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第一話 奇妙な夢
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超魔法こがね1
受験受験ってみんな言うけどやだな・・・どうしてみんな勉強をあんな熱心に出来るのかな。いや、私もやらなくちゃおいていかれちゃう。勉強して良い高校に入って・・・その先は大学に・・・でもその先は私何をしたいんだろう。今なりたいものなんてないよ。小学生の時は何になりたかったんだっけ。ケーキ屋さんか。それなら料理の勉強を出来る学校が良いな。でも調理科がある学校なんて知らない。調べてない。やっぱりケーキ屋さんは大変そうだからやめよう。とにかく勉強していればいい。決められない将来を今考えたって良いことは思いつかない。
そう思って勉強して、疲れて眠った。
その日見た夢の中で私はただ広い空間に中で立ち尽くしていた。遠くから人がくる。見知らぬ制服を着た女子高生。
「あなたは?」
「敷島こがねです」
「私はグラシア。よろしく」
グラシア?明らか日本の女子高生といった顔つきなのに。そもそも日本語を話しているし。その人は若干くらい声でこう言った。
「オリエントという人を探している。知らない?」
「いえ」
「そう・・・あれ、あなたはここ初めて?」
「初めて・・・かな」
確かにこんなところ来たことない。黄色が永遠に続いている世界。違和感。もしかして夢の中かな。
ここが夢、とわかってしまうと視界が歪み、目を覚ました。やっぱり夢だ。朝の六時。そろそろ起きようかな。
少し変わった夢だったけれど、起きてしまえば関係ない。学校に行って勉強して帰ってからも勉強して、ご飯たべて、お風呂入って一日が終わる。こうしてすいすい時が流れていく。
その日も夢を見た。同じように広い黄色い空間に昨日と同じ人が現れた。変わった夢を二度も続けて見るなんて珍しい。しかしこれがもう一度続いて、何かおかしいと違和感を持ち始めた。
続きます。
受験受験ってみんな言うけどやだな・・・どうしてみんな勉強をあんな熱心に出来るのかな。いや、私もやらなくちゃおいていかれちゃう。勉強して良い高校に入って・・・その先は大学に・・・でもその先は私何をしたいんだろう。今なりたいものなんてないよ。小学生の時は何になりたかったんだっけ。ケーキ屋さんか。それなら料理の勉強を出来る学校が良いな。でも調理科がある学校なんて知らない。調べてない。やっぱりケーキ屋さんは大変そうだからやめよう。とにかく勉強していればいい。決められない将来を今考えたって良いことは思いつかない。
そう思って勉強して、疲れて眠った。
その日見た夢の中で私はただ広い空間に中で立ち尽くしていた。遠くから人がくる。見知らぬ制服を着た女子高生。
「あなたは?」
「敷島こがねです」
「私はグラシア。よろしく」
グラシア?明らか日本の女子高生といった顔つきなのに。そもそも日本語を話しているし。その人は若干くらい声でこう言った。
「オリエントという人を探している。知らない?」
「いえ」
「そう・・・あれ、あなたはここ初めて?」
「初めて・・・かな」
確かにこんなところ来たことない。黄色が永遠に続いている世界。違和感。もしかして夢の中かな。
ここが夢、とわかってしまうと視界が歪み、目を覚ました。やっぱり夢だ。朝の六時。そろそろ起きようかな。
少し変わった夢だったけれど、起きてしまえば関係ない。学校に行って勉強して帰ってからも勉強して、ご飯たべて、お風呂入って一日が終わる。こうしてすいすい時が流れていく。
その日も夢を見た。同じように広い黄色い空間に昨日と同じ人が現れた。変わった夢を二度も続けて見るなんて珍しい。しかしこれがもう一度続いて、何かおかしいと違和感を持ち始めた。
続きます。
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