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第133話 食事
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「ぐ……ぬ……」
斬り落とされた腕をもう片方の腕で押さえながら、ナンタイが呻く。
「確かに貴様は強い。だが……この程度で勝った気になってもらっては困るな」
痛みに顔をしかめてはいるものの、目の光はまだ失われていない。
ハッタリをカマしている、というわけではないようだ。
ならば、こちらも迎え撃つまでだ。
「利き腕を切り落とされたというのに、ずいぶんと余裕の態度だな」
「フン……この程度、どうということもない」
脂汗を浮かべながら、ナンタイは懐から短刀を取り出す。
それから、手を大きく振りかぶると――反対側の切断された手首に突き刺した。
「ぐぁ……ぐぬぅ」
流石に激痛だったのか、ナンタイの顔がさらに苦悶に歪む。
「おい、まさか――」
気でも触れたのか――と言いかけて、言葉を飲み込んだ。
そういえば、どこかの誰かさんも俺に追い詰められたときに同じようなことをしていた気がする。
ということは……!
「ぐあああぁぁっ!」
ナンタイの絶叫が霊廟に響き渡る。
それと同時だった。
刃を突き刺した場所から肉が盛り上がり、たちまち手首が元通りになってしまったのだ。
それと同時に、役目を終えた短刀がバキン、と砕け散った。
やはり魔剣の類いだったようだ。
もっと、その効果は一度限りのようだが。
「はあ、はあ……ぐぬぅ……。何度試しても、この痛みには慣れることができぬ。このような真似、軽々と成すのはあの狂人だけだ」
狂人とは、すなわちコウガイのことだろう。
まあ、その件に関しては俺も否定しない。
喜々として腹に太刀を突き刺し魔物に変化するなんて、例えそれが元嫁さんが変化した魔剣だったとしても……狂気の沙汰以外の何物でもないからな。
「クク……だが、これでまだ戦える。次は、先ほどのようにはいかぬぞ。俺の仕事を邪魔をした罪は、その身と魂をもって償わせてやる」
すぐ側に落ちていた太刀を拾い、ナンタイが凄絶な笑みを浮かべる。
凄まじい剣気だ。
周囲の大気が揺らいで見える。
ゆらりと構えたその姿は、一分の隙もない。
……なるほど。
ここからが本気の本気というわけか。
確かに、さきほどのように簡単にはいかなそうな雰囲気だ。
だが。
「できるものなら、やってみろ」
そう吐き捨て、俺は短剣を構え直す。
当然こちらも負けてやるつもりは毛頭ない。
こっちも全力でいくとするか……!
先手必勝。
一気にたたみかけようと、全身に力を込めた――そのとき。
「だがその前に……腹が減った。食事が必要だ」
そう言うなり、太刀を構えたままのナンタイが、フッとかき消えた。
……来る! ……いや、来ない!?
てっきり死角から攻撃が来ると読んでいたのだが、いくら待っても攻撃がやってこない。それ以前に、周囲にナンタイの姿が見えない。
まさか……逃げたのか?
あれだけの啖呵を切った上で……?
「おい待てコラ! どこだナンタイ!」
あわてて気配を探る。
だが、気配そのものは霊廟から消えていない。
隠れているのか?
クソ、どこだ?
霊廟奥の隠し部屋か?
それとも、やっぱり死角からの不意打ちに掛けたのか?
「きゃっ!? ちょ、ちょっとぉ、ナンタイ!? 一体どういうつもりぃ?」
声は、横で聞こえた。
「フン。食事だといっただろう。ミーナ、貴様の遊び時間は終わりだ。退屈しのぎにはなったであろう?」
ナンタイはヴィルヘルミーナのもとにいた。
というか、どういうつもりか、パレルモとヴィルヘルミーナの戦闘に割り込んだ上、ヴィルヘルミーナを両手を掴み押さえ込んでいるのだ。
「な、なんのことぉ? というか、離してよぉ! あの女を殺せないわぁ!」
ジタバタと足掻くヴィルヘルミーナ。
だが力の差は歴然のようだ。
ナンタイはビクともしない。
「言ったろう、遊びは終わりだと」
「ちょっ……!? んむっ!?」
そして――
こともあろうか、ナンタイがヴィルヘルミーナに口づけをしたのだ。
「ちょ、ちょちょちょ、ちょっとー? まだ戦いのとちゅうなんですけど―?」
パレルモが顔を真っ赤にして、慌てだした。
さすがに戦闘中だから顔を両手で覆ったりはしていないが、一体何やってんだ。
まあ、面食らうのはよく分かるが……絶好の攻撃チャンスだぞ。
「んん……!? ん……んんん―――――」
あまりに唐突だったせいか目を白黒させて抵抗するヴィルヘルミーナ。
だが、すぐに目がとろんとなり――白目を剥いた。
ナンタイを引き剥がそうと突っ張っていた手の力が抜け、だらりと垂れ下がる。
……いやまて。
どうも様子がおかしい。
なぜこのタイミングでキスなんてしたのか?
