書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

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第六章 ミネルヴァ姫の呪いと邪神召喚

第118話 訪問者

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 ペトロス大臣の暴走事件は解決した。
しかし、国王軍に多大な被害が出て
しまった。死者五十名以上、負傷者
五百名以上となり、この事を受け国王は
上役達の身辺調査をアルバート団長に
指示、その後ペトロス大臣も
関わる違法行為が数十件見つける事になる。


 ペトロス大臣の事件が起こった翌日、
意外な人物が訪ねてきた。 
 
「アルバート団長!?」

「使徒様、少しお時間宜しいでしょうか」

「大丈夫ですけど、どうされました」

「この度は、助けて頂きありがとう
ございます。使徒様のおかげで王女、
そして国王軍の皆の命が救われました。
代表してお礼を申し上げます」
 アルバート団長は深々と頭を下げる。

「アルバート団長、気にしないで下さい。
私は私の出来ることをやったまでです!」

「そう言って貰えると助かるよ!
貴方のような方が居てくれると
とても心強い。これからも宜しく頼む」

「えぇ~私が出来る事はやらせて
貰います!アルバート団長殿、
これからも宜しくお願いします」
 蒼字(そうじ)は当たり障りのない
会話をした。

 アルバート団長はすごく出来た人だと
思うし、もしもの時は何度も言っているが
もちろん助けに行く。しかし!正直
お偉いさんとは関わりたくない。
疲れるもん!

 
 アルバート団長がお帰りになり、
次に現れたのは、ノックもせず
入ってきた一花(いちか)さん

「やっほー蒼字(そうじ)くん
遊びに来たよ~!」
 
「一花(いちか)さんいきなり
入ってこないで下さいよ~
プライベート空間ですよ!」
 
「良いじゃ~ん私と蒼字(そうじ)
くんの仲じゃん」
 それからひたすら一花
(いちか)さんの話を聞くことになった。
主には今挑戦しているシンクロについて
どうすれば良いかの相談、考えるのも
含めて修業なんとけど一花(いちか)
さんは考えるより感じろ派なので、
出来ないのだろう、しかし娘の
さくらが悩んでいる姿を
見ておれずここに来てしまった。

「ん~シンクロは幽霊で言えば
取り憑く状態に近いから試しに
一花(いちか)さんがさくらさんを
動かしてみるのも良いかもしれ
ません。後はさくらを信じて
あげて下さい。必ず出来るんで!」

 一花(いちか)さんはそれを聞いて、
「分かった~」と
言って壁の中に消えていった。

 
「ふ~少し疲れたや!休むか」
 ソファに座り茶菓子を食べながら
紅茶を飲んでいると

「コンコン、コンコン」ドアをノック
する音がしたので返事をして入って
もらった。部屋に来たのは
陽菜乃(ひなの)だった。

「陽菜乃(ひなの)さんどうされました?」
 いつもと違いやや暗い感じの
陽菜乃(ひなの)何かあったのか?

「昨日は助けて頂きありがとう
ございました!」
 陽菜乃(ひなの)は深々と頭を下げ、
なかなか頭を上げない。

「もう良いですよ!助かって
良かったです」
 
 顔を上げた陽菜乃(ひなの)の
表情は変わらず暗い、ここまで
思い詰めた顔見るのは初めてだ!

「私、本当に死ぬかと思いました。
目の前が真っ赤に染まりドクドクと
血が流れているのを感じました。
 さくらと一花(いちか)さんの
声が聞こえるのに返事が出来ない。
それにとっても寒かった。あ~これが
死なんだ~って分かったけど
逃げたくてもどうにも出来ない。
すごく怖かった………使徒様、
このご恩は一生忘れません!」

 陽菜乃(ひなの)は再び深々と
頭を下げ部屋をあとにした。

 陽菜乃(ひなの)は今回の事で
酷く傷付いてしまったかも知れないな。
あれだけの大怪我をしたんだ、
今後彼女は戦えないかも知れない。
なんとかしたいけど
俺には荷が重いかもな~

 少し陽菜乃(ひなの)の事で
悩んでいると、「コンコン」再び
ドアのノックする音がした。

 返事をしょうとすると、

「コンコンコンコンコン」

 さっきより強く速いノック、
一瞬出て良いのか迷う。

「コンコンコンコンコンコンコンコン」
 
 おいおいおい、なんだよ!こえ~ぞ!

「ピシィ、ピシィ、ピシィ」
 
「はぁ!?」ドアが細切れになり、

「さっさと出んか~!」
 顔面に剣の柄が激突、
俺は顔を押さえ痛みに耐える。

「あ、痛った~なにするんだよ!
キャリーちゃんドアは壊すなよ!
後で怒られるじゃないか」

「遅い!私を待たせないの!」
 
「え~」
 キャリーちゃんは相変わらずの
暴君っぷり、それにしても剥き出し
剣が一人で歩いているのは
恐怖以外の何ものでもない。
マジ恐いっス

「どうしたんだキャリーちゃん
なんか用か?」

 キャリーちゃんの柄の部分が
こちらに向く。

「用がないけど文句ある!?」
 
「ノハァーー」
 キャリーちゃんが腹部に
深々と刺さった。
痛いっス!(泣)

「な、なんだ、遊びに来たなら
そう言ってくれよ
将棋にするかチェスするか」

「チェス!蒼字(そうじ)なら
勝てそう」

「負けず嫌いは変わらないな~、
後で風太も呼ぶから
将棋して行ってよ!」

「もちろん!リベンジよ!
あの犬コロをワフンって
言わせてやるわ!」
 
 それから、蒼字(そうじ)と風太が
十数回の対局する事になったが、
キャリーちゃんがシャキンシャキンと
音を出し暴れる事になった。

 それから数日後、国王からの
許可が下り、ミネルヴァ姫の
呪いの元凶を探す事になった。


 
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