失くした記憶

AstralMemory

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第2章 記憶の欠片

2話 能力者の誕生

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瑠愛の過去(6歳)時点

公園で遊んでいる幼い女の子の姿があった
砂遊びやボール遊びをしてとても楽しそうだった。

母「瑠愛~そろそろ帰るよ~」
瑠愛「はーい」

2人で手を繋いで家へ帰るそんなありふれた光景が記録されていた


プップー ガシャン

次の瞬間道路に横たわる少女
その少女に声をかけ続ける母

横断歩道を渡っている時に
少女だけ轢かれたのだ

相手は大型のトラック

助かりようがない

そんな時だった

???「助けましょうか?」

何度も聞いたことのある声が聞こえた

そこに立っていたのはあのとき鎌を使って母親を殺した人

母「あなたは?」

???「私の名前は美咲みさきですが、今はそんなことよりもお子さんの心配をなされては?」

母「この子を助けることが出来るのですか?」

美咲「ええ、まぁ実験体にはなってしまうのですが」

母「どんな方法でも構いません」
母「どうかこの子を助けてください!」

それから美咲という人に連れられて
大きな研究所へと向かう

記憶はそこで終わっていた。
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