25 / 52
22 お姉様よりも賢くて偉いんです
しおりを挟む
まずは駄目元でロード様がお姉様と話をすることになった。
私のほうからお姉様に連絡しても構わないと言ったのだけど、ロード様が気を遣ってくれた形だった。
でも、結局は駄目だった。
ロード様がお姉様と約束を取り付けようとしても、私と会わせてくれないなら会わないと言い張ったのだ。
そうなるのではないだろうかと思っていたこともあり、覚悟を決めていた私は、ロード様と一緒にお姉様と会うことにした。
待ち合わせの場所は、これからお姉様に働いてもらうことになる場所を指定した。
どうして、そんなところで待ち合わせるのかと、お姉様は不思議がった。
でも、最終的に私と会えるのなら何でも良いと言って、その場所まで来てくれることになった。
お姉様と待ち合わせた場所は山奥にある採掘場だ。
これから、お姉様はそこで住み込みで働くことになる。
肉体労働をしてもらうわけではなく、お姉様が誇る武器を遺憾なく発揮してもらうために選ばれた場所だ。
お姉様は誰か1人のものにはならないとも言っていた。
それならお望み通り、みんなのレニス嬢になってもらいましょう。
*****
それから数日後の朝、私とロード様は採掘場の入口でお姉様を待っていた。
「ミレニアァッ!」
目の前に馬車が停まり、降りてきたお姉様は私の顔を見るなり笑顔で駆け寄ってこようとした。
でも、一緒に付いてきてくれていたメルちゃんとロード様が私とお姉様の間に入って動きを止めてくれる。
「そこで止まってくれ」
「ワンワンッ!!」
「ちょ、ちょっとミレニア! このモンスターとモンスターの飼い主をどうにかしてよ! せっかくの再会なのに台無しだわ!」
「お姉様、ロード様は公爵なんです。そのような失礼な発言をするのはやめてください。それから、メルちゃんはロード様の愛犬でお姉様よりも賢くて偉いんですから、モンスターだとか言わないでください」
採掘場は足場が悪いし服が汚れる可能性もあるので、私もロード様もラフな格好で来ていた。
お姉様は何も考えていなかったのか、ピンク色の丈の長いドレスを着ていて、すでにドレスの裾が砂などで汚れていた。
お姉様はそんなことなど気にした様子もなく叫ぶ。
「そんな意地悪なことを言わないでよぉ! わたし、ミレニアに会いたくて、こんな辺鄙な所まで来たのよっ? しかも、ジーギス様たちには行く場所を言うなって言うから、知られないようにするのは本当に大変だったんだから!」
お姉様が採掘場に行くと聞いたら、ジーギス様はともかく、クラッシュ様が止めてくる可能性があったので言わないように指示していた。
だから、そのことを言っているのだと思う。
なぜか体をくねくねさせているお姉様をロード様が呆れた顔で見つめていると、その視線に気が付いたお姉様は、目を輝かせて尋ねる。
「もしかして、ロード様、今までのことを反省して、この採掘場をわたしとミレニアにくれるとかですか!? 思ったよりも優しい人だったんですね!」
「僕が君に対して反省することって、今まで野放しにしていたことくらいしか思い出せないんだけど、他に何があるのかな。それから、採掘場をあげることはできないけど、君の住む家は用意してあるから安心してくれ」
「わたしの住む家って、どういうことです?」
お姉様は右手の人差し指を顎に当てて小首を傾げる。
こういう仕草をすると、ジーギス様なんかは喜ぶんでしょうけれど、ロード様は特に興味はないみたいで眉根を寄せている。
それに気が付いたお姉様が頬を膨らませた。
「まあ、失礼ね! こんなに可愛いわたしの顔を見て眉根を寄せるなんて! 紳士としてなっていませんよっ!」
「……それは悪かった。感情が表に出ないように気を付けるよ」
ロード様が素直に謝ると、大人しくしていたメルちゃんがお姉様に向かって「ウー」とうなり始めた。
「な、何なの!? どうして怒り出すのよ!? これだから、モンスターの考えていることはわからないわ!」
「君が僕をいじめてると思ったんだろう。メルは優しい子だからね」
ロード様がメルちゃんの頭を撫でると、メルちゃんはもう大丈夫だと思ったのか、唸るのをやめて尻尾を左右にゆっくりと振った。
かといって警戒を解いたわけではないようで、お姉様のほうをジッと見つめてはいる。
お姉様はメルちゃんが怖くてしょうがないのか、少しずつ後退りしながら叫ぶ。
「どうしてわたしを見てくるのよ! というか、もう嫌よ! どうして話し合いにモンスターを連れてくるのよ!? 非常識なんじゃない?」
