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本編
02.道行く先で
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「なかなか見えてこないね。」
「そうだね。」
僕達は今街を目指している。
かれこれ1時間くらいは歩いてる気がするが着く気配がない。最初はスキルの使い方とかステータスについて話していたが、今は話題も尽きたのかただ黙々と足を動かすだけだ。
この空気はやばい。何か喋らないと。
「そういえば、この世界はゲームみたいな世界だって書いてあったけどモンスターとかもいるのかな?」
「ちょい待ってな……あっ、いるみたいやで。
ごぶりんとすらいむって言うのが有名やって。」
まさしくゲームのテンプレ敵って感じだな。
今は誰も武器を持ってないから出来れば出会いたくはないが。
「あっ!なにあれ!」
突然ヒカリが大声を出す。ヒカリが指さす方向にはゴマ粒のようなものが見えるが、こころなしか動いているようにも見える。
「行ってみよう。何かあると怖いから耐久力の高い僕が前に出るよ。シン、危険察知お願いできるかな。」
「分かった。何かあったらすぐに言うからな。」
僕達はゴマ粒の方向へ進路を変える。危険察知を使うと元々少ないMPがゴリっと削れるが仕方ない。異世界初めての遭遇だ。これくらいの用心は必要だろう。
しばらく歩くと僕の危険察知が反応する。
それと同時にゴマ粒の全貌が見えてきた。
「ハルキ、嫌な予感がする。多分だけどモンスターだ。あれ。」
「そうか…なら引き返して街に向かおう。」
「………なあ、なんか近づいてきてへん?」
言われてみればゴマ粒が徐々に大きくなってくる。
「みんな!走れ!」
ハルキが叫ぶ。
その声と同時にみんなが走り出す。瞬発力増強のスキルがあるおかげがみんなより早い僕は先に走って後ろを振り返る。追いかけてきているのは人型で緑色の生き物。
そう、ゴブリンだった。
ゴブリンは小柄なためか素早い。追いつかれるのも時間の問題だ。
倒す?いや、武器がない。かと言って逃げ着ることも出来ない。
考えろ。考えろ。考えろ。
《『思考加速』のレベルが上昇しました》
なんだ?この声。頭に直接響いているような…。
「ひいぃぃぃぃ!助けてぇぇぇぇ!」
ショウが悲鳴をあげる。それに反応するようにゴブリンはニンマリと口角を上げる。
それより早く対応を考えないと…。
あっ。そう言えば…!
「みんな!追いかけてきてるのはゴブリン1匹だけだ!1匹だけならヒカリとマイの魔法で倒せるかもしれない!」
走りながら俺は叫ぶ。
「え!?そんなん私無理!」
「諦めるな!頑張って抵抗して生き残るかこのまま追いつかれて殺されるかどっちか選べ!」
「ッッッ~~~~!分かった!やってみる!とりあえず魔法撃てばええねんな!」
マイは覚悟を決めたようだ。他のみんなもこの調子で…!
「私も魔法を撃てばいいんだよね!」
「ああ!ハルキっ!ゴブリンの注意を引き付けてくれ!ショウ!魅了であいつの動きを鈍らせれるか!?」
「分かった!」
「いける!」
よし。出せる駒は全て出せたんじゃないか。あとはゴブリンに仕掛けるだけ!
