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28 王妃の考え ①
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明日以外ならいつでも大丈夫なので、都合の良い日を教えてほしいと書くと、返信ではなく、本人自らがレイハート邸に訪ねてきてくれた。
待たせていた応接室の中に入ると、ミティ様は勢いよく立ち上がった。
「連絡も入れずに押しかけてしまい、申し訳ございません。少しでも早くお話がしたいと焦って来てしまいました」
「私も気になっていましたから、気になさらないでくださいませ。わざわざ足を運んでいただき光栄です」
「そう言っていただけると、とてもありがたいです」
ミティ様の向かい側のソファに腰を下ろすと、一緒に入ったパンナが、私の分のお茶とミティ様のお茶を淹れ直して出ていった。
「こちらに来られることは、ラックス殿下には伝えておられるのでしょうか?」
「実は事後報告なんです。今頃、ラックス殿下の耳に入っているのではないかと思います」
しゅんと肩を落とすミティ様を慰める。
「私も思い立ったら吉日というタイプですので、気持ちは理解できます」
「ありがとうございます」
「ですが、これからは私を呼び付けるようにしてくださいね」
命を狙われているのはミティ様だし、私にはベェがいる。
不審な動きがあれば、必ず教えてくれるはず。
「……わかりました」
ミティ様は真剣な表情でうなずいたあと、早速本題に入る。
「ラックス殿下から、イライアス殿下とソラリア様に結婚の話が出ていることはお聞きしました」
「手紙に書いてあった義理の母になる人というのは、王妃陛下という認識でよろしいでしょうか」
「そうです」
「そうおっしゃる理由を教えていただけませんか?」
王妃陛下に何をされたのか、私にはさっぱりわからない。
ミティ様は私を見つめて確認する。
「ラックス様には絶対に話さないと約束していただけますか?」
「ラックス殿下には……ですか?」
話の内容によっては、誰かに伝えたほうがいいこともある。
そう思って尋ねると、ミティ様は眉尻を下げた。
「ラックス様には話すなと言われているだけなのですが、他の王族の方に話す勇気はないんです」
「承知いたしました。とりあえず、ラックス殿下には話さないと約束いたします」
「ありがとうございます」
軽く頭を下げたミティ様は、小さな声で話し始める。
「王妃陛下は私が婚約者に選ばれてからずっと、陰で辞退するように促してきました」
お二人が婚約したきっかけは、ラックス殿下の一目惚れだったと聞いている。
それだけで王太子妃が決まるわけではなく、他の貴族とも話し合いが行われたはず。
「正式決定の前に、王妃陛下は婚約を反対されていたということですか?」
「いいえ。会議では賛成にしていたようです」
「……どうして辞退させようとするのでしょうか。そのことについては何か言っておられましたか?」
「具体的な話はしていただけません。ただ、あなたは王太子妃にふさわしくないとおっしゃり、自分の取り巻きを使って、私を孤立させようとしてきました」
ミティ様は話し終えたあと、膝の上で手を握り合わせてうつむいた。
社交場でいつも周りに誰かいたのは、取り巻きだったってこと?
「社交場ではいつも笑顔でいらっしゃいましたよね?」
「……嫌がらせをされていることを、ラックス様に知られたくなかったのです」
「どうしてですか? ミティ様が辛い思いをしていると分かれば、ラックス殿下は動いてくれるはずです」
「恥ずかしいと思ったのと、王妃陛下から、公にすれば家族に危害を加えると脅されたのです」
「……では、イライアス殿下や国王陛下にお話すれば良かったのではないでしょうか」
ラックス殿下に言わずとも、それで解決すると思うのだけど――。
「王城ではラックス様の部屋にいる以外は、何者かに監視されています。イライアス殿下や国王陛下に話をしようとすると、王妃陛下に疑われてしまいます。それに、こんな人物は王太子妃にふさわしくないと、国王陛下から言われるのが怖かったのです」
「……そうでしたか」
王妃陛下の対処については、改めて考えることにして、まずは力になれるかどうか確認してみましょう。
「あの、ミティ様、話を変えてもいいでしょうか」
「なんでしょう」
「ミティ様と友人になれることは、とても光栄なことだと思っています。ただ、今はミティ様にどうしても話せないことがあるのです。それでも、私を友人にしていただけますか?」
ミティ様は不思議そうに目を瞬かせたが、すぐに笑みを浮かべた。
「人に言いたくない秘密があることは、おかしくないことだと思います。いつか知ることになって、教えてくれれば良かったのにと思うことがあるかもしれませんが、本当の友人なら、それが理由で嫌いになることはないと思います」
「一生、話してもらえなくてもいいと思いますか?」
「かまいません。私も自分にとって辛い過去など、話したくないことはありますから」
ミティ様は苦笑して「あくまでも個人的な意見ですし、秘密にする内容にもよるかもしれませんが」と付け加えた。
「ありがとうございます」
ミティ様に深々と頭を下げて、心の中で決意する。
私は私なりのやり方でミティ様を守りましょう。
まずは、イライアス殿下や国王陛下にこのことを伝えたいけれど、ミティ様がここに来たことは、王妃陛下にも伝えられているでしょうから、何らかの動きがあるはず。
