勇者がアレなので小悪党なおじさんが女に転生されられました

ぽとりひょん

文字の大きさ
149 / 303
第5章 勇者一行

第3話 アニエス対ナツキ

しおりを挟む
 ナツキは、エック、エマ、ヨーゼフ3人に勝ってしまう。ナツキは3人に言う。
 「勝ちましたよ。これでアニエスちゃんと戦えますね。すぐに戦いたいです。」「待て、アニエス様に話を通すから明日まで待て。」
 「そうですか。仕方ありません。街に出て時間をつぶします。」
ナツキは時間があると町に出て女に声をかけに行く。すでに勇者ナツキは女に声をかけていると街で有名である。しかし、勇者と言うステータスがナンパの成功率を上げている。
 俺の所にナツキがとうとうエック、エマ、ヨーゼフ3人に勝ったと報告がある。彼は相当腕を上げているようだ。
 翌日の午後、ナツキの教養の勉強が終わった後、俺はナツキと闘技場へ行く。上級魔法士と戦うのだ、すでに訓練所では狭すぎる。
 ナツキは、まずエック、エマ、ヨーゼフ3人と戦う。ナツキは身体能力を生かして3人の攻撃をかわし、サンダーボルトで倒していく。
 彼の戦い方は完全に魔法士の戦い方ではない。魔法拳闘士とでも呼ぶべきだろうか。
 俺とナツキの戦いが始まる。俺は無詠唱でナツキの周りにファイヤーボールを作りだし、一斉にナツキに打ち込む。
 ナツキは俺の無詠唱の魔法を知らなかったようで反応が遅れて2発ファイヤーボールを腹と背中に撃ち込まれる。俺のファイヤーボールを食らったのだ。ナツキは重傷を負う。
 しかし、優秀なヒーラーのディルクが彼を治す。
 2日目、ナツキは俺のファイヤーボールを警戒して囲まれないように開始と同時に動き始める。これは俺の想定通りだ。俺はファイヤーボールを次々と作りだし、ナツキに撃ち込む。
 ナツキは、俺に向かいながらかわしていく。俺は同時にマグマウォールを作りだす。ナツキは、飛び上がりマグマウォールを飛び越える。しかし、空気の壁に激突する。
 俺はマグマウォールの内側にウインドシールドを張っていたのだ。ナツキは魔力探知が甘くウインドシールドに気づけなかったのである。
 ナツキは落ちる時、マグマウォールの上に背中から落ちてしまう。彼は背中に大やけどを負う。ディルクがナツキをヒールする。俺はナツキに言う。
 「あなたでは、私の相手は無理よ。まだ続けるの。」「まだ、始まったばかりだ。明日は分からないよ。ローズさんとの仲が掛かっているんだ。」
ナツキは女が関わると諦めることを知らないようだ。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~

トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。 それは、最強の魔道具だった。 魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく! すべては、憧れのスローライフのために! エブリスタにも掲載しています。

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~

シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。 前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。 その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。

処理中です...