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第5章 勇者一行
第11話 ロートリンゲン伯爵邸の夜
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俺たちは夕食を終えると2階の客間に案内される。しかし、アニタ、アネット、ローズは俺の部屋に来る。ナツキの夜這い対策である。
幸い部屋のベットは大きいので4人でも何とか寝れそうである。美女と美少女に囲まれて俺は幸せである。
もちろん、部屋のドアと窓にはカギをかけ、感知の魔法で開けようとすればすぐにわかるようにする。
その頃ナツキは部屋のベットの上で、仲良くなった使用人の女の子たちとどうやって夜を過ごすか考える。
アニエス、アニタ、アネット、ローズは夜這いを失敗する可能性が高いので、目標を使用人の女の子たちに決めたのだ。一晩に複数の女の子と過ごす。これは男のロマンだとナツキは考える。
ナツキの部屋のドアがノックされる。
「どうぞ。」
ナツキが声をかけると使用人の女の子5人が恥ずかしそうに入って来る。彼女たちは全員ネグリジェ姿である。
「勇者様、こんな私たちをはしたないと思いますか。」「そんなことないよ。寒いからベットにおいでよ。」
ナツキが興奮する。彼女らは両手を背中に回してもじもじしながら近づいて来る。この恥じらいがいいんだ。
「さあ、恥ずかしがらずに飛び込んでおいで。」「はい。」
彼女たちは本当にベットの中のナツキに飛び込む。手にはナイフが握られている。ナツキは反射的にベットの上を転がりナイフの直撃を避ける。
「ひどいなー、刺すことないのに。」「領主様のために死んでください。」
訓練されていない使用人はナツキの敵にはならなかった。彼は当て身をして彼女たちを気絶させる。そして、とりあえず、アニエスに報告することにする。
ナツキがアニエスの部屋に入ろうとするとカギがかかっている。ドアをノックするが返事がない。これは熟睡しているに違いない。
急遽、夜這いを決行することにする。大胆にもドアを剣で切る。そして部屋に入るとアニタが切りかかって来る。
「やはり来ましたか。この女の敵が。」「アニタちゃん待ってよ。用事があってきたんだ。」
ナツキがアニタの剣を受けつばぜり合いをしながら言う。
「用事ってやらしいことでしょ。燃やしてやるわ。」
アネットが魔法の詠唱を始める。
「違うよ。使用人の襲われたんだ。」「どうせやらしいことをしたんでしょ。」
「する前に襲われたんだって。ナイフで刺してきたんだ。」
「確認しましょう。勇者様へのお仕置きは後にしますよ。」「はい、お姉様。」
ローズの言葉にアニタとアネットは鉾を収める。ナツキの部屋へ行くとネグリジェ姿の女性が5人倒れている。みんなナツキを冷たい目で見る。
「ネグリジェ姿で部屋に入って来たんだよ。当て身をしたから気絶しているんだ。」「変なことするつもりだったんでしょ。」
「出来なかったんだよ。いきなりナイフだよ。」
確かにナイフが5本ベットに刺さっていた。とりあえず彼女たちを縛り上げる。アニタにアヒムたちを起こしてもらう。
使用人の女の子5人は気がつくと泣き始める。ナツキは首を振って自分の責任でないことを主張する。
幸い部屋のベットは大きいので4人でも何とか寝れそうである。美女と美少女に囲まれて俺は幸せである。
もちろん、部屋のドアと窓にはカギをかけ、感知の魔法で開けようとすればすぐにわかるようにする。
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「どうぞ。」
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ナツキが興奮する。彼女らは両手を背中に回してもじもじしながら近づいて来る。この恥じらいがいいんだ。
「さあ、恥ずかしがらずに飛び込んでおいで。」「はい。」
彼女たちは本当にベットの中のナツキに飛び込む。手にはナイフが握られている。ナツキは反射的にベットの上を転がりナイフの直撃を避ける。
「ひどいなー、刺すことないのに。」「領主様のために死んでください。」
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ナツキがアニエスの部屋に入ろうとするとカギがかかっている。ドアをノックするが返事がない。これは熟睡しているに違いない。
急遽、夜這いを決行することにする。大胆にもドアを剣で切る。そして部屋に入るとアニタが切りかかって来る。
「やはり来ましたか。この女の敵が。」「アニタちゃん待ってよ。用事があってきたんだ。」
ナツキがアニタの剣を受けつばぜり合いをしながら言う。
「用事ってやらしいことでしょ。燃やしてやるわ。」
アネットが魔法の詠唱を始める。
「違うよ。使用人の襲われたんだ。」「どうせやらしいことをしたんでしょ。」
「する前に襲われたんだって。ナイフで刺してきたんだ。」
「確認しましょう。勇者様へのお仕置きは後にしますよ。」「はい、お姉様。」
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「ネグリジェ姿で部屋に入って来たんだよ。当て身をしたから気絶しているんだ。」「変なことするつもりだったんでしょ。」
「出来なかったんだよ。いきなりナイフだよ。」
確かにナイフが5本ベットに刺さっていた。とりあえず彼女たちを縛り上げる。アニタにアヒムたちを起こしてもらう。
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