そういえば、ナンタイは『食事が必要だ』と言っていた。
俺の想像が正しければ、それが意味するところは……
「おいパレルモ、今すぐあいつらを攻撃しろ!」
嫌な予感が全身を駆け巡る。
俺の予想が正しければ、これは男女の営みなんかじゃない。
「えっ!? でも、だって――」
俺と二人を交互に見て、戸惑った様子を見せるパレルモ。
「いいからやるんだ! 今なら間に合うかもしれん!」
「も、もう! 知らないよー!? ……へあっ!」
不可視の刃が、パレルモの尽きだした両手から射出される。
刃は音もなくナンタイとヴィルヘルミーナに迫り――
――バギン!
硬い何かが、砕け散る音が響いた。
「うわっ!?」
「ひゃあっ!?」
あまりに大きな音だったせいか、耳の奥がキーンと痛む。
一体何が起こった?
ナンタイとヴィルヘルミーナは無事だった。
傷一つない。
――いや、違う。
ヴィルヘルミーナは――『ねね』さんの身体は床に倒れたまま、ぐったりとしていた。動く気配はない。
「ふうぅぅむ。流石は、ミーナだ」
ナンタイはそれを睥睨したあと、大仰な仕草で口元を拭った。
「技を極めた後に、最高の魔剣にしてやろうと考えていたが……やむを得んとはいえ、魔王の巫女とやらの魂がこれほどまでに美味だとは思いもよらなかったぞ」
手に持った太刀を、ぬるりと構え直す。
太刀からは、凄まじい量の瘴気が溢れ出している。
いや、太刀だけじゃない。
ナンタイの身体から、どす黒い瘴気が溢れ出ていた。
それが、ナンタイを取り巻く空間ごとじくじくと蝕んでいる。
なるほど。
パレルモの魔術を無効化したのはこの力のおかげか。
見たことのない魔術だが……生身で触れたら一体どうなってしまうのかは、想像に難くない。
「ふむううぅん。身体の奥からどんどんと力が湧き出てくるぞ。これは……魔力か? それとも瘴気なのか? ……いや待て。こんな力、知らぬぞ」
恍惚とした表情だったナンタイが、ピタリと動きをとめる。
それから、ガタガタと身体を震わせ出す。
「お、おい?」
「ぐっ……制御しきれぬ……なんだこれは……っ! か、身体が熱い……臓腑が灼けそうだ……! ぐ、ぐわあああああああぁぁっ!」
カシャン、と太刀を取り落とし、胸を掻き毟り出すナンタイ。
まるで毒でも盛られたかのような苦しみ様だ。
まあ、ヴィルヘルミーナの魂が猛毒だったというのなら、さもありなん、といったところではあるのだが……それを考えるのは後回しだ。
ナンタイが苦しみ出したのと同時に、瘴気が浸蝕する範囲が急激に広がりだしたからだ。
「パレルモ、早くこっちへ来い! 撤退だ!」
「う、うん!」
俺のただならぬ雰囲気を感じ取ったのか、パレルモはすぐさま《どあ》で転移しようとして……
ガシャン!
彼女の創り出した亜空間の門が、ガラスのごとく砕け散った。
「ひゃわっ!?」
「おいパレルモ、無事かっ?」
尻餅をついてしまったパレルモの元に、仕方なく俺が駆け寄る。
「だ、だいじょーぶ! でも、《どあ》が……」
視認できないものの、すでに霊廟全体が瘴気に浸蝕されつつあるようだ。
今のところ俺やパレルモの居る場所は瘴気が薄いせいか身体に変調は感じられないが……あまり長居をすべきではないだろう。
「立てるか?」
「だ、だいじょーぶ」
「よし、一気に地上まで走るぞ」
「あ、あいさー!」
パレルモは立ち上がると、自分を鼓舞するかのように香ばしいポーズを取り、俺の後について駆け出した。
「い、痛い、痛いっ! 身体が爆ぜっ……ぐ、ぐあああああぁぁっ!」
背後からはナンタイの断末魔とともに、メキメキと何かがひしゃげる音と凄まじい地鳴りが響いてくる。
それと同時に、何かが迫ってくる気配もある。
首筋をチリチリと焦がすような、嫌な気配だ。
「ライノー!」
「振り返るな! このまま地上まで走り抜けるぞ!」
俺たちは全力でダンジョンを走り抜け、どうにか地上にたどり着いたのだった。
斬り落とされた腕をもう片方の腕で押さえながら、ナンタイが呻く。
「確かに貴様は強い。だが……この程度で勝った気になってもらっては困るな」
痛みに顔をしかめてはいるものの、目の光はまだ失われていない。
ハッタリをカマしている、というわけではないようだ。
ならば、こちらも迎え撃つまでだ。
「利き腕を切り落とされたというのに、ずいぶんと余裕の態度だな」
「フン……この程度、どうということもない」
脂汗を浮かべながら、ナンタイは懐から短刀を取り出す。
それから、手を大きく振りかぶると――反対側の切断された手首に突き刺した。
「ぐぁ……ぐぬぅ」
流石に激痛だったのか、ナンタイの顔がさらに苦悶に歪む。
「おい、まさか――」
気でも触れたのか――と言いかけて、言葉を飲み込んだ。
そういえば、どこかの誰かさんも俺に追い詰められたときに同じようなことをしていた気がする。
ということは……!
