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パダーリン迷宮の主
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100階層へと続く階段を降り、遂に迷宮の最下層へ足を踏みいれる。
「うん、99階層を見てるからそこまでの驚きはないけど、ここは誰かの隠居所?」
そう呟き、3人の顔を見るとどうやら同じような印象を受けているようで反応に困っている感じだ。
100階層は自然型階層のようではあるけどそこまで広くなく、小さいながらも滝があり、小川が流れ、そしてセンス良く木が植えられ畑のようなものまで作られている凄く落ち着く雰囲気の空間だ。
地面には芝が植えられていて、ここに住んでいなくても寝転んで昼寝をしたくなる感じがして来る。
そして階層の中心部には決して豪華とは言えないかれども趣のある家が一軒建っている。
「これは~、何というか…、既に迷宮を踏破した人が居るって事?」
元迷宮の主であるカトレアにそんな質問をするも、カトレアが少し考えこんでから否定した。
例え誰かが迷宮を踏破していたとしても特殊な場合を除き通常迷宮の主は数日で復活するにも拘わらずこの階層に迷宮の主と言える存在が見る限り居ない。
という事は現在外出しているか、家の中に居るのではないかとの事だ。
「じゃあ家に行ってみればいいだけだな」
ルイーズさんがそう言い、家に向かって歩き出す。
警戒はしてるんだろうけどこういう所の決断力と度胸は凄いな…。
そう思いつつルイーズさんの後に続き、家まで続く石畳の上を、小川にかかる石橋を渡り、家の前まで行くと無造作にドアをノックする。
ドンドン!!
ドンドン!! ドンドン!!
「誰かいないのか~~~!!!」
ドンドン!!
ルイーズさんがドアを叩きながら中に向かって声をかけていると、暫くして中から声が聞こえたような気がするも、ルイーズさんの耳には届いていないようでドアを叩き続けている。
「うるせぇえ!!!!! 今行くっていってんだろがぁ!!!! 」
突然ドアが開くと同時に怒鳴りながら虎の獣人が怒鳴りながら家から出て来た。
「なんだお前ら!! 俺が静かに作業をしてるってのに、騒がしいくしやがって!! 俺に何の用だ!!」
恐らく昼寝をしてたんだろう、寝癖が付いているけど、本人は何か作業をしていたと言いはているのでそこはツッコミを入れず来訪の理由を告げる。
「はぁ? 迷宮の主だぁ? 俺に決まってるだろ!! 誰がこの迷宮を作ったと思ってるんだ! 他でもない俺だぞ!!」
「えぇっと、静かに過ごす為にこの迷宮を作ったんですか?」
「まあそれもあるが、ここまで到達できるような強者を求めていたってのもあるな、古い仲間は皆死んじまっってヒョロイ奴らばかりの世の中になったからな」
「強者を求めてたって事は、やっぱり戦うって事ですよね…」
「あぁん? お前ら俺と戦いたいのか? 俺は構わないが俺と戦ってもお前らが得る事が出来るのは死だけだぞ? それでもやり合いたいのか?」
自信満々の虎の獣人は品定めするように4人を見て…、ってカトレアを見つめてる?
