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本編
第三話 作り話
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彼女の両手を握って僕はステラにこつんと自身の額を当てた。驚いたように目を見開く彼女に僕はそっと微笑みかける。
「孤児院に入る前、僕達は二人でずっとどこかの部屋に閉じ込められていたよね。部屋に来るのは時折僕達を鞭で叩きに来る母上と、僅かばかりの食事を運んでくる一人の使用人だけ。僕達は名前を貰えなかったけれどいつも部屋には僕と君しかいなかったからちっとも不便じゃなかった。君は僕のことをお兄様と呼んでくれていたよね」
「お兄様……」
「お腹が空いたときも、喉が渇いて苦しい時も、鞭で叩かれて死にかけた時も、二人で支え合って生きてきたことは君と別れてからもずっと覚えていたよ。僕達が閉じ込められた部屋の鍵が閉め忘れられていたことに気が付いたときなんて、僕達は心底喜んだよね。そして僕達は二人で馬車に飛び乗って孤児院まで逃げた。その孤児院で僕達は離れ離れになってしまったけれど……ステラ、僕の可愛い妹。ねぇ、覚えている? もう何年も前のことだけれど、それでも僕はずっと君のことを覚えていたよ」
そう言って僕が彼女を抱きしめれば彼女の瞳からぼろぼろと涙が零れ落ちていった。それは僕の肩を濡らしていく。
彼女は声を震わせた。
「あぁ、本当に、本当にお兄様なのですか?」
「そうだよ、僕の可愛い妹」
「……でも、オスカー様はシェーファー侯爵で。お兄様は孤児院にいたはずでは」
「あぁ、それはね。君が孤児院を出て行った後、僕もここシェーファー家に引き取られたんだ。本物のオスカーが屋敷中の使用人を殺してしまったからとにかく人手が欲しかったみたいでね。僕は孤児院でも優秀だったからシェーファー家で働かせてもらえることになったのだけれど、本物のオスカーはね、本当に頭の狂っている殺人鬼だったんだ。それで、僕はオスカーを殺してこの侯爵家を乗っ取ったんだ」
「のっ、乗っ取る!?」
僕がそう告げればステラの涙は引っ込んでしまったようだ。僕からばっと体を離して彼女は酷く仰天していた。
「お、お兄様、乗っ取っるとは一体!」
「僕とオスカーは年も同じだったから。元々オスカーは積極的に人と交流を持つような人間ではなかったようだから、僕がオスカーと入れ替わったことに誰も気が付かなかったよ。そもそも本物の彼はとても頭の狂っている人間だったから僕が変な行動をしても疑われることがなかったんだ。嬉しい誤算だよね。何か間違えても彼は頭が狂っているからと、周りは勝手に納得してくれる」
「そういうものなのですか」
「うん。それにルークが協力してくれたんだよ」
僕が傍に控えていた従者を見れば彼は美しく一礼して見せる。
「ルークが?」
「そう。彼はとっても優秀でね。僕よりも年下だというのに僕が侯爵として働くのを手伝ってくれたんだ。彼がいなかったら僕は到底侯爵になんてなれなかったよ」
「そうだったのですか……」
僕は素直にこの話を信じている彼女にくすっと笑って、彼女の頭をまた撫でた。あぁ、ステラ、なんて君は愛らしいのだろうな。
「そうやって僕はシェーファー侯爵になったのだけれど、ある時デビュタントとして社交界に現れた君を見つけてしまってね。初めは君が僕の妹だと気づかなかったんだ。……だって、あんなに小さかった君は、目を見張る程美しい女性に成長していたんだから。でもどこか見覚えがあって、何故か愛しさを君に感じて……僕はとにかく君と繋がりを持とうと君との婚約を申し込んだんだ」
「お兄様……」
「婚約してから君と過ごすうちに僕は君が僕の妹だと確信した」
「えぇ、オスカー様は間違いなく私のお兄様です……! 先程の話は間違いなく私とお兄様だけが知っている話ですから!」
彼女は大きく頷いてくれる。その様子に僕は笑みを抑えることが出来ない。あぁ、彼女以上に愛らしい少女はきっとこの世に存在しないだろう。
彼女はまたぽろぽろと瞳から涙を零し始める。
「あぁ、私のお兄様……」
「ステラ、僕は本物のオスカーを殺してしまったけれどそれでも僕の妹でいてくれる?」
僕がそう尋ねれば彼女は何度も頷いてくれた。それを見て僕は両手を広げる。彼女は感極まったように僕の胸の中に飛び込んできた。
「お兄様っ!」
「ステラ、僕の可愛い妹……ずっと、君に会いたかったよ」
「お兄様、私も、私もずっとお兄様に会いたかった……!」
そして僕たちは再び固い抱擁を交わした。
生き別れた兄妹の再会を感動的に終えた後、ステラは僕との婚約破棄に応じてくれた。彼女の署名が入った書類はルークが回収していく。
「それで、ステラ。今後のことなのだけれど」
未だ瞳に涙をたたえている彼女に僕はあらかじめ用意しておいた今後の予定を告げる。
「婚約破棄された君は貴族令嬢として価値が下がってしまう。酷い話ではあるのだけれど、これが貴族の現実だ」
「えぇ、分かっておりますわ」
「だから僕は今回君と婚約破棄するにあたって、君の居場所を用意したんだ。貴族令嬢としての価値が無くなったのならば、平民になればいい。既にその準備も整っている」
「平民に、ですか」
「そう。ステラ、ここから遠く離れたところにとても長閑で優しい町を見つけたんだ。自然豊かで、住んでいる人々もとても穏やかだった。君さえよければそこへ移住してみないかい?」
僕達の顔を知っている人間もいない場所だ。侯爵としての公務の傍ら、僕は国中を探して彼女が平和に暮らせる場所を見つけ出しておいたのだ。勿論、既に住処は購入してある。
「ですが、お兄様……私はオルレアン家の伯爵令嬢です。お父様がお許しになるでしょうか……」
「大丈夫、ちゃんと手を回してあるからね。君が心配することは何もないよ。それと、ルークが君に付いて行ってくれる予定なんだ」
「ルークが?」
ステラはきょとんとルークを見上げる。ルークは僕の三つ年下の従者で、彼は僕にずっと付き従っているからステラとルークも知り合い同士だ。知り合いというか、仲もいいはずだ。今日は婚約破棄の話をしているから会話に入ってこないけれど、普段はルークも一緒に彼女とのお茶会に参加しているのだから。
「いくら平和な町だといっても女性の一人暮らしは危険だからね。それに君は孤児院で暮らしていた期間が短いから家事もできないだろうし。その点ルークはとても賢くて頼りになる上、何より僕が一番信頼しているからね。だから彼に君を頼むことにしたんだ」
「ルーク、私と共に来てくださるのですか?」
ステラの問いに、彼は頷いた。
「えぇ、貴方が嫌でなければ、是非俺もお供させてください」
「そんな、嫌だなんてありえません!」
僕は二人をほのぼのと見つめながら、にっこりと笑う。二人の仲がいいのは良いことだ。二人が仲良くしていると僕も嬉しくなる。
こうして、僕達の婚約破棄は恙なく終了した。
そう、全ては予定通りに。
***
「感動的な兄妹の再会だったね。妹とは可愛いものだ」
ステラが部屋を去った後、僕とルークの二人だけとなった部屋でそうのんびりと呟けば、ステラのティーカップを片付けていたルークが手を止める。
「貴方の妹じゃない――――俺の妹ですがね」
ルークの言葉に僕は目を細めた。
「孤児院に入る前、僕達は二人でずっとどこかの部屋に閉じ込められていたよね。部屋に来るのは時折僕達を鞭で叩きに来る母上と、僅かばかりの食事を運んでくる一人の使用人だけ。僕達は名前を貰えなかったけれどいつも部屋には僕と君しかいなかったからちっとも不便じゃなかった。君は僕のことをお兄様と呼んでくれていたよね」
「お兄様……」
「お腹が空いたときも、喉が渇いて苦しい時も、鞭で叩かれて死にかけた時も、二人で支え合って生きてきたことは君と別れてからもずっと覚えていたよ。僕達が閉じ込められた部屋の鍵が閉め忘れられていたことに気が付いたときなんて、僕達は心底喜んだよね。そして僕達は二人で馬車に飛び乗って孤児院まで逃げた。その孤児院で僕達は離れ離れになってしまったけれど……ステラ、僕の可愛い妹。ねぇ、覚えている? もう何年も前のことだけれど、それでも僕はずっと君のことを覚えていたよ」
そう言って僕が彼女を抱きしめれば彼女の瞳からぼろぼろと涙が零れ落ちていった。それは僕の肩を濡らしていく。
彼女は声を震わせた。
「あぁ、本当に、本当にお兄様なのですか?」
「そうだよ、僕の可愛い妹」
「……でも、オスカー様はシェーファー侯爵で。お兄様は孤児院にいたはずでは」
「あぁ、それはね。君が孤児院を出て行った後、僕もここシェーファー家に引き取られたんだ。本物のオスカーが屋敷中の使用人を殺してしまったからとにかく人手が欲しかったみたいでね。僕は孤児院でも優秀だったからシェーファー家で働かせてもらえることになったのだけれど、本物のオスカーはね、本当に頭の狂っている殺人鬼だったんだ。それで、僕はオスカーを殺してこの侯爵家を乗っ取ったんだ」
「のっ、乗っ取る!?」
僕がそう告げればステラの涙は引っ込んでしまったようだ。僕からばっと体を離して彼女は酷く仰天していた。
「お、お兄様、乗っ取っるとは一体!」
「僕とオスカーは年も同じだったから。元々オスカーは積極的に人と交流を持つような人間ではなかったようだから、僕がオスカーと入れ替わったことに誰も気が付かなかったよ。そもそも本物の彼はとても頭の狂っている人間だったから僕が変な行動をしても疑われることがなかったんだ。嬉しい誤算だよね。何か間違えても彼は頭が狂っているからと、周りは勝手に納得してくれる」
「そういうものなのですか」
「うん。それにルークが協力してくれたんだよ」
僕が傍に控えていた従者を見れば彼は美しく一礼して見せる。
「ルークが?」
「そう。彼はとっても優秀でね。僕よりも年下だというのに僕が侯爵として働くのを手伝ってくれたんだ。彼がいなかったら僕は到底侯爵になんてなれなかったよ」
「そうだったのですか……」
僕は素直にこの話を信じている彼女にくすっと笑って、彼女の頭をまた撫でた。あぁ、ステラ、なんて君は愛らしいのだろうな。
「そうやって僕はシェーファー侯爵になったのだけれど、ある時デビュタントとして社交界に現れた君を見つけてしまってね。初めは君が僕の妹だと気づかなかったんだ。……だって、あんなに小さかった君は、目を見張る程美しい女性に成長していたんだから。でもどこか見覚えがあって、何故か愛しさを君に感じて……僕はとにかく君と繋がりを持とうと君との婚約を申し込んだんだ」
「お兄様……」
「婚約してから君と過ごすうちに僕は君が僕の妹だと確信した」
「えぇ、オスカー様は間違いなく私のお兄様です……! 先程の話は間違いなく私とお兄様だけが知っている話ですから!」
彼女は大きく頷いてくれる。その様子に僕は笑みを抑えることが出来ない。あぁ、彼女以上に愛らしい少女はきっとこの世に存在しないだろう。
彼女はまたぽろぽろと瞳から涙を零し始める。
「あぁ、私のお兄様……」
「ステラ、僕は本物のオスカーを殺してしまったけれどそれでも僕の妹でいてくれる?」
僕がそう尋ねれば彼女は何度も頷いてくれた。それを見て僕は両手を広げる。彼女は感極まったように僕の胸の中に飛び込んできた。
「お兄様っ!」
「ステラ、僕の可愛い妹……ずっと、君に会いたかったよ」
「お兄様、私も、私もずっとお兄様に会いたかった……!」
そして僕たちは再び固い抱擁を交わした。
生き別れた兄妹の再会を感動的に終えた後、ステラは僕との婚約破棄に応じてくれた。彼女の署名が入った書類はルークが回収していく。
「それで、ステラ。今後のことなのだけれど」
未だ瞳に涙をたたえている彼女に僕はあらかじめ用意しておいた今後の予定を告げる。
「婚約破棄された君は貴族令嬢として価値が下がってしまう。酷い話ではあるのだけれど、これが貴族の現実だ」
「えぇ、分かっておりますわ」
「だから僕は今回君と婚約破棄するにあたって、君の居場所を用意したんだ。貴族令嬢としての価値が無くなったのならば、平民になればいい。既にその準備も整っている」
「平民に、ですか」
「そう。ステラ、ここから遠く離れたところにとても長閑で優しい町を見つけたんだ。自然豊かで、住んでいる人々もとても穏やかだった。君さえよければそこへ移住してみないかい?」
僕達の顔を知っている人間もいない場所だ。侯爵としての公務の傍ら、僕は国中を探して彼女が平和に暮らせる場所を見つけ出しておいたのだ。勿論、既に住処は購入してある。
「ですが、お兄様……私はオルレアン家の伯爵令嬢です。お父様がお許しになるでしょうか……」
「大丈夫、ちゃんと手を回してあるからね。君が心配することは何もないよ。それと、ルークが君に付いて行ってくれる予定なんだ」
「ルークが?」
ステラはきょとんとルークを見上げる。ルークは僕の三つ年下の従者で、彼は僕にずっと付き従っているからステラとルークも知り合い同士だ。知り合いというか、仲もいいはずだ。今日は婚約破棄の話をしているから会話に入ってこないけれど、普段はルークも一緒に彼女とのお茶会に参加しているのだから。
「いくら平和な町だといっても女性の一人暮らしは危険だからね。それに君は孤児院で暮らしていた期間が短いから家事もできないだろうし。その点ルークはとても賢くて頼りになる上、何より僕が一番信頼しているからね。だから彼に君を頼むことにしたんだ」
「ルーク、私と共に来てくださるのですか?」
ステラの問いに、彼は頷いた。
「えぇ、貴方が嫌でなければ、是非俺もお供させてください」
「そんな、嫌だなんてありえません!」
僕は二人をほのぼのと見つめながら、にっこりと笑う。二人の仲がいいのは良いことだ。二人が仲良くしていると僕も嬉しくなる。
こうして、僕達の婚約破棄は恙なく終了した。
そう、全ては予定通りに。
***
「感動的な兄妹の再会だったね。妹とは可愛いものだ」
ステラが部屋を去った後、僕とルークの二人だけとなった部屋でそうのんびりと呟けば、ステラのティーカップを片付けていたルークが手を止める。
「貴方の妹じゃない――――俺の妹ですがね」
ルークの言葉に僕は目を細めた。
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