「ぐあああぁぁっ!」
ナンタイの絶叫が霊廟に響き渡る。
それと同時だった。
刃を突き刺した場所から肉が盛り上がり、たちまち手首が元通りになってしまったのだ。
それと同時に、役目を終えた短刀がバキン、と砕け散った。
やはり魔剣の類いだったようだ。
もっと、その効果は一度限りのようだが。
「はあ、はあ……ぐぬぅ……。何度試しても、この痛みには慣れることができぬ。このような真似、軽々と成すのはあの狂人だけだ」
狂人とは、すなわちコウガイのことだろう。
まあ、その件に関しては俺も否定しない。
喜々として腹に太刀を突き刺し魔物に変化するなんて、例えそれが元嫁さんが変化した魔剣だったとしても……狂気の沙汰以外の何物でもないからな。
「クク……だが、これでまだ戦える。次は、先ほどのようにはいかぬぞ。俺の仕事を邪魔をした罪は、その身と魂をもって償わせてやる」
すぐ側に落ちていた太刀を拾い、ナンタイが凄絶な笑みを浮かべる。
凄まじい剣気だ。
周囲の大気が揺らいで見える。
ゆらりと構えたその姿は、一分の隙もない。
……なるほど。
ここからが本気の本気というわけか。
確かに、さきほどのように簡単にはいかなそうな雰囲気だ。
だが。
「できるものなら、やってみろ」
そう吐き捨て、俺は短剣を構え直す。
当然こちらも負けてやるつもりは毛頭ない。
こっちも全力でいくとするか……!
先手必勝。
一気にたたみかけようと、全身に力を込めた――そのとき。
「だがその前に……腹が減った。食事が必要だ」
そう言うなり、太刀を構えたままのナンタイが、フッとかき消えた。
……来る! ……いや、来ない!?
てっきり死角から攻撃が来ると読んでいたのだが、いくら待っても攻撃がやってこない。それ以前に、周囲にナンタイの姿が見えない。
まさか……逃げたのか?
あれだけの啖呵を切った上で……?
「おい待てコラ! どこだナンタイ!」
あわてて気配を探る。
だが、気配そのものは霊廟から消えていない。
隠れているのか?
クソ、どこだ?
霊廟奥の隠し部屋か?
それとも、やっぱり死角からの不意打ちに掛けたのか?
「きゃっ!? ちょ、ちょっとぉ、ナンタイ!? 一体どういうつもりぃ?」
声は、横で聞こえた。
「フン。食事だといっただろう。ミーナ、貴様の遊び時間は終わりだ。退屈しのぎにはなったであろう?」
ナンタイはヴィルヘルミーナのもとにいた。
というか、どういうつもりか、パレルモとヴィルヘルミーナの戦闘に割り込んだ上、ヴィルヘルミーナを両手を掴み押さえ込んでいるのだ。
「な、なんのことぉ? というか、離してよぉ! あの女を殺せないわぁ!」
ジタバタと足掻くヴィルヘルミーナ。
だが力の差は歴然のようだ。
ナンタイはビクともしない。
「言ったろう、遊びは終わりだと」
「ちょっ……!? んむっ!?」
そして――
こともあろうか、ナンタイがヴィルヘルミーナに口づけをしたのだ。
「ちょ、ちょちょちょ、ちょっとー? まだ戦いのとちゅうなんですけど―?」
パレルモが顔を真っ赤にして、慌てだした。
さすがに戦闘中だから顔を両手で覆ったりはしていないが、一体何やってんだ。
まあ、面食らうのはよく分かるが……絶好の攻撃チャンスだぞ。
「んん……!? ん……んんん―――――」
あまりに唐突だったせいか目を白黒させて抵抗するヴィルヘルミーナ。
だが、すぐに目がとろんとなり――白目を剥いた。
ナンタイを引き剥がそうと突っ張っていた手の力が抜け、だらりと垂れ下がる。
……いやまて。
どうも様子がおかしい。
なぜこのタイミングでキスなんてしたのか?
