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『第三話・4:水着の聖女、恥辱と祈りの門前』
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がたんっ。
また、馬車が揺れる。
「ひゃっ……あ……っ♡」
小さな悲鳴が、熱を含んだ空気に溶けた。
揺れに合わせて跳ねる胸。
ビキニの布がわずかにずれ、ワン太も連動してぽよんと弾む。
視界は、谷間と天井のあいだを強制ループ。
(重力プレイの拷問コース!? ぬいぐるみに性感ないって何度言わせんだ!!)
昼の光が差しているのに、馬車の中は息を詰めたように熱かった。
リリアの汗が首筋をつたい、ぬいぐるみの綿の奥へと静かに染みていく。
それはまるで、彼女の体温ごと心が流れ込んでくるようだった。
(……ん? 待てよ……?)
(このまま何もしなかったら──教会まで“羞恥MAXルート”一直線じゃねぇか!?)
胸の奥で、何かが小さく弾けた。
俺は、勇者だったはずだ。
守るべき女の子が、今まさに羞恥のど真ん中で震えている。
それなのに──。
(なにしてんだよ、俺……! 心までぬいぐるみにされてどうする!!)
(剣も、力も、言葉さえ──全部置いてきちまったのか……?)
リリアの膝の上で、ワン太は無力なまま天を仰いだ。
それは、綿しか詰まっていない身体で捧げる、精いっぱいの祈りだった。
──その祈りが届くより早く、馬車は神殿都市《エル=セイラム》の門前にたどり着いていた。
砂塵を巻き上げながら、車輪が最後の一度きりの軋みを残して止まる。
リリアは、胸元にワン太を抱きしめたまま──まだ乾ききらない涙と羞恥をまといながら、ゆっくりと外へ降り立った。
焦げた陽光が肌に刺さり、布よりも薄いビキニが、風のなかで震えた。
その瞬間。
「……ひっ……」
空気が、ざらりと肌を撫でた。
世界の音が、半拍だけ遅れて押し寄せる。
人々のざわめき、視線、好奇と侮蔑と笑い。
鎧をまとった兵士の冷ややかな眼差し。
商人の口元には、薄く歪んだ笑み。
子どもたちの指差す声が、水面に落ちた小石のように波紋を広げていく。
リリアの喉がひゅっと鳴り、言葉が出なかった。
「見て、あの人!」
「え、あんな格好で!?」「娼婦?」「いや、勇者様じゃ……?」
まだ距離はあるはずなのに、
ざわめきが熱を含んだ風となって、肌を撫で抜ける。
音が空気を揺らし、空気が圧へと変わり、
その見えない波が、罰のようにリリアの体をなぞっていった。
胸の奥で何かがぎゅっと縮み、呼吸が乱れる。
「……んっ…… もう……やだ……はずかしすぎる……っ」
逃げ場は、どこにもなかった。
焼けつく陽射しの中、布の下の肌だけが、誰にも見せられない震えを抱いていた。
「なにあれ、あんな格好で……」
「え、昼間からビキニ? まさか……」
子ども「ママー! あのお姉ちゃん泳ぐの!?」
母親「しっ、見ちゃだめ!」
老婆は胸の前でクロスを切り、
「神よ……あの娘にせめて一枚の布を……!」と真剣に祈る。
露天商が半泣きで声を張り上げる。
「お、お嬢ちゃん! その布面積で鍛冶屋通り歩いたら即死だぞ! 今ならタオル半額だ!」
隣の絵師はすでにスケッチ帳を広げ、
「これは売れる!」と目を爛々と輝かせながら鉛筆を走らせる。
若者たちは口笛を吹き、
「うおーっ! 真昼の女神の降臨だ!」と大げさに叫んだ。
綿菓子売りは、
「はいはいお立ち会い! 聖女の綿雲セット~! 罪より白く、恥より甘い!」
と大声を上げる。
その声が合図のように、街全体が笑いと喧噪でひとつに混じった。
白い綿雲が風に舞い、歓声とともにリリアの視界を白く染めていく。
門番の衛兵は顔を真っ赤にして、
「え、ええと……入市税を……その……」としどろもどろ。
慌てて落とした書類に、インク壺の黒が花弁のように広がっていった。
街に入る手続きの間、リリアは胸元のワン太をずっと抱きしめていた。
(……大丈夫か? リリア……)
(俺が動けたら、あんな視線なんか全部、跳ね返してやるのに──)
けれど、身体は綿の檻に閉じ込められたまま。
動くことも、喋ることもできない。
それでも、その体温だけは──彼女の震える鼓動に、静かに寄り添っていた。
言葉よりも確かなものとして、二人の胸に残っていた。
そしてようやく、入市の許可が下りた。
二人は、光の溢れる街の奥へと歩き出す。
背中に突き刺さる無数の視線。
石畳を打つ足音が、まるで嘲笑のリズムみたいに響く。
──羞恥のパレードは、まだ終わらない。
それでもリリアは、一歩ずつ前へ進んだ。
誰も助けてくれなくても、自分だけは逃げたくなかった。
胸の奥で、勇者の鼓動がかすかに灯をともす。
焼けた石畳の上を、裸足のような心で踏みしめながら。
彼女を責めなかったのは、吹き抜ける風だけだった。
──その風の中で、ワン太はただ黙って彼女を見つめていた。
(……もう無理……この子、精神ゲージゼロだぞ……)
(なぁ神様ァ!! 今すぐパッチ当ててくれ!!)
(運営!! 絶対見てんだろ!! “服装リセット”とかあるだろ!?)
(……頼むよ、神様。あの子の心、壊れないようにしてくれ……)
リリアは息を詰めたまま、ただ空を見上げた。
白い塔が陽を反射してまぶしく光り、遠くの鐘の音が風に混じって届く。
胸の奥では、まだ何かが燃えているのに──
顔の表情だけが、時間から取り残されたように動かなかった。
笑うことも、泣くこともできない。
ただ、目の前の光を見上げるしかなかった。
“救いの都”に辿り着いたはずなのに、
その門前こそが、もっとも残酷な舞台だった。
それでも──胸の奥の鼓動だけは、まだ止まっていなかった。
風が、祈りのように髪を揺らした。
また、馬車が揺れる。
「ひゃっ……あ……っ♡」
小さな悲鳴が、熱を含んだ空気に溶けた。
揺れに合わせて跳ねる胸。
ビキニの布がわずかにずれ、ワン太も連動してぽよんと弾む。
視界は、谷間と天井のあいだを強制ループ。
(重力プレイの拷問コース!? ぬいぐるみに性感ないって何度言わせんだ!!)
昼の光が差しているのに、馬車の中は息を詰めたように熱かった。
リリアの汗が首筋をつたい、ぬいぐるみの綿の奥へと静かに染みていく。
それはまるで、彼女の体温ごと心が流れ込んでくるようだった。
(……ん? 待てよ……?)
(このまま何もしなかったら──教会まで“羞恥MAXルート”一直線じゃねぇか!?)
胸の奥で、何かが小さく弾けた。
俺は、勇者だったはずだ。
守るべき女の子が、今まさに羞恥のど真ん中で震えている。
それなのに──。
(なにしてんだよ、俺……! 心までぬいぐるみにされてどうする!!)
(剣も、力も、言葉さえ──全部置いてきちまったのか……?)
リリアの膝の上で、ワン太は無力なまま天を仰いだ。
それは、綿しか詰まっていない身体で捧げる、精いっぱいの祈りだった。
──その祈りが届くより早く、馬車は神殿都市《エル=セイラム》の門前にたどり着いていた。
砂塵を巻き上げながら、車輪が最後の一度きりの軋みを残して止まる。
リリアは、胸元にワン太を抱きしめたまま──まだ乾ききらない涙と羞恥をまといながら、ゆっくりと外へ降り立った。
焦げた陽光が肌に刺さり、布よりも薄いビキニが、風のなかで震えた。
その瞬間。
「……ひっ……」
空気が、ざらりと肌を撫でた。
世界の音が、半拍だけ遅れて押し寄せる。
人々のざわめき、視線、好奇と侮蔑と笑い。
鎧をまとった兵士の冷ややかな眼差し。
商人の口元には、薄く歪んだ笑み。
子どもたちの指差す声が、水面に落ちた小石のように波紋を広げていく。
リリアの喉がひゅっと鳴り、言葉が出なかった。
「見て、あの人!」
「え、あんな格好で!?」「娼婦?」「いや、勇者様じゃ……?」
まだ距離はあるはずなのに、
ざわめきが熱を含んだ風となって、肌を撫で抜ける。
音が空気を揺らし、空気が圧へと変わり、
その見えない波が、罰のようにリリアの体をなぞっていった。
胸の奥で何かがぎゅっと縮み、呼吸が乱れる。
「……んっ…… もう……やだ……はずかしすぎる……っ」
逃げ場は、どこにもなかった。
焼けつく陽射しの中、布の下の肌だけが、誰にも見せられない震えを抱いていた。
「なにあれ、あんな格好で……」
「え、昼間からビキニ? まさか……」
子ども「ママー! あのお姉ちゃん泳ぐの!?」
母親「しっ、見ちゃだめ!」
老婆は胸の前でクロスを切り、
「神よ……あの娘にせめて一枚の布を……!」と真剣に祈る。
露天商が半泣きで声を張り上げる。
「お、お嬢ちゃん! その布面積で鍛冶屋通り歩いたら即死だぞ! 今ならタオル半額だ!」
隣の絵師はすでにスケッチ帳を広げ、
「これは売れる!」と目を爛々と輝かせながら鉛筆を走らせる。
若者たちは口笛を吹き、
「うおーっ! 真昼の女神の降臨だ!」と大げさに叫んだ。
綿菓子売りは、
「はいはいお立ち会い! 聖女の綿雲セット~! 罪より白く、恥より甘い!」
と大声を上げる。
その声が合図のように、街全体が笑いと喧噪でひとつに混じった。
白い綿雲が風に舞い、歓声とともにリリアの視界を白く染めていく。
門番の衛兵は顔を真っ赤にして、
「え、ええと……入市税を……その……」としどろもどろ。
慌てて落とした書類に、インク壺の黒が花弁のように広がっていった。
街に入る手続きの間、リリアは胸元のワン太をずっと抱きしめていた。
(……大丈夫か? リリア……)
(俺が動けたら、あんな視線なんか全部、跳ね返してやるのに──)
けれど、身体は綿の檻に閉じ込められたまま。
動くことも、喋ることもできない。
それでも、その体温だけは──彼女の震える鼓動に、静かに寄り添っていた。
言葉よりも確かなものとして、二人の胸に残っていた。
そしてようやく、入市の許可が下りた。
二人は、光の溢れる街の奥へと歩き出す。
背中に突き刺さる無数の視線。
石畳を打つ足音が、まるで嘲笑のリズムみたいに響く。
──羞恥のパレードは、まだ終わらない。
それでもリリアは、一歩ずつ前へ進んだ。
誰も助けてくれなくても、自分だけは逃げたくなかった。
胸の奥で、勇者の鼓動がかすかに灯をともす。
焼けた石畳の上を、裸足のような心で踏みしめながら。
彼女を責めなかったのは、吹き抜ける風だけだった。
──その風の中で、ワン太はただ黙って彼女を見つめていた。
(……もう無理……この子、精神ゲージゼロだぞ……)
(なぁ神様ァ!! 今すぐパッチ当ててくれ!!)
(運営!! 絶対見てんだろ!! “服装リセット”とかあるだろ!?)
(……頼むよ、神様。あの子の心、壊れないようにしてくれ……)
リリアは息を詰めたまま、ただ空を見上げた。
白い塔が陽を反射してまぶしく光り、遠くの鐘の音が風に混じって届く。
胸の奥では、まだ何かが燃えているのに──
顔の表情だけが、時間から取り残されたように動かなかった。
笑うことも、泣くこともできない。
ただ、目の前の光を見上げるしかなかった。
“救いの都”に辿り着いたはずなのに、
その門前こそが、もっとも残酷な舞台だった。
それでも──胸の奥の鼓動だけは、まだ止まっていなかった。
風が、祈りのように髪を揺らした。
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