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第69話 赤壁の家1
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一条みおは、たすくと友人であり、同じ学部の大学生である。
そして、霊を見ることができる。
一条に高校時代の友人から連絡が来る
「相談に乗って欲しいの。」
「何かあったの。」
「赤壁の家、覚えている。」
「ええ。」
赤壁の家は一条の地元では有名な心霊スポットである。
高校時代、そこで友達が集まり肝試しをやることになったが、一条は黒い靄に包まれた赤壁の家に近づくことも出来なかった。
そして一条はみんなに肝試しを止めるように説得し、肝試しを中止にした所である。
「この前、高校時代の友だちで集まったの。」
「まさか、行ったんじゃないでしょうね。」
「4人行ったの、私と3人。」
「何があったの。」
「家の中の奥まで行ったら、声か聞こえたの、いいえ声が頭の中に響いてきたの。」
「なんて言っていたの。」
「最初がお前、次がお前、その次がお前、最後にお前だ、と聞えたわ。」
「どういう順番なの。」
「早苗、彩、恵子、私の順番よ。」
「咲子、それで何かあったの。」
「その順番で死んでいるわ、早苗は自分の部屋で倒れて死んでいた、彩は路上で突然苦しみだして死んだわ。」
「なら、恵子は生きているのね。」
「いいえ、首を吊って死んでしまったわ。」
「どうして。」
「あんな死に方したくないもの。」
「どういうこと。」
「早苗も彩も顔が歪んでいたの、怖いわ、死ぬ勇気もないしどうしよう。」
「時間はあるの。」
「たぶん1週間後に私は死ぬわ。」
「私、何とかしてくれる人知っているわ、こっちにこれる。」
「本当、今から行くわ。」
一条は沙也加なら何とかできるかもと思う。
咲子は途中、一泊して東海市にくる。
一条と咲子は朝宮駅で待ち合わせる。
そして、そのまま沙也加の探偵事務所へ向かう
「ここ探偵事務所でしょ」
「そうよ、ここの所長、お祓いできるのよ。」
中に入ると沙也加は
「遊びに来・・・」
言葉を詰まらせる。
「沙也加さん、何とかできますか。」
「・・・」
沙也加は返事をしない。
「一条さんこんにちは、そちらは。」
「友だちの咲子です。」
たすくが挨拶をする。
沙也加は難しい顔をしている
「どうしたの沙也加。」
「たすく、手をつないで。」
手をつなだたすくは驚く、咲子の顔が歪んで見えたのだ。
そして、霊を見ることができる。
一条に高校時代の友人から連絡が来る
「相談に乗って欲しいの。」
「何かあったの。」
「赤壁の家、覚えている。」
「ええ。」
赤壁の家は一条の地元では有名な心霊スポットである。
高校時代、そこで友達が集まり肝試しをやることになったが、一条は黒い靄に包まれた赤壁の家に近づくことも出来なかった。
そして一条はみんなに肝試しを止めるように説得し、肝試しを中止にした所である。
「この前、高校時代の友だちで集まったの。」
「まさか、行ったんじゃないでしょうね。」
「4人行ったの、私と3人。」
「何があったの。」
「家の中の奥まで行ったら、声か聞こえたの、いいえ声が頭の中に響いてきたの。」
「なんて言っていたの。」
「最初がお前、次がお前、その次がお前、最後にお前だ、と聞えたわ。」
「どういう順番なの。」
「早苗、彩、恵子、私の順番よ。」
「咲子、それで何かあったの。」
「その順番で死んでいるわ、早苗は自分の部屋で倒れて死んでいた、彩は路上で突然苦しみだして死んだわ。」
「なら、恵子は生きているのね。」
「いいえ、首を吊って死んでしまったわ。」
「どうして。」
「あんな死に方したくないもの。」
「どういうこと。」
「早苗も彩も顔が歪んでいたの、怖いわ、死ぬ勇気もないしどうしよう。」
「時間はあるの。」
「たぶん1週間後に私は死ぬわ。」
「私、何とかしてくれる人知っているわ、こっちにこれる。」
「本当、今から行くわ。」
一条は沙也加なら何とかできるかもと思う。
咲子は途中、一泊して東海市にくる。
一条と咲子は朝宮駅で待ち合わせる。
そして、そのまま沙也加の探偵事務所へ向かう
「ここ探偵事務所でしょ」
「そうよ、ここの所長、お祓いできるのよ。」
中に入ると沙也加は
「遊びに来・・・」
言葉を詰まらせる。
「沙也加さん、何とかできますか。」
「・・・」
沙也加は返事をしない。
「一条さんこんにちは、そちらは。」
「友だちの咲子です。」
たすくが挨拶をする。
沙也加は難しい顔をしている
「どうしたの沙也加。」
「たすく、手をつないで。」
手をつなだたすくは驚く、咲子の顔が歪んで見えたのだ。
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