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夏季休暇 〜下手な考え休むに似たり〜
しおりを挟むそんなこんながあったけど、なんとかミーヤが待つ屋敷に帰ってきました。ちなみに、カーミラ様の事については、ジルベルト様の元に着いたシルヴァが報告という名の愚痴を言っているのを聞いて、大体は理解した。
まぁなんていうか、ぶっちゃけ欲望丸出しってヤツっぽい。
一応、王太子妃の護衛隊の編成は前々から計画が進んでいて、王太子殿下や他の王族とのバランスを見て、剣術に秀でた者や優秀な文官など、王太子妃との相性を見つつ人数を増やしているところらしい。
ただ、どうしても魔法使いで相性の良い人材がいなかったらしく、今のところ国の国に仕える魔法使いが当番を組んで行っているらしい。言うまでもなく筆頭であるジルベルト様はそのローテーションには入っていないし、学生であり実は精霊だったりするシルヴァももちろん入っていない。
カーミラ様はそれが気に食わないのだろう。
まぁ、さっきのあの護衛の顔面偏差値を見れば、カーミラ様が面食いであることは間違いなさそうだし……どこかでシルヴァを見かけ、所属を調べたのだろう。
そして、所属を突き止めた時に考えたのだろう……『筆頭魔法使いの助手ならきっと強いはず!見目もいいなら一石二鳥』なんて。
あくまでも私が脳内でカーミラ様を動かしているだけなのでほぼ予想だけど、多分大きく外れてはいないはず。
でも、それがもし本当ならちょっと不味いんじゃないか?
なんて……。
帰宅してとりあえず挨拶をして、部屋に荷物を片付けに。ほとんどの荷物は空間魔法で作った倉庫に置いてあるので、必要最低限を出して一休み。
ちなみに、ミーヤと義弟くんはお昼寝中らしい。子育ては自分の手でやりたいと言っていたミーヤの子育ては上手くいっているらしく、義弟くんもスクスクと元気にそだっているらしい。
『男の娘』になっていないことを祈ってはいるが、個人の性癖だけはなんとも言えない。
前世知識からすると、ああいうのは病気とかではないし、先ほど性癖と言ったけれど、本当は性癖とも違う。だからきっと周囲が言い聞かせてもどうにもならない。
なら……どうしたらいいのか。
しばらく考えるも妙案は浮かばず……気がついたらソファでうたた寝してしまっていました。
はぁ……やっぱり家が一番落ち着くよね~
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