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ローレンス
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ローレンス・アンドレ・ライファス
大きくパッチリとした目は夜空のように広い澄んだ藍色をしており、それが相まって彼女の幼さを表している。
またその毒のように鋭く、しかし幻想的でもある紫色の髪は、彼女の長い髪の長さと調和して、特別な美しさを放っていた。
彼女の成長とともに、その髪の威厳はさらに増し、彼女はますます女王と呼ばれるにふさわしい存在となっていっただろう。
だが彼女はまだ子供ながら常にその領域にふさわしい存在であった。
また混沌の魔女と呼ばれており、人々に恐れられ、世界を破滅に導かせようとした狂人だ
だがその正体はかつてのライファス聖王国の王族の1人であり、俺たちの血縁関係に当たる人物だ。
ちなみにローレンス自体結婚とかはしてないため直属の先祖ではなくローレンスの姉の方が俺たちの直属の先祖だ。つまりポジションは叔母ということになる。
そのライファス聖王国は突如として「消えた」のだ。その原因は不明で原作でも明かされてない。
だが、おそらくこの時からローレンスは人々から恐れられた混沌の魔女と呼ばれたのだろう。
彼女はあのライファス聖王国が滅ぼされた日
から全てを失い、誰からも信じられず、挙げ句の果てには禁句の魔導者に長年閉じ込められ自由さえも失ってしまうのだ。
確かに彼女はこの世界を壊そうとした。
だが、ここまで彼女を変わらせたのは彼女のせいか?環境がそうさせたのか?
…結局のところ誰にも信じられず、1人で生きていくのは辛いということだ。
だから原作を読んでみて俺は救われて欲しいなと思った。
もし1人でもいいから信じてもらえる人がいたらローレンスは変わらなかったかもしれない。少しは笑顔になれたかもしれない
だからこそ俺がこの世界に来て家族以外に救おうと考えたのはこの人物だ。
だが、その実態は分からないから少し戦闘は覚悟していたのだが………
「ほ~う!世界はそこまで変わっていたのか!我が封印された前はその『まどうぐ』?というものがなかったから新鮮だな!」
「なぁなぁ!面白い話しておくれよ!お主の話、我が関わった者の中でとびっきりに面白いぞ!!」
「そういえばどうやってここに来たのだ?我自身ここから出られないから気になっておるのだ!…なに?魔法を使った??ど、どういうことだ!我がいない間、世界は魔法も進化してるというのか!?お、教えてくれ!その魔法、是非とも気になる!!」
「なぁなぁ~」
「あ、あはは…」
……なるほど、確かに俺はローレンスのことは知らないし、彼女のことは作者からもほとんど明言されてないほどのミステリーを持った人物だ。
ただ「混沌という破滅を求める」という事だけを知っていたので、少し戦闘でもするのかと思ってはいたが、まさかここまでお喋りな人だったとは思わなかった。
でもやはり少しは後ろめたさはあるらしく——
「ろ、ローレンス様は過去になにかあったりするんですか?とても興味があります」
「え?あ~えっと…わ、我のことはいいのだ!我のことは!!」
とこのようにはぐらかしている。やはりできるだけ過去の事は思い出したくはないらしいな
「それよりアクセルよ」
「はい?なんでしょうかローレンス様?」
俺がそう答えると彼女はぷくぅっ!と頬っぺたを膨らませた。素直に可愛いなおい。
「その他人行儀なのはやめぬか!ここは礼節の場ではないのだぞ!!」
なるほど、どうやら他人行儀なのが嫌らしい。
もっとラフになってほしいということだろうな。
でも……
「いえ、ローレンス様は王族の血を引いてるわけですし、それに叔母ということで礼儀は必要かと思われますが?」
「そんなのそもそも我知らないし!いきなり叔母とか言われても困るし!」
まるで子供みたいに駄々をこねるローレンスの姿が目に入る。
正直、俺は凄く感動してることはバレないようにしてる。
なにせ大好きだった小説の裏ボスの素顔を見れているのだ。感動しないわけがないだろう?
とそんな自問自答をしてると———
「…我と話すのは、そんなに嫌なのか?」
「え?ローレンス様?」
「我、久しぶりに我以外の人間と会えて、初めは妄想なのかと思ったのだ。でもお主の、アクセルの話はとても新鮮で面白くて久しぶりに楽しいという思いが芽生えたのだ……そんな我と話すのは、嫌だったか?」
「……そんなわけないだろ?」
こういう気持ちとかは昔から鈍感だから、そこら辺はもう勉強した方がいいな。
なにせ大好きなキャラの一人をこんだけ悲しい顔をさせてしまったんだ。目の前にいたら自分の事をぶん殴ってあげたい。
「分かったよ、ローレンス。その優しさに甘えさせてもらうよ」
「ッ!!うむ、うむ!それでいいのだ!!我の優しさに存分に甘えるでいいぞアクセル!!」
俺が敬語を無くした瞬間、ローレンスの顔はぱぁぁ!っとまるで子供みたいに明るくなりそれは混沌の魔女と噂される人物とは思えないものだった。
「これで我らは友達というわけだな!」
「叔母と友達というのは少しおかしい気がするがな」
「良いではないか!我とここまで対等に話してくれたのだ!それにいきなり叔母と言われても困る、だからアクセルとは友達なのだ!!」
「じゃあ俺もローレンスの事を友達だと思って接してさせていただくよ?」
「うむうむ、素直でよろしいぞアクセル!」
と、そんな会話をしているとローレンスから「早速我と一緒に遊ぶのだ!」と誘われたので、俺も満更でもない気持ちで「はいはい」と答えながらローレンスと遊ぶのだった。
ただ、その遊ぶ「内容」は決して可愛い物ではなく例えばある時は———
「アクセル見よ!お主の話を参考にして我が作った特大魔法だ!!」
「ん?おぉ!凄いなローレンス。魔法ってそう簡単に作れるものじゃないのに」
「そうだろう、そうだろう!では———えい!」
「うわっ!ちょ、ちょっと待てローレンス!なんで俺の方に飛ばしてくるんだよ!?」
「お主強いだろ?なら我の魔法を受けても問題ないはずだ!!」
「いやそういう問題じゃないだろ!?
それにお前の魔法食らったら流石に死ぬぞ!?」
「大丈夫だ!もし死んだとしても、我の中でお主は生き続けるからな!」
「いやそれ俺この世にいねぇじゃねぇか!?
ちょ、待て待て待て待て!!俺に飛ばしてくるなーーー!!」
このように魔法の実験として俺の方に特大魔法をぶつけられたり、またある時は———
「アクセルよ、我はまた新しい魔物を考えたのだ!!」
「あの外にいた化け物みたいなのか?…めちゃくちゃな奴じゃないだろうな?」
「失敬だな!?我だってちゃんと考えて創ってるのだ!」
「それだけ聞いたら全知全能みたい聞こえるぞ……。」
「そんなことはいいのだ!早速見てみるのだ!!」
「……なんだ?この得体の知れない化け物は?」
「うむうむ、お主の話を聞いて創った「スライム」という魔物だ。この魔物の見どころは可愛さを表現したくてな!我の好きな魔物を考えに考えて入れた自信作よ!!」
「…俺にはもはや外で見た化け物の方が可愛く見えるほどおぞましいぞ?」
「なんだと!?くぅぅ!!アクセルの癖に生意気な!やってしまえ、ぺろぺろちゃん!
