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夏。
最近の夏は暑い。
それはもう本当に暑い。
よくアニメで見る、“その夏は暑かった”っていうフレーズ。
最近は毎年暑いなんてもんじゃない。
猛暑だ。
夕立も少ないから夜も涼しくない。
放課後、数日ぶりの雨に強烈なぺトリコールが鼻をくすぐる。傘を持ってくるのを忘れた。
「亮一くん」
クラスのマドンナの澤田さんだ。
僕は1年前にここ引っ越してきた。そんな新参者の僕にも彼女は優しい。
きっと近くにいたら花みたいな香りがするんだろう。
「先生が呼んでたよ」
「ありがとう」
セミも泣かない暑さに汗が背中を流れていく。
独特の気持ち悪さがある。
「亮一、早く帰ろうぜ!」
隣の席のシンジが肩に腕を乗せてくる。
「先生から呼ばれてるらしいから」
暑いので腕を振り払いながら答えた。
「何だよもう」
澤田さんがクスクス笑っている。
各学年、1クラスしかない小さい学校。
通っていた都会の学校とは違う距離感がやっと心地よく感じてきた。
ブツブツ言いながらも僕を待っていてくれるらしいシンジ。
早く終わらせようと早歩きをした。
小さい学校だから、先生の人数も少ない。先生っていうのは多分担任だろうな。
「山田先生」
「おう、北原どうした?」
「え、呼んでるって言われてきたんですけど」
「は?誰にだ?」
「澤田さんに」
「澤田?俺はそんな事言ってないが……」
「はあ」
「からかわれたんじゃないか?」
澤田さんがする感じのイタズラには思えなかったけど、そんなに澤田さんのことに詳しいわけじゃないので、そういうことにして職員室を後にした。
青春め、とか山田先生が後ろで言っているのが聞こえた。
靴箱に戻ると、まだ澤田さんとシンジがいた。
声をかけようかと思ったが、声が詰まった。
そして、急いで隠れた。
シンジのすぐ横に澤田さんがいて、背伸びしていたところから戻るところだったのだ。
キスでもしていたかのようだ。
そーっともう一度ふたりの方を見ると、澤田さんが走って行くところだった。
山田先生、青春は僕の方じゃなかったみたいです。
十分に息を整えてから僕はシンジに声をかけた。
「まだいたのかよ」
「ああ、遅かったな」
シンジは何事も無かったかのように答えた。
澄ましやがって。
そのまま並んで帰った。
澤田さんはシンジのことを好きなんだろうか。
翌日も翌々日もシンジは何事も無かったかのように僕を誘い、帰った。
そういえば、シンジはずっと僕と帰ってるけど、僕が来る前は誰と帰っていたのだろう。
僕以外の誰かと帰っているのを見たことがない。
孤立している訳ではなく、むしろ誰とでも分け隔てなく仲良くしている人気者タイプだ。
転校生の僕を気にかけてくれたにしては1年は長い。
澤田さんと付き合ったら僕は一人で帰ることになるのかもしれないな。
前の席の前田からプリントが回ってきた。
「北原、宿題見せてくれよ」
前田はいつも宿題を忘れてくる。
「出した後に言われてもな」
「それもそうか」
ああ~とか奇声を発しながら前田がシャープペンシルを持った。
「あれ」
「あ?」
「前田って左利きじゃなかったか?」
僕たちの学校はクラス替えはおろか、席替えもない。
「今日は右の気分なんさ」
変なやつである。
澤田さんの方をチラリと見る。
あれからどうなったんだろう。
澤田の席はシンジの斜め前の横。
シンジの方を見れば澤田さんも視界に入る。
シンジはトイレで今はいない。
クラスのマドンナは女の子数人に囲まれて微笑んでいた。
僕はあまり積極的に話す方ではないので、前田とシンジ以外とはほとんど話したことがない。
どうせまた引っ越すのだろうから。
僕が居なくなったら、シンジは誰と帰るのだろう。
窓際の席は夏も冬も過酷だ。
僕はカーテン越しの日光を浴びながら次の授業の教科書を取りだした。
「北原くん」
たしか、早坂さんだ。
話したことは無い。
大人しめの女の子でいつも本を読んでいる。
「何?」
「いつ引っ越すの?」
「え」
「もうすぐ1年でしょ。
だからもうすぐなのかなって」
「えっと、決まってはない、と思う。両親からは……聞いていない、から」
何なんだろう。
早く出ていって欲しい、みたいな。
「あの―」
「亮一くん」
澤田さんの声だ。
振り返ると澤田さんが思ったより近くにいてびっくりした。
早坂さんの方を見るといつの間にか居なくなってた。
「あの、澤田さん、シンジならいないけど……」
「シンジくん?何で?」
「いや、その……」
この前キスしてたのを見たなんて言えるわけがない。
「早坂さんと何を話していたの?」
「えっと、引っ越しがいつとかそういう……」
「引っ越すの?」
「い、いや、……」
澤田さんの整った顔が一瞬歪んだ気がした。
ぺトリコールがする。
雨が降るのだろうか。
いや、むしろこれは……
一瞬窓の外を見てから再び澤田さんの方を見た。
澤田の後ろにいつも澤田さんと話している女の子たちがいる。
思わず後ずさると誰かにぶつかった。
前田だ。
こちらを無言で見ている。
「な、何だよ」
前田は何も答えない。
後ろには澤田さんと女子。
前には前田。
「亮一」
シンジの声がした。前田の後ろの方からシンジが歩いてきた。
「シンジ」
シンジの方に向かって歩こうとすると前田が横にずれて邪魔をする。
「何だよ」
前田は何も答えない。
シンジが僕の腕を掴む。
いつもは肩に腕を乗せてくるのに。
「引っ越すのか?」
「何を……」
あれ、引っ越しの話ってシンジが来る前にしてなかったか?
シンジの手から腕を抜こうとするが、離れない。
「離せよ!!」
「離さないよ」
耳元で澤田さんの声がした。雨が降り終わったような匂いがする。花の香りなんてしない。
「やっと来たんだもの」
クスクスと澤田さんが笑う。
「シンジ、離せ
なんか変だ」
いつの間にかクラスの奴らが僕を囲っている。早坂さんや、うろ覚えの数人がいない気がする。
「無駄だよ」
澤田さんの声が今まで聞いたことがないほど弾む。
「だってシンジくんも前田くんも、ここにいるみーんな私だもん」
「は?」
「大丈夫だよ、亮一くんも私になるの」
澤田さんの白くて細い指が僕の肩に置かれる。
彼女が背伸びをして、顔を近づけてくる。
そして―
最近の夏は暑い。
それはもう本当に暑い。
よくアニメで見る、“その夏は暑かった”っていうフレーズ。
最近は毎年暑いなんてもんじゃない。
猛暑だ。
夕立も少ないから夜も涼しくない。
放課後、数日ぶりの雨に強烈なぺトリコールが鼻をくすぐる。傘を持ってくるのを忘れた。
「亮一くん」
クラスのマドンナの澤田さんだ。
僕は1年前にここ引っ越してきた。そんな新参者の僕にも彼女は優しい。
きっと近くにいたら花みたいな香りがするんだろう。
「先生が呼んでたよ」
「ありがとう」
セミも泣かない暑さに汗が背中を流れていく。
独特の気持ち悪さがある。
「亮一、早く帰ろうぜ!」
隣の席のシンジが肩に腕を乗せてくる。
「先生から呼ばれてるらしいから」
暑いので腕を振り払いながら答えた。
「何だよもう」
澤田さんがクスクス笑っている。
各学年、1クラスしかない小さい学校。
通っていた都会の学校とは違う距離感がやっと心地よく感じてきた。
ブツブツ言いながらも僕を待っていてくれるらしいシンジ。
早く終わらせようと早歩きをした。
小さい学校だから、先生の人数も少ない。先生っていうのは多分担任だろうな。
「山田先生」
「おう、北原どうした?」
「え、呼んでるって言われてきたんですけど」
「は?誰にだ?」
「澤田さんに」
「澤田?俺はそんな事言ってないが……」
「はあ」
「からかわれたんじゃないか?」
澤田さんがする感じのイタズラには思えなかったけど、そんなに澤田さんのことに詳しいわけじゃないので、そういうことにして職員室を後にした。
青春め、とか山田先生が後ろで言っているのが聞こえた。
靴箱に戻ると、まだ澤田さんとシンジがいた。
声をかけようかと思ったが、声が詰まった。
そして、急いで隠れた。
シンジのすぐ横に澤田さんがいて、背伸びしていたところから戻るところだったのだ。
キスでもしていたかのようだ。
そーっともう一度ふたりの方を見ると、澤田さんが走って行くところだった。
山田先生、青春は僕の方じゃなかったみたいです。
十分に息を整えてから僕はシンジに声をかけた。
「まだいたのかよ」
「ああ、遅かったな」
シンジは何事も無かったかのように答えた。
澄ましやがって。
そのまま並んで帰った。
澤田さんはシンジのことを好きなんだろうか。
翌日も翌々日もシンジは何事も無かったかのように僕を誘い、帰った。
そういえば、シンジはずっと僕と帰ってるけど、僕が来る前は誰と帰っていたのだろう。
僕以外の誰かと帰っているのを見たことがない。
孤立している訳ではなく、むしろ誰とでも分け隔てなく仲良くしている人気者タイプだ。
転校生の僕を気にかけてくれたにしては1年は長い。
澤田さんと付き合ったら僕は一人で帰ることになるのかもしれないな。
前の席の前田からプリントが回ってきた。
「北原、宿題見せてくれよ」
前田はいつも宿題を忘れてくる。
「出した後に言われてもな」
「それもそうか」
ああ~とか奇声を発しながら前田がシャープペンシルを持った。
「あれ」
「あ?」
「前田って左利きじゃなかったか?」
僕たちの学校はクラス替えはおろか、席替えもない。
「今日は右の気分なんさ」
変なやつである。
澤田さんの方をチラリと見る。
あれからどうなったんだろう。
澤田の席はシンジの斜め前の横。
シンジの方を見れば澤田さんも視界に入る。
シンジはトイレで今はいない。
クラスのマドンナは女の子数人に囲まれて微笑んでいた。
僕はあまり積極的に話す方ではないので、前田とシンジ以外とはほとんど話したことがない。
どうせまた引っ越すのだろうから。
僕が居なくなったら、シンジは誰と帰るのだろう。
窓際の席は夏も冬も過酷だ。
僕はカーテン越しの日光を浴びながら次の授業の教科書を取りだした。
「北原くん」
たしか、早坂さんだ。
話したことは無い。
大人しめの女の子でいつも本を読んでいる。
「何?」
「いつ引っ越すの?」
「え」
「もうすぐ1年でしょ。
だからもうすぐなのかなって」
「えっと、決まってはない、と思う。両親からは……聞いていない、から」
何なんだろう。
早く出ていって欲しい、みたいな。
「あの―」
「亮一くん」
澤田さんの声だ。
振り返ると澤田さんが思ったより近くにいてびっくりした。
早坂さんの方を見るといつの間にか居なくなってた。
「あの、澤田さん、シンジならいないけど……」
「シンジくん?何で?」
「いや、その……」
この前キスしてたのを見たなんて言えるわけがない。
「早坂さんと何を話していたの?」
「えっと、引っ越しがいつとかそういう……」
「引っ越すの?」
「い、いや、……」
澤田さんの整った顔が一瞬歪んだ気がした。
ぺトリコールがする。
雨が降るのだろうか。
いや、むしろこれは……
一瞬窓の外を見てから再び澤田さんの方を見た。
澤田の後ろにいつも澤田さんと話している女の子たちがいる。
思わず後ずさると誰かにぶつかった。
前田だ。
こちらを無言で見ている。
「な、何だよ」
前田は何も答えない。
後ろには澤田さんと女子。
前には前田。
「亮一」
シンジの声がした。前田の後ろの方からシンジが歩いてきた。
「シンジ」
シンジの方に向かって歩こうとすると前田が横にずれて邪魔をする。
「何だよ」
前田は何も答えない。
シンジが僕の腕を掴む。
いつもは肩に腕を乗せてくるのに。
「引っ越すのか?」
「何を……」
あれ、引っ越しの話ってシンジが来る前にしてなかったか?
シンジの手から腕を抜こうとするが、離れない。
「離せよ!!」
「離さないよ」
耳元で澤田さんの声がした。雨が降り終わったような匂いがする。花の香りなんてしない。
「やっと来たんだもの」
クスクスと澤田さんが笑う。
「シンジ、離せ
なんか変だ」
いつの間にかクラスの奴らが僕を囲っている。早坂さんや、うろ覚えの数人がいない気がする。
「無駄だよ」
澤田さんの声が今まで聞いたことがないほど弾む。
「だってシンジくんも前田くんも、ここにいるみーんな私だもん」
「は?」
「大丈夫だよ、亮一くんも私になるの」
澤田さんの白くて細い指が僕の肩に置かれる。
彼女が背伸びをして、顔を近づけてくる。
そして―
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