失くした記憶

AstralMemory

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第2章 記憶の欠片

5話 上書き

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美咲「まずは君のスキルの上限をなくそう」

唐突にチュートリアルのようなものが始まった、、、

美咲「君のスキルはOverWriter(オーバーライター)」
美咲「全てを出来るスキルだよ」

美咲「使い方としては OverWrite set Skill Unlimited」
美咲「これを言えばスキルの上限が無くなる」

瑠愛「なんかコマンドみたい、、、」

美咲「まぁ音声コマンドみたいなものだね」

早速教えてもらった通りにスキルを使う

瑠愛「オーバーライター セット スキル アンリミテッド」

次の瞬間転送した時と同じように瑠愛の周囲が光出した。
ただ以前と違うのは色が青ではなく赤だったこと

美咲「上手く使えたみたいだね」
美咲「それで君のスキルの制限は無くなった」
美咲「そしたら次はミーニャをお願いするよ」

本来運命を変えることは許されない行為だ

だが真実を知るためには仕方がない。

美咲「あとは使い方がわかるんじゃないか?」

あたかも普通の事のように自分のスキルの使い方が頭に流れ込んだ

瑠愛「オーバーライター リライト フェイト」

ミーニャの運命を書き換える
ミーニャの墓が紫に光出した。

「にゃー」

美咲「ミーニャ!!」

いとも簡単に運命を書き換えられてしまう力、むやみに使う訳には行かない

美咲「ありがとう」
美咲「これでここにいても寂しくならない」

瑠愛「これがスキル、、、」

美咲「さて、じゃあ約束通り本当のことを話していこうか」
美咲「っと、その前にお茶でもどうかな?」
美咲「先に応接間へ行っててくれ」

言われるがままに応接間へ向かう

美咲「真実を知る覚悟はあるかい?」
瑠愛「教えてください。私やお母さんにあった本当の出来事を」

美咲は一息ついた
美咲「あれはまだ君が6歳の時だった」
美咲「全てはそこから始まったんだ」

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