アクセルにお仕置きをするのだ!!」
「おい、色々ツッコむ所があるがまずその名前なんとかしろ!!ってうわっ!ほんとに来やがった!?や、やめろ、来るなーーーー!!!」
このように新しい魔物(ゲテモノ)の相手をさせられたり、またある時は———
「アクセルよ、我は考えてみたのだ」
「今度は一体なんだローレンス?」
「我、久しぶりにご飯食べてみたい!!」
「今まで食べなかったのか?」
「めんどくさいからのう、それにこの空間何故か時間は止まってるから食べなくても生きれるのだ」
「なるほど、それでなんで食べたくなったんだ?」
「気分だ!」
「さいですか…」
「と、いうことで早速作ってきたのだ!!」
「…これは?」
「お主の話を聞いて創ったハンバーグよ!」
「…ハンバーグってこんな紫色してたっけ?」
「我が特別にアレンジしたのだ!ありがたく食えば良い!」
「い、いやぁ…俺お腹が…」
「遠慮などしなくていいではないか!我らは友達、盟友なのだからな!ほれ!」
「ちょ……あれ?…意外とおい…し……」
「え、え?、え!?ちょ、ちょっとアクセル!?どうして倒れたのだ!それになんだその今にも天に召されそうなその顔は!?
お、起きろ!アクセル!アクセルーーーー!」
このように本物のゲテモノを食べられたりと……そんな毎日を過ごしていた。
俺もローレンスもその毎日が楽しくてこれからも続いていてくれれば良かったと思う。
でも俺の目的はそうじゃない……自分で決めたことなのに少し決意が揺らいでしまったのは内緒だ。
だからこれ以上自分の決意を曲げないためにも、俺はローレンスに告げた。
「ローレンス、俺はもうここから帰らないといけない。」
その時のローレンスの表情は印象的だった。
まるで、大切な物を奪われた子供のように、そしてまた裏切られる。そんな泣きそうな表情をしていた。
「え?……い、いやだ……いやだ!アクセルと離れたくない!!」
そんな言葉を吐いた瞬間俺に力強く抱きしめてくる。
置いてかないでくれ、ずっと一緒にいてくれ
という思いが伝わってくる。
「うん。俺もローレンスとは離れたくないし、置いてくつもりもないよ」
「え?」
だから俺の本来の目的であることを改めて彼女に告げた。
「俺と一緒に帰ろう、ローレンス」
この時ローレンスはなにを思ったのか俺には分からない。ただ本能が告げている
——————そう簡単にはいかないと。
大きくパッチリとした目は夜空のように広い澄んだ藍色をしており、それが相まって彼女の幼さを表している。
またその毒のように鋭く、しかし幻想的でもある紫色の髪は、彼女の長い髪の長さと調和して、特別な美しさを放っていた。
彼女の成長とともに、その髪の威厳はさらに増し、彼女はますます女王と呼ばれるにふさわしい存在となっていっただろう。
だが彼女はまだ子供ながら常にその領域にふさわしい存在であった。
また混沌の魔女と呼ばれており、人々に恐れられ、世界を破滅に導かせようとした狂人だ
だがその正体はかつてのライファス聖王国の王族の1人であり、俺たちの血縁関係に当たる人物だ。
ちなみにローレンス自体結婚とかはしてないため直属の先祖ではなくローレンスの姉の方が俺たちの直属の先祖だ。つまりポジションは叔母ということになる。
そのライファス聖王国は突如として「消えた」のだ。その原因は不明で原作でも明かされてない。
だが、おそらくこの時からローレンスは人々から恐れられた混沌の魔女と呼ばれたのだろう。
彼女はあのライファス聖王国が滅ぼされた日
から全てを失い、誰からも信じられず、挙げ句の果てには禁句の魔導者に長年閉じ込められ自由さえも失ってしまうのだ。
確かに彼女はこの世界を壊そうとした。
だが、ここまで彼女を変わらせたのは彼女のせいか?環境がそうさせたのか?
…結局のところ誰にも信じられず、1人で生きていくのは辛いということだ。
だから原作を読んでみて俺は救われて欲しいなと思った。
もし1人でもいいから信じてもらえる人がいたらローレンスは変わらなかったかもしれない。少しは笑顔になれたかもしれない
だからこそ俺がこの世界に来て家族以外に救おうと考えたのはこの人物だ。
だが、その実態は分からないから少し戦闘は覚悟していたのだが………
「ほ~う!世界はそこまで変わっていたのか!我が封印された前はその『まどうぐ』?というものがなかったから新鮮だな!」
「なぁなぁ!面白い話しておくれよ!お主の話、我が関わった者の中でとびっきりに面白いぞ!!」
「そういえばどうやってここに来たのだ?我自身ここから出られないから気になっておるのだ!…なに?魔法を使った??ど、どういうことだ!我がいない間、世界は魔法も進化してるというのか!?お、教えてくれ!その魔法、是非とも気になる!!」
「なぁなぁ~」
「あ、あはは…」
……なるほど、確かに俺はローレンスのことは知らないし、彼女のことは作者からもほとんど明言されてないほどのミステリーを持った人物だ。
ただ「混沌という破滅を求める」という事だけを知っていたので、少し戦闘でもするのかと思ってはいたが、まさかここまでお喋りな人だったとは思わなかった。
でもやはり少しは後ろめたさはあるらしく——
「ろ、ローレンス様は過去になにかあったりするんですか?とても興味があります」
「え?あ~えっと…わ、我のことはいいのだ!我のことは!!」
とこのようにはぐらかしている。やはりできるだけ過去の事は思い出したくはないらしいな
「それよりアクセルよ」
「はい?なんでしょうかローレンス様?」
俺がそう答えると彼女はぷくぅっ!と頬っぺたを膨らませた。素直に可愛いなおい。
「その他人行儀なのはやめぬか!ここは礼節の場ではないのだぞ!!」
なるほど、どうやら他人行儀なのが嫌らしい。
もっとラフになってほしいということだろうな。
でも……
「いえ、ローレンス様は王族の血を引いてるわけですし、それに叔母ということで礼儀は必要かと思われますが?」
「そんなのそもそも我知らないし!いきなり叔母とか言われても困るし!」
まるで子供みたいに駄々をこねるローレンスの姿が目に入る。
正直、俺は凄く感動してることはバレないようにしてる。
なにせ大好きだった小説の裏ボスの素顔を見れているのだ。感動しないわけがないだろう?
とそんな自問自答をしてると———
「…我と話すのは、そんなに嫌なのか?」
「え?ローレンス様?」
「我、久しぶりに我以外の人間と会えて、初めは妄想なのかと思ったのだ。でもお主の、アクセルの話はとても新鮮で面白くて久しぶりに楽しいという思いが芽生えたのだ……そんな我と話すのは、嫌だったか?」
「……そんなわけないだろ?」
こういう気持ちとかは昔から鈍感だから、そこら辺はもう勉強した方がいいな。
なにせ大好きなキャラの一人をこんだけ悲しい顔をさせてしまったんだ。目の前にいたら自分の事をぶん殴ってあげたい。
「分かったよ、ローレンス。その優しさに甘えさせてもらうよ」
「ッ!!うむ、うむ!それでいいのだ!!我の優しさに存分に甘えるでいいぞアクセル!!」
俺が敬語を無くした瞬間、ローレンスの顔はぱぁぁ!っとまるで子供みたいに明るくなりそれは混沌の魔女と噂される人物とは思えないものだった。
「これで我らは友達というわけだな!」
「叔母と友達というのは少しおかしい気がするがな」
「良いではないか!我とここまで対等に話してくれたのだ!それにいきなり叔母と言われても困る、だからアクセルとは友達なのだ!!」
「じゃあ俺もローレンスの事を友達だと思って接してさせていただくよ?」
「うむうむ、素直でよろしいぞアクセル!」
と、そんな会話をしているとローレンスから「早速我と一緒に遊ぶのだ!」と誘われたので、俺も満更でもない気持ちで「はいはい」と答えながらローレンスと遊ぶのだった。
ただ、その遊ぶ「内容」は決して可愛い物ではなく例えばある時は———
「アクセル見よ!お主の話を参考にして我が作った特大魔法だ!!」
「ん?おぉ!凄いなローレンス。魔法ってそう簡単に作れるものじゃないのに」
「そうだろう、そうだろう!では———えい!」
「うわっ!ちょ、ちょっと待てローレンス!なんで俺の方に飛ばしてくるんだよ!?」
「お主強いだろ?なら我の魔法を受けても問題ないはずだ!!」
「いやそういう問題じゃないだろ!?
