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五話 自己紹介は地獄の時間になりました
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入学式の後すぐに蘭きゅんと合流した。
なんと体育館入り口で待っていてくれたのだ!
可愛さとかっこよさのハーフアンドハーフだよ蘭きゅん!なんて心の中で叫びながらも落ち着いた面持ちで
「お待たせしましたか?三杉くん。」
我ながら自分でも褒めたくなるほど演技派です。
「いや待ってない。そんなことより挨拶良かった。流石新入生代表。」
「そうですか?それなら良かったです。」
あぁ早くこのキャラ辞めたいぃぃ
オカンレベルカンストしてる蘭きゅんに褒めて欲しいぃ!
一通りの会話を終えて俺たちは自分たちのクラスへ向かう。
二人して無言で歩いてると後ろから急に呼び止められた。
「ねぇ!君さっきの新入生代表の田中君だよね?」
なんだなんだ!俺にモテ期が来たのか⁉︎
残念!俺はノーマルなんだよぉ!君はぜひ俺の横にいる蘭きゅんという素晴らしいお母ちゃんにアタックするといい!
という妄想を高速で頭の中で膨らませながら振り向くとそこには精悍な顔立ちをした青年が立っていた。
すまない…!君に蘭きゅんはあげられない!心の中で謝罪する。蘭きゅんの相手はもっとゆるふわな感じでお願いしたい。
「僕は相模 空急に呼び止めてごめんね!君初めて見る顔だから外部生かなと思ってたんだよね!良かったら友達にならない?」
コミュ力高すぎてマンでビックリマン。
最初にも言った通り自慢じゃないけど俺人見知り拗らせてるからこういう突然の出会いから友達一号とか作るの難しいんだよね…仲良くしたいけどなんて返事をするべきかわからない。妄想に対してはありえないほど頭回るのにね…
「あ、ありがとうございます。」
と言ってつい蘭きゅんの後ろに隠れ存在フェードアウト。ごめんなさい。
「こいつちょっと人見知りで。急に友達とか難しいやつなんだ。すまん」
助け舟蘭きゅん号が発進した。
ありがとう蘭きゅん!すこぶる感謝!
「あぁ!そうだったんだね!すまない…。僕君たちと一緒でS組だからこれからもちょくちょくお話ししてくれると嬉しい!」
じゃぁまたねと優しい笑顔で手を振る相模君。君の優しさに乾杯。
「玲央。お前本当人見知りだったんだな。以外。」
「そうですよね。これでもましになった方なんですがね…」
「頑張ってるんだな。あんまり無理しすぎないように自分のペースで治していけるといいな。」
蘭きゅん優しい…‼︎今すぐ抱きつきたいのを我慢しながらありがとうと笑いかける。
それを遠くの方で相模君が見ているとも知らず…
教室に着くと席は自由だと黒板に書いてあるのを発見し、もちろん窓側の1番後ろを陣取る。
ここが1番目立たず安心するだよ~。
ほっと一息付いているとガラガラと扉を開ける音が聞こえ顔を上げる。
「皆んな席に着けー」
やる気のなさそうな声が教室に響く。
流石。本当に流石だよこの学園は。
そう。ホスト教師だ。
幻級だよね本当。
この時代にホスト教師りありえない光景に思わずスタンディングオベーションを送るところだった。アホな考えを、見透かしているように横に座っている蘭きゅんにジロッと見られた。ごめんなさい。
「よーし。皆んな席についたなぁ。ほとんどが中等部からそのまま上がってきた奴だろうけどそうじゃない奴もいるから自己紹介していってくれ。はい。じゃ1番前から」
まじかよおい。もう精神的に色々削れて妄想しかできないって!え?妄想はできるのかって?そんな当たり前のことを聞かないでおくんだまし!俺の心の声を遮るように自己紹介が始まったり
「はーい。僕の名前は櫻井 有朱です!中等部からの人は知ってるかもだけど僕のタイプは男らしい人です!よろしくお願いしますっ」
え。これ何。タイプとか言わないとダメなの?そんなん巨乳のお姉さん以外無いんですけど。
どんどん自己紹介は進んでついに俺の番。
どうしようなんて言ったらいいんだろう!
わかんないよ!焦りすぎて椅子から立ち上がった時に足が椅子にもつれてそのまま机に顔からダイナミックアタックをかました。痛すぎる…最後の記憶は焦った蘭きゅんの声でした。おやすみ僕の意識。
なんと体育館入り口で待っていてくれたのだ!
可愛さとかっこよさのハーフアンドハーフだよ蘭きゅん!なんて心の中で叫びながらも落ち着いた面持ちで
「お待たせしましたか?三杉くん。」
我ながら自分でも褒めたくなるほど演技派です。
「いや待ってない。そんなことより挨拶良かった。流石新入生代表。」
「そうですか?それなら良かったです。」
あぁ早くこのキャラ辞めたいぃぃ
オカンレベルカンストしてる蘭きゅんに褒めて欲しいぃ!
一通りの会話を終えて俺たちは自分たちのクラスへ向かう。
二人して無言で歩いてると後ろから急に呼び止められた。
「ねぇ!君さっきの新入生代表の田中君だよね?」
なんだなんだ!俺にモテ期が来たのか⁉︎
残念!俺はノーマルなんだよぉ!君はぜひ俺の横にいる蘭きゅんという素晴らしいお母ちゃんにアタックするといい!
という妄想を高速で頭の中で膨らませながら振り向くとそこには精悍な顔立ちをした青年が立っていた。
すまない…!君に蘭きゅんはあげられない!心の中で謝罪する。蘭きゅんの相手はもっとゆるふわな感じでお願いしたい。
「僕は相模 空急に呼び止めてごめんね!君初めて見る顔だから外部生かなと思ってたんだよね!良かったら友達にならない?」
コミュ力高すぎてマンでビックリマン。
最初にも言った通り自慢じゃないけど俺人見知り拗らせてるからこういう突然の出会いから友達一号とか作るの難しいんだよね…仲良くしたいけどなんて返事をするべきかわからない。妄想に対してはありえないほど頭回るのにね…
「あ、ありがとうございます。」
と言ってつい蘭きゅんの後ろに隠れ存在フェードアウト。ごめんなさい。
「こいつちょっと人見知りで。急に友達とか難しいやつなんだ。すまん」
助け舟蘭きゅん号が発進した。
ありがとう蘭きゅん!すこぶる感謝!
「あぁ!そうだったんだね!すまない…。僕君たちと一緒でS組だからこれからもちょくちょくお話ししてくれると嬉しい!」
じゃぁまたねと優しい笑顔で手を振る相模君。君の優しさに乾杯。
「玲央。お前本当人見知りだったんだな。以外。」
「そうですよね。これでもましになった方なんですがね…」
「頑張ってるんだな。あんまり無理しすぎないように自分のペースで治していけるといいな。」
蘭きゅん優しい…‼︎今すぐ抱きつきたいのを我慢しながらありがとうと笑いかける。
それを遠くの方で相模君が見ているとも知らず…
教室に着くと席は自由だと黒板に書いてあるのを発見し、もちろん窓側の1番後ろを陣取る。
ここが1番目立たず安心するだよ~。
ほっと一息付いているとガラガラと扉を開ける音が聞こえ顔を上げる。
「皆んな席に着けー」
やる気のなさそうな声が教室に響く。
流石。本当に流石だよこの学園は。
そう。ホスト教師だ。
幻級だよね本当。
この時代にホスト教師りありえない光景に思わずスタンディングオベーションを送るところだった。アホな考えを、見透かしているように横に座っている蘭きゅんにジロッと見られた。ごめんなさい。
「よーし。皆んな席についたなぁ。ほとんどが中等部からそのまま上がってきた奴だろうけどそうじゃない奴もいるから自己紹介していってくれ。はい。じゃ1番前から」
まじかよおい。もう精神的に色々削れて妄想しかできないって!え?妄想はできるのかって?そんな当たり前のことを聞かないでおくんだまし!俺の心の声を遮るように自己紹介が始まったり
「はーい。僕の名前は櫻井 有朱です!中等部からの人は知ってるかもだけど僕のタイプは男らしい人です!よろしくお願いしますっ」
え。これ何。タイプとか言わないとダメなの?そんなん巨乳のお姉さん以外無いんですけど。
どんどん自己紹介は進んでついに俺の番。
どうしようなんて言ったらいいんだろう!
わかんないよ!焦りすぎて椅子から立ち上がった時に足が椅子にもつれてそのまま机に顔からダイナミックアタックをかました。痛すぎる…最後の記憶は焦った蘭きゅんの声でした。おやすみ僕の意識。
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