「おい、そこの女!! その鎧と剣は何処で手に入れた? それはお前ごときが身に着けていいもんじゃないぞ!!」
怒気が急激に膨らみ、殺気が階層内に充満する。
「はぁ~、本当にあなたは頭悪いわね…、ドリューン、私の顔を忘れたの?」
「はぁ? お前何で俺の名前を知ってるんだ!! それに私の顔って…、ってお前カトレアか? いやカトレアは死んだはずだ、でも目の前に居るのもカトレアだ…」
「ええっと、カトレアのお知り合い?」
「そうよ、昔一緒に冒険をしたりした間柄ね、この剣も鎧もこのドリューンが作ったのよ。 鍛冶や魔道具製作が得意なくせに戦闘狂の男よ」
「そ、そうなんだ…、って事はこの人もアンデッド?」
「誰がアンデッドだっ!! このガキが!! どう見ても生者だろ!!」
「いや、カトレアの知り合いって事は400歳以上でしょ? 普通寿命を迎えてる年齢じゃない?」
「ふん! 俺を誰だと思ってるんだ!! 帝国一と言われた男だぞ! 肉体年齢を止める魔道具を作ったんだよ! まあそのおかげで色んな奴から追われる身になったんだがな…。 それよりもカトレアが何で生きてるんだ?」
この虎の獣人、ドリューンさんはカトレアが生きている事が今だ信じられないようなので、墳墓のダンジョンであった事を説明をした。
この人、カトレアが殺されたのを知って、殺した相手を探し出し仇を討とうとしたものの、数年かけても見つける事が出来ず、そのうえ犯人探しに夢中になりカトレアが何処に埋葬されたのかすらをも調べるタイミングを逃したらしい。
その後は、一旦カトレアの件を諦めて魔道具や武器などを作っていたらしいけど、とある迷宮で出会った魔物の寿命の長さに興味を抱き、人の若さを保ち続け、寿命を延ばす為の魔道具研究に没頭したらしい。
そして研究をする事、数十年、若さを保ち寿命を延ばす魔道具を作り上げたとの事だった。
その間、帝国が滅び、大きな戦争などを経て現在の国家の形が出来た頃には、顔見知りの冒険者などの多くが死んでおり、魔道具を公表したところ多くの国から魔道具を差し出すよう要求をされ、更には暗殺者を送り込まれ、挙句の果てには罪をでっち上げられて賞金首にまでされた事で、逃げるように旅を続け丁度生まれたばかりのこの迷宮に目を付けて住み着いたとの事だった。
「質問なんですが、迷宮に住み着いたのは分かるんですが、この迷宮って普通の迷宮とは毛色が違って特殊な気がするんですけど、迷宮を作る事って出来るんですか?」
そう、この迷宮を探索してて思った事、遺構型、洞窟型、自然型が混在しているうえにこの迷宮から産出される物だけで生活基盤が出来るような気がしたので、作為的なものを感じていたから思い切って質問をしてみる。
「ああ、結論から言えば迷宮の内部は作る事が出来る。 だが迷宮を生み出すことは出来ない。 俺はまだ1階層しかない生まれたての迷宮を育てたに過ぎん。 まあいつの間にやら迷宮を中心に街が出来たのには驚いたがな」
そう言い豪快に笑いつつ、積もる話もあるし立ち話もなんだからという事で家の中に招き入れられた。
っけど凄く家の中が散らかってる。
好きな所に座って寛いでくれって言われても、まずは部屋の片づけと掃除をしないと。
外は綺麗に整えられているのにどうして家の中は片付けられないのかな…。
「うん、99階層を見てるからそこまでの驚きはないけど、ここは誰かの隠居所?」
そう呟き、3人の顔を見るとどうやら同じような印象を受けているようで反応に困っている感じだ。
100階層は自然型階層のようではあるけどそこまで広くなく、小さいながらも滝があり、小川が流れ、そしてセンス良く木が植えられ畑のようなものまで作られている凄く落ち着く雰囲気の空間だ。
地面には芝が植えられていて、ここに住んでいなくても寝転んで昼寝をしたくなる感じがして来る。
そして階層の中心部には決して豪華とは言えないかれども趣のある家が一軒建っている。
「これは~、何というか…、既に迷宮を踏破した人が居るって事?」
元迷宮の主であるカトレアにそんな質問をするも、カトレアが少し考えこんでから否定した。
例え誰かが迷宮を踏破していたとしても特殊な場合を除き通常迷宮の主は数日で復活するにも拘わらずこの階層に迷宮の主と言える存在が見る限り居ない。
という事は現在外出しているか、家の中に居るのではないかとの事だ。
「じゃあ家に行ってみればいいだけだな」
ルイーズさんがそう言い、家に向かって歩き出す。
警戒はしてるんだろうけどこういう所の決断力と度胸は凄いな…。
そう思いつつルイーズさんの後に続き、家まで続く石畳の上を、小川にかかる石橋を渡り、家の前まで行くと無造作にドアをノックする。
ドンドン!!
ドンドン!! ドンドン!!
「誰かいないのか~~~!!!」
ドンドン!!