「そうしないと君との会話が長引くと思ったからだよ。僕たちも別に暇なわけじゃない。だから、本題に入らせてもらうよ」
私たちの周りを採掘場の労働者である若い人から老人まで色々な年代の人が歩き回っている。
その人たちは皆、物珍しそうに私たちを見ながら通り過ぎていた。
過酷な労働下に置かれている人たちだからか、白いシャツらしきものの大部分が茶色く汚れていたし、汗のせいでシャツがべったりと背中に張り付いている姿を見て、お姉様は眉間にシワを寄せた。
私のほうからお姉様に連絡しても構わないと言ったのだけど、ロード様が気を遣ってくれた形だった。
でも、結局は駄目だった。
ロード様がお姉様と約束を取り付けようとしても、私と会わせてくれないなら会わないと言い張ったのだ。
そうなるのではないだろうかと思っていたこともあり、覚悟を決めていた私は、ロード様と一緒にお姉様と会うことにした。
待ち合わせの場所は、これからお姉様に働いてもらうことになる場所を指定した。
どうして、そんなところで待ち合わせるのかと、お姉様は不思議がった。
でも、最終的に私と会えるのなら何でも良いと言って、その場所まで来てくれることになった。
お姉様と待ち合わせた場所は山奥にある採掘場だ。
これから、お姉様はそこで住み込みで働くことになる。
肉体労働をしてもらうわけではなく、お姉様が誇る武器を遺憾なく発揮してもらうために選ばれた場所だ。
お姉様は誰か1人のものにはならないとも言っていた。
それならお望み通り、みんなのレニス嬢になってもらいましょう。
*****
それから数日後の朝、私とロード様は採掘場の入口でお姉様を待っていた。
「ミレニアァッ!」
目の前に馬車が停まり、降りてきたお姉様は私の顔を見るなり笑顔で駆け寄ってこようとした。
でも、一緒に付いてきてくれていたメルちゃんとロード様が私とお姉様の間に入って動きを止めてくれる。
「そこで止まってくれ」
「ワンワンッ!!」
「ちょ、ちょっとミレニア! このモンスターとモンスターの飼い主をどうにかしてよ! せっかくの再会なのに台無しだわ!」
「お姉様、ロード様は公爵なんです。そのような失礼な発言をするのはやめてください。それから、メルちゃんはロード様の愛犬でお姉様よりも賢くて偉いんですから、モンスターだとか言わないでください」
採掘場は足場が悪いし服が汚れる可能性もあるので、私もロード様もラフな格好で来ていた。
お姉様は何も考えていなかったのか、ピンク色の丈の長いドレスを着ていて、すでにドレスの裾が砂などで汚れていた。
お姉様はそんなことなど気にした様子もなく叫ぶ。
「そんな意地悪なことを言わないでよぉ! わたし、ミレニアに会いたくて、こんな辺鄙な所まで来たのよっ? しかも、ジーギス様たちには行く場所を言うなって言うから、知られないようにするのは本当に大変だったんだから!」
お姉様が採掘場に行くと聞いたら、ジーギス様はともかく、クラッシュ様が止めてくる可能性があったので言わないように指示していた。
だから、そのことを言っているのだと思う。
なぜか体をくねくねさせているお姉様をロード様が呆れた顔で見つめていると、その視線に気が付いたお姉様は、目を輝かせて尋ねる。
「もしかして、ロード様、今までのことを反省して、この採掘場をわたしとミレニアにくれるとかですか!? 思ったよりも優しい人だったんですね!」
「僕が君に対して反省することって、今まで野放しにしていたことくらいしか思い出せないんだけど、他に何があるのかな。それから、採掘場をあげることはできないけど、君の住む家は用意してあるから安心してくれ」
「わたしの住む家って、どういうことです?」
お姉様は右手の人差し指を顎に当てて小首を傾げる。
こういう仕草をすると、ジーギス様なんかは喜ぶんでしょうけれど、ロード様は特に興味はないみたいで眉根を寄せている。
それに気が付いたお姉様が頬を膨らませた。
「まあ、失礼ね! こんなに可愛いわたしの顔を見て眉根を寄せるなんて! 紳士としてなっていませんよっ!」
「……それは悪かった。感情が表に出ないように気を付けるよ」
ロード様が素直に謝ると、大人しくしていたメルちゃんがお姉様に向かって「ウー」とうなり始めた。
「な、何なの!? どうして怒り出すのよ!? これだから、モンスターの考えていることはわからないわ!」
「君が僕をいじめてると思ったんだろう。メルは優しい子だからね」
ロード様がメルちゃんの頭を撫でると、メルちゃんはもう大丈夫だと思ったのか、唸るのをやめて尻尾を左右にゆっくりと振った。
