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第捌章 大戦争は、混乱と共に
2節目 再開、閉ざし
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私は…日本に帰りたかった。
1年前から、扉のワープが現れなくなった。
クウマとユウカは元気かな…。
心配で心配で、吐きそうになる。
早く日本に帰りたい……。
もう一度だけ、弟たちに会いたい………。
そう考えて、考えて、想い想って…。
気がつけば、私の住んでいる場所……いや、
ウルワランドが少しづつ日本っぽくなった。
スマホが使いたくて人工衛星も作っちゃった。
能力が暴走しかけたところで、私はハッとなり考えることをやめた。
いつしか私は心を閉ざした。
何かを考える度に、ものが具現化される。
だから、私は心を閉ざした。
どれだけ弟と妹との再会を願っても、
それだけは叶わなかったから。
余計なことは考えちゃだめ。
私は私の家族のことだけを考えればいい。
日本もウルワランドも何もかものことはもう、考えたくない。
ばいばい、私の心。
☆☆☆☆☆☆☆
『ええぇ!!!!これマジでスマホじゃん!!!』
反応が数年ぶりにスマホ見た人なのよ…。
…待っていつまでここにいればいいの???
「いやちょっと待って…ここであまり長居しちゃダメじゃ…」
『…あ、そうじゃん!』
『え!?あ…えぇ??……てか元々サクラ先輩とユキちゃんって何しに来たんです?』
仲良くなりすぎた気がする。
胸焼けが止まらないから、そろそろ早く進まなくちゃ。
死亡フラグも立ってる気がするし、悪寒がする。
…いこう。
「ココアちゃん…ごめんね、私たちそろそろ行かなきゃダメみたい。」
『……わ、私も…私もついて行きますっ!!!!』
『…ココアちゃん来るってマジ?』
「えぇ………でも危ないよ??」
『と、途中まででいいのでぇ!!!』
『……ココアちゃんもそう言ってるし…いいよね、ユキ?』
「……仕方ないなぁ」
…ということで
何故かココアちゃんが着いてくることになった。
☆☆☆☆☆☆☆
『ロン様!谷村空を確保しました!!』
突然耳に飛び込んだのは、そんな言葉だ。
くくくく……ははははははは!!!!
やったぞ!!!これで、俺は最強になった……!!!!!!
…これで、あとは小娘を俺のスキルで洗脳するだけだ………!!!
くくくくく………あと五日。
戦争が楽しみだぜぇ…!!
☆☆☆☆☆☆☆
………ソラが…
連れ去られた。
目の前だった。
…何も出来なかった。
……1番近かったのは僕だったのに……!!
…アリサは悪くない。
悪いのは僕だ。
……アリサは悲しみに暮れて、眠っている。
…ソラが居なきゃ、こんなにも寂しいものだ。
………助けられたはずなのに。
…僕はまた、過ちを犯し………
【……………………】
…………………!!
【……………オン】
……嘘……!!
………この声は……!!
どこからこの声が………!?
【……レオン…………!!】
……嘘だっ…!!!!
そんなはずがない!!
【レオン……あたしね、貴方に言いたいことがあるの。】
………やめろ…!!
やめてくれ…!!
【あたしは………大事にされて…嬉しかったよ。】
…………やめてよ…!!!
お姉ちゃんの声で語りかけないでくれ………!!!!
【……レオン………あたしね…】
……お姉ちゃんはもう居ないんだよっ!!!
やめてくれ…!!
もう………もう嫌なんだ……!!
【…この冒険……本当に楽しかったわ…!】
うぅ………やめてくれよ………
もう……!!
【…レオン……あたしね、本当に楽しかったよ。】
嘘…だ……!!
お姉ちゃんは人間が嫌いなはずだ!!
僕はずっと!!
ずっと我慢してきたんだよ!!!
ユキねぇが人間に戻りたいことも知ってしまった!!
でも…殺せなかった!!
今までの冒険とかを思い返してしまって、握ったナイフを刺せなかったッ!!
…う……ぐっ………うぅ…
【レオン………ごめんね……】
………
【あたしね………人間なんて憎んでないの。】
………嘘つき。
お姉ちゃんは…人間の父さんに殺されたんだよ………。
【……あたしはお父さんだけが憎い。あの人は麻薬に逃げたから…あたしはお父さんが許せないの。】
………………
【……ごめんね…レオン……ごめんね………1人にさせちゃって………ごめんね……】
………お姉ちゃん……
【…少しでも…力になれたらいいんだけれど……あたしの寿命もあと少しなの…】
……!?
