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第八章「一心君のお父さんと、キオクの箱」
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ロン君に連れられてやって来たのは、人狼専用区からさほど遠くない場所。ウチの最寄り駅からは、電車で大体1時間くらい。
「こんなに専用区のそばまで来たの、初めてだ…」
ここからだと、一面の壁しか見えない。全国にはこんな風に人狼の専用区がいくつもあって、基本的には人狼が生活してる。
壁っていってもオシャレなレンガの作りで、あんまり威圧感は感じない。
「一心君は、入ったことある?」
「ない」
「俺はあるよ。普通の街って感じだけど、耳もシッポも隠してないヤツの方が多いかもね」
ロン君の言葉に、わたしは頭の中でイメージをふくらませる。
フワフワの耳やシッポが見放題で、みんな自由に暮らしてる。いつかそこに人間も加わって、楽しく暮らせたらどんなにいいだろう。
わたしは【キッチン サニープレイス】を継ぐのが夢だけど、キッチンカーとかでいろんな場所を回ったりできたら、もっとたくさんの人達にわたしの作った料理を食べてもらえる。
「日向ちゃん一人でニヤニヤしてる、気持ちわるーい」
「うるさい」
「いたっ!」
一心君が、ドン!とロン君を腕でつついた。
「ごめん。ちょっと妄想しちゃってた」
わたしは頭に手をやりながら、笑う。一心君のこっちを見る目がなんだか優しい気がして、心臓がドキッと跳ねた。
「それにしても【ウルフマン】って、専用区のこんな近くに住んでるんだね」
「アジトは転々としてるよ。まぁ、近い方がなにかと便利でしょ?壁壊す時とかに」
「こ、壊しちゃダメだよ」
「俺がやってるわけじゃないし」
ロン君の態度はひょうひょうとしてて、一心君の友達ってこと以外は、いまだによく分からない。
お父さんがリーダーだって言ってたし、お母さんのことがあるから人間は嫌いだろうし、仲良くできる未来は望んでないのかな…
「わたしは、人も人狼もみんなで仲良くしたい。そうなったらいいなって、思ってるのに…」
「そんなの無理に決まってんじゃん」
ロン君は、あまりにもサラッとそう言った。
「人間同士だって争ってるのに、人狼にだけガマンしろっていうのは、おかしいと思わない?」
「確かに、そうかもしれないけど…」
わたしが恵まれた環境にいるから、こんなことが言えるのかもしれない。口だけの甘い考えだって思われても、諦めたくないと思ってしまう。
あの場所から、わたしは夢を叶えたい。
たくさんの人や人狼が笑顔になれるような、手伝いがしたいんだ。
ポンッ
一心君が、わたしの頭に手を置く。彼が励ましてくれる時の、いつものしぐさ。
「ありがとう、一心君」
「…別に」
「フフッ」
照れくさそうな一心君を見ていると、目の前いっぱいにロン君の顔が広がった。
「俺をムシしてイチャつかないでください」
「い、イチャ……っ!?」
ボン!っと顔が熱くなって、燃えてるかもしれないなんて、バカなことを考える。
「まぁ、この間のパンみたいなやつは、悪くない味だったよ」
「ロン君……」
「その神山ってヤツがいるかいないかサクッと調べて、さっさと帰ろ」
そうだ、今は神山さんの安全を確認することが一番大切。
【ウルフマン】のことを考えると緊張するけど、足手まといにならないように、頑張らなくちゃ。
「とりあえず俺がアジトに行ってくる。一心と日向ちゃんはここで待ってて」
「気をつけろよ、ロン」
「大丈夫だって。なんたって俺だし」
ロン君はタタッとかけ出して、振り向かないままピースサインを上に突き出した。
わたし達は人気の少ない公園で、ロン君の帰りを待つ。落ち着かなきゃって思うのに、心臓が勝手に早鐘を打つ。
「ロンなら、上手くやる。アイツはリーダーの息子だし、手荒なこともされないはずだ」
「うん、そうだよね…」
分かってても、ドキドキする。神山さんのこと、なにか分かればいいけど…
時間は夕方に近づいて、辺りがオレンジ色に染まりはじめる。
セミの声がやたらと頭に響いて、気持ちだけが焦る。
「よう、一心。久しぶりだな」
「……っ!!」
バッと振り返ると、知らない男の人がニヤニヤしながらこっちを見ている。それも一人じゃなく、五人。
一心君は、わたしを背中に隠すようにして立ち上がった。
「上手くにおい消してるよなぁ。ロンに聞かなきゃ、この場所も分かんなかったぜ」
「…ロンに、なにした」
久しぶりに聞く、一心君の低い声。彼にとってはわたしと初めて会った、あの日みたいな。
「安心しろ、アイツは俺達の仲間だ。なにもしねぇよ」
「……」
「戻ってこい、一心。リーダーに刃向かおうなんて考えなきゃ、お前にもよくしてやるから」
バカにしたような、嫌な笑顔。わたしはただジャマにならないよう、息を押し殺していることしかできない。
この人達はたぶん、一心君や心さん達とは違う、ロン君のお父さんのカゲキなやり方に賛成してる側。
つまり、一心君の敵……っ
「見ろよ。コイツ、人間のガキなんかと一緒にいるぜ」
「さすが、生ぬるいやり方しかしなかった心吾さんの息子だな」
「ヘタレな一心は、ママが恋しいだろ?」
ギャハハという下品な笑い声が、辺りに響く。わたしは思いきり拳を握りしめて、勢いよく立ち上がった。
「一心君のこと、悪く言わないで!」
「なんだ?お前。俺達が人狼だって分かって、なめた口きいてんのか?」
「一心君は、強くて優しいです!」
勝手に、手が震える。だけどわたしは、まっすぐに前を見ながら叫んだ。
「…お前、生意気だな」
男の人の瞳が、ギラリと光る。それに合わせて他の人達も、笑うのをやめた。
「バカ、下がってろ」
「だって!」
「いいから!」
一心君は無理矢理わたしを後ろへ押しやると、一歩前へ出る。みるみるうちに、銀色のキレイな耳と立派なシッポが現れた。
「一心君……っ!」
チラッと見えた、金色に光る瞳。イカクするように牙をむいて、顔の前でするどく爪を構えた。
「ガキのくせに、俺達にかなうと思ってんのか?」
「ちょっと痛い目見せてやろうぜ」
「やり過ぎんなよ。リーダーのところには心さんがいる。あの女(ヒト)を怒らせたら、心吾さん派の連中が一気に攻めてくるぞ」
男の人達の瞳が、オレンジ色に光る。黒っぽい大きなシッポが、バサリと動いた。
「覚悟しろ一心!!」
「やめてぇ……っ!!」
大声で叫んだ瞬間、フッと目の前にカゲが落ちる。
「大丈夫、日向ちゃん」
その人はそう言って、男の人が振り下ろした腕を簡単に受け止めた。
「か、神山…さん……?」
いつのまにか一心君の目の前には、彼を守るように何人もの人狼が立ちはだかっていた。
「よく頑張ったね、もう大丈夫」
神山さんの瞳は、一心と同じ金色に輝いている。ひときわ立派な銀のシッポが、安心させるみたいにわたしの頭をなでた。
「し、心吾(シンゴ)さん…?」
「ウソだろ?心吾さんは八年前に行方不明になって……まさか、生きてたのか!?」
「一心に危害を加えようとしたことを、後悔させてやる」
神山さんの言葉を合図に、仲間人狼が一気に男の人達にかかっていく。
そして、あっという間に勝ってしまった。
「ケガしてないか!」
一瞬の出来事にあっけに取られていると、一心君がわたしにかけ寄ってきた。何度も、コクコクとうなずく。
「一心君は大丈夫?」
「俺は平気」
「わたし、なにがなんだか……」
いろんなことが起こりすぎて、思考が追いつかない。それは一心君も同じみたいで、わたし達はそろって神山さんに視線を向けた。
無事みたいで本当によかった。一心君の言った通り、神山さんは人狼だったんだ。
「あ、あの……」
ポンッ
神山さんはおだやかな表情を浮かべながら、わたしと一心君、二人の頭に優しく手を置いた。
その瞬間、ブワッと体中の細胞が動き出したような、熱くて変な感覚がわき起こる。
ーー僕の息子をよろしく頼むよ、日向ちゃん。
「あ、あれ……?これって……」
今まで、自分の中にはなかった思い出。その人はわたしの頭をなでながら、おいしそうにオムライスを食べていた。
そこにはわたしと、お父さんとお母さん、そして、心さんと一心君。
一心君はとても嬉しそうな顔をして、その人のことをこう呼んだ。
ーーお父さん!