それに、私がイライアス殿下と結婚しないように圧力をかけてくるでしょうね。
ミティ様やミティ様の家族に危険が及ばないように配慮しつつ、対処することにしましょうか。
待たせていた応接室の中に入ると、ミティ様は勢いよく立ち上がった。
「連絡も入れずに押しかけてしまい、申し訳ございません。少しでも早くお話がしたいと焦って来てしまいました」
「私も気になっていましたから、気になさらないでくださいませ。わざわざ足を運んでいただき光栄です」
「そう言っていただけると、とてもありがたいです」
ミティ様の向かい側のソファに腰を下ろすと、一緒に入ったパンナが、私の分のお茶とミティ様のお茶を淹れ直して出ていった。
「こちらに来られることは、ラックス殿下には伝えておられるのでしょうか?」
「実は事後報告なんです。今頃、ラックス殿下の耳に入っているのではないかと思います」
しゅんと肩を落とすミティ様を慰める。
「私も思い立ったら吉日というタイプですので、気持ちは理解できます」
「ありがとうございます」
「ですが、これからは私を呼び付けるようにしてくださいね」
命を狙われているのはミティ様だし、私にはベェがいる。
不審な動きがあれば、必ず教えてくれるはず。
「……わかりました」
ミティ様は真剣な表情でうなずいたあと、早速本題に入る。
「ラックス殿下から、イライアス殿下とソラリア様に結婚の話が出ていることはお聞きしました」
「手紙に書いてあった義理の母になる人というのは、王妃陛下という認識でよろしいでしょうか」
「そうです」
「そうおっしゃる理由を教えていただけませんか?」
王妃陛下に何をされたのか、私にはさっぱりわからない。
ミティ様は私を見つめて確認する。
「ラックス様には絶対に話さないと約束していただけますか?」
「ラックス殿下には……ですか?」
話の内容によっては、誰かに伝えたほうがいいこともある。
そう思って尋ねると、ミティ様は眉尻を下げた。
「ラックス様には話すなと言われているだけなのですが、他の王族の方に話す勇気はないんです」
「承知いたしました。とりあえず、ラックス殿下には話さないと約束いたします」
「ありがとうございます」
軽く頭を下げたミティ様は、小さな声で話し始める。
「王妃陛下は私が婚約者に選ばれてからずっと、陰で辞退するように促してきました」
お二人が婚約したきっかけは、ラックス殿下の一目惚れだったと聞いている。
それだけで王太子妃が決まるわけではなく、他の貴族とも話し合いが行われたはず。
「正式決定の前に、王妃陛下は婚約を反対されていたということですか?」
「いいえ。会議では賛成にしていたようです」
「……どうして辞退させようとするのでしょうか。そのことについては何か言っておられましたか?」
「具体的な話はしていただけません。ただ、あなたは王太子妃にふさわしくないとおっしゃり、自分の取り巻きを使って、私を孤立させようとしてきました」
ミティ様は話し終えたあと、膝の上で手を握り合わせてうつむいた。
社交場でいつも周りに誰かいたのは、取り巻きだったってこと?
「社交場ではいつも笑顔でいらっしゃいましたよね?」
「……嫌がらせをされていることを、ラックス様に知られたくなかったのです」
「どうしてですか? ミティ様が辛い思いをしていると分かれば、ラックス殿下は動いてくれるはずです」
「恥ずかしいと思ったのと、王妃陛下から、公にすれば家族に危害を加えると脅されたのです」
「……では、イライアス殿下や国王陛下にお話すれば良かったのではないでしょうか」
ラックス殿下に言わずとも、それで解決すると思うのだけど――。
「王城ではラックス様の部屋にいる以外は、何者かに監視されています。イライアス殿下や国王陛下に話をしようとすると、王妃陛下に疑われてしまいます。それに、こんな人物は王太子妃にふさわしくないと、国王陛下から言われるのが怖かったのです」
「……そうでしたか」
王妃陛下の対処については、改めて考えることにして、まずは力になれるかどうか確認してみましょう。
「あの、ミティ様、話を変えてもいいでしょうか」
「なんでしょう」
「ミティ様と友人になれることは、とても光栄なことだと思っています。ただ、今はミティ様にどうしても話せないことがあるのです。それでも、私を友人にしていただけますか?」
ミティ様は不思議そうに目を瞬かせたが、すぐに笑みを浮かべた。
「人に言いたくない秘密があることは、おかしくないことだと思います。いつか知ることになって、教えてくれれば良かったのにと思うことがあるかもしれませんが、本当の友人なら、それが理由で嫌いになることはないと思います」
「一生、話してもらえなくてもいいと思いますか?」
「かまいません。私も自分にとって辛い過去など、話したくないことはありますから」
ミティ様は苦笑して「あくまでも個人的な意見ですし、秘密にする内容にもよるかもしれませんが」と付け加えた。
「ありがとうございます」
ミティ様に深々と頭を下げて、心の中で決意する。
私は私なりのやり方でミティ様を守りましょう。
まずは、イライアス殿下や国王陛下にこのことを伝えたいけれど、ミティ様がここに来たことは、王妃陛下にも伝えられているでしょうから、何らかの動きがあるはず。
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