【あたし…みんなの力になりたい……レオンの力になりたいの……】
…………やめてよお姉ちゃん……
【………だからあたし…いいことを考えたんだ】
…お姉ちゃん……お願い……
【…………あのね、レオン……】
【………………………】
……………!!!
やめて………やめてよ…………!!
だめ………!!
【ごめんね、レオン…あたしの行動で、貴方をさらに苦しめてしまうかもしれない…】
【でもあたし、やっぱりなにかしたい。ずっと楽しそうなレオンを見てただけで、あたしはもうとっくに満たされてるのよ】
…………………
【だからね、あたし……レオンの…スキルになる。】
【そうして、あたしはレオンの力になるの。】
………お姉ちゃん……………
……わかったよ。
スキルとして、お姉ちゃんは…
ずっとずっと、僕と一緒にいてくれるんだね。
【そうよ……あとね】
………?
【あたし、ひとつ夢ができたわ】
…………なに?お姉ちゃん…
【……あたしね、ユキちゃんの世界に行ってみたい】
………!!
【…でも、あたしは行けないから…代わりにレオンが行ってきて欲しい…】
…………
わかったよ…お姉ちゃん。
…………僕、ユキねぇと一緒に行くよ。
【…ふふっ…そうね。ユキちゃんも、友達も…みんなみんな、大事にするのよ?】
……うん……大事にするよ。
【…あと、お母さんにひとつ…伝えて欲しいの。】
………何を伝えればいいの?
【………お母さんに…ありがとうって…あと……あたしが死んだ場所の下を掘って欲しい…って。】
……………
………………わかった。
……僕…頑張るよ、お姉ちゃん。
………頑張る………。
【……じゃあ、あたし…そろそろ眠るね……みんなとの旅、楽しんで。】
…………うん、楽しむよ。
【……またね、レオン。】
……うん…
またね、ミリアお姉ちゃん。
《新スキルを獲得しました。ワールドスキル《夢幻現》を獲得しました。》
1年前から、扉のワープが現れなくなった。
クウマとユウカは元気かな…。
心配で心配で、吐きそうになる。
早く日本に帰りたい……。
もう一度だけ、弟たちに会いたい………。
そう考えて、考えて、想い想って…。
気がつけば、私の住んでいる場所……いや、
ウルワランドが少しづつ日本っぽくなった。
スマホが使いたくて人工衛星も作っちゃった。
能力が暴走しかけたところで、私はハッとなり考えることをやめた。
いつしか私は心を閉ざした。
何かを考える度に、ものが具現化される。
だから、私は心を閉ざした。
どれだけ弟と妹との再会を願っても、
それだけは叶わなかったから。
余計なことは考えちゃだめ。
私は私の家族のことだけを考えればいい。
日本もウルワランドも何もかものことはもう、考えたくない。
ばいばい、私の心。
☆☆☆☆☆☆☆
『ええぇ!!!!これマジでスマホじゃん!!!』
反応が数年ぶりにスマホ見た人なのよ…。
…待っていつまでここにいればいいの???
「いやちょっと待って…ここであまり長居しちゃダメじゃ…」
『…あ、そうじゃん!』
『え!?あ…えぇ??……てか元々サクラ先輩とユキちゃんって何しに来たんです?』
仲良くなりすぎた気がする。
胸焼けが止まらないから、そろそろ早く進まなくちゃ。
死亡フラグも立ってる気がするし、悪寒がする。
…いこう。
「ココアちゃん…ごめんね、私たちそろそろ行かなきゃダメみたい。」
『……わ、私も…私もついて行きますっ!!!!』
『…ココアちゃん来るってマジ?』
「えぇ………でも危ないよ??」
『と、途中まででいいのでぇ!!!』
『……ココアちゃんもそう言ってるし…いいよね、ユキ?』
「……仕方ないなぁ」
…ということで
何故かココアちゃんが着いてくることになった。
☆☆☆☆☆☆☆
『ロン様!谷村空を確保しました!!』
突然耳に飛び込んだのは、そんな言葉だ。
くくくく……ははははははは!!!!