「もしかして、神山さんが……」
「俺の、父さん…だったんだ」
一心君は目を見開いたまま、神山さんだけを見つめてる。前にも神山さんが関わった時、一心君は少しずつだけど昔のことを思い出していた。
それは、神山さんが一心君のお父さんだったからなんだとすると、合点がいく。
「今までごめん、一心。ちゃんと全てを話すから、僕に時間をくれないか?もちろん、日向ちゃんも一緒に聞いてほしい」
わたしは思わず、一心君に手を伸ばす。彼のシャツのスソをキュッとつかむと、ハッとしたようにわたしに視線を向けた。
「一心君、大丈夫……?」
複雑そうな表情だったけど、一心君はうなずいて。
わたし達は改めて、真実を知るための覚悟を決めたのだった。
「こんなに専用区のそばまで来たの、初めてだ…」
ここからだと、一面の壁しか見えない。全国にはこんな風に人狼の専用区がいくつもあって、基本的には人狼が生活してる。
壁っていってもオシャレなレンガの作りで、あんまり威圧感は感じない。
「一心君は、入ったことある?」
「ない」
「俺はあるよ。普通の街って感じだけど、耳もシッポも隠してないヤツの方が多いかもね」
ロン君の言葉に、わたしは頭の中でイメージをふくらませる。
フワフワの耳やシッポが見放題で、みんな自由に暮らしてる。いつかそこに人間も加わって、楽しく暮らせたらどんなにいいだろう。
わたしは【キッチン サニープレイス】を継ぐのが夢だけど、キッチンカーとかでいろんな場所を回ったりできたら、もっとたくさんの人達にわたしの作った料理を食べてもらえる。
「日向ちゃん一人でニヤニヤしてる、気持ちわるーい」
「うるさい」
「いたっ!」
一心君が、ドン!とロン君を腕でつついた。
「ごめん。ちょっと妄想しちゃってた」
わたしは頭に手をやりながら、笑う。一心君のこっちを見る目がなんだか優しい気がして、心臓がドキッと跳ねた。
「それにしても【ウルフマン】って、専用区のこんな近くに住んでるんだね」
「アジトは転々としてるよ。まぁ、近い方がなにかと便利でしょ?壁壊す時とかに」
「こ、壊しちゃダメだよ」
「俺がやってるわけじゃないし」
ロン君の態度はひょうひょうとしてて、一心君の友達ってこと以外は、いまだによく分からない。
お父さんがリーダーだって言ってたし、お母さんのことがあるから人間は嫌いだろうし、仲良くできる未来は望んでないのかな…
「わたしは、人も人狼もみんなで仲良くしたい。そうなったらいいなって、思ってるのに…」
「そんなの無理に決まってんじゃん」
ロン君は、あまりにもサラッとそう言った。
「人間同士だって争ってるのに、人狼にだけガマンしろっていうのは、おかしいと思わない?」
「確かに、そうかもしれないけど…」
わたしが恵まれた環境にいるから、こんなことが言えるのかもしれない。口だけの甘い考えだって思われても、諦めたくないと思ってしまう。
あの場所から、わたしは夢を叶えたい。
たくさんの人や人狼が笑顔になれるような、手伝いがしたいんだ。
ポンッ
一心君が、わたしの頭に手を置く。彼が励ましてくれる時の、いつものしぐさ。
「ありがとう、一心君」
「…別に」
「フフッ」
照れくさそうな一心君を見ていると、目の前いっぱいにロン君の顔が広がった。
「俺をムシしてイチャつかないでください」
「い、イチャ……っ!?」
ボン!っと顔が熱くなって、燃えてるかもしれないなんて、バカなことを考える。
「まぁ、この間のパンみたいなやつは、悪くない味だったよ」
「ロン君……」
「その神山ってヤツがいるかいないかサクッと調べて、さっさと帰ろ」
そうだ、今は神山さんの安全を確認することが一番大切。
【ウルフマン】のことを考えると緊張するけど、足手まといにならないように、頑張らなくちゃ。
「とりあえず俺がアジトに行ってくる。一心と日向ちゃんはここで待ってて」
「気をつけろよ、ロン」
「大丈夫だって。なんたって俺だし」
ロン君はタタッとかけ出して、振り向かないままピースサインを上に突き出した。
わたし達は人気の少ない公園で、ロン君の帰りを待つ。落ち着かなきゃって思うのに、心臓が勝手に早鐘を打つ。
「ロンなら、上手くやる。アイツはリーダーの息子だし、手荒なこともされないはずだ」
「うん、そうだよね…」
分かってても、ドキドキする。神山さんのこと、なにか分かればいいけど…
時間は夕方に近づいて、辺りがオレンジ色に染まりはじめる。
セミの声がやたらと頭に響いて、気持ちだけが焦る。
「よう、一心。久しぶりだな」
「……っ!!」
バッと振り返ると、知らない男の人がニヤニヤしながらこっちを見ている。それも一人じゃなく、五人。
一心君は、わたしを背中に隠すようにして立ち上がった。
