5 / 15
心は意外と純粋、身体は意外に素直 4
しおりを挟む
※これ以降、準備やら本番やらが続きます。
何とか部屋の前へと辿り着いて鍵を開ける。普通の五階建てのアパートである。その三階に朔の部屋はあり、間取りは思ったよりも広くて暁良は少しばかり感心した。
「わぁお、部屋広いじゃん」
「い、いから…」
「あ、いいからじゃ無いんだよね。前回はもうなし崩しだったからあれだけど、ちょっとトイレに行こっか、朔さん」
「は…?この後に及んでお前はなんなの、しょんべんでもしてぇの?」
「いやいやいや、男性同士って本来準備が必要でさ。で、トイレのシャワー機能あるでしょ?」
「あ、あるな…」
「その顔、気がついちゃった?そのシャワーでナカを十回くらい洗ってきてもらっていい?そうしたらできるから」
にっこり笑って指を指された入り口の近くにあるトイレ。確かに今時どの部屋だって大体はシャワーなどの機能が付いている。もちろん我が家も付いている。
そして用を足す訳ではないがやれと。シャワーで洗えと。そうか…そうか…。
正直、すごく嫌だ。
素直にそう思った。というか少しこのやり取りで気持ちが冷めた。だがこれはもうやりにいくしかない。やったとして気持ちが萎えたら断ろうそうしよう。
神妙に頷くとトイレの中へと入る。ベルトをカチャカチャと外しボタンを外してスラックスを脱いだ。ボクサーパンツも脱いだら便器に座る。
徐にシャワーボタンを押す。中に入り込んだ感じがしてヒッと声が出た。思わず手で口を塞ぐ。びっくりしたのだ。普段なら何も感じないはずなのに、何故か今は中にお湯が入ってくる感覚にゾワっとしてしまった。
一応浣腸感覚なのだろうか?と思って少し待ってから踏ん張る。
やること五回。折り返しに来た所で息が上がる。
「はぁ…はっ、んぅっ…!ヒッ…」
お湯が入る瞬間に背筋にゾクゾクと快感が走り腰が震えるし、出すときは出すときで自身が主張してきて力が上手く入らない。
尻からチョロチョロと聞こえ、その度に快楽に力が抜けて体を跳ねさせ、十回目が終わる頃には膝が笑っていた。完全に腰が抜けてしまい、どうやって服を着て立とうかと本気で悩んだほどだった。
「どう、してだよ…んぐっ…、は、んっ!はあぁッ」
どうにか衣服を整えてドアを開ける。その先で暁良が待っていたらしく開けた腕を引っ張られる。
「へっ?あっ、やめ、触るなぁぁアッ!」
そのまま強く抱きしめられ腰に手を回された衝撃で朔はビクンと体を痙攣させると力が抜けてしまう。スラックスの前がジワリと濡れ、最早自力では歩けそうになかった。
「ふはっ、これだけでイッちゃったの?」
「てんめ、ぇ…!」
「やめてよ、誘ってきたのは朔さんでしょ?ほら、気持ちよくしてあげるから寝室行こ?」
どこなの?と目線で促され、どちらにしろ腰が抜けて歩けそうにない朔は顎であっち、と示す。
何とか部屋の前へと辿り着いて鍵を開ける。普通の五階建てのアパートである。その三階に朔の部屋はあり、間取りは思ったよりも広くて暁良は少しばかり感心した。
「わぁお、部屋広いじゃん」
「い、いから…」
「あ、いいからじゃ無いんだよね。前回はもうなし崩しだったからあれだけど、ちょっとトイレに行こっか、朔さん」
「は…?この後に及んでお前はなんなの、しょんべんでもしてぇの?」
「いやいやいや、男性同士って本来準備が必要でさ。で、トイレのシャワー機能あるでしょ?」
「あ、あるな…」
「その顔、気がついちゃった?そのシャワーでナカを十回くらい洗ってきてもらっていい?そうしたらできるから」
にっこり笑って指を指された入り口の近くにあるトイレ。確かに今時どの部屋だって大体はシャワーなどの機能が付いている。もちろん我が家も付いている。
そして用を足す訳ではないがやれと。シャワーで洗えと。そうか…そうか…。
正直、すごく嫌だ。
素直にそう思った。というか少しこのやり取りで気持ちが冷めた。だがこれはもうやりにいくしかない。やったとして気持ちが萎えたら断ろうそうしよう。
神妙に頷くとトイレの中へと入る。ベルトをカチャカチャと外しボタンを外してスラックスを脱いだ。ボクサーパンツも脱いだら便器に座る。
徐にシャワーボタンを押す。中に入り込んだ感じがしてヒッと声が出た。思わず手で口を塞ぐ。びっくりしたのだ。普段なら何も感じないはずなのに、何故か今は中にお湯が入ってくる感覚にゾワっとしてしまった。
一応浣腸感覚なのだろうか?と思って少し待ってから踏ん張る。
やること五回。折り返しに来た所で息が上がる。
「はぁ…はっ、んぅっ…!ヒッ…」
お湯が入る瞬間に背筋にゾクゾクと快感が走り腰が震えるし、出すときは出すときで自身が主張してきて力が上手く入らない。
尻からチョロチョロと聞こえ、その度に快楽に力が抜けて体を跳ねさせ、十回目が終わる頃には膝が笑っていた。完全に腰が抜けてしまい、どうやって服を着て立とうかと本気で悩んだほどだった。
「どう、してだよ…んぐっ…、は、んっ!はあぁッ」
どうにか衣服を整えてドアを開ける。その先で暁良が待っていたらしく開けた腕を引っ張られる。
「へっ?あっ、やめ、触るなぁぁアッ!」
そのまま強く抱きしめられ腰に手を回された衝撃で朔はビクンと体を痙攣させると力が抜けてしまう。スラックスの前がジワリと濡れ、最早自力では歩けそうになかった。
「ふはっ、これだけでイッちゃったの?」
「てんめ、ぇ…!」
「やめてよ、誘ってきたのは朔さんでしょ?ほら、気持ちよくしてあげるから寝室行こ?」
どこなの?と目線で促され、どちらにしろ腰が抜けて歩けそうにない朔は顎であっち、と示す。
0
あなたにおすすめの小説
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
人気作家は売り専男子を抱き枕として独占したい
白妙スイ@1/9新刊発売
BL
八架 深都は好奇心から売り専のバイトをしている大学生。
ある日、不眠症の小説家・秋木 晴士から指名が入る。
秋木の家で深都はもこもこの部屋着を着せられて、抱きもせず添い寝させられる。
戸惑った深都だったが、秋木は気に入ったと何度も指名してくるようになって……。
●八架 深都(はちか みと)
20歳、大学2年生
好奇心旺盛な性格
●秋木 晴士(あきぎ せいじ)
26歳、小説家
重度の不眠症らしいが……?
※性的描写が含まれます
完結いたしました!
タトゥーの甘い檻
マリ・シンジュ
BL
執着系わんこ攻(大学生)× 高潔な美形教授受(30代)
どのお話も単体でお楽しみいただけます。
「先生、ここ……僕の瞳を入れるから。ずっと、僕だけを見てて」
真面目な大学教授・新城が、大学生の・羽生にだけ許した、あまりにも淫らな「わがまま」。
それは、誰にも見えない内腿の奥深くに、消えないタトゥーを刻むこと。
「下書き」と称して肌を赤く染めるペン先の冷たさ。
アトリエの無機質なライトの下、四つん這いで晒される大人の矜持。
ずっと年下の青年の、必死で、残酷で、純粋な独占欲。
愚かだと知りながら、新城はその熱に絆され、ゆっくりと「聖域」を明け渡していく――。
「……お前のわがままには、最後まで付き合う」
針が通るその時、二人の関係は一生消えない「共犯」へと変わる。
執着攻め×年上受け、密やかに刻まれる秘め事のお話。
有能課長のあり得ない秘密
みなみ ゆうき
BL
地方の支社から本社の有能課長のプロジェクトチームに配属された男は、ある日ミーティングルームで課長のとんでもない姿を目撃してしまう。
しかもそれを見てしまったことが課長にバレて、何故か男のほうが弱味を握られたかのようにいいなりになるはめに……。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
染まらない花
煙々茸
BL
――六年前、突然兄弟が増えた。
その中で、四歳年上のあなたに恋をした。
戸籍上では兄だったとしても、
俺の中では赤の他人で、
好きになった人。
かわいくて、綺麗で、優しくて、
その辺にいる女より魅力的に映る。
どんなにライバルがいても、
あなたが他の色に染まることはない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる