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事故物件2
テレビ局の魔神姉妹2
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画面に現れた番組は『六道魔入の怪奇レポート』。
「ん? ラー姉が作っている番組じゃな」
「そうよ。あんたに出演者の顔を確認してもらおうと思って、本来ならモザイクで隠さなきゃならない出演者の顔を事故に見せかけて見えるようにしたのに、録画できていなかったなんて……」
「まあいいじゃないか。こうして妾が直接見にきたのだから」
「あんたねえ、モザイクを外した事で私はプロデューサーから怒られたのよ」
「それはラー姉が悪いぞよ」
「なんですって?」
その時、テレビに一人の少年が映った。
着ている服は高校の制服のようだが、その身長は小学生並。
顔は女の子のように可愛らしい。
その姿を見たとたん、幼女の顔色がサッと変わった。
「おお! こやつは」
「知っているの? ハーちゃん」
「妾をイジめた大女の仲間じゃ」
「そう、この子だったのね。ハーちゃんには、この子の顔を確認してもらいたかったのよ」
「こやつがどうしたのじゃ?」
「この前、六道魔入が雇った霊能者がこの子よ。彼女の話だと、この子の仲間が幽霊にも使えるスマホを持っていたそうよ」
「ぬわにい! では、あのスマホは、こいつらが持っていったのか。飯島露が悪霊化したら、自動的に妾の手元に戻るはずだったのに……」
「とにかく、あのスマホを取り返さないと、私達の活動に支障が出るわ。取り返すから、手伝いなさいね」
「分かったのじゃ」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
樒「また「事故物件」やるの?」
優樹「またというか……前回はプロットを半分しか消化しないで終わらせてしまったんだって」
樒「じゃあ、今回はプロットの残り部分を消化するわけ?」
優樹「そうらしいね」
樒「でも、なんで前回は半分で終わらせちゃったの? 『モニ系』が忙しかったから?」
優樹「いや。後半部分にR18シーンが入っていたから。このまま書くと運営から怒られると判断したみたいだよ」
樒「あらま」
「ん? ラー姉が作っている番組じゃな」
「そうよ。あんたに出演者の顔を確認してもらおうと思って、本来ならモザイクで隠さなきゃならない出演者の顔を事故に見せかけて見えるようにしたのに、録画できていなかったなんて……」
「まあいいじゃないか。こうして妾が直接見にきたのだから」
「あんたねえ、モザイクを外した事で私はプロデューサーから怒られたのよ」
「それはラー姉が悪いぞよ」
「なんですって?」
その時、テレビに一人の少年が映った。
着ている服は高校の制服のようだが、その身長は小学生並。
顔は女の子のように可愛らしい。
その姿を見たとたん、幼女の顔色がサッと変わった。
「おお! こやつは」
「知っているの? ハーちゃん」
「妾をイジめた大女の仲間じゃ」
「そう、この子だったのね。ハーちゃんには、この子の顔を確認してもらいたかったのよ」
「こやつがどうしたのじゃ?」
「この前、六道魔入が雇った霊能者がこの子よ。彼女の話だと、この子の仲間が幽霊にも使えるスマホを持っていたそうよ」
「ぬわにい! では、あのスマホは、こいつらが持っていったのか。飯島露が悪霊化したら、自動的に妾の手元に戻るはずだったのに……」
「とにかく、あのスマホを取り返さないと、私達の活動に支障が出るわ。取り返すから、手伝いなさいね」
「分かったのじゃ」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
樒「また「事故物件」やるの?」
優樹「またというか……前回はプロットを半分しか消化しないで終わらせてしまったんだって」
樒「じゃあ、今回はプロットの残り部分を消化するわけ?」
優樹「そうらしいね」
樒「でも、なんで前回は半分で終わらせちゃったの? 『モニ系』が忙しかったから?」
優樹「いや。後半部分にR18シーンが入っていたから。このまま書くと運営から怒られると判断したみたいだよ」
樒「あらま」
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