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本編
03.初めてづくし①
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「「「「「でっか!!!!」」」」」
僕達が最初にネルガルで出した言葉である。
それにしても、まさかネルガルがこんな大都市だとは思いもしなかった。
「私お腹減った!美味しいもの食べたい!」
「その前に冒険者ギルド?ってやつを探さないとな。」
「じゃあどこにあるか聞いてくるね!すみませ~ん!」
ヒカリ…!テンションだけじゃなくてコミュ力も化け物なのか…!
「この道を進んだ先にあるおっきい建物だって!」
「よし、行くか。」
【街に着いたら冒険者ギルドに行って登録をする。この世界の人の99.9%が登録してるからみんなも登録しよう!依頼を解決するとお金も貰えるし、そこでこの世界のこととか色々知れるから一石二鳥だね!】
本にはこう書いてあったから登録しに行くけど受けられる依頼ってどんなのかな。
考え込んでいるうちに大きな建物の前に着いた。知らない文字で冒険者ギルドと書いてある。
「冒険者ギルドって書いてあるけどなにあの文字…。」
「小学生が書いたみたいなぐちゃぐちゃ具合だね。」
「なんで読めてるんやろな?」
「称号の効果なんじゃないかな。世界を渡り歩く者ってやつの。」
「まあ読めることには変わらんし、ラッキーってことで中入ろか!」
中に入るとゴツイ男達がチラチラとこっちを見る。
「なんかチラチラ見られすぎちゃう?」
「うん…。変なことしたかな…。」
マイとヒカリが怖がっている。本に書いてあるような失礼なことはしてないし、冒険者の中の暗黙のルール的な何かがあるのか…?すると、一人の男が話しかけてきた。
「おいボウズ!聞きたいことがあるんだが。」
「辺境な村から来たもので…僕達何か失礼なことをしたなら謝ります。」
「何のことだ?それよりその服どこで手に入れたんだ?そんな上等な服なかなか売ってないぞ。」
服…そうか、僕達ずっと制服だったんだ!街についたことが嬉しすぎて忘れてた…。
「この服は村を出る時に村長から預かったものです。ですのでこの服がどのようなものかは分かりません。」
「そうか…出来ればほしかったんだが、ありがとな!ボウズ!」
そう言うと男は立ち去った。制服は悪目立ちしてしまうみたいだな。早いとこお金を稼いで服買わないとな。
一悶着あったところで僕達はギルドに登録申請をだす。
「えーっとシン・カワサキさんでよろしいでしょうか?」
「はい、問題ないです。」
「冒険者の説明は必要ですか?」
「お願いします。」
「まず初めに、これが冒険者カードです。これは自分の身分を証明するものです。ですので罪を犯した事がある人はその内容が冒険者カードに刻まれることとなります。もうひとつ、冒険者の討伐したモンスターを記録するものでもあります。そのため、依頼の達成を確認するために、冒険者カードを提示してもらう必要があります。絶対に無くさないでください。」
冒険者カードなるもので冒険者のデータを管理しているのか。凄いシステムだな。99.9%の人が登録しているとなるとデータ量が凄そうだが...。
「次は冒険者ランクについてです。上からSS・S・A・B・C・D・E・Fとなっています。冒険者になりたての人はランクはFからのスタートとなります。依頼をこなす事によってランクは上げることができるのでSランク目指して頑張ってください。」
ん?こういう謳い文句って大体一番上のランクを言わないか?後で聞いてみよう。
「最後に報酬についてです。依頼達成時の報酬は10万G以下は現金手渡し、それ以上はこちらがギルドバンクに振り込んでおきます。ギルドバンクはこの建物の左側でご利用いただけます。
これで説明は終わりです。初心者冒険者応援のため、ギルドバンクに一万Gを振り込んでおきます。有効活用してくださいね。質問等はありますか?」
「あの~、SSランクってどうやってどうやってなるんですか?」
「SSランクは名誉みたいなもので冒険者がなれるのはSランクまでなんです。」
「へぇ~。ありがとうございます。…あっ、Sランクの冒険者って何人くらいいるんですか?」
「少々お待ちください。………今現在は108人となっています。」
「意外と少ないんですね。冒険者の数多いと聞くのでもっといるのかと思ってました。」
「Sランクに上がる条件は歴史的発見、または未開拓地の制覇です。並の冒険者に出来ることではありません。」
「そうなんですね。それじゃあ僕は自分が生活できる程度に頑張ることにします。」
「頑張ってください。シンさんの健闘を祈ります。」
「ありがとうございます。」
そう言って僕は受付を後にした。これから僕の冒険者生活が始まるのか…。実感わかないけどちゃんと出来るかな。
「やっと終わったか。何してたんだ?」
「ちょっと質問をね。」
「さ!1万Gも貰ったことやしとりあえずご飯や!」
「お腹ペコペコ~!」
「美味しいお店聞いてくるよ。みんなは待ってて。」
この世界のご飯、楽しみにしておこう!
僕達が最初にネルガルで出した言葉である。
それにしても、まさかネルガルがこんな大都市だとは思いもしなかった。
「私お腹減った!美味しいもの食べたい!」
「その前に冒険者ギルド?ってやつを探さないとな。」
「じゃあどこにあるか聞いてくるね!すみませ~ん!」
ヒカリ…!テンションだけじゃなくてコミュ力も化け物なのか…!
「この道を進んだ先にあるおっきい建物だって!」
「よし、行くか。」
【街に着いたら冒険者ギルドに行って登録をする。この世界の人の99.9%が登録してるからみんなも登録しよう!依頼を解決するとお金も貰えるし、そこでこの世界のこととか色々知れるから一石二鳥だね!】
本にはこう書いてあったから登録しに行くけど受けられる依頼ってどんなのかな。
考え込んでいるうちに大きな建物の前に着いた。知らない文字で冒険者ギルドと書いてある。
「冒険者ギルドって書いてあるけどなにあの文字…。」
「小学生が書いたみたいなぐちゃぐちゃ具合だね。」
「なんで読めてるんやろな?」
「称号の効果なんじゃないかな。世界を渡り歩く者ってやつの。」
「まあ読めることには変わらんし、ラッキーってことで中入ろか!」
中に入るとゴツイ男達がチラチラとこっちを見る。
「なんかチラチラ見られすぎちゃう?」
「うん…。変なことしたかな…。」
マイとヒカリが怖がっている。本に書いてあるような失礼なことはしてないし、冒険者の中の暗黙のルール的な何かがあるのか…?すると、一人の男が話しかけてきた。
「おいボウズ!聞きたいことがあるんだが。」
「辺境な村から来たもので…僕達何か失礼なことをしたなら謝ります。」
「何のことだ?それよりその服どこで手に入れたんだ?そんな上等な服なかなか売ってないぞ。」
服…そうか、僕達ずっと制服だったんだ!街についたことが嬉しすぎて忘れてた…。
「この服は村を出る時に村長から預かったものです。ですのでこの服がどのようなものかは分かりません。」
「そうか…出来ればほしかったんだが、ありがとな!ボウズ!」
そう言うと男は立ち去った。制服は悪目立ちしてしまうみたいだな。早いとこお金を稼いで服買わないとな。
一悶着あったところで僕達はギルドに登録申請をだす。
「えーっとシン・カワサキさんでよろしいでしょうか?」
「はい、問題ないです。」
「冒険者の説明は必要ですか?」
「お願いします。」
「まず初めに、これが冒険者カードです。これは自分の身分を証明するものです。ですので罪を犯した事がある人はその内容が冒険者カードに刻まれることとなります。もうひとつ、冒険者の討伐したモンスターを記録するものでもあります。そのため、依頼の達成を確認するために、冒険者カードを提示してもらう必要があります。絶対に無くさないでください。」
冒険者カードなるもので冒険者のデータを管理しているのか。凄いシステムだな。99.9%の人が登録しているとなるとデータ量が凄そうだが...。
「次は冒険者ランクについてです。上からSS・S・A・B・C・D・E・Fとなっています。冒険者になりたての人はランクはFからのスタートとなります。依頼をこなす事によってランクは上げることができるのでSランク目指して頑張ってください。」
ん?こういう謳い文句って大体一番上のランクを言わないか?後で聞いてみよう。
「最後に報酬についてです。依頼達成時の報酬は10万G以下は現金手渡し、それ以上はこちらがギルドバンクに振り込んでおきます。ギルドバンクはこの建物の左側でご利用いただけます。
これで説明は終わりです。初心者冒険者応援のため、ギルドバンクに一万Gを振り込んでおきます。有効活用してくださいね。質問等はありますか?」
「あの~、SSランクってどうやってどうやってなるんですか?」
「SSランクは名誉みたいなもので冒険者がなれるのはSランクまでなんです。」
「へぇ~。ありがとうございます。…あっ、Sランクの冒険者って何人くらいいるんですか?」
「少々お待ちください。………今現在は108人となっています。」
「意外と少ないんですね。冒険者の数多いと聞くのでもっといるのかと思ってました。」
「Sランクに上がる条件は歴史的発見、または未開拓地の制覇です。並の冒険者に出来ることではありません。」
「そうなんですね。それじゃあ僕は自分が生活できる程度に頑張ることにします。」
「頑張ってください。シンさんの健闘を祈ります。」
「ありがとうございます。」
そう言って僕は受付を後にした。これから僕の冒険者生活が始まるのか…。実感わかないけどちゃんと出来るかな。
「やっと終わったか。何してたんだ?」
「ちょっと質問をね。」
「さ!1万Gも貰ったことやしとりあえずご飯や!」
「お腹ペコペコ~!」
「美味しいお店聞いてくるよ。みんなは待ってて。」
この世界のご飯、楽しみにしておこう!
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