そういえば、ナンタイは『食事が必要だ』と言っていた。
俺の想像が正しければ、それが意味するところは……
「おいパレルモ、今すぐあいつらを攻撃しろ!」
嫌な予感が全身を駆け巡る。
俺の予想が正しければ、これは男女の営みなんかじゃない。
「えっ!? でも、だって――」
俺と二人を交互に見て、戸惑った様子を見せるパレルモ。
「いいからやるんだ! 今なら間に合うかもしれん!」
「も、もう! 知らないよー!? ……へあっ!」
不可視の刃が、パレルモの尽きだした両手から射出される。
刃は音もなくナンタイとヴィルヘルミーナに迫り――
――バギン!
硬い何かが、砕け散る音が響いた。
「うわっ!?」
「ひゃあっ!?」
あまりに大きな音だったせいか、耳の奥がキーンと痛む。
一体何が起こった?
ナンタイとヴィルヘルミーナは無事だった。
傷一つない。
――いや、違う。
ヴィルヘルミーナは――『ねね』さんの身体は床に倒れたまま、ぐったりとしていた。動く気配はない。
「ふうぅぅむ。流石は、ミーナだ」
ナンタイはそれを睥睨したあと、大仰な仕草で口元を拭った。
「技を極めた後に、最高の魔剣にしてやろうと考えていたが……やむを得んとはいえ、魔王の巫女とやらの魂がこれほどまでに美味だとは思いもよらなかったぞ」
手に持った太刀を、ぬるりと構え直す。
太刀からは、凄まじい量の瘴気が溢れ出している。
いや、太刀だけじゃない。
ナンタイの身体から、どす黒い瘴気が溢れ出ていた。
それが、ナンタイを取り巻く空間ごとじくじくと蝕んでいる。
なるほど。
パレルモの魔術を無効化したのはこの力のおかげか。
見たことのない魔術だが……生身で触れたら一体どうなってしまうのかは、想像に難くない。
「ふむううぅん。身体の奥からどんどんと力が湧き出てくるぞ。これは……魔力か? それとも瘴気なのか? ……いや待て。こんな力、知らぬぞ」
恍惚とした表情だったナンタイが、ピタリと動きをとめる。
それから、ガタガタと身体を震わせ出す。
「お、おい?」
「ぐっ……制御しきれぬ……なんだこれは……っ! か、身体が熱い……臓腑が灼けそうだ……! ぐ、ぐわあああああああぁぁっ!」
カシャン、と太刀を取り落とし、胸を掻き毟り出すナンタイ。
まるで毒でも盛られたかのような苦しみ様だ。
まあ、ヴィルヘルミーナの魂が猛毒だったというのなら、さもありなん、といったところではあるのだが……それを考えるのは後回しだ。
ナンタイが苦しみ出したのと同時に、瘴気が浸蝕する範囲が急激に広がりだしたからだ。
「パレルモ、早くこっちへ来い! 撤退だ!」
「う、うん!」
俺のただならぬ雰囲気を感じ取ったのか、パレルモはすぐさま《どあ》で転移しようとして……
ガシャン!
彼女の創り出した亜空間の門が、ガラスのごとく砕け散った。
「ひゃわっ!?」
「おいパレルモ、無事かっ?」
尻餅をついてしまったパレルモの元に、仕方なく俺が駆け寄る。
「だ、だいじょーぶ! でも、《どあ》が……」
視認できないものの、すでに霊廟全体が瘴気に浸蝕されつつあるようだ。
今のところ俺やパレルモの居る場所は瘴気が薄いせいか身体に変調は感じられないが……あまり長居をすべきではないだろう。
「立てるか?」
「だ、だいじょーぶ」
「よし、一気に地上まで走るぞ」
「あ、あいさー!」
パレルモは立ち上がると、自分を鼓舞するかのように香ばしいポーズを取り、俺の後について駆け出した。
「い、痛い、痛いっ! 身体が爆ぜっ……ぐ、ぐあああああぁぁっ!」
背後からはナンタイの断末魔とともに、メキメキと何かがひしゃげる音と凄まじい地鳴りが響いてくる。
それと同時に、何かが迫ってくる気配もある。
首筋をチリチリと焦がすような、嫌な気配だ。
「ライノー!」
「振り返るな! このまま地上まで走り抜けるぞ!」
俺たちは全力でダンジョンを走り抜け、どうにか地上にたどり着いたのだった。
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