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第15話 新天地《蛍宮》
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蛍宮は謎の多い国である。
まず、いつ建国されたのか誰も知らない。
蛍宮は島国だが、外から見ると大樹が縁取りその中に住居があるようには到底見えない。さらには島の周りの海は常に大きな渦が蠢いていて、船すら貴重なこの世界の人間では乗り込む事すら難しい。
そんな島は見向きもされなかったが、ある時ぽんと駒を置いたように国が出来上がったのだ。しかも島を埋め尽くす大樹は、島の沿岸を除いて全てが一夜にして伐採され、さらには海の水を飲み水に転化し豊かな生活を実現した。
さらに蛍宮は難民受け入れを積極的に行っている。
これは政治的な関係は加味せずどの国からも受け入れているのだが、いつどこでどうやってその契約を取り付けたのかの履歴がどの国にも残っていない。ある時皇太子ルイとの接点を持つ何者かが顕れ、しれっと難民を受け入れをして貰い始めるのだ。
しかし難民なら誰でも歓迎という訳ではないようで、何かしらの基準で選定されるようだがこれも謎に包まれている。
最大の謎は食糧だった。
蛍宮は総人口三千人という小規模な国家で、本来の居住区は島の総面積の五分の一にも満たない。
ここに難民をどんどん受け入れているので当然食料も必要になるのだが、蛍宮は外交を一切行わない。各国が交流する場にも姿を現さないため縁を持つ事自体ができないのだ。おそらく蛍宮側からアクションが無い限りは内情を探る事などできはしないだろう。
だから島内の食糧事情は明らかにならないのだが、外部から輸入しているという話はどこからも出ない。恐らく自給自足をしているのだろうと言われているが、それでも難民に即時対応できる備蓄があるというのは一体どんな技術を使っているのか誰にも分からない。
大人数が豊かに暮らせる島ともなれば侵略を企む国が少なからず存在する。
だが、蛍宮はその全てを跳ねのけていた。蛍宮は絶対的な防御手段を持っており、それを誰一人打破する事ができないのだ。
この防御手段というのがあの鳥居だ。あれは蛍宮と他国の境界に設置されており、特殊な技術で侵入を阻んでいる。この技術が何なのか誰にも分らず対抗もできず、結果誰もが遠巻きに見守るしか術が無いのだ。
誰も近づけずその姿は大樹に隠される。奇跡を体現する蛍宮は、いつしか《不可侵の聖樹》と呼ばれるようになっていた。
そんな島の中央に建っているのが蛍宮第一皇太子であるルイの私邸《瑠璃宮》だ。
作りは壁が無く漆黒の柱だけで、装飾や屋根など内装は地球の神社によく似ている。ここから景色を一望するとさらにいくつかの島が点在しており四阿が建てられている。それぞれが美しい曲線で象られた橋で繋がっていた。
そのうちの一つに結衣達はルイを中心にて集まっていた。
「リナリアできた?」
「駄目だな。ヴァーレンハイトよりも水気が多いから温度調節の計算し直しだ」
「お前真面目だね。もうちょい女の子と遊べば?」
「ルイ様は遊びすぎです。いつも怒られてばっかりじゃないですか」
「だって女の子好きなんだよ」
女性陣は一斉にため息を吐き、流司は興味無いと言った顔だった。
結衣はこのルイという男の事が良く分からなかった。
蛍宮は軍事国家だ。扱う武器によって隊が設けられており、そのトップに立つのがルイである。
政治面もルイが一手に担うのだが、最優先で取り組んでいるのは難民の保護だ。
ヴァーレンハイト皇国からの難民や言葉が通じない出自不明の人間――おそらく地球人と思われる人間を保護し、衣食住を与えてやるがこの選定基準は外的には明らかにしていない。しかしその受け入れにはルイが自ら向かうため、国民となった難民は皆ルイを支持している。
そのおかげとは言わないが、ルイは毎日違う女性を連れていて、デートをダブルブッキングしては追いかけられデートをしていれば元恋人が登場し、とにかくルイを囲む女性が後を絶たない。
「もうちょっと真面目な人ならよかったのに」
「お?助けてもらっといて随分じゃないか」
「それは感謝してますけど」
