないたすくはお茶を出そうとする
「お茶はいらないわ、塩をまいて。」
「塩ですか。」
「五條美月よ。」
たすくもそれを聞いて緊張する
「お客に対して随分なおもてなしね。」
「あれだけのことやっておいて、よく顔を出せるわね。」
「そんな昔のこと、今回は依頼に来たのよ、探偵さん。」
「何の要件かしら。」
「ある大学の助教授を呪ってんだけど解呪されてしまったの、誰がやったか探してくれる。」
「そんな必要はないわ、私が解呪しました。」
美月の顔色が変わる
「あんたのような子猫ちゃんにできるわけないでしょ、どうせ舟戸姉妹に泣きついたんだわ。」
「だから、私が解呪したと言っているのよ。」
「試してあげる。」
沙也加はペットボトルから水を出し刀を作る。
しかし、美月はたすくを狙う、右手を振り呪いをたすくへ飛ばす。
たすくの胸に呪いが張り付く
「さあ、助手を助けて見なさい。」
沙也加は刀を盾に変えて、美月にぶつけて張り倒す。
起き上がった美月が見たのは驚きの光景である。
たすくの胸に張り付いた呪いは広がらず焼けて消えかかっている。
美月は驚き混乱する
「バカな、そんなはずはない。」
たすくに向かって再び呪いを投げつけようとするが沙也加が水の盾で呪いを受け止め、美月に投げ返す。
美月は顔に呪いを受ける。
呪いは急速に広がる、美月は全身が冷たく重く感じ苦しむ。
彼女は意識を集中し解呪しようとするが体が動かない。
意識は冷たく深い水底へ沈んでいく。
しかし、温かい光が差し込んでくる、意識は浮上し、体の感覚が戻る
美月はたすくに抱きしめられている。
この人は危険を顧みず助けてくれたと確信する。
美月は自分の呪いを受けて倒れる、呪いは急速に広がり全身に広がる。
たすくは沙也加に聞く
「この人は大丈夫ですか。」
「自業自得よ、このまま死ねばいいんだわ。」
「ダメですよ、人を殺したら。」
「あなた今殺されかけたのよ。」
「分かっています、でも、この人と同じになる必要はありません。」
「私は助けないわよ、勝手にしなさい。」
たすくは美月を抱きしめる。
するとたすくの体は光だし美月の体に張り付いた呪いを焼き消していく。
そして、美月は意識を取り戻す。
沙也加が白い眼をして言う
「五條美月に抱き着いて興奮したのね、浮気者。」
「違います、こうしないと力が働かないんです。」
「いつまで抱き着いているの、離れなさい。」
「あの、離れないんですけど。」
「よく見ると美月が顔を赤らめ、たすくに抱き着いている。
沙也加は強引に引き離すと、美月はたすくに
「私は五條美月、あなたの名前は。」
「中野たすくです。」
「いい名前ね、私の所に来ない、全てをあげるわ。」
「あの、僕には沙也加がいますのでお断りします。」
「私はたすくを愛してます、結婚しください。」
「沙也加と結婚の約束をしています。」
「こんな女と結婚すると後悔するわよ、私はこんな仕事しているけど尽くす女ですよ。」
「さっさと帰って。」
沙也加が割り込み美月を事務所の外へ放り出す。
美月はまた会いましょうと言いながら引きずられていく。
沙也加にとって五條美月が敵から泥棒猫に変わった瞬間である。
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