やったぞ!!!これで、俺は最強になった……!!!!!!
…これで、あとは小娘を俺のスキルで洗脳するだけだ………!!!
くくくくく………あと五日。
戦争が楽しみだぜぇ…!!
☆☆☆☆☆☆☆
………ソラが…
連れ去られた。
目の前だった。
…何も出来なかった。
……1番近かったのは僕だったのに……!!
…アリサは悪くない。
悪いのは僕だ。
……アリサは悲しみに暮れて、眠っている。
…ソラが居なきゃ、こんなにも寂しいものだ。
………助けられたはずなのに。
…僕はまた、過ちを犯し………
【……………………】
…………………!!
【……………オン】
……嘘……!!
………この声は……!!
どこからこの声が………!?
【……レオン…………!!】
……嘘だっ…!!!!
そんなはずがない!!
【レオン……あたしね、貴方に言いたいことがあるの。】
………やめろ…!!
やめてくれ…!!
【あたしは………大事にされて…嬉しかったよ。】
…………やめてよ…!!!
お姉ちゃんの声で語りかけないでくれ………!!!!
【……レオン………あたしね…】
……お姉ちゃんはもう居ないんだよっ!!!
やめてくれ…!!
もう………もう嫌なんだ……!!
【…この冒険……本当に楽しかったわ…!】
うぅ………やめてくれよ………
もう……!!
【…レオン……あたしね、本当に楽しかったよ。】
嘘…だ……!!
お姉ちゃんは人間が嫌いなはずだ!!
僕はずっと!!
ずっと我慢してきたんだよ!!!
ユキねぇが人間に戻りたいことも知ってしまった!!
でも…殺せなかった!!
今までの冒険とかを思い返してしまって、握ったナイフを刺せなかったッ!!
…う……ぐっ………うぅ…
【レオン………ごめんね……】
………
【あたしね………人間なんて憎んでないの。】
………嘘つき。
お姉ちゃんは…人間の父さんに殺されたんだよ………。
【……あたしはお父さんだけが憎い。あの人は麻薬に逃げたから…あたしはお父さんが許せないの。】
………………
【……ごめんね…レオン……ごめんね………1人にさせちゃって………ごめんね……】
………お姉ちゃん……
【…少しでも…力になれたらいいんだけれど……あたしの寿命もあと少しなの…】
……!?
【あたし…みんなの力になりたい……レオンの力になりたいの……】
…………やめてよお姉ちゃん……
【………だからあたし…いいことを考えたんだ】
…お姉ちゃん……お願い……
【…………あのね、レオン……】
【………………………】
……………!!!
やめて………やめてよ…………!!
だめ………!!
【ごめんね、レオン…あたしの行動で、貴方をさらに苦しめてしまうかもしれない…】
【でもあたし、やっぱりなにかしたい。ずっと楽しそうなレオンを見てただけで、あたしはもうとっくに満たされてるのよ】
…………………
【だからね、あたし……レオンの…スキルになる。】
【そうして、あたしはレオンの力になるの。】
………お姉ちゃん……………
……わかったよ。
スキルとして、お姉ちゃんは…
ずっとずっと、僕と一緒にいてくれるんだね。
【そうよ……あとね】
………?
【あたし、ひとつ夢ができたわ】
…………なに?お姉ちゃん…
【……あたしね、ユキちゃんの世界に行ってみたい】
………!!
【…でも、あたしは行けないから…代わりにレオンが行ってきて欲しい…】
…………
わかったよ…お姉ちゃん。
…………僕、ユキねぇと一緒に行くよ。
【…ふふっ…そうね。ユキちゃんも、友達も…みんなみんな、大事にするのよ?】
……うん……大事にするよ。
【…あと、お母さんにひとつ…伝えて欲しいの。】
………何を伝えればいいの?
【………お母さんに…ありがとうって…あと……あたしが死んだ場所の下を掘って欲しい…って。】
……………
………………わかった。
……僕…頑張るよ、お姉ちゃん。
………頑張る………。
【……じゃあ、あたし…そろそろ眠るね……みんなとの旅、楽しんで。】
…………うん、楽しむよ。
【……またね、レオン。】
……うん…
またね、ミリアお姉ちゃん。
《新スキルを獲得しました。ワールドスキル《夢幻現》を獲得しました。》
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