「上手くにおい消してるよなぁ。ロンに聞かなきゃ、この場所も分かんなかったぜ」
「…ロンに、なにした」
久しぶりに聞く、一心君の低い声。彼にとってはわたしと初めて会った、あの日みたいな。
「安心しろ、アイツは俺達の仲間だ。なにもしねぇよ」
「……」
「戻ってこい、一心。リーダーに刃向かおうなんて考えなきゃ、お前にもよくしてやるから」
バカにしたような、嫌な笑顔。わたしはただジャマにならないよう、息を押し殺していることしかできない。
この人達はたぶん、一心君や心さん達とは違う、ロン君のお父さんのカゲキなやり方に賛成してる側。
つまり、一心君の敵……っ
「見ろよ。コイツ、人間のガキなんかと一緒にいるぜ」
「さすが、生ぬるいやり方しかしなかった心吾さんの息子だな」
「ヘタレな一心は、ママが恋しいだろ?」
ギャハハという下品な笑い声が、辺りに響く。わたしは思いきり拳を握りしめて、勢いよく立ち上がった。
「一心君のこと、悪く言わないで!」
「なんだ?お前。俺達が人狼だって分かって、なめた口きいてんのか?」
「一心君は、強くて優しいです!」
勝手に、手が震える。だけどわたしは、まっすぐに前を見ながら叫んだ。
「…お前、生意気だな」
男の人の瞳が、ギラリと光る。それに合わせて他の人達も、笑うのをやめた。
「バカ、下がってろ」
「だって!」
「いいから!」
一心君は無理矢理わたしを後ろへ押しやると、一歩前へ出る。みるみるうちに、銀色のキレイな耳と立派なシッポが現れた。
「一心君……っ!」
チラッと見えた、金色に光る瞳。イカクするように牙をむいて、顔の前でするどく爪を構えた。
「ガキのくせに、俺達にかなうと思ってんのか?」
「ちょっと痛い目見せてやろうぜ」
「やり過ぎんなよ。リーダーのところには心さんがいる。あの女(ヒト)を怒らせたら、心吾さん派の連中が一気に攻めてくるぞ」
男の人達の瞳が、オレンジ色に光る。黒っぽい大きなシッポが、バサリと動いた。
「覚悟しろ一心!!」
「やめてぇ……っ!!」
大声で叫んだ瞬間、フッと目の前にカゲが落ちる。
「大丈夫、日向ちゃん」
その人はそう言って、男の人が振り下ろした腕を簡単に受け止めた。
「か、神山…さん……?」
いつのまにか一心君の目の前には、彼を守るように何人もの人狼が立ちはだかっていた。
「よく頑張ったね、もう大丈夫」
神山さんの瞳は、一心と同じ金色に輝いている。ひときわ立派な銀のシッポが、安心させるみたいにわたしの頭をなでた。
「し、心吾(シンゴ)さん…?」
「ウソだろ?心吾さんは八年前に行方不明になって……まさか、生きてたのか!?」
「一心に危害を加えようとしたことを、後悔させてやる」
神山さんの言葉を合図に、仲間人狼が一気に男の人達にかかっていく。
そして、あっという間に勝ってしまった。
「ケガしてないか!」
一瞬の出来事にあっけに取られていると、一心君がわたしにかけ寄ってきた。何度も、コクコクとうなずく。
「一心君は大丈夫?」
「俺は平気」
「わたし、なにがなんだか……」
いろんなことが起こりすぎて、思考が追いつかない。それは一心君も同じみたいで、わたし達はそろって神山さんに視線を向けた。
無事みたいで本当によかった。一心君の言った通り、神山さんは人狼だったんだ。
「あ、あの……」
ポンッ
神山さんはおだやかな表情を浮かべながら、わたしと一心君、二人の頭に優しく手を置いた。
その瞬間、ブワッと体中の細胞が動き出したような、熱くて変な感覚がわき起こる。
ーー僕の息子をよろしく頼むよ、日向ちゃん。
「あ、あれ……?これって……」
今まで、自分の中にはなかった思い出。その人はわたしの頭をなでながら、おいしそうにオムライスを食べていた。
そこにはわたしと、お父さんとお母さん、そして、心さんと一心君。
一心君はとても嬉しそうな顔をして、その人のことをこう呼んだ。
ーーお父さん!
「もしかして、神山さんが……」
「俺の、父さん…だったんだ」
一心君は目を見開いたまま、神山さんだけを見つめてる。前にも神山さんが関わった時、一心君は少しずつだけど昔のことを思い出していた。
それは、神山さんが一心君のお父さんだったからなんだとすると、合点がいく。
「今までごめん、一心。ちゃんと全てを話すから、僕に時間をくれないか?もちろん、日向ちゃんも一緒に聞いてほしい」
わたしは思わず、一心君に手を伸ばす。彼のシャツのスソをキュッとつかむと、ハッとしたようにわたしに視線を向けた。
「一心君、大丈夫……?」
複雑そうな表情だったけど、一心君はうなずいて。
わたし達は改めて、真実を知るための覚悟を決めたのだった。
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