ルイーズさんがドアを叩きながら中に向かって声をかけていると、暫くして中から声が聞こえたような気がするも、ルイーズさんの耳には届いていないようでドアを叩き続けている。
「うるせぇえ!!!!! 今行くっていってんだろがぁ!!!! 」
突然ドアが開くと同時に怒鳴りながら虎の獣人が怒鳴りながら家から出て来た。
「なんだお前ら!! 俺が静かに作業をしてるってのに、騒がしいくしやがって!! 俺に何の用だ!!」
恐らく昼寝をしてたんだろう、寝癖が付いているけど、本人は何か作業をしていたと言いはているのでそこはツッコミを入れず来訪の理由を告げる。
「はぁ? 迷宮の主だぁ? 俺に決まってるだろ!! 誰がこの迷宮を作ったと思ってるんだ! 他でもない俺だぞ!!」
「えぇっと、静かに過ごす為にこの迷宮を作ったんですか?」
「まあそれもあるが、ここまで到達できるような強者を求めていたってのもあるな、古い仲間は皆死んじまっってヒョロイ奴らばかりの世の中になったからな」
「強者を求めてたって事は、やっぱり戦うって事ですよね…」
「あぁん? お前ら俺と戦いたいのか? 俺は構わないが俺と戦ってもお前らが得る事が出来るのは死だけだぞ? それでもやり合いたいのか?」
自信満々の虎の獣人は品定めするように4人を見て…、ってカトレアを見つめてる?
「おい、そこの女!! その鎧と剣は何処で手に入れた? それはお前ごときが身に着けていいもんじゃないぞ!!」
怒気が急激に膨らみ、殺気が階層内に充満する。
「はぁ~、本当にあなたは頭悪いわね…、ドリューン、私の顔を忘れたの?」
「はぁ? お前何で俺の名前を知ってるんだ!! それに私の顔って…、ってお前カトレアか? いやカトレアは死んだはずだ、でも目の前に居るのもカトレアだ…」
「ええっと、カトレアのお知り合い?」
「そうよ、昔一緒に冒険をしたりした間柄ね、この剣も鎧もこのドリューンが作ったのよ。 鍛冶や魔道具製作が得意なくせに戦闘狂の男よ」
「そ、そうなんだ…、って事はこの人もアンデッド?」
「誰がアンデッドだっ!! このガキが!! どう見ても生者だろ!!」
「いや、カトレアの知り合いって事は400歳以上でしょ? 普通寿命を迎えてる年齢じゃない?」
「ふん! 俺を誰だと思ってるんだ!! 帝国一と言われた男だぞ! 肉体年齢を止める魔道具を作ったんだよ! まあそのおかげで色んな奴から追われる身になったんだがな…。 それよりもカトレアが何で生きてるんだ?」
この虎の獣人、ドリューンさんはカトレアが生きている事が今だ信じられないようなので、墳墓のダンジョンであった事を説明をした。
この人、カトレアが殺されたのを知って、殺した相手を探し出し仇を討とうとしたものの、数年かけても見つける事が出来ず、そのうえ犯人探しに夢中になりカトレアが何処に埋葬されたのかすらをも調べるタイミングを逃したらしい。
その後は、一旦カトレアの件を諦めて魔道具や武器などを作っていたらしいけど、とある迷宮で出会った魔物の寿命の長さに興味を抱き、人の若さを保ち続け、寿命を延ばす為の魔道具研究に没頭したらしい。
そして研究をする事、数十年、若さを保ち寿命を延ばす魔道具を作り上げたとの事だった。
その間、帝国が滅び、大きな戦争などを経て現在の国家の形が出来た頃には、顔見知りの冒険者などの多くが死んでおり、魔道具を公表したところ多くの国から魔道具を差し出すよう要求をされ、更には暗殺者を送り込まれ、挙句の果てには罪をでっち上げられて賞金首にまでされた事で、逃げるように旅を続け丁度生まれたばかりのこの迷宮に目を付けて住み着いたとの事だった。
「質問なんですが、迷宮に住み着いたのは分かるんですが、この迷宮って普通の迷宮とは毛色が違って特殊な気がするんですけど、迷宮を作る事って出来るんですか?」
そう、この迷宮を探索してて思った事、遺構型、洞窟型、自然型が混在しているうえにこの迷宮から産出される物だけで生活基盤が出来るような気がしたので、作為的なものを感じていたから思い切って質問をしてみる。
「ああ、結論から言えば迷宮の内部は作る事が出来る。 だが迷宮を生み出すことは出来ない。 俺はまだ1階層しかない生まれたての迷宮を育てたに過ぎん。 まあいつの間にやら迷宮を中心に街が出来たのには驚いたがな」
そう言い豪快に笑いつつ、積もる話もあるし立ち話もなんだからという事で家の中に招き入れられた。
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