結衣達は裕貴を通じてここへ来たわけだが、どうやって裕貴がルイと交流を持ったのかは企業秘密だとかで教えてもらえなかった。
ただ、ルイの目的は地球人難民の保護で、ヴァーレンハイト皇国の難民を助けてやりたいというルーヴェンハイトとの需要と供給が一致し、こうして手を貸してくれる事になったそうだ。
そして蛍宮で生活を始めて二週間経過し、結衣達は安全で平和な蛍宮での生活に慣れてのんびりと一日を過ごしている。
「ねえ、雛。蛍宮っていかにもファンタジーって感じで楽しくない?」
「そう?ヴァーレンハイトの方がファンタジーじゃない?」
「景色の話。ヴァーレンハイトって地球にある西洋のお城だけど、蛍宮は『日本人の空想』っぽいなって思うの。昔の日本+中華+ファンタジー÷三って感じ。イメージできるけど実在はしてないっていうか」
「ああ、確かに。住宅地は高級旅館ミニ版て感じする」
「でしょ?でも一番のファンタジーはやっぱりあの人で――あ、来た」
「ファンタジー代表」
結衣と雛は宮の外からこちらへ向かって来る人物を視界にとらえると、目を合わせてクスクスと笑った。
「何。人の顔見て笑うって失礼じゃないの」
「ごめんなさい。いつ思い出しても楪(ゆずりは)様の瞬間移動って不思議で」
それはシェルターでルイと共にやって来た少年だった。
指先で発火したり水を球体にする魔法は確かに地球には存在しない。けれどライターや水筒を思えば、結衣にはそこまで大騒ぎする物でも無かった。
だが瞬間移動は違う。どう考えても物理的に無理なのだ。仮に地球で再現しようとしても絶対にできない。
こういう百パーセントあり得ない事こそ真のファンタジーだと結衣は思った。
「どういう魔法なんですか、あれって」
「僕のは魔法じゃないよ」
楪は抑揚のない冷ややかな声で言い捨てた。
ルイは良く分からない男だが、この楪はさらに謎だった。
職業はルイの秘書だとかで常にルイの傍に張り付いているが政務を行うわけでは無いらしく、やる事といえばデートから戻らず仕事をサボるルイの回収だ。
「魔法じゃないってどういう事ですか?」
「自分で勉強して。そんな事より、これ」
楪は手に持っていた紙を流司に向けてぽいっと投げ捨てた。
「出たよ、流司の指名手配」
えっ、と結衣と雛は慌ててその指名手配書を奪い取った。
「指名手配マルミューラド=グレディアース。罪状はヴァーレンハイト皇国第一皇女アイリス=ヴァーレンハイト、及び皇女付き侍女メイリン・レイの誘拐。この両名は保護するように、とのご指示だね」
「追手はどこから来るんだ!?」
「ルーヴェンハイトだよ。総指揮は第三皇子ノアだけど現場指揮はユウキ=サオトメ」
「ゆうくん!よかった、無事なんだ!」
「予定通りですね。ほら雛さん、言った通りでしょう」
「はい!はい!」
結衣達はこの指名手配を待っていた。
亡命できたのはよかったが、電話もインターネットも無いこの世界で、連絡手段は手紙のみなので蛍宮からはヴァーレンハイト皇国の様子を探る術が無かった。
当然裕貴の様子を知る事もできず、合流する約束の三ヶ月後まではどうしようもない。
だがヴァーレンハイトから皇女連れで逃げた以上、必ず指名手配や捜索隊が出されるだろう。それを裕貴が率いていれば無事の確認にもなるのでこの手配を待っていたのだ。
「よかったね。で、君達これからどうするの?暇ならルイを椅子に括りつける手伝いして欲しいんだけど」
「いいや、流司は大忙しだ」
「ルイの女遊びよりは暇だと思うけど……?」
「っち、違う!真面目真面目!真面目な話!所長が出張から帰ってくるんだって!」
ルイは暗雲を呼び出したかの如く静かな怒りを漂わせた楪から逃げ出した。
しかしルイのその言葉を聞いて、楪も流司も、え、と目を丸くした。
「もう?早くない?あと二ヶ月はかかるとか言ってなかった?」
「流司の事伝えたら話聞きたいから一旦戻るってさ」
「本当か!?助かる!」
わいわいと盛り上がる男性時に付いていけない女性陣代表メイリンが、あの、と手を上げた。
「所長とはどこの所長でしょうか」
「蛍宮国立魔法研究所。魔法の専門家で、まあ何だ、何か色々知ってる爺さんだよ」
「裕貴に色々頼まれてるんだよ。なあ、所長ってどういう人なんだ?」
「んー……」
ルイはそうだな、と首をぐるぐると回した。
なかなか回答を出さないルイに楪がため息を吐いて、ちらりと流司を見た。
