264 / 897
第九章
驚異の電気人間(過去編)
しおりを挟む
ロボットスーツを着脱装置に戻すと、程なくして『以下の部品を補充して下さい』というメッセージが表示された。
見ると、通信機の部品だ。
「香子さん。ごめんなさい。通信機は治りそうにありません」
済まなそうに頭を下げる芽衣を、香子はねぎらった。
「芽衣ちゃんが無事だっただけ十分よ。気にしないで……」
「でも……」
「壊れちゃった物はしょうがないわよ。それに、送信はダメだけど、受信機能は生きているのでしょ?」
「はい。それはなんとか。でも、私があの魔法使いの挑発にさえ乗らなかったら……」
「挑発に乗らなかったら、相手の実力も分からなかったわ」
香子はモニター画面の方に視線を向けた。
そこには、ロボットスーツ搭載カメラが撮ったエラの様子が映っている。
それを眺めているのは、中年のナーモ族男性ター・メ・リック。薬師を生業としている男で、魔法にも詳しい。
リックが香子の方を向いた。
「雷魔法ですね。それもかなり強力な」
「雷魔法? 帝国は魔法の軍事利用に踏み切ったという事でしょうか?」
「そのようです。帝国は今まで火薬を使った武器で有利な立場にいたので、扱いにくい魔法など使おうとはしなかった。しかし、日本人から我々に火薬の製法が伝わってしまったために、そうも言っていられなくなったのでしょう」
「こちらに、対抗できる魔法使いはいますか?」
「魔法使いは何人かいるが、これと戦える力のある者はいません。いたとしても、肝心の回復薬がない。シーバ城の方へ回してしまって、こちらの在庫が空なのです」
「作れないのですか?」
「材料さえあれば……レッドドラゴンの肝以外は揃っています。今、それを取り寄せているのです」
となると、自分たちの持ち込んだ武器で戦うしかない。
しかし、すでにヘリコプターは飛べない。
ヘリに積んであった武器は、ショットガンと化学レーザーと芽衣のロボットスーツ。
そして、ドローンが三機。
死んだ海斗のロボットスーツもあるが、これを動かせる者はいない。
カルカシェルターでプリンターが動いていた時代に作られたドローンで、飛べる物は一機もなく、その三機を貸し出していたのだが、うち一機はすでに落とされた。
これ以上ドローンを失いたくないので、エラ攻撃には使いたくない。
しかし、あの魔法使いにはショットガンが効かなかった。カルカシェルターで生産しているライフル銃も通用するか分からない。レーザーは?
いや、あの魔法使いの周りを守っていたのがプラズマの壁なら、レーザーだって吸収されてしまう。
頼みの綱は、芽衣のロボットスーツ。
しかし、ロボットスーツの装甲でも、あの光球に耐えられるだろうか?
「大丈夫です。香子さん」
「芽衣ちゃん。大丈夫って……さっきは通信機だけで済んだけど、あれの直撃を受けたら、ロボットスーツだって、ただでは済まないわよ」
「大丈夫です。当たらなければ、どうという事ありません」
「当たらなければって……」
「さっきの戦いで分かったのですけど、あの光球ってすごく遅いです。空中を素早く飛び回っていれば当たりません」
「そうなの? でも、こっちの攻撃も通じないわよ」
「ですから、攻撃はしません。挑発して撃たせ続けるのです」
「え?」
「リックさんの話では、雷魔法は魔力消費が激しいそうです。無駄撃ちさせていれば、そのうち魔力が尽きます。魔力が尽きたところを見計らって攻撃に転ずれば勝機はあります」
「そう、うまく行くといいけど……」
その時、ドアがノックされて楊美雨が入ってきた。
「ちょっと、確認したいのですが、その魔法使いの名前はエラ・アレンスキーで間違えないかしら?」
芽衣が頷くと、楊美雨はタブレットを差し出した。
「これは私のオリジナルが、日本留学中に読んでいた雑誌の記事なのだけど」
それを見て、芽衣は顔を輝かせる。
「わあ! 『ウー』じゃないですか。私も大好きでした」
香子はため息をついた。
(なんでこの子、リケ女のくせに、こんなオカルト雑誌が好きなのだろう?)
「そうなの? まあ、その話は置いといて、ここにエラ・アレンスキーという人物の記事が載っているの」
そこには『驚異の電気人間』というタイトルの記事が載っていた。その中に、手で電球を持っただけで点灯させる男とか、身体が磁石になっている男とかの記事に混じって、手が触れるだけで相手を感電させる電撃少女が紹介されている。少女の名前は、エラ・アレンスキー。
「記事が書かれた二〇××年の時点で、この少女の年齢は十二歳。この時に、この少女の三次元データが取られたとして。帝国の船を私たちが破壊したのは三十年前。それ以降、帝国はコピー人間を作れない。だとすると、彼女のコピーが作られたのは三十年より前になる。現在は四十代のはず」
芽衣は記事の写真に写っている少女の顔を見つめた。
確かに、さっき会った女の面影がある。
「では、あの魔法使いはコピー人間?」
「おそらく。映像を見ると四十代くらいだから、年齢的には合っているわ」
そこへ香子が疑問を挟んだ。
「でも、この記事だと精々スタンガン程度の能力ですよ。芽衣ちゃんが戦った女が使っていたのは、高温のプラズマボールです」
「香子さん。未来ちゃんの事を覚えていますか?」
「え? 未来ちゃんがどうしたの?」
「あの子、電脳空間で式神が使えると言っていましたね。誰も、本気にしていなかったけど」
「ええ」
「でも、プロクシマ・ケンタウリbという惑星で、未来ちゃんを再生したら、本当に式神を使いだしたと……」
「その話は、私も知っているけど……」
「超能力というべきか魔法というべきか、地球ではこういう不思議な力が発動するのを抑制する何かがあるのではないかと言われています」
「じゃあ、エラ・アレンスキーも、この惑星で再生されて、能力が強くなったというの?」
「そうじゃないかと思うのです」
香子は考え込んだ。だが、なにもいいアイデアは浮かばない。
「ちょっと、それを見せてもらっていいですか?」
「どうぞ」
芽衣は、楊美雨からタブレットを受け取った。
記事に目を通すと、エラへのインタビュー記事もあった。そこには、日本の時代劇や特撮ヒーロードラマが好きだと書いてある。
「やはり、同一人物だと思います」
「そうだとして、そこに付け入る隙はないかしら?」
「ちょっと返して」
楊美雨は芽衣から、タブレットを返してもらって操作した。
「エラ・アレンスキーは、二十代になってから逮捕されているわ。罪状は暴行傷害拉致監禁。そうとうの性格異常者だったようよ」
「性格異常? 確かに変な人だな、とは思いましたけど……」
芽衣は、エラと会った時の事を思い浮かべながら言った。
「それなら、挑発に乗りやすいかもしれないですね」
見ると、通信機の部品だ。
「香子さん。ごめんなさい。通信機は治りそうにありません」
済まなそうに頭を下げる芽衣を、香子はねぎらった。
「芽衣ちゃんが無事だっただけ十分よ。気にしないで……」
「でも……」
「壊れちゃった物はしょうがないわよ。それに、送信はダメだけど、受信機能は生きているのでしょ?」
「はい。それはなんとか。でも、私があの魔法使いの挑発にさえ乗らなかったら……」
「挑発に乗らなかったら、相手の実力も分からなかったわ」
香子はモニター画面の方に視線を向けた。
そこには、ロボットスーツ搭載カメラが撮ったエラの様子が映っている。
それを眺めているのは、中年のナーモ族男性ター・メ・リック。薬師を生業としている男で、魔法にも詳しい。
リックが香子の方を向いた。
「雷魔法ですね。それもかなり強力な」
「雷魔法? 帝国は魔法の軍事利用に踏み切ったという事でしょうか?」
「そのようです。帝国は今まで火薬を使った武器で有利な立場にいたので、扱いにくい魔法など使おうとはしなかった。しかし、日本人から我々に火薬の製法が伝わってしまったために、そうも言っていられなくなったのでしょう」
「こちらに、対抗できる魔法使いはいますか?」
「魔法使いは何人かいるが、これと戦える力のある者はいません。いたとしても、肝心の回復薬がない。シーバ城の方へ回してしまって、こちらの在庫が空なのです」
「作れないのですか?」
「材料さえあれば……レッドドラゴンの肝以外は揃っています。今、それを取り寄せているのです」
となると、自分たちの持ち込んだ武器で戦うしかない。
しかし、すでにヘリコプターは飛べない。
ヘリに積んであった武器は、ショットガンと化学レーザーと芽衣のロボットスーツ。
そして、ドローンが三機。
死んだ海斗のロボットスーツもあるが、これを動かせる者はいない。
カルカシェルターでプリンターが動いていた時代に作られたドローンで、飛べる物は一機もなく、その三機を貸し出していたのだが、うち一機はすでに落とされた。
これ以上ドローンを失いたくないので、エラ攻撃には使いたくない。
しかし、あの魔法使いにはショットガンが効かなかった。カルカシェルターで生産しているライフル銃も通用するか分からない。レーザーは?
いや、あの魔法使いの周りを守っていたのがプラズマの壁なら、レーザーだって吸収されてしまう。
頼みの綱は、芽衣のロボットスーツ。
しかし、ロボットスーツの装甲でも、あの光球に耐えられるだろうか?
「大丈夫です。香子さん」
「芽衣ちゃん。大丈夫って……さっきは通信機だけで済んだけど、あれの直撃を受けたら、ロボットスーツだって、ただでは済まないわよ」
「大丈夫です。当たらなければ、どうという事ありません」
「当たらなければって……」
「さっきの戦いで分かったのですけど、あの光球ってすごく遅いです。空中を素早く飛び回っていれば当たりません」
「そうなの? でも、こっちの攻撃も通じないわよ」
「ですから、攻撃はしません。挑発して撃たせ続けるのです」
「え?」
「リックさんの話では、雷魔法は魔力消費が激しいそうです。無駄撃ちさせていれば、そのうち魔力が尽きます。魔力が尽きたところを見計らって攻撃に転ずれば勝機はあります」
「そう、うまく行くといいけど……」
その時、ドアがノックされて楊美雨が入ってきた。
「ちょっと、確認したいのですが、その魔法使いの名前はエラ・アレンスキーで間違えないかしら?」
芽衣が頷くと、楊美雨はタブレットを差し出した。
「これは私のオリジナルが、日本留学中に読んでいた雑誌の記事なのだけど」
それを見て、芽衣は顔を輝かせる。
「わあ! 『ウー』じゃないですか。私も大好きでした」
香子はため息をついた。
(なんでこの子、リケ女のくせに、こんなオカルト雑誌が好きなのだろう?)
「そうなの? まあ、その話は置いといて、ここにエラ・アレンスキーという人物の記事が載っているの」
そこには『驚異の電気人間』というタイトルの記事が載っていた。その中に、手で電球を持っただけで点灯させる男とか、身体が磁石になっている男とかの記事に混じって、手が触れるだけで相手を感電させる電撃少女が紹介されている。少女の名前は、エラ・アレンスキー。
「記事が書かれた二〇××年の時点で、この少女の年齢は十二歳。この時に、この少女の三次元データが取られたとして。帝国の船を私たちが破壊したのは三十年前。それ以降、帝国はコピー人間を作れない。だとすると、彼女のコピーが作られたのは三十年より前になる。現在は四十代のはず」
芽衣は記事の写真に写っている少女の顔を見つめた。
確かに、さっき会った女の面影がある。
「では、あの魔法使いはコピー人間?」
「おそらく。映像を見ると四十代くらいだから、年齢的には合っているわ」
そこへ香子が疑問を挟んだ。
「でも、この記事だと精々スタンガン程度の能力ですよ。芽衣ちゃんが戦った女が使っていたのは、高温のプラズマボールです」
「香子さん。未来ちゃんの事を覚えていますか?」
「え? 未来ちゃんがどうしたの?」
「あの子、電脳空間で式神が使えると言っていましたね。誰も、本気にしていなかったけど」
「ええ」
「でも、プロクシマ・ケンタウリbという惑星で、未来ちゃんを再生したら、本当に式神を使いだしたと……」
「その話は、私も知っているけど……」
「超能力というべきか魔法というべきか、地球ではこういう不思議な力が発動するのを抑制する何かがあるのではないかと言われています」
「じゃあ、エラ・アレンスキーも、この惑星で再生されて、能力が強くなったというの?」
「そうじゃないかと思うのです」
香子は考え込んだ。だが、なにもいいアイデアは浮かばない。
「ちょっと、それを見せてもらっていいですか?」
「どうぞ」
芽衣は、楊美雨からタブレットを受け取った。
記事に目を通すと、エラへのインタビュー記事もあった。そこには、日本の時代劇や特撮ヒーロードラマが好きだと書いてある。
「やはり、同一人物だと思います」
「そうだとして、そこに付け入る隙はないかしら?」
「ちょっと返して」
楊美雨は芽衣から、タブレットを返してもらって操作した。
「エラ・アレンスキーは、二十代になってから逮捕されているわ。罪状は暴行傷害拉致監禁。そうとうの性格異常者だったようよ」
「性格異常? 確かに変な人だな、とは思いましたけど……」
芽衣は、エラと会った時の事を思い浮かべながら言った。
「それなら、挑発に乗りやすいかもしれないですね」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる