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二話
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2限目の授業が終わり休憩時間、姫希は屋上で食事を取ろうとするがその前に男子生徒達に声をかけられる。
「おい、貞子。ちょっとこい」
「(……またか)」
特に抵抗することなく姫希は彼等に着いていく。
着いた場所は一目のつかない教室だった。
男子生徒達の一人が姫希に向かって蹴りを入れる。
「……ぐっ!?」
「てめぇ調子のってんじゃねぇぞ?」
「朝比奈に気に入られてるからって生意気なんだよ!」
「死ねっ!」
蹲った姫希に向かって次々に蹴りをかましてくる。
だが姫希は只耐えるようにして彼等が飽きるのを待っていた。
今いる男子生徒達全員は成績が優秀だったり部活のスタメン、キャプテンだったりしている。
今の日本の世の中はこうなっている。
スポーツマンが弱いもの虐めなんて普通にしている。中には柔道や空手、剣道等の武道をしている者達も含まれていた。その全員は全国や都道府県の大会に入賞している。
そんな彼等が、弱き者を助けるべき筈の彼等が弱者をよってたかって虐めているのだ。
わかるだろうか?
この現状が。
最近のニュースでも虐めは問題となっているがその殆どの主犯はスポーツのエリートか成績が優秀な生徒だ。
「(ほんと……終わってるな)」
そのニュースを知ってもなおこの様な惨状となっている。
それほど社会にストレスを感じているのだろうか?
「はっ、もう飽きたからそろそろ帰ろうぜ~」
「そういやぁお前前の大会どうだった?」
「あぁ、決勝の反則ギリギリで足を痛めさせてやったからな!もう出れねぇだろ」
「ひでぇな~お前まじで武道家か?」
「俺みたいな奴なんて殆どのだぜ?審判に賄賂を渡したりしてるからな!」
「は~、外道だな!」
「いいんだよ、勝てばいいんだよ!」
そう愚かな事を爆笑しながら教室から去っていく男子生徒達。
「(まじで終わってるな)」
そう思いながら暫く休憩した後姫希は何事もなかったかの様に教室へと歩いていくのだった。
~~~~~
「遅いなぁ不知火君。」
朝比奈梨央は売店で買ったパンを持ちながら不知火の帰りを教室で待っていた。
「(早く来ないかな~♪)」
朝比奈は心踊るようにウキウキしているが、その様子は恋人を待っている美少女にしか見えない。その証拠にクラスの男女達はその様子に愛らしく思っていた。中には同性でありながら彼を性的なおかずにしようとしている者もいるのだ。
すると突然教室の床が光出す。
その光は円状になっておりその光景を見て朝比奈達は慌て出す。
「何だよ、これ!」
「あ、あれ!?足が動かない!」
「こわい!こわいよぉ!」
「うそだろぉ!」
「えっ、えっ!?」
全員がパニックになってる中、朝比奈も同じ様になっていた。足は床にくっついたかの様になって1ミリも動かせない。
「(こわい、こわいよぉ!何なのこれ……不知火君!何処にいるの?こわいよぉ……不知火君……)」
徐々に光が強くなっていき更に混乱は高まっていく。
「なっ!何で扉が開かないんだっ!?」
「窓も開かないよ!」
扉と窓の近くにいた生徒は動く手で開けようとするがピクリとも動かない。中には手で叩き割ろうとするが無駄に終わってしまう。
そんな中に開かない筈の扉が勢いよく開かれる。
「なっ、これはっ?」
「不知火君っ!」
「朝比奈!?」
今の現状を理解した不知火だったが何か強い力によって教室の中へと強制的強引に放り込まれる。
「っち!何だっ」
「不知火君、大丈夫!?」
「あぁ、何とかなーーーっ!?!?」
そして不知火が入って開いた扉が閉まったのと同時に目を開けられないほどの光に包まれて不知火達生徒達の意識は全て刈られていくのだった。
~~~~~
目を醒ますとそこは何処かの宮殿の様な場所だった。
床には魔方陣らしき巨大な物がありその中には不知火達2-Cにいた生徒だけでなく他の学内にいた生徒達もそこにいたのだ。
「(……おいおい、まさか)」
「……んっ、あ……不知火君……?」
「朝比奈か、大丈夫か?」
「うっ、うん!僕は大丈夫だよ!」
「顔が赤いぞ?……熱はなさそうだな」
「~~~っ!?!?」
不知火が朝比奈に行ったら行動は簡単、おでことおでこを合わせて熱を測っていたのだ。
そして測られていた朝比奈は顔をさらに真っ赤にさせていた。
「ぅっ……」
「ここは……?」
「何が……?」
どうやら他に寝ていた者達も起きた様だ。
「(はぁ、学生だけでなく教師もいるのか)」
学生の他に担任の小早川麗奈も起きていて他の教師達と困惑しながら話し合っていた。
ーーーバタンッ!
するとその宮殿の大きな扉は開かれると一人の女性が両側に騎士を引き連れて現れた。
その女性は不知火と同じ年代位で腰まで伸びたさらさらなストレートな金髪に御姫様の様なドレスを着ていた。
すると不知火達に近づき辺りを見渡した。
「初めまして『勇者』様!私はこの国の王女、リルエット・サラム・バルエルーア。リルとお呼び下さい。いきなりですが皆さんにお願いがあります!この世界を救う為に『魔王』を倒してください!」
「(もう、お腹一杯だ。はぁ……だるぃ)」
御馳走様と心の中で思っていた姫希だった。
「おい、貞子。ちょっとこい」
「(……またか)」
特に抵抗することなく姫希は彼等に着いていく。
着いた場所は一目のつかない教室だった。
男子生徒達の一人が姫希に向かって蹴りを入れる。
「……ぐっ!?」
「てめぇ調子のってんじゃねぇぞ?」
「朝比奈に気に入られてるからって生意気なんだよ!」
「死ねっ!」
蹲った姫希に向かって次々に蹴りをかましてくる。
だが姫希は只耐えるようにして彼等が飽きるのを待っていた。
今いる男子生徒達全員は成績が優秀だったり部活のスタメン、キャプテンだったりしている。
今の日本の世の中はこうなっている。
スポーツマンが弱いもの虐めなんて普通にしている。中には柔道や空手、剣道等の武道をしている者達も含まれていた。その全員は全国や都道府県の大会に入賞している。
そんな彼等が、弱き者を助けるべき筈の彼等が弱者をよってたかって虐めているのだ。
わかるだろうか?
この現状が。
最近のニュースでも虐めは問題となっているがその殆どの主犯はスポーツのエリートか成績が優秀な生徒だ。
「(ほんと……終わってるな)」
そのニュースを知ってもなおこの様な惨状となっている。
それほど社会にストレスを感じているのだろうか?
「はっ、もう飽きたからそろそろ帰ろうぜ~」
「そういやぁお前前の大会どうだった?」
「あぁ、決勝の反則ギリギリで足を痛めさせてやったからな!もう出れねぇだろ」
「ひでぇな~お前まじで武道家か?」
「俺みたいな奴なんて殆どのだぜ?審判に賄賂を渡したりしてるからな!」
「は~、外道だな!」
「いいんだよ、勝てばいいんだよ!」
そう愚かな事を爆笑しながら教室から去っていく男子生徒達。
「(まじで終わってるな)」
そう思いながら暫く休憩した後姫希は何事もなかったかの様に教室へと歩いていくのだった。
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「遅いなぁ不知火君。」
朝比奈梨央は売店で買ったパンを持ちながら不知火の帰りを教室で待っていた。
「(早く来ないかな~♪)」
朝比奈は心踊るようにウキウキしているが、その様子は恋人を待っている美少女にしか見えない。その証拠にクラスの男女達はその様子に愛らしく思っていた。中には同性でありながら彼を性的なおかずにしようとしている者もいるのだ。
すると突然教室の床が光出す。
その光は円状になっておりその光景を見て朝比奈達は慌て出す。
「何だよ、これ!」
「あ、あれ!?足が動かない!」
「こわい!こわいよぉ!」
「うそだろぉ!」
「えっ、えっ!?」
全員がパニックになってる中、朝比奈も同じ様になっていた。足は床にくっついたかの様になって1ミリも動かせない。
「(こわい、こわいよぉ!何なのこれ……不知火君!何処にいるの?こわいよぉ……不知火君……)」
徐々に光が強くなっていき更に混乱は高まっていく。
「なっ!何で扉が開かないんだっ!?」
「窓も開かないよ!」
扉と窓の近くにいた生徒は動く手で開けようとするがピクリとも動かない。中には手で叩き割ろうとするが無駄に終わってしまう。
そんな中に開かない筈の扉が勢いよく開かれる。
「なっ、これはっ?」
「不知火君っ!」
「朝比奈!?」
今の現状を理解した不知火だったが何か強い力によって教室の中へと強制的強引に放り込まれる。
「っち!何だっ」
「不知火君、大丈夫!?」
「あぁ、何とかなーーーっ!?!?」
そして不知火が入って開いた扉が閉まったのと同時に目を開けられないほどの光に包まれて不知火達生徒達の意識は全て刈られていくのだった。
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目を醒ますとそこは何処かの宮殿の様な場所だった。
床には魔方陣らしき巨大な物がありその中には不知火達2-Cにいた生徒だけでなく他の学内にいた生徒達もそこにいたのだ。
「(……おいおい、まさか)」
「……んっ、あ……不知火君……?」
「朝比奈か、大丈夫か?」
「うっ、うん!僕は大丈夫だよ!」
「顔が赤いぞ?……熱はなさそうだな」
「~~~っ!?!?」
不知火が朝比奈に行ったら行動は簡単、おでことおでこを合わせて熱を測っていたのだ。
そして測られていた朝比奈は顔をさらに真っ赤にさせていた。
「ぅっ……」
「ここは……?」
「何が……?」
どうやら他に寝ていた者達も起きた様だ。
「(はぁ、学生だけでなく教師もいるのか)」
学生の他に担任の小早川麗奈も起きていて他の教師達と困惑しながら話し合っていた。
ーーーバタンッ!
するとその宮殿の大きな扉は開かれると一人の女性が両側に騎士を引き連れて現れた。
その女性は不知火と同じ年代位で腰まで伸びたさらさらなストレートな金髪に御姫様の様なドレスを着ていた。
すると不知火達に近づき辺りを見渡した。
「初めまして『勇者』様!私はこの国の王女、リルエット・サラム・バルエルーア。リルとお呼び下さい。いきなりですが皆さんにお願いがあります!この世界を救う為に『魔王』を倒してください!」
「(もう、お腹一杯だ。はぁ……だるぃ)」
御馳走様と心の中で思っていた姫希だった。
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