「精々殺されないようにね」
「え」
クスッと笑って、楪は仕事だよとルイを引きずって去って行った。
まず、いつ建国されたのか誰も知らない。
蛍宮は島国だが、外から見ると大樹が縁取りその中に住居があるようには到底見えない。さらには島の周りの海は常に大きな渦が蠢いていて、船すら貴重なこの世界の人間では乗り込む事すら難しい。
そんな島は見向きもされなかったが、ある時ぽんと駒を置いたように国が出来上がったのだ。しかも島を埋め尽くす大樹は、島の沿岸を除いて全てが一夜にして伐採され、さらには海の水を飲み水に転化し豊かな生活を実現した。
さらに蛍宮は難民受け入れを積極的に行っている。
これは政治的な関係は加味せずどの国からも受け入れているのだが、いつどこでどうやってその契約を取り付けたのかの履歴がどの国にも残っていない。ある時皇太子ルイとの接点を持つ何者かが顕れ、しれっと難民を受け入れをして貰い始めるのだ。
しかし難民なら誰でも歓迎という訳ではないようで、何かしらの基準で選定されるようだがこれも謎に包まれている。
最大の謎は食糧だった。
蛍宮は総人口三千人という小規模な国家で、本来の居住区は島の総面積の五分の一にも満たない。
ここに難民をどんどん受け入れているので当然食料も必要になるのだが、蛍宮は外交を一切行わない。各国が交流する場にも姿を現さないため縁を持つ事自体ができないのだ。おそらく蛍宮側からアクションが無い限りは内情を探る事などできはしないだろう。
だから島内の食糧事情は明らかにならないのだが、外部から輸入しているという話はどこからも出ない。恐らく自給自足をしているのだろうと言われているが、それでも難民に即時対応できる備蓄があるというのは一体どんな技術を使っているのか誰にも分からない。
大人数が豊かに暮らせる島ともなれば侵略を企む国が少なからず存在する。
だが、蛍宮はその全てを跳ねのけていた。蛍宮は絶対的な防御手段を持っており、それを誰一人打破する事ができないのだ。
この防御手段というのがあの鳥居だ。あれは蛍宮と他国の境界に設置されており、特殊な技術で侵入を阻んでいる。この技術が何なのか誰にも分らず対抗もできず、結果誰もが遠巻きに見守るしか術が無いのだ。
誰も近づけずその姿は大樹に隠される。奇跡を体現する蛍宮は、いつしか《不可侵の聖樹》と呼ばれるようになっていた。
そんな島の中央に建っているのが蛍宮第一皇太子であるルイの私邸《瑠璃宮》だ。
作りは壁が無く漆黒の柱だけで、装飾や屋根など内装は地球の神社によく似ている。ここから景色を一望するとさらにいくつかの島が点在しており四阿が建てられている。それぞれが美しい曲線で象られた橋で繋がっていた。
そのうちの一つに結衣達はルイを中心にて集まっていた。
「リナリアできた?」
「駄目だな。ヴァーレンハイトよりも水気が多いから温度調節の計算し直しだ」
「お前真面目だね。もうちょい女の子と遊べば?」
「ルイ様は遊びすぎです。いつも怒られてばっかりじゃないですか」
「だって女の子好きなんだよ」
女性陣は一斉にため息を吐き、流司は興味無いと言った顔だった。
結衣はこのルイという男の事が良く分からなかった。
蛍宮は軍事国家だ。扱う武器によって隊が設けられており、そのトップに立つのがルイである。
政治面もルイが一手に担うのだが、最優先で取り組んでいるのは難民の保護だ。
ヴァーレンハイト皇国からの難民や言葉が通じない出自不明の人間――おそらく地球人と思われる人間を保護し、衣食住を与えてやるがこの選定基準は外的には明らかにしていない。しかしその受け入れにはルイが自ら向かうため、国民となった難民は皆ルイを支持している。
そのおかげとは言わないが、ルイは毎日違う女性を連れていて、デートをダブルブッキングしては追いかけられデートをしていれば元恋人が登場し、とにかくルイを囲む女性が後を絶たない。
「もうちょっと真面目な人ならよかったのに」
「お?助けてもらっといて随分じゃないか」
「それは感謝してますけど」
結衣達は裕貴を通じてここへ来たわけだが、どうやって裕貴がルイと交流を持ったのかは企業秘密だとかで教えてもらえなかった。
ただ、ルイの目的は地球人難民の保護で、ヴァーレンハイト皇国の難民を助けてやりたいというルーヴェンハイトとの需要と供給が一致し、こうして手を貸してくれる事になったそうだ。
そして蛍宮で生活を始めて二週間経過し、結衣達は安全で平和な蛍宮での生活に慣れてのんびりと一日を過ごしている。
「ねえ、雛。蛍宮っていかにもファンタジーって感じで楽しくない?」
「そう?ヴァーレンハイトの方がファンタジーじゃない?」
「景色の話。ヴァーレンハイトって地球にある西洋のお城だけど、蛍宮は『日本人の空想』っぽいなって思うの。昔の日本+中華+ファンタジー÷三って感じ。イメージできるけど実在はしてないっていうか」
「ああ、確かに。住宅地は高級旅館ミニ版て感じする」
「でしょ?でも一番のファンタジーはやっぱりあの人で――あ、来た」
「ファンタジー代表」
結衣と雛は宮の外からこちらへ向かって来る人物を視界にとらえると、目を合わせてクスクスと笑った。
「何。人の顔見て笑うって失礼じゃないの」
「ごめんなさい。いつ思い出しても楪(ゆずりは)様の瞬間移動って不思議で」
それはシェルターでルイと共にやって来た少年だった。
指先で発火したり水を球体にする魔法は確かに地球には存在しない。けれどライターや水筒を思えば、結衣にはそこまで大騒ぎする物でも無かった。
だが瞬間移動は違う。どう考えても物理的に無理なのだ。仮に地球で再現しようとしても絶対にできない。
こういう百パーセントあり得ない事こそ真のファンタジーだと結衣は思った。
「どういう魔法なんですか、あれって」
「僕のは魔法じゃないよ」
楪は抑揚のない冷ややかな声で言い捨てた。
ルイは良く分からない男だが、この楪はさらに謎だった。
職業はルイの秘書だとかで常にルイの傍に張り付いているが政務を行うわけでは無いらしく、やる事といえばデートから戻らず仕事をサボるルイの回収だ。
「魔法じゃないってどういう事ですか?」
「自分で勉強して。そんな事より、これ」
楪は手に持っていた紙を流司に向けてぽいっと投げ捨てた。
「出たよ、流司の指名手配」
えっ、と結衣と雛は慌ててその指名手配書を奪い取った。
「指名手配マルミューラド=グレディアース。罪状はヴァーレンハイト皇国第一皇女アイリス=ヴァーレンハイト、及び皇女付き侍女メイリン・レイの誘拐。この両名は保護するように、とのご指示だね」
「追手はどこから来るんだ!?」
「ルーヴェンハイトだよ。総指揮は第三皇子ノアだけど現場指揮はユウキ=サオトメ」
「ゆうくん!よかった、無事なんだ!」
「予定通りですね。ほら雛さん、言った通りでしょう」
「はい!はい!」
結衣達はこの指名手配を待っていた。
亡命できたのはよかったが、電話もインターネットも無いこの世界で、連絡手段は手紙のみなので蛍宮からはヴァーレンハイト皇国の様子を探る術が無かった。
当然裕貴の様子を知る事もできず、合流する約束の三ヶ月後まではどうしようもない。
だがヴァーレンハイトから皇女連れで逃げた以上、必ず指名手配や捜索隊が出されるだろう。それを裕貴が率いていれば無事の確認にもなるのでこの手配を待っていたのだ。
「よかったね。で、君達これからどうするの?暇ならルイを椅子に括りつける手伝いして欲しいんだけど」
「いいや、流司は大忙しだ」
「ルイの女遊びよりは暇だと思うけど……?」
「っち、違う!真面目真面目!真面目な話!所長が出張から帰ってくるんだって!」
ルイは暗雲を呼び出したかの如く静かな怒りを漂わせた楪から逃げ出した。
しかしルイのその言葉を聞いて、楪も流司も、え、と目を丸くした。
「もう?早くない?あと二ヶ月はかかるとか言ってなかった?」
「流司の事伝えたら話聞きたいから一旦戻るってさ」
「本当か!?助かる!」
わいわいと盛り上がる男性時に付いていけない女性陣代表メイリンが、あの、と手を上げた。
「所長とはどこの所長でしょうか」
「蛍宮国立魔法研究所。魔法の専門家で、まあ何だ、何か色々知ってる爺さんだよ」
「裕貴に色々頼まれてるんだよ。なあ、所長ってどういう人なんだ?」
「んー……」
ルイはそうだな、と首をぐるぐると回した。
なかなか回答を出さないルイに楪がため息を吐いて、ちらりと流司を見た。
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