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第五章 長寿薬ノア
深層
しおりを挟む深層に到着した八雲達は
「う~ん、ここってダンジョンだよね?」
※八雲
「スッゴく綺麗、何で出来てるのかな?」
深層に到着そうそう僕達は驚かされていた。
真っ白な大理石?で出来た通路が現れ、
歩いていくとそこには様々な石像が
並んでおりなんとなく神殿ぽい美しい
空間が現れた。
「おかしいですね?情報と違うのですが……」
※サーラ
「サーラさんここってどんな感じの場所
だったんですか?」※八雲
「情報では地竜やアイアンゴーレムの
棲みかと今まで幾人の冒険者の情報
です!」※サーラ
「疑問にお答えしましょう(¬_¬)
恐らく私がいることで深層の入口が
倉庫の入口に変えられたと推測します」
※ルビー
「つまり目的地に着いたわけだ!」※八雲
しかし困ったな!確かにここに来た
かったんだけどお嬢様も捜さないと
いけないのに先にこっちに来ちゃったか~
…………などと考えていると
「八雲さん気にしないで下さい。
もともと目的は聞いておりましたので……」
※サーラ
僕はサーラさんの話を聞きながら実は横から
地の精霊から話をされていた。そしてこの
情報はとても役にたった。
「サーラさんちょっと待って!
どうも、お嬢様達ここを通ったぽいよ」
※八雲
「ほ、ほんとうですか?八雲殿、
ここにお嬢様が………」※サーラ
お嬢様の格好が目立つ格好で良かったわ
なんせピンク一色の鎧なんてそうそう
見ないもんね。ほぼ間違いなく通ってるけど
急いだ方が良さそうだな。もしかしたら
ルビークラスのガーディアンがいたら
勝つのは無理だろう全滅してしまう。
「それじゃみんな、お嬢様達もここにいるみ
たいだし周りを良く見て行こー(=゜ω゜)ノ」
※八雲
そう、こう言う時こそ周りを良く見ないと
いけない。昔は良く躓いたもんだ…………
今回はなんか踏んづけたみたい。(o≧▽゜)o
僕は眩い光に飲み込まれどこかに転移
される。
……………▽
僕は転移され目の前がだんだんはっきりと
見えるようになる。その時、僕は自然と
前かがみの体勢を取った。正直これは
ヤバい、耐えられるだろうか……くっ
目の前には素っ裸の女性がいた。
しかも美少女でモデル並みのスタイルだ!
くっそ~なんて衝撃だ!
その子はどうやらこちらに気がついた
ようで、顔を真っ赤にして、ピンクの
縦ロールの髪と二つの膨らみをゆらして
走ってくる。僕は目を離すことが出来ず、
そのまま強烈な右ストレートをくらい
ダウンした。「ぐはぁ」
………▽
「この~変態変態へんた~い(*>д<)」※女性
「コホン、ま~落ち着け、何もしないから
あんまり暴れると見えたらいかんもんが
色々みえるからな!」※八雲
「うるさい!うるさい!うるさい~(*>д<)
良い!今のは全部忘れなさい!
忘れないなら忘れるまでボコボコに
するわよ!」※女性
「そんな、ムチャな~(*´Д`*)」※八雲
僕は取り敢えず後ろを向き見ないようには
しているが、現役男子高校生がさっきの
光景を忘れられる訳がない。
「とにかくこれを着ろ!僕の替えの服だけど
今のままより良いだろ!」※八雲
「え!?やった~服が着られる~(* >ω<)」※女性
その女性は僕から引ったくるように
服を取りいそいそと服を着る。
「良いわよ!こっち向いて!」※女性
僕は言われた通り向き直すと、
まだ顔が赤いが少しは冷静になれたのか
攻撃はしてこないようだ。ほっ(ー_ー;)」
※八雲
「あなた、こんなところで何をしているの?」
※女性
少し強めの口調で質問されたが
こちらとしては
「いや、むしろあなたこそこんなところで
なんて格好でいるんですか!!Σ( ̄□ ̄;)」
※八雲
つい口が滑ったよ!再び顔を赤くした
縦ロールが腕を振り上げている。
(。-ω-)南無~「ウゴッ」
「私だってこんなこと好きでやって
ないわよ!」※女性
…………………………
「そうですよね!すいません!
あと、自己紹介しません?
名前すら分かんないんですけど」※八雲
「そうね!名前くらいは教えてあげるわ!
私は名前はコリン、Aランク冒険者で
『鉄壁の氷牙』のリーダーを務めて………」
やっぱりこの人がコリンさんか、
ただどうしたんだ!突然涙を浮かべ
うつ向いてしまった。
「どうしたの、なんかあった!」※八雲
「みんな、みんな死んだの、私が不甲斐ない
ばっかりに………みんなごめんなさい!」
※コリン
そうか、コリンさんの仲間いないのは、
ダンジョンで亡くなったのか、
冒険者は命懸けそう言う職業だ。
でも、仕方がないなんかでは片付けら
れないよな。
コリンはしばらくすると、
ゴメンと一言言って持ち直した。
流石冒険者、辛くてもすぐに立ち
直らなければそれが死に直結することを
知っている。持ち直す精神力がなければ
Aランクまで上がれることなんて出来は
しないってことか。
「私達は深層までたどり着くことが
出来たの。ここまで来ることこそ
Aランクの強さの証そう思って来たけど、
想像以上だったわ強力なモンスターが
なだれ込むようにやってくる。とても
じゃないけど対応することは出来ない。
そう思って即座に逃げることにしたけど、
ここはそれすら許してはくれなかった。
仲間が一人また一人と倒れていったの
私も地竜に吹き飛ばされて、気がついたら
ここでその……は、裸にされて寝ていたわ」
(*/□\*)※コリン
「なるほど、そっか!コリンさん大変で
したね!ここからは僕が何とかしますんで、
もうちょっと我慢して下さいね!(^ω^#)」
※八雲
「…………そうね!それであなた何者?」
※コリン
なんかすごく不振な目で見られる。
その後コリンさんに簡単な説明をする。
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