かといって警戒を解いたわけではないようで、お姉様のほうをジッと見つめてはいる。
お姉様はメルちゃんが怖くてしょうがないのか、少しずつ後退りしながら叫ぶ。
「どうしてわたしを見てくるのよ! というか、もう嫌よ! どうして話し合いにモンスターを連れてくるのよ!? 非常識なんじゃない?」
「そうしないと君との会話が長引くと思ったからだよ。僕たちも別に暇なわけじゃない。だから、本題に入らせてもらうよ」
私たちの周りを採掘場の労働者である若い人から老人まで色々な年代の人が歩き回っている。
その人たちは皆、物珍しそうに私たちを見ながら通り過ぎていた。
過酷な労働下に置かれている人たちだからか、白いシャツらしきものの大部分が茶色く汚れていたし、汗のせいでシャツがべったりと背中に張り付いている姿を見て、お姉様は眉間にシワを寄せた。
669
あなたにおすすめの小説
見るに堪えない顔の存在しない王女として、家族に疎まれ続けていたのに私の幸せを願ってくれる人のおかげで、私は安心して笑顔になれます
珠宮さくら
恋愛
ローザンネ国の島国で生まれたアンネリース・ランメルス。彼女には、双子の片割れがいた。何もかも与えてもらえている片割れと何も与えられることのないアンネリース。
そんなアンネリースを育ててくれた乳母とその娘のおかげでローザンネ国で生きることができた。そうでなければ、彼女はとっくに死んでいた。
そんな時に別の国の王太子の婚約者として留学することになったのだが、その条件は仮面を付けた者だった。
ローザンネ国で仮面を付けた者は、見るに堪えない顔をしている証だが、他所の国では真逆に捉えられていた。
何年も相手にしてくれなかったのに…今更迫られても困ります
Karamimi
恋愛
侯爵令嬢のアンジュは、子供の頃から大好きだった幼馴染のデイビッドに5度目の婚約を申し込むものの、断られてしまう。さすがに5度目という事もあり、父親からも諦める様言われてしまった。
自分でも分かっている、もう潮時なのだと。そんな中父親から、留学の話を持ち掛けられた。環境を変えれば、気持ちも落ち着くのではないかと。
彼のいない場所に行けば、彼を忘れられるかもしれない。でも、王都から出た事のない自分が、誰も知らない異国でうまくやっていけるのか…そんな不安から、返事をする事が出来なかった。
そんな中、侯爵令嬢のラミネスから、自分とデイビッドは愛し合っている。彼が騎士団長になる事が決まった暁には、自分と婚約をする事が決まっていると聞かされたのだ。
大きなショックを受けたアンジュは、ついに留学をする事を決意。専属メイドのカリアを連れ、1人留学の先のミラージュ王国に向かったのだが…
謹んで、婚約破棄をお受けいたします。
パリパリかぷちーの
恋愛
きつい目つきと素直でない性格から『悪役令嬢』と噂される公爵令嬢マーブル。彼女は、王太子ジュリアンの婚約者であったが、王子の新たな恋人である男爵令嬢クララの策略により、夜会の場で大勢の貴族たちの前で婚約を破棄されてしまう。
婚約破棄された地味伯爵令嬢は、隠れ錬金術師でした~追放された辺境でスローライフを始めたら、隣国の冷徹魔導公爵に溺愛されて最強です~
ふわふわ
恋愛
地味で目立たない伯爵令嬢・エルカミーノは、王太子カイロンとの政略婚約を強いられていた。
しかし、転生聖女ソルスティスに心を奪われたカイロンは、公開の舞踏会で婚約破棄を宣言。「地味でお前は不要!」と嘲笑う。
周囲から「悪役令嬢」の烙印を押され、辺境追放を言い渡されたエルカミーノ。
だが内心では「やったー! これで自由!」と大喜び。
実は彼女は前世の記憶を持つ天才錬金術師で、希少素材ゼロで最強ポーションを作れるチート級の才能を隠していたのだ。
追放先の辺境で、忠実なメイド・セシルと共に薬草園を開き、のんびりスローライフを始めるエルカミーノ。
作ったポーションが村人を救い、次第に評判が広がっていく。
そんな中、隣国から視察に来た冷徹で美麗な魔導公爵・ラクティスが、エルカミーノの才能に一目惚れ(?)。
「君の錬金術は国宝級だ。僕の国へ来ないか?」とスカウトし、腹黒ながらエルカミーノにだけ甘々溺愛モード全開に!
一方、王都ではソルスティスの聖魔法が効かず魔瘴病が流行。
エルカミーノのポーションなしでは国が危機に陥り、カイロンとソルスティスは後悔の渦へ……。
公開土下座、聖女の暴走と転生者バレ、国際的な陰謀……
さまざまな試練をラクティスの守護と溺愛で乗り越え、エルカミーノは大陸の救済者となり、幸せな結婚へ!
**婚約破棄ざまぁ×隠れチート錬金術×辺境スローライフ×冷徹公爵の甘々溺愛**
胸キュン&スカッと満載の異世界ファンタジー、全32話完結!
復縁は絶対に受け入れません ~婚約破棄された有能令嬢は、幸せな日々を満喫しています~
水空 葵
恋愛
伯爵令嬢のクラリスは、婚約者のネイサンを支えるため、幼い頃から血の滲むような努力を重ねてきた。社交はもちろん、本来ならしなくても良い執務の補佐まで。
ネイサンは跡継ぎとして期待されているが、そこには必ずと言っていいほどクラリスの尽力があった。
しかし、クラリスはネイサンから婚約破棄を告げられてしまう。
彼の隣には妹エリノアが寄り添っていて、潔く離縁した方が良いと思える状況だった。
「俺は真実の愛を見つけた。だから邪魔しないで欲しい」
「分かりました。二度と貴方には関わりません」
何もかもを諦めて自由になったクラリスは、その時間を満喫することにする。
そんな中、彼女を見つめる者が居て――
◇5/2 HOTランキング1位になりました。お読みいただきありがとうございます。
※他サイトでも連載しています
辺境の侯爵令嬢、婚約破棄された夜に最強薬師スキルでざまぁします。
コテット
恋愛
侯爵令嬢リーナは、王子からの婚約破棄と義妹の策略により、社交界での地位も誇りも奪われた。
だが、彼女には誰も知らない“前世の記憶”がある。現代薬剤師として培った知識と、辺境で拾った“魔草”の力。
それらを駆使して、貴族社会の裏を暴き、裏切った者たちに“真実の薬”を処方する。
ざまぁの宴の先に待つのは、異国の王子との出会い、平穏な薬草庵の日々、そして新たな愛。
これは、捨てられた令嬢が世界を変える、痛快で甘くてスカッとする逆転恋愛譚。
真面目くさった女はいらないと婚約破棄された伯爵令嬢ですが、王太子様に求婚されました。実はかわいい彼の溺愛っぷりに困っています
綾森れん
恋愛
「リラ・プリマヴェーラ、お前と交わした婚約を破棄させてもらう!」
公爵家主催の夜会にて、リラ・プリマヴェーラ伯爵令嬢はグイード・ブライデン公爵令息から言い渡された。
「お前のような真面目くさった女はいらない!」
ギャンブルに財産を賭ける婚約者の姿に公爵家の将来を憂いたリラは、彼をいさめたのだが逆恨みされて婚約破棄されてしまったのだ。
リラとグイードの婚約は政略結婚であり、そこに愛はなかった。リラは今でも7歳のころ茶会で出会ったアルベルト王子の優しさと可愛らしさを覚えていた。しかしアルベルト王子はそのすぐあとに、毒殺されてしまった。
夜会で恥をさらし、居場所を失った彼女を救ったのは、美しい青年歌手アルカンジェロだった。
心優しいアルカンジェロに惹かれていくリラだが、彼は高い声を保つため、少年時代に残酷な手術を受けた「カストラート(去勢歌手)」と呼ばれる存在。教会は、子孫を残せない彼らに結婚を禁じていた。
禁断の恋に悩むリラのもとへ、父親が新たな婚約話をもってくる。相手の男性は親子ほども歳の離れた下級貴族で子だくさん。数年前に妻を亡くし、後妻に入ってくれる女性を探しているという、悪い条件の相手だった。
望まぬ婚姻を強いられ未来に希望を持てなくなったリラは、アルカンジェロと二人、教会の勢力が及ばない国外へ逃げ出す計画を立てる。
仮面舞踏会の夜、二人の愛は通じ合い、結ばれる。だがアルカンジェロが自身の秘密を打ち明けた。彼の正体は歌手などではなく、十年前に毒殺されたはずのアルベルト王子その人だった。
しかし再び、王権転覆を狙う暗殺者が迫りくる。
これは、愛し合うリラとアルベルト王子が二人で幸せをつかむまでの物語である。
【第一章完結】相手を間違えたと言われても困りますわ。返品・交換不可とさせて頂きます
との
恋愛
「結婚おめでとう」 婚約者と義妹に、笑顔で手を振るリディア。
(さて、さっさと逃げ出すわよ)
公爵夫人になりたかったらしい義妹が、代わりに結婚してくれたのはリディアにとっては嬉しい誤算だった。
リディアは自分が立ち上げた商会ごと逃げ出し、新しい商売を立ち上げようと張り切ります。
どこへ行っても何かしらやらかしてしまうリディアのお陰で、秘書のセオ達と侍女のマーサはハラハラしまくり。
結婚を申し込まれても・・
「困った事になったわね。在地剰余の話、しにくくなっちゃった」
「「はあ? そこ?」」
ーーーーーー
設定かなりゆるゆる?
第一章完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる