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3.後悔
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3.後悔
でも、朝は来なかった。
昼もやってこなかった。
ボクは死んでしまったのだ。
軽いケガをするつもりが大ケガになって。
幽霊になったボクは、宙にふわふわ浮きながら、ゆうちゃんを見下ろした。
「あおいくん、ごめん……ごめんね」
『ゆうちゃんは悪くないよ』
箱の中に入れられたボクに花を添えて、ゆうちゃんはその場から動くことができずにいる。
「後悔するくらいなら、ちゃんと向き合えばよかった。聞いてあげればよかった……ごめん、ごめんなさい」
でも、朝は来なかった。
昼もやってこなかった。
ボクは死んでしまったのだ。
軽いケガをするつもりが大ケガになって。
幽霊になったボクは、宙にふわふわ浮きながら、ゆうちゃんを見下ろした。
「あおいくん、ごめん……ごめんね」
『ゆうちゃんは悪くないよ』
箱の中に入れられたボクに花を添えて、ゆうちゃんはその場から動くことができずにいる。
「後悔するくらいなら、ちゃんと向き合えばよかった。聞いてあげればよかった……ごめん、ごめんなさい」
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