『女の子になりたいクリニック♡ ―佐伯美香の変身カルテ―』

風間玲央

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第四十話:斎藤拓真、シンガーソングライター“紗月”に生まれ変わる♡

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第四十話:斎藤拓真、シンガーソングライター“紗月”に生まれ変わる♡

──♡──
「……その声。響かせるより、“女の子として歌いたい”って願っているのね♡」

夜のクリニック、カウンセリングルーム。
ギターケースを抱えた青年を前に、白衣の女医・佐伯美香はやわらかく微笑んだ。

(……音楽に真剣な子ほど、自分の本当の想いを隠してしまう。
 男の声じゃなく、女の声で愛を歌いたい。
 その願いに気づいてしまったら、もう止められないのよ♡)

拓真は視線を落とし、手のひらを震わせていた。
「……ずっと……もし女の子だったら……歌も、きっと違う響きになると思ってて。
 ライブのステージで、“女の子の私”として歌いたいんです」

「大丈夫よ。あなたの夢は、この場所で必ず叶うわ」

──♡──
【ターゲットデータ】

・名前:斎藤 拓真(さいとう・たくま)・24歳
・職業:大学卒業後、シンガーソングライター志望
・特徴:曲作りは得意だが、人前では声が硬い
・願望:女の子の声で歌いたい/ワンピース姿で観客を魅了したい

──♡──
【性転換処置:ヴォイス&ステージ特化フェム手術】

「拓真さん──その声も身体も、女の子の“響き”に整えてあげる」

処置台に横たわった瞬間、淡い紫とシルバーの光が全身を包み込む。
喉の奥から胸にかけて震えが広がり、声帯がきらめくように変わっていく。
試しに吐息を零した瞬間──透きとおるソプラノが耳に響いた。

「……っ……これ……私の声……?」

胸元がじわじわと熱を帯び、ふくらみが膨らんでいく。
丸みを描く谷間が生まれ、呼吸に合わせてやさしく上下する。
腰はきゅっと細くなり、下腹部からお尻へ大きなカーブを描いた。
筋肉質だったヒップは女性らしい張りを宿し、ステージ衣装を映えさせる“揺れ”をまとっていく。
脚線もすらりと伸び、太腿からふくらはぎにかけてしなやかな曲線が完成した。

「ふふ……もう聞こえるわ。“歌う女の鼓動”が♡」

バシュウゥゥゥゥン!!

光が収束したとき、そこにいたのは──
胸を押さえ、女の声で小さく歌を口ずさむ少女。
大きな瞳は潤み、震える唇から甘い吐息が零れた。

「……わたし……本当に……女の子に……♡」

──♡──
【下着の儀式】

美香が差し出したのは、ステージ映えする黒レースのブラとショーツ。
ブラは胸をしっかり持ち上げ、ショーツは腰から太腿を美しく見せるデザイン。

「歌う女の子はね、下着から自信をまとうのよ♡」

ブラをつければ、胸の丸みが柔らかく支えられ、呼吸に合わせて小さく弾んだ。
ショーツを履くと、お尻の丸みがぴたりと収まり、腰のくびれがさらに際立つ。
立ち上がって声を出すと、下着に包まれた身体が響きごと揺れ、女であることを強く感じさせた。

「……下着だけで……歌声まで変わった気がする……♡」

──♡──
【髪型を整える】

美香がブラシを通すと、黒髪は艶を増し、ステージ映えするロングヘアに。
毛先は軽くウェーブし、ライトを浴びたときにきらめくように仕上げられた。

「この髪なら、スポットライトの下で一番輝くわ♡」

鏡の中で髪を揺らすと、頬が熱く染まり、胸の奥から旋律が溢れそうになる。

──♡──
【洋服を着る】

渡されたのは、ステージドレス。
黒地に赤い薔薇の刺繍が施されたワンピースで、胸元は上品に開き、裾は軽やかに揺れる。

「この衣装に袖を通して、新しい歌を届けなさい♡」

ワンピースを纏えば、胸の膨らみがふんわりと布を押し上げ、腰からお尻へ曲線が浮かんだ。
マイクを持って軽く歌えば、布越しに身体全体が共鳴し、女の声と姿がひとつに調和した。

「……夢でしか想像できなかった私が……いま歌ってる……♡」

──♡──
【命名セレモニー】

美香は胸元に小さな薔薇のブローチをつけながら、やさしく囁いた。

「今日から、あなたの名前は“紗月(さつき)”。
 月の光のように歌を照らし、人の心に花を咲かせる女の子よ♡」

「……紗月……わたし……女のシンガーとして歌えるんだ……♡」

──♡──
【そして──数日後】

小さなライブハウスのステージ。
スポットライトの光を浴び、紗月は黒いドレスに身を包んで立っていた。
手にはお気に入りのアコースティックギター。客席を見渡すと、緊張で胸が高鳴る。

「……みなさん、こんばんは。初めて歌わせてもらいます……紗月です」

透きとおる声がマイクに乗り、会場の空気がふわりと変わった。
一音目を爪弾いた瞬間、胸が布越しに揺れ、ドレスの裾が舞った。
その響きに観客は息を呑み、彼女を“ひとりの女性シンガー”として見つめていた。

歌うたび、胸の奥が熱く震える。
かつて拓真としては届かなかった旋律が、今は女の声で柔らかく観客に降り注いでいく。
「……こんな歌い方、私にできるんだ……」
心の中で驚きながらも、紗月は笑顔を浮かべて歌い続けた。

演奏が終わった瞬間、拍手が会場を満たした。
その中で、一番前に座っていた青年が立ち上がり、大きく手を叩いていた。

ライブ後、楽屋に戻ると、その青年が花束を持って現れた。
「すごく……よかったです。声も、曲も。僕、ファンになりました」
その笑顔に胸が跳ね、頬が熱くなる。
初めて“女のシンガー”として認められ、さらに“ひとりの女の子”として見つめられた瞬間だった。

「……ありがとう……♡」

──♡──
【後日談】

紗月は今、“期待の新人シンガーソングライター” としてライブハウスで名を広めている。
恋人となったあの青年は、毎回欠かさず客席で見守り、ステージ後には必ず花を渡してくれる。

デートのとき、彼が「次の曲、俺のために歌ってほしい」と照れながら言うと、
紗月は胸に手を当てて小さく頷いた。
「うん……女の子になったからこそ、あなたに届けられる歌があるの……♡」

彼の腕に寄り添いながら歩く夜道。
胸もお尻も、恋をするたびに「女でよかった」と響いてくる。
そしてその笑顔は、観客にとっても、恋人にとっても、忘れられない音楽になっていた。

──♡──
「……女の子になって、本当に……よかった……♡」

──♡──
読んでくれてありがとう♡
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次に変わるのは……あなたかもしれない♡
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