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とりあえず町に帰ってギルドに行こう
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森を歩くこと約1時間、レッドホーングリズリーを倒した結果なのか、転生の恩恵なのか、この体形の割には疲れる事も無く町に到着した。
光る球体状の神様は、森を出たら君の近くに居るからと言い残し消えたけど、まあ光ってないだけで自分の周りをフヨフヨと漂ってると信じて町に足を踏み入れる。
門番に冒険者の証を見せると、門番は、ニヤニヤしながら、気さくに今日も薬草採取か? やけに早い帰りだななどと声をかけてきたけど、自分の姿を見ると、一瞬ギョッとした表情になり何があったのか問いただしてきた。
一応レッドホーングリズリーに襲われ倒したと伝えたけど、流石万年Fランク冒険者、門番もウソを言うならもっとまともなウソを付けと言われ、さしずめオークにでも追いかけられて逃げて来たんだろう、と笑い飛ばされてしまった。
うん、よくよく自分の格好を見たら皮鎧も服もボロボロなうえそこら中に血が付いた状態だった…。
これははたから見たらギョッとするよな。
ギルドでレッドホーングリズリーの死骸と薬草をどの程度の金額で買い取って貰えるか分からないけど、まず身だしなみにお金かけないと。
オッサンでも身だしなみをしっかりしてれば、それだけで印象は違うからな…。
そう思いながら、ギルドに向かって歩き出すけど、道行く人全員が自分の方を見て、ヒソヒソと何か言ってる。
うん、ズボンは無事だからイチモツ丸出しで歩いてるわけじゃないし、ズボンのケツも破れてないし、恐らくこのボロボロの格好のせいだろうな…。
そしてギルドに入ると、ギルド内に併設された酒場で酒を飲んでいる人や職員さん達も一斉に自分の方を見る。
いや、そんなに注目しなくても…。
そんな事を思いながら、買取のカウンターへ向かう。
「ハンズさん、薬草の買取ですね? それで薬草はどちらに?」
そう言って声をかけて来たのはうさ耳のお姉さん、買取受付担当のルイーナさん、確か18歳で今年職員になったばかりの子だ。
「今日は薬草とレッドホーングリズリーの買取をお願いしたいんですけど」
そう言って収納魔法から採取した薬草の入った袋をカウンターに置くと、ルイーナさんは驚いた表情になる。
「ハンズさん収納魔法仕えたんですか? それにレッドホーングリズリーって、C級冒険者でもパーティーを組んで挑まないと倒せないような魔物ですよ、流石にハンズさんでは…」
「いや、薬草採取してたらレッドホーングリズリーにいきなり襲われて、喰われると思った瞬間、目の前が真っ白になってなんか剣を突き出したら倒せたみたいな? それで何故か収納魔法も使えるようになった感じなんですよ」
「ハンズさん、いくら毎日馬鹿にされてるからってウソはいけませんよ、確かに収納魔法は新たに覚えたみたいですけど、レッドホーングリズリーなんて」
そう言うルイーナさんに加え、併設された酒場で酒を飲んでいる冒険者などからウソつくななどと罵声が飛んでくる。
「じゃあここに出しますね」
そう言って買取カウンターの脇のスペースにレッドホーングリズリーの死骸を出すと、ギルド内は一瞬で静まり返り、ルイーナさんも目を見開いてレッドホーングリズリーの死骸を見ている。
そんなルイーナさんも流石ギルド職員といったところか、すぐに我に返り、奥へ走っていき誰かを呼びに行った。
ホントに倒して持って来たなんて信じて貰えないよね…。
ハンズはなんたって万年ギルド最低ランクの最弱ってよばれてる人だったみたいだし…。
光る球体状の神様は、森を出たら君の近くに居るからと言い残し消えたけど、まあ光ってないだけで自分の周りをフヨフヨと漂ってると信じて町に足を踏み入れる。
門番に冒険者の証を見せると、門番は、ニヤニヤしながら、気さくに今日も薬草採取か? やけに早い帰りだななどと声をかけてきたけど、自分の姿を見ると、一瞬ギョッとした表情になり何があったのか問いただしてきた。
一応レッドホーングリズリーに襲われ倒したと伝えたけど、流石万年Fランク冒険者、門番もウソを言うならもっとまともなウソを付けと言われ、さしずめオークにでも追いかけられて逃げて来たんだろう、と笑い飛ばされてしまった。
うん、よくよく自分の格好を見たら皮鎧も服もボロボロなうえそこら中に血が付いた状態だった…。
これははたから見たらギョッとするよな。
ギルドでレッドホーングリズリーの死骸と薬草をどの程度の金額で買い取って貰えるか分からないけど、まず身だしなみにお金かけないと。
オッサンでも身だしなみをしっかりしてれば、それだけで印象は違うからな…。
そう思いながら、ギルドに向かって歩き出すけど、道行く人全員が自分の方を見て、ヒソヒソと何か言ってる。
うん、ズボンは無事だからイチモツ丸出しで歩いてるわけじゃないし、ズボンのケツも破れてないし、恐らくこのボロボロの格好のせいだろうな…。
そしてギルドに入ると、ギルド内に併設された酒場で酒を飲んでいる人や職員さん達も一斉に自分の方を見る。
いや、そんなに注目しなくても…。
そんな事を思いながら、買取のカウンターへ向かう。
「ハンズさん、薬草の買取ですね? それで薬草はどちらに?」
そう言って声をかけて来たのはうさ耳のお姉さん、買取受付担当のルイーナさん、確か18歳で今年職員になったばかりの子だ。
「今日は薬草とレッドホーングリズリーの買取をお願いしたいんですけど」
そう言って収納魔法から採取した薬草の入った袋をカウンターに置くと、ルイーナさんは驚いた表情になる。
「ハンズさん収納魔法仕えたんですか? それにレッドホーングリズリーって、C級冒険者でもパーティーを組んで挑まないと倒せないような魔物ですよ、流石にハンズさんでは…」
「いや、薬草採取してたらレッドホーングリズリーにいきなり襲われて、喰われると思った瞬間、目の前が真っ白になってなんか剣を突き出したら倒せたみたいな? それで何故か収納魔法も使えるようになった感じなんですよ」
「ハンズさん、いくら毎日馬鹿にされてるからってウソはいけませんよ、確かに収納魔法は新たに覚えたみたいですけど、レッドホーングリズリーなんて」
そう言うルイーナさんに加え、併設された酒場で酒を飲んでいる冒険者などからウソつくななどと罵声が飛んでくる。
「じゃあここに出しますね」
そう言って買取カウンターの脇のスペースにレッドホーングリズリーの死骸を出すと、ギルド内は一瞬で静まり返り、ルイーナさんも目を見開いてレッドホーングリズリーの死骸を見ている。
そんなルイーナさんも流石ギルド職員といったところか、すぐに我に返り、奥へ走っていき誰かを呼びに行った。
ホントに倒して持って来たなんて信じて貰えないよね…。
ハンズはなんたって万年ギルド最低ランクの最弱ってよばれてる人だったみたいだし…。
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