それにお前の魔法食らったら流石に死ぬぞ!?」
「大丈夫だ!もし死んだとしても、我の中でお主は生き続けるからな!」
「いやそれ俺この世にいねぇじゃねぇか!?
ちょ、待て待て待て待て!!俺に飛ばしてくるなーーー!!」
このように魔法の実験として俺の方に特大魔法をぶつけられたり、またある時は———
「アクセルよ、我はまた新しい魔物を考えたのだ!!」
「あの外にいた化け物みたいなのか?…めちゃくちゃな奴じゃないだろうな?」
「失敬だな!?我だってちゃんと考えて創ってるのだ!」
「それだけ聞いたら全知全能みたい聞こえるぞ……。」
「そんなことはいいのだ!早速見てみるのだ!!」
「……なんだ?この得体の知れない化け物は?」
「うむうむ、お主の話を聞いて創った「スライム」という魔物だ。この魔物の見どころは可愛さを表現したくてな!我の好きな魔物を考えに考えて入れた自信作よ!!」
「…俺にはもはや外で見た化け物の方が可愛く見えるほどおぞましいぞ?」
「なんだと!?くぅぅ!!アクセルの癖に生意気な!やってしまえ、ぺろぺろちゃん!
アクセルにお仕置きをするのだ!!」
「おい、色々ツッコむ所があるがまずその名前なんとかしろ!!ってうわっ!ほんとに来やがった!?や、やめろ、来るなーーーー!!!」
このように新しい魔物(ゲテモノ)の相手をさせられたり、またある時は———
「アクセルよ、我は考えてみたのだ」
「今度は一体なんだローレンス?」
「我、久しぶりにご飯食べてみたい!!」
「今まで食べなかったのか?」
「めんどくさいからのう、それにこの空間何故か時間は止まってるから食べなくても生きれるのだ」
「なるほど、それでなんで食べたくなったんだ?」
「気分だ!」
「さいですか…」
「と、いうことで早速作ってきたのだ!!」
「…これは?」
「お主の話を聞いて創ったハンバーグよ!」
「…ハンバーグってこんな紫色してたっけ?」
「我が特別にアレンジしたのだ!ありがたく食えば良い!」
「い、いやぁ…俺お腹が…」
「遠慮などしなくていいではないか!我らは友達、盟友なのだからな!ほれ!」
「ちょ……あれ?…意外とおい…し……」
「え、え?、え!?ちょ、ちょっとアクセル!?どうして倒れたのだ!それになんだその今にも天に召されそうなその顔は!?
お、起きろ!アクセル!アクセルーーーー!」
このように本物のゲテモノを食べられたりと……そんな毎日を過ごしていた。
俺もローレンスもその毎日が楽しくてこれからも続いていてくれれば良かったと思う。
でも俺の目的はそうじゃない……自分で決めたことなのに少し決意が揺らいでしまったのは内緒だ。
だからこれ以上自分の決意を曲げないためにも、俺はローレンスに告げた。
「ローレンス、俺はもうここから帰らないといけない。」
その時のローレンスの表情は印象的だった。
まるで、大切な物を奪われた子供のように、そしてまた裏切られる。そんな泣きそうな表情をしていた。
「え?……い、いやだ……いやだ!アクセルと離れたくない!!」
そんな言葉を吐いた瞬間俺に力強く抱きしめてくる。
置いてかないでくれ、ずっと一緒にいてくれ
という思いが伝わってくる。
「うん。俺もローレンスとは離れたくないし、置いてくつもりもないよ」
「え?」
だから俺の本来の目的であることを改めて彼女に告げた。
「俺と一緒に帰ろう、ローレンス」
この時ローレンスはなにを思ったのか俺には分からない。ただ本能が告げている
——————そう簡単にはいかないと。
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