「3・2・1の合図で行くぞ!……3・2・1今だ!」
「『挑発』!」
ゴブリンがハルキに狙いを定める。
「『魅了』!」
その隙にショウがゴブリンを魅了し動きを鈍らせる。
「ファイアーボール!ファイアーボール!」
「ウォーターボール!ウォーターボール!」
ゴブリンが動きを鈍らせればあとは魔法を打ち込みまくるだけだ。二人は無我夢中で魔法を打ち込む。
「「「「「いっけぇぇぇぇ!!!」」」」」
ゴブリンが光の粒になっていく。
そう。ゴブリンを倒したのだ。
「倒した…?」
僕達が困惑しているあいだにもゴブリンは消えていく。
もうそこに、ゴブリンの姿はなかった。
「や…やったぁぁぁぁ!」
「もう死んだかと思ったぁぁぁ!」
僕の人生で一番嬉しいと思える瞬間。死の淵から這い上がったこの感覚。恐らく一生忘れることはないだろう。
《レベルが上がりました》
《『指揮』を手に入れました》
喜びの余韻に割り入るように頭に声が響き渡る。
今度ははっきりと、そして嬉しそうな声で。
「どうした?」
腑抜けた声でショウが声をかける。
「そっちこそいきなりどうした?」
「いや、声がしたような…。」
「私もした!レベルがなんちゃらって!」
「レベル?…っ!ステータス!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
川崎 シン
Lv.2(1 ↑) 無職
HP(体力) 101(1 ↑)
MP(魔力) 15
STR(筋力) 18(1 ↑)
DEF(物防) 12
INT(知力) 5
RES(魔防) 10
DEX(器用さ) 17(1 ↑)
AGI(素早さ) 31(2 ↑)
スキル
持久力増強 1/10 瞬発力増強 1/10
思考加速 2/10 危険察知 1/10
指揮 1/10
称号
世界を渡り歩く者 この称号を持っているとどこでも言葉が通じるようになる。
器用貧乏 スキルを習得する速度が早くなる。しかし、スキルが成長する速度が遅くなる。
副会長 君は副会長だ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「上がってる…。」
「何が?」
無意識に口から出た言葉にマイが反応する。
「レベルだよ。ステータスをみてみて。」
「ステータス…ほんまや!レベルが2になってる!」
「ほんとだ…スキルってやつも上がってるね。」
僕のスキルは思考加速が1上がってる。初めてのスキルレベルアップだが、僕の称号である器用貧乏の効果でどれだけ成長が遅れているのか分からないが…とにかく上がったんだ!ここは喜ぶことにしよう。
「初めて上がったスキルが魅了ってのが何とも言えない。」
「まあまあどうでもいいじゃん!素直に喜ぼうよ!」
全員のレベルが上がってる。それに伴ってみんなの体力も若干ではあるが回復してるみたいだ。
「みんな。喜んでるところ悪いけどもう日が傾いてきた。夜は流石に危ない。急いで街へ向かおう。」
「そうやね。ほな急ごか!」
僕達はせかせかと歩き始める。
こうして初モンスター、初戦闘、初レベルアップと普通に生きていたら絶対にないような経験をし、僕達はネルガルへとたどり着いた。
「そうだね。」
僕達は今街を目指している。
かれこれ1時間くらいは歩いてる気がするが着く気配がない。最初はスキルの使い方とかステータスについて話していたが、今は話題も尽きたのかただ黙々と足を動かすだけだ。
この空気はやばい。何か喋らないと。
「そういえば、この世界はゲームみたいな世界だって書いてあったけどモンスターとかもいるのかな?」
「ちょい待ってな……あっ、いるみたいやで。
ごぶりんとすらいむって言うのが有名やって。」
まさしくゲームのテンプレ敵って感じだな。
今は誰も武器を持ってないから出来れば出会いたくはないが。
「あっ!なにあれ!」
突然ヒカリが大声を出す。ヒカリが指さす方向にはゴマ粒のようなものが見えるが、こころなしか動いているようにも見える。
「行ってみよう。何かあると怖いから耐久力の高い僕が前に出るよ。シン、危険察知お願いできるかな。」
「分かった。何かあったらすぐに言うからな。」
僕達はゴマ粒の方向へ進路を変える。危険察知を使うと元々少ないMPがゴリっと削れるが仕方ない。異世界初めての遭遇だ。これくらいの用心は必要だろう。
しばらく歩くと僕の危険察知が反応する。
それと同時にゴマ粒の全貌が見えてきた。
「ハルキ、嫌な予感がする。多分だけどモンスターだ。あれ。」
「そうか…なら引き返して街に向かおう。」
「………なあ、なんか近づいてきてへん?」
言われてみればゴマ粒が徐々に大きくなってくる。
「みんな!走れ!」
ハルキが叫ぶ。
その声と同時にみんなが走り出す。瞬発力増強のスキルがあるおかげがみんなより早い僕は先に走って後ろを振り返る。追いかけてきているのは人型で緑色の生き物。
そう、ゴブリンだった。
ゴブリンは小柄なためか素早い。追いつかれるのも時間の問題だ。
倒す?いや、武器がない。かと言って逃げ着ることも出来ない。
考えろ。考えろ。考えろ。
《『思考加速』のレベルが上昇しました》
なんだ?この声。頭に直接響いているような…。
「ひいぃぃぃぃ!助けてぇぇぇぇ!」
ショウが悲鳴をあげる。それに反応するようにゴブリンはニンマリと口角を上げる。
それより早く対応を考えないと…。
あっ。そう言えば…!
「みんな!追いかけてきてるのはゴブリン1匹だけだ!1匹だけならヒカリとマイの魔法で倒せるかもしれない!」
走りながら俺は叫ぶ。
「え!?そんなん私無理!」
「諦めるな!頑張って抵抗して生き残るかこのまま追いつかれて殺されるかどっちか選べ!」
「ッッッ~~~~!分かった!やってみる!とりあえず魔法撃てばええねんな!」
マイは覚悟を決めたようだ。他のみんなもこの調子で…!
「私も魔法を撃てばいいんだよね!」
「ああ!ハルキっ!ゴブリンの注意を引き付けてくれ!ショウ!魅了であいつの動きを鈍らせれるか!?」
「分かった!」
「いける!」
よし。出せる駒は全て出せたんじゃないか。あとはゴブリンに仕掛けるだけ!
「3・2・1の合図で行くぞ!……3・2・1今だ!」
「『挑発』!」
ゴブリンがハルキに狙いを定める。
「『魅了』!」
その隙にショウがゴブリンを魅了し動きを鈍らせる。
「ファイアーボール!ファイアーボール!」
「ウォーターボール!ウォーターボール!」
ゴブリンが動きを鈍らせればあとは魔法を打ち込みまくるだけだ。二人は無我夢中で魔法を打ち込む。
「「「「「いっけぇぇぇぇ!!!」」」」」
ゴブリンが光の粒になっていく。
そう。ゴブリンを倒したのだ。
「倒した…?」
僕達が困惑しているあいだにもゴブリンは消えていく。
もうそこに、ゴブリンの姿はなかった。
「や…やったぁぁぁぁ!」
「もう死んだかと思ったぁぁぁ!」
僕の人生で一番嬉しいと思える瞬間。死の淵から這い上がったこの感覚。恐らく一生忘れることはないだろう。
《レベルが上がりました》
《『指揮』を手に入れました》
喜びの余韻に割り入るように頭に声が響き渡る。
今度ははっきりと、そして嬉しそうな声で。
「どうした?」
腑抜けた声でショウが声をかける。
「そっちこそいきなりどうした?」
「いや、声がしたような…。」
「私もした!レベルがなんちゃらって!」
「レベル?…っ!ステータス!」
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川崎 シン
Lv.2(1 ↑) 無職
HP(体力) 101(1 ↑)
MP(魔力) 15
STR(筋力) 18(1 ↑)
DEF(物防) 12
INT(知力) 5
RES(魔防) 10
DEX(器用さ) 17(1 ↑)
AGI(素早さ) 31(2 ↑)
スキル
持久力増強 1/10 瞬発力増強 1/10
思考加速 2/10 危険察知 1/10
指揮 1/10
称号
世界を渡り歩く者 この称号を持っているとどこでも言葉が通じるようになる。
器用貧乏 スキルを習得する速度が早くなる。しかし、スキルが成長する速度が遅くなる。
副会長 君は副会長だ!
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「上がってる…。」
「何が?」
無意識に口から出た言葉にマイが反応する。
「レベルだよ。ステータスをみてみて。」
「ステータス…ほんまや!レベルが2になってる!」
「ほんとだ…スキルってやつも上がってるね。」
僕のスキルは思考加速が1上がってる。初めてのスキルレベルアップだが、僕の称号である器用貧乏の効果でどれだけ成長が遅れているのか分からないが…とにかく上がったんだ!ここは喜ぶことにしよう。
「初めて上がったスキルが魅了ってのが何とも言えない。」
「まあまあどうでもいいじゃん!素直に喜ぼうよ!」
全員のレベルが上がってる。それに伴ってみんなの体力も若干ではあるが回復してるみたいだ。
「みんな。喜んでるところ悪いけどもう日が傾いてきた。夜は流石に危ない。急いで街へ向かおう。」
「そうやね。ほな急ごか!」
僕達はせかせかと歩き始める。
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