転生するなら人間がいいな~

獣野狐夜

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第漆章 希の言葉が産む、好戦国家

6節目 腐ったヤツらの人攫い

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『おいアリサ!!てめぇ絶対許さないからな!?』
『レオン!!!わたしはお前を絶対ゆるさないぞ!!』
『『うおおおおおおお!!』』
どうも、ソラです。
なんかナ〇トの名シーンみたいになってるけど、ただの喧嘩です。
……もう少し冷静に行動して欲しいですね。
『レオンくん!アリサちゃん!喧嘩はダメだよ…!…わかった私が買ってあげるから!』
とりあえず屋台でたこ焼きっぽいものを2つ買う。
『喧嘩辞めないとぜーんぶ食べちゃうからね!!』
『ぅ!そ、ソラ!ご…ゴメンなのだ。』
『ほら、レオンにも!!』
『………レオン…ぬぅ……ゴメンなのだ!!』
『レオンもほら!!』
『ぼ…僕こそごめんアリサ。ソラも迷惑かけてごめん。』
『いいんだよ!はい、とりあえずどうぞ!』
『『やったあああああ!!』』
仲良いのか悪いのか……まぁ、微笑ましいからいいか。
私は思わず笑みをこぼした。

『とりあえず、食べながらいこっ……むぐっ!??』
『ソラ、これめっちゃ美味し………ソラ??おーい!』

苦しい…!!

息が………!!

息が…出来ない!!!

誰なの??

誰……

『うんんむぅぅん!!むぅんん!!(お願いやめて!!はなして!!)』
『おいてめぇ!!大人しくしやがれ!!こいつらを殺されたくねぇなら騒ぐんじゃねぇ!!』
『ソラ!?……う………死にたくないけど…ソラのためなら………!!……ソラ!?』

ああ……そっか。





私…………死ぬのか。





私は、素直に黙った。

『ソラ!!ダメだよ!!嫌だ!!!だめ……!!いやだっっ!!行かな…行かないでっ!!』
『ソラさん!!だめ!ダメですよっ!!僕たちはいいですから!!嫌っ!!』

『うるせぇ!!!黙らねぇとこの女の命がねぇぞ!!』
『うぅ……』
『ソラさん………』
『くくく……クソ犬とクソ猫は大人しくご主人様の所へ戻ってな!!』

紐で縛られ、遠くへ連れていかれる。

ごめんね。

ごめんねみんな……。

私は、みんなを殺してまで生きたくはない。

私ひとりでみんなが助かるなら…。










果たせなかった…な…。





























…私はそこから意識を失った。
目が覚めた時にはもう遅かった。
滴る水滴、生臭い匂い。
薄暗くて硬い床。
ここは……冷たくて暗い、小さな独房だった。

☆☆☆☆☆☆☆

「…はっ!?…あれ!!?」
なんか、誰かの死亡フラグがたった気がした。
新スキルの機能だろうか、仲間が心配だ。
………大丈夫かな……?
いや、そんなことより目の前の出来事がやばい。
『ねぇ…あなた達は誰なんですか!?ここ…答えないと撃ちますよ!?』
と言って筆のようなものを構えてる。
……
「えっ……と!?わわ、わわわ私はユキm……ユキでふ!あ、こ、こっこここちっこらこちらは、えーっと…??」
『あたしはサクラだよ。坂本 紗倉サクラ・サカモト。気軽にサクラってよんでね♪…そんで、あなたはなんて言うの?』
『ユキさん?と…サクラさんですか……あ!すみません……取り乱してしまって。……あ、えっと……私はココアですっ!本名は…藤野 心愛ココア・フジノって言います!ココアでもフジノでもなんでも呼んでください!!』
相手も吃っている。
……もしかして、!?
なんか、通ずるものがありそう。
『あ、と、とりあえず案内しますね?』
と、筆?を鞘にしまう様子を見つめる。
「……これ、筆なんで、す??」
『あ……これですか!?あ、貴女絵を描くんですか!?』
「…あ、ふこ…少しだけ……?」
……やっぱ違うわ!!!!!
この人距離感バグまくり少女だ!!!!
うわああああああ距離感グイグイ詰めてくりゅぅぅぅぅ!!
『ふえええ!?絵を描くんですか!!??私漫画とか背景の絵とかよく描くんですよ!!!漫画はなんというかBL……とか書いちゃうんですよねー!あのアニメの○○と××を組み合わせたりとかしちゃったり、なんか色々妄想しちゃうんですよぉえへへへぇ……あと、夕焼けとか描いてめちゃくちゃエモい雰囲気?とかにするのが好きだしー!!あ、私は実はガチムチが地雷なんですよぉ、だからあまりそういう話はしないでくだ…………あ!!!あ、えとまっ……!!あ、ああえとわすわわすっ!!忘れてくださいぃ……!!!………と、とりあえずユキさんはどんな絵を描くんです?』
…………長いよ!!!
数行持ってかれたよ!!(メタい)
「……小説の挿絵とかですかね?」
『うわああああああどんな小説書くんですか!?BL小説とかです!???私は特に□□と△△と絡みとか見るのが好きなんで((((
『はいはい落ち着いて……これ、あげるから。』
良かった止まった。
サクラはどうやらBL…?とか言うのを知ってるみたいで、漫画っぽいものをココアに渡してる。
……なんで持ってるの?
『ふひゃああああああ!!これめっちゃレア物じゃないですか!!!!しかも私の推し同士っ!!うわっ!!尊すぎるっっ!!!』
…………おふぅ…。
これは………………濃くなりそう。

胸焼けする…。



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