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15章
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今日は氷野結子が会いに来てくれる日だ
携帯が事故で壊れてしまい、修理中なため母さんや高梨先輩が連絡を取ってくれた
「あ、あの…、今日は、その…」
「櫻野さん、こんにちは」
氷野結子はフワッと笑った
「今日は天気がいいのでちょっとお散歩しませんか?」
俺たちは病院の裏にある庭のベンチに座った
「櫻野さんはね、カメラが大好きで綺麗な写真を沢山撮っていたんですよ」
そう言って何枚か写真を見せてくれた
「これが俺の…?」
彼女は頷くと俺に写真を渡した
「1度撮り始めると夢中になって、私も高梨先輩もよく放ったらかしにされました」
「あ…ごめん、なさい」
彼女はくすくす笑った
「それだけカメラが好きってことですよ」
俺カメラ、持ってたんだ
ずっと踏ん切りつかなかったのに、俺頑張ったんだな
氷野結子とはカメラを通じて知り合ったのかな
「氷野、結子、さんもカメラ、撮るんですか?」
「私は一応デジカメは持ってますけど、本当に趣味の範囲で」
「俺は、氷野さんを何て呼んでいたんですか?」
携帯が事故で壊れてしまい、修理中なため母さんや高梨先輩が連絡を取ってくれた
「あ、あの…、今日は、その…」
「櫻野さん、こんにちは」
氷野結子はフワッと笑った
「今日は天気がいいのでちょっとお散歩しませんか?」
俺たちは病院の裏にある庭のベンチに座った
「櫻野さんはね、カメラが大好きで綺麗な写真を沢山撮っていたんですよ」
そう言って何枚か写真を見せてくれた
「これが俺の…?」
彼女は頷くと俺に写真を渡した
「1度撮り始めると夢中になって、私も高梨先輩もよく放ったらかしにされました」
「あ…ごめん、なさい」
彼女はくすくす笑った
「それだけカメラが好きってことですよ」
俺カメラ、持ってたんだ
ずっと踏ん切りつかなかったのに、俺頑張ったんだな
氷野結子とはカメラを通じて知り合ったのかな
「氷野、結子、さんもカメラ、撮るんですか?」
「私は一応デジカメは持ってますけど、本当に趣味の範囲で」
「俺は、氷野さんを何